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本編
会計様はお料理上手!
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「お、お邪魔しま~す。」
「はーい!あがってあがって~!」
「わぁ!綺麗ですね!!」
「そー?」
僕は今、湊人様のお家に来ておりまする。湊人様のお家はタワマンの中階くらいだけれど、それでも景色は綺麗で、内装もすっごく綺麗だった。
「麦茶と水どっちがいいー?」
「麦茶でお願いします!!」
カラカラっと氷を入れて麦茶をとっとっとっと入れる湊人様を見ながらぐるりと家の中を見回す。
あ。そういえばっと気になったことを聞いてみた。
「あの。家に入った瞬間から涼しいんですけど、クーラーつけっぱなんですか?」
そうなのだ。入った瞬間サーっと冷たい風が身体ひんやりと馴染んだ為、お?っと疑問を持った。
「ん?あぁ。違うよ。遠隔操作だよ~」
プラプラ~っとスマホを揺らす湊人様にお金持ち凄いっと僕が目を輝かせたのは仕方がないことだと思う。
「そーだ。もう夕方だし、夜ご飯食べてくでしょ?」
「え、いえいえ!湊人先輩の迷惑になるので、夕飯は.......」
「えー!食べていきなよ!!それに、俺も作って、食べて欲しいし~!」
「え、湊人先輩料理出来るんですか?」
「そーそー!趣味なんだよね~料理」
へぇ~っと僕はまた顔を輝かせた。
湊人様にそんな趣味があったとは!!
今まで知らなかった湊人様の一面が見れて僕は嬉しくなった。
「食べて.......くれるよね?」
無言の圧を感じた。
でも僕は最初から断る気はない。
「はい!!是非食べたいです!」
そうだよねっと言い、ニコッと笑った湊人様のご尊顔はほんと最高でした。
親衛隊の皆様ごめんなさい.......。
って、そろそろ僕、制裁受けそうな気が.......。
※※
「瑠衣?ご飯できたよ?」
「.......ん?.......あ、す、みません!!」
僕はガバッと姿勢を正した。
いつの間にか寝てしまっていたらしい。
心労からだろうか?今日はいい事尽くしで気持ちよく眠っていた。
湊人様が料理をしていた所を見逃すとはなんという失態!!!
「あははっ!いいよ。今日はオムライス作ったんだけど口に合うといいなぁ、」
コトっと音を立てて、木のテーブルにオムライスを置いた湊人様。
いい匂いが僕の鼻を掠めた。
「うわぁ.......!美味しそうです!」
僕は目をキラキラとさせた。本当に美味しそう。
「ほら!食べてみて?」
「はいっ!いただきます!」
パチッと手を合わせて、スプーンで掬う。トロトロの卵がほくほくと湯気を立てている。パクリ。1口、口に入れた。
「んぅま~~ぃ!!!すっごく美味しいです!!!!」
「ほ、ほんと?嬉しいなぁ!」
少し照れたふうに笑う湊人様にドキッとしつつもオムライスをパクパクと食べる。今までで食べたオムライスの中で1番好きかもしれない....!!
「はははっ。ゆっくり食べなよ瑠衣」
口元に付いていたご飯粒を人差し指で掬われ、かぁっと顔が赤くなる。
い、色々恥ずかしい。
※※
「はぁ。幸せだったなぁ~」
僕は寮部屋から夜空を眺めていた。
あの後、軽くお話したあと僕は寮に戻ってきていた。あ、僕は家に帰っていない。補習あるし、学校から遠いし。
その日、僕は幸せな眠りについた。
ーーーーーーーーーー
昨日は体調を崩してしまって投稿できませんでした.......。すみません。
「はーい!あがってあがって~!」
「わぁ!綺麗ですね!!」
「そー?」
僕は今、湊人様のお家に来ておりまする。湊人様のお家はタワマンの中階くらいだけれど、それでも景色は綺麗で、内装もすっごく綺麗だった。
「麦茶と水どっちがいいー?」
「麦茶でお願いします!!」
カラカラっと氷を入れて麦茶をとっとっとっと入れる湊人様を見ながらぐるりと家の中を見回す。
あ。そういえばっと気になったことを聞いてみた。
「あの。家に入った瞬間から涼しいんですけど、クーラーつけっぱなんですか?」
そうなのだ。入った瞬間サーっと冷たい風が身体ひんやりと馴染んだ為、お?っと疑問を持った。
「ん?あぁ。違うよ。遠隔操作だよ~」
プラプラ~っとスマホを揺らす湊人様にお金持ち凄いっと僕が目を輝かせたのは仕方がないことだと思う。
「そーだ。もう夕方だし、夜ご飯食べてくでしょ?」
「え、いえいえ!湊人先輩の迷惑になるので、夕飯は.......」
「えー!食べていきなよ!!それに、俺も作って、食べて欲しいし~!」
「え、湊人先輩料理出来るんですか?」
「そーそー!趣味なんだよね~料理」
へぇ~っと僕はまた顔を輝かせた。
湊人様にそんな趣味があったとは!!
今まで知らなかった湊人様の一面が見れて僕は嬉しくなった。
「食べて.......くれるよね?」
無言の圧を感じた。
でも僕は最初から断る気はない。
「はい!!是非食べたいです!」
そうだよねっと言い、ニコッと笑った湊人様のご尊顔はほんと最高でした。
親衛隊の皆様ごめんなさい.......。
って、そろそろ僕、制裁受けそうな気が.......。
※※
「瑠衣?ご飯できたよ?」
「.......ん?.......あ、す、みません!!」
僕はガバッと姿勢を正した。
いつの間にか寝てしまっていたらしい。
心労からだろうか?今日はいい事尽くしで気持ちよく眠っていた。
湊人様が料理をしていた所を見逃すとはなんという失態!!!
「あははっ!いいよ。今日はオムライス作ったんだけど口に合うといいなぁ、」
コトっと音を立てて、木のテーブルにオムライスを置いた湊人様。
いい匂いが僕の鼻を掠めた。
「うわぁ.......!美味しそうです!」
僕は目をキラキラとさせた。本当に美味しそう。
「ほら!食べてみて?」
「はいっ!いただきます!」
パチッと手を合わせて、スプーンで掬う。トロトロの卵がほくほくと湯気を立てている。パクリ。1口、口に入れた。
「んぅま~~ぃ!!!すっごく美味しいです!!!!」
「ほ、ほんと?嬉しいなぁ!」
少し照れたふうに笑う湊人様にドキッとしつつもオムライスをパクパクと食べる。今までで食べたオムライスの中で1番好きかもしれない....!!
「はははっ。ゆっくり食べなよ瑠衣」
口元に付いていたご飯粒を人差し指で掬われ、かぁっと顔が赤くなる。
い、色々恥ずかしい。
※※
「はぁ。幸せだったなぁ~」
僕は寮部屋から夜空を眺めていた。
あの後、軽くお話したあと僕は寮に戻ってきていた。あ、僕は家に帰っていない。補習あるし、学校から遠いし。
その日、僕は幸せな眠りについた。
ーーーーーーーーーー
昨日は体調を崩してしまって投稿できませんでした.......。すみません。
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