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じゅう
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「んん……んー……ふぁ~」
なんとなく目が覚め、欠伸をした。
二度寝に入ろうと寝返りをうった時、トンッと何かにあたる。
うっすらと目を開けると、
「う、うわぁ!!!!」
目の前にはアシュがいた。
アシュの長いまつ毛がキラキラと輝き、綺麗な形の唇が少し開いて呼吸をしている。風が吹き、アシュの綺麗な黒髪がさらりと靡いた。僕が声を上げてもアシュの瞼は開かなかった。
「綺麗だなぁ…………ってそうじゃなくて!!!え?え?え?……とにかく……出……よう。これ、大丈夫、、だよね?」
僕はてんぱりながらゆっくり、アシュを起こさないようにベッドから出た。
服をかき集め、着替えたあと部屋を出て、自分の部屋へと走った。もう朝日が出ており、少し冷たい風が頬をなでた。
部屋へとついた僕は一旦落ち着くために、ベッドに座り息を吸った。
「……………………」
「………………………………」
息を思いっきり吸って、
「いや待って僕なにしたの!!!!!」
と大声で叫んでしまった。
するとドアからトントンッとノックがなった。アシュだったらどんな顔をすればいいのか分からなかった為、ゆっくりと恐る恐るドアを開けた。
「あ、の……まだ早い……ですけど、ご飯一緒に食べませんか?」
訪ねてきたのはβである、ランシェだった。おどおどした喋り方で必死に僕を誘ってくれたランシェを見て、僕の心は少し落ち着いた。
なんとなく目が覚め、欠伸をした。
二度寝に入ろうと寝返りをうった時、トンッと何かにあたる。
うっすらと目を開けると、
「う、うわぁ!!!!」
目の前にはアシュがいた。
アシュの長いまつ毛がキラキラと輝き、綺麗な形の唇が少し開いて呼吸をしている。風が吹き、アシュの綺麗な黒髪がさらりと靡いた。僕が声を上げてもアシュの瞼は開かなかった。
「綺麗だなぁ…………ってそうじゃなくて!!!え?え?え?……とにかく……出……よう。これ、大丈夫、、だよね?」
僕はてんぱりながらゆっくり、アシュを起こさないようにベッドから出た。
服をかき集め、着替えたあと部屋を出て、自分の部屋へと走った。もう朝日が出ており、少し冷たい風が頬をなでた。
部屋へとついた僕は一旦落ち着くために、ベッドに座り息を吸った。
「……………………」
「………………………………」
息を思いっきり吸って、
「いや待って僕なにしたの!!!!!」
と大声で叫んでしまった。
するとドアからトントンッとノックがなった。アシュだったらどんな顔をすればいいのか分からなかった為、ゆっくりと恐る恐るドアを開けた。
「あ、の……まだ早い……ですけど、ご飯一緒に食べませんか?」
訪ねてきたのはβである、ランシェだった。おどおどした喋り方で必死に僕を誘ってくれたランシェを見て、僕の心は少し落ち着いた。
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