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第6章 魔王誕生
魔王の仕事
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魔王となって、2日でバイシュ国が落ちたと連絡をベッドの上で聞いた。
「はぁ?バイシュ国が降伏したの!?」
「はい。」
「いやいや、2日ってないよね?」
「マスターは、私の報告を信用しないと言われますか。」
「2日だよ!一国を取るのに2日って不可能でしょ!」
「不可能?私は、マスターに嘘は着きません。それと、バイシュ国での死者は0。降伏した者は約243万人になります。」
「・・・・不可能だ。」
篤郎は、ルナのゴーレム部隊を人型のみしかいないと思っていた。人型が減っても壊れても良いが、人が被害に合うのでは意味が無いのだ。怨みを晴らす為に。
だが、1日で魔城山を渡りきる事が出来ないと思っていた。だから無理だと思っていた。
「2日で落としただと!死者が無い何て戦である訳が。」
「マスターのご意志ではごさいませんか。」
「へっ?」
「攻め落とした国の人は奴隷紋章を与えております。馬鹿女神の地位を落とす事が大事ですから。なお、犯罪者には強烈な奴隷紋章で額、両手の甲に分かる犯罪者の紋章を施しました。」
「ど、奴隷!」
「はい。因みに魔国も一応、国民は奴隷になっています。」
「はえっ!」
「馬鹿女神の呪いは、平常時にも掛かっていました。呪いを解くなら奴隷紋章が、一番早い事も解りましたし。」
「そうか、そうだったのか。」
篤郎の目頭が、熱くなったのだろう。流さないように、こめかみを押さえていた。
「さて、魔王様。」
「なんだ。」
「魔王様にも、仕事の時間が来ました。」
「魔王の仕事?書類にサインとか?」
篤郎の間抜けな回答に、ルナは笑顔になりながら篤郎の手を取る。
「へっ、あっ!」
「マスターに、そんな雑務は似合いません。」
「そ、そう。」
「此方へ!」
「わわっ!」
篤郎の顔が赤くなっているが、ルナに連れられて城の外に出てきた。
篤郎は、ファンタジーの世界に有ってはいけない物を見ていた。
「ルナ、さん?」
多分、いや、何となく分かって来ていた。
「どうですか、ファルコンです!」
「あー、隼とかの鳥だと思ったのに・・・・・」
地面が開いて二機の機体が上がってきた。
「護衛のコブラです。」
「お、おま。本当かよ!」
ファルコン、正式名称ダッソーファルコン20に似た機体が目の前にあり、コブラ、正式名称AHー1 コブラに似た機体が二機もある。
「あはははは、こんな戦力持っていたら、そりゃ勝つわな。」
篤郎にとって、この世界が良くなるなら、波紋の一つや二つぐらいの小石を投げるつもりであったが、既に核弾頭を撃ち込んでいるようだ。それも、1つや2つではない。変革を技術革命を起こしてしまったのだ。
「ルッキングコートさせて貰いますね。」
ルナの笑顔と裏腹に、篤郎は特殊な合金に身体を固められた。
「うおぉぉ?」
「マスター、魔王のお仕事です。」
「こんな事をして、何が仕事だ!」
「前にも言いましたが、ダンジョンコアの回収が優先事項です。その為のサポートも、いつも通りです。」
いつもの蜘蛛のゴーレムが現れて、篤郎を掴みファルコンに乗り込んで行く。
「ちょっ!ルナ、お前は俺の・・・・」
格納したファルコンは、直ぐに垂直に上がりバイシュに向かった。コブラも直ぐに追いかけて行った。
「対人のデータが取れますね。」
ルナは篤郎が消えた方を見ながら、
「マスター、コアと魔石を沢山手に入れて下さいね。」
ルナは一回頭を下げると、城に戻って行った。
「ルーナー!覚えていろー!」
篤郎の奴隷:4、375、642人
「はぁ?バイシュ国が降伏したの!?」
「はい。」
「いやいや、2日ってないよね?」
「マスターは、私の報告を信用しないと言われますか。」
「2日だよ!一国を取るのに2日って不可能でしょ!」
「不可能?私は、マスターに嘘は着きません。それと、バイシュ国での死者は0。降伏した者は約243万人になります。」
「・・・・不可能だ。」
篤郎は、ルナのゴーレム部隊を人型のみしかいないと思っていた。人型が減っても壊れても良いが、人が被害に合うのでは意味が無いのだ。怨みを晴らす為に。
だが、1日で魔城山を渡りきる事が出来ないと思っていた。だから無理だと思っていた。
「2日で落としただと!死者が無い何て戦である訳が。」
「マスターのご意志ではごさいませんか。」
「へっ?」
「攻め落とした国の人は奴隷紋章を与えております。馬鹿女神の地位を落とす事が大事ですから。なお、犯罪者には強烈な奴隷紋章で額、両手の甲に分かる犯罪者の紋章を施しました。」
「ど、奴隷!」
「はい。因みに魔国も一応、国民は奴隷になっています。」
「はえっ!」
「馬鹿女神の呪いは、平常時にも掛かっていました。呪いを解くなら奴隷紋章が、一番早い事も解りましたし。」
「そうか、そうだったのか。」
篤郎の目頭が、熱くなったのだろう。流さないように、こめかみを押さえていた。
「さて、魔王様。」
「なんだ。」
「魔王様にも、仕事の時間が来ました。」
「魔王の仕事?書類にサインとか?」
篤郎の間抜けな回答に、ルナは笑顔になりながら篤郎の手を取る。
「へっ、あっ!」
「マスターに、そんな雑務は似合いません。」
「そ、そう。」
「此方へ!」
「わわっ!」
篤郎の顔が赤くなっているが、ルナに連れられて城の外に出てきた。
篤郎は、ファンタジーの世界に有ってはいけない物を見ていた。
「ルナ、さん?」
多分、いや、何となく分かって来ていた。
「どうですか、ファルコンです!」
「あー、隼とかの鳥だと思ったのに・・・・・」
地面が開いて二機の機体が上がってきた。
「護衛のコブラです。」
「お、おま。本当かよ!」
ファルコン、正式名称ダッソーファルコン20に似た機体が目の前にあり、コブラ、正式名称AHー1 コブラに似た機体が二機もある。
「あはははは、こんな戦力持っていたら、そりゃ勝つわな。」
篤郎にとって、この世界が良くなるなら、波紋の一つや二つぐらいの小石を投げるつもりであったが、既に核弾頭を撃ち込んでいるようだ。それも、1つや2つではない。変革を技術革命を起こしてしまったのだ。
「ルッキングコートさせて貰いますね。」
ルナの笑顔と裏腹に、篤郎は特殊な合金に身体を固められた。
「うおぉぉ?」
「マスター、魔王のお仕事です。」
「こんな事をして、何が仕事だ!」
「前にも言いましたが、ダンジョンコアの回収が優先事項です。その為のサポートも、いつも通りです。」
いつもの蜘蛛のゴーレムが現れて、篤郎を掴みファルコンに乗り込んで行く。
「ちょっ!ルナ、お前は俺の・・・・」
格納したファルコンは、直ぐに垂直に上がりバイシュに向かった。コブラも直ぐに追いかけて行った。
「対人のデータが取れますね。」
ルナは篤郎が消えた方を見ながら、
「マスター、コアと魔石を沢山手に入れて下さいね。」
ルナは一回頭を下げると、城に戻って行った。
「ルーナー!覚えていろー!」
篤郎の奴隷:4、375、642人
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