565 / 572
第546話 そして俺は
しおりを挟む
簒奪者によって留められていた魂達が輪廻へと帰る。その光景はあまりに幻想的であった。この光景は生涯忘れられない景色になるだろう。そしてその魂達が解放されていく中心には今尚神の力を我が物にしようとする初代神魔とそれに連なる者達がいた。
「嫌だ…」「これを手放すのは…」「私のものだ…」「誰にもやらぬ……」
『もうお前達のものじゃない。返してもらうよ…』
醜い簒奪者達の前でポチは座っている。すでにエヴォルヴの機体は限界を迎えていた。一歩たりとも動くことは叶わないだろう。そんな簒奪者達の前にミチナガとイッシン、フェイミエラルが立つ。
「なんだか最初の方しか役に立っていなかったけど、なんとかなって良かったよ。」
「二人が最初に時間を稼いでくれなきゃどうにもならなかった。感謝してる。」
「感謝するのは良いけど…これダメじゃないのか?」
簒奪者に指を向け、そう発言するフェイミエラル。それがなんなのか理解していないのはイッシンだけだ。
「これ完全に混ざり合っているのだ。剥がすのは無理じゃないか?」
「そうなのか?それじゃあ…どうするんだミチナガ。」
「問題ない。そのためのアイテムは存在する。」
そう言ってスマホから一つのアイテムを取り出す。それは小さなロザリオだ。このロザリオはかつてリリーを苦しめ、死に至らしめようとした代物。そして異世界から来たミチナガのスマホと同じ、遺品の一つである。
「このロザリオの所有者はこの世界に来てすぐに盗賊に襲われ、死ぬことになった。しかし本来はそんなことあり得ないんだ。こういったアイテム持ちの異世界人は基本的に長生きする。自ら危険に飛び込まない限りは。お前はこのロザリオを恐れた。だからこの所有者をすぐに殺そうと転移先に介入した。」
「なぜそれが…」「やめろ…」
「十字架は神聖を表すものでもある。しかし本質は神を磔にし、封じるためのものだ。こいつでお前から神の力だけを取り出す。さあ…頼んだぞ。」
ミチナガはロザリオを掲げる。ロザリオは淡い発光をしながら簒奪者から少しずつ神の力を取り出していく。分離されてく簒奪者たちは一人、また一人と輪廻の輪に帰ろうとしていく。
「我らの神の力が」「だがいずれ」「また我らの手に取り戻すぞ」「何百年、何千年かかろうが…」「我らは再び蘇る」
「ちっ!やっぱり異世界人をこっちに連れてきたときに転生魔術完成させてたか。」
「転生魔術って…それじゃああいつらいずれは復活するってことか?」
「多分そういうことだと思う。魂に干渉できる技術なんて知らないぞ。それに…下手すれば他の関係ない魂にも影響が…」
天へと還る簒奪者たちの魂。彼らの魂はいつになるかはわからないが、知識や魔力を引き継いで復活する。そしてその頃にはミチナガたちは生きていないだろう。簒奪者たちとの戦いに終わりはない。
「数百年後にまた会えると良いな」「その頃には誰も生きていないか」「ん?なんだこの光は…」
「おいおいおいおい……良いところ待っていくね。」
魂の還る先、輪廻の向こうから光が差す。その光は神々しく、なんと眩いことか。そしてそこには幾人もの輝く人間の姿があった。
「なんだあれは…」「ああ…暖かい」「美しい」「ああ…神よ」
「神を奪ったやつらに神と呼ばせるか。お前の名声、再び天の果てから届いたぞ。カナエ・ツグナオ。」
輪廻で待ち構えるのはカナエ・ツグナオと数多の英雄たちであった。そしてその背後にはぼんやりと浮かぶ12人の光が見える。
「ああ…彼らのことも救ってくれたのか。」
簒奪者たちの魂は全てツグナオと英雄たちによって回収された。彼らが転生して再び神を奪うようなことは起きないだろう。そしてツグナオはミチナガへ声なき声を届けた。
「後は頼んだ…か。ああ、頼まれた。」
ツグナオに微笑み、そして輪廻へと戻っていった。もうここにはミチナガとイッシン、フェイミエラルに使い魔たちしかいない。そして目の前には神の力のみが浮遊している。
「すごい力の塊だね。だけどこれで一件落着?」
「そう…だな。簒奪者によって世界が歪められることはなくなった。だけど…正確にはまだ終わりじゃない。」
「どういうことなのだ?」
「地上にいくつかカメラを残してきた。これを見ればわかるはずだ。」
「どれどれ…ってなんだこれ……地震か?」
「世界の終わりさ。」
「どういうことだ?」
「簡単な話だ。目の前にあるこれは神の力の塊だ。だが正確に言えば神の力しかない。元々の神という名の世界を構築するシステムは簒奪者たちによって歪められた。そして簒奪者がいなくなったことによりそのシステム自体が崩壊したんだ。もうこの神の力に世界を構築するシステムは残っていない。そしてそれは世界の崩壊を意味する。」
「そんな…それじゃあ俺たちがやったことは世界に終焉を迎えただけ?」
イッシンは驚愕する。世界を救うためにやったと思ったことが、結果的に世界を終わらせることになるなんて予想だにしていなかった。フェイミエラルも世界中で発生している地震によって大地が割れていく様を見て恐怖している。
「だ、だったらこの中の誰かが次の神になれば良いのだ。ただイッシンは不器用だから無理。私がやる」
覚悟を決めるフェイミエラル。しかしミチナガはそんなフェイミエラルの頭を撫でた。
「たとえどんなに天才でも世界を構築するシステムを作るのは無理だよ。大丈夫だ。これは俺の仕事だよ。」
「ミチナガ、お前には世界を構築することができると?」
「俺じゃない。俺のこのスマホだ。このスマホの中にはすでに世界が存在する。世界を構築するシステムそのものが存在するんだ。一から作るよりも確実だし、はるかに楽だ。2人とも焦る必要すらないんだよ。もとより俺はこうなることも予期していた。覚悟はできている。ここに俺が残って神様に成り替わるよ。」
「ミチナガ…お前には無理だ。お前は高い魔力を持たない。時期に寿命を迎えるお前では…」
「イッシン、俺の顔よく見てみて。戦う前と違わない?」
ミチナガにそう言われよく見るイッシン。戦いの疲労で疲れた顔をしているが、どこか若返っているように見える。ただそれは肩の荷が降りたからというだけのようにも思える。
「多少若いように見えるくらいだ。」
「ありゃ、そのくらいしかまだ効果でないか。俺はこの世界の人間とは違う時間が流れる。あっという間に寿命を迎えるんだ。それが嫌だった。だから長生きするために研究をした。そしてこれが完成した。俺専用のナノマシンだ。戦いが始まる前に身体に注入したんだが、こいつで細胞分裂による細胞の老化を食い止め、老化した細胞を若い細胞に作り変えている。まあ何が言いたいかというと…このナノマシンがある限り俺は不老不死の存在になった。」
ミチナガの肉体には数億ものナノマシンが注入されている。これにより細胞分裂による細胞の劣化を抑え、細胞を若返らせることに成功した。ミチナガはもう寿命に怯えることはない。ここで神に成り代わり、永遠の時を生きる。
「…本当に良いのか?」
「問題ない。もともと俺の仕事は使い魔たちがやってくれていたからな。俺がいなくても全て回る。俺はここから離れられないが、使い魔たちはいつだって…」
「そうじゃない!お前は…永遠にここで1人なんだぞ。」
「…大丈夫だよ。使い魔たちを使えばテレビ電話もできる。いつだって会話できるんだ。だから問題ない。」
そんなのはやせ我慢だ。だが誰かがこの役目をしなくてはならない。そしてミチナガ以上の適任者は存在しない。
それがわかっているからこそ、セキヤ国の運営をミチナガがいなくても回るようにした。最後の観光で世界を見て回った。そしてリリーと最後の別れを済ませた。
もう思い残すことはない。彼らを守れるのならばこれ以上の幸せはない。だから自分が全て引き受けて終わらせる。
「異世界に来て商人になって貴族になって、世界貴族にもなった。そして国を作って王様になって英雄になって……魔神になったと思ったら最後は神になるか。数奇な人生だな。でも…良い人生だ。」
ミチナガは神の力に手を伸ばす。これでセキヤミチナガの波乱万丈の旅は終え、世界が終わるその時までここで過ごす。
「嫌だ…」「これを手放すのは…」「私のものだ…」「誰にもやらぬ……」
『もうお前達のものじゃない。返してもらうよ…』
醜い簒奪者達の前でポチは座っている。すでにエヴォルヴの機体は限界を迎えていた。一歩たりとも動くことは叶わないだろう。そんな簒奪者達の前にミチナガとイッシン、フェイミエラルが立つ。
「なんだか最初の方しか役に立っていなかったけど、なんとかなって良かったよ。」
「二人が最初に時間を稼いでくれなきゃどうにもならなかった。感謝してる。」
「感謝するのは良いけど…これダメじゃないのか?」
簒奪者に指を向け、そう発言するフェイミエラル。それがなんなのか理解していないのはイッシンだけだ。
「これ完全に混ざり合っているのだ。剥がすのは無理じゃないか?」
「そうなのか?それじゃあ…どうするんだミチナガ。」
「問題ない。そのためのアイテムは存在する。」
そう言ってスマホから一つのアイテムを取り出す。それは小さなロザリオだ。このロザリオはかつてリリーを苦しめ、死に至らしめようとした代物。そして異世界から来たミチナガのスマホと同じ、遺品の一つである。
「このロザリオの所有者はこの世界に来てすぐに盗賊に襲われ、死ぬことになった。しかし本来はそんなことあり得ないんだ。こういったアイテム持ちの異世界人は基本的に長生きする。自ら危険に飛び込まない限りは。お前はこのロザリオを恐れた。だからこの所有者をすぐに殺そうと転移先に介入した。」
「なぜそれが…」「やめろ…」
「十字架は神聖を表すものでもある。しかし本質は神を磔にし、封じるためのものだ。こいつでお前から神の力だけを取り出す。さあ…頼んだぞ。」
ミチナガはロザリオを掲げる。ロザリオは淡い発光をしながら簒奪者から少しずつ神の力を取り出していく。分離されてく簒奪者たちは一人、また一人と輪廻の輪に帰ろうとしていく。
「我らの神の力が」「だがいずれ」「また我らの手に取り戻すぞ」「何百年、何千年かかろうが…」「我らは再び蘇る」
「ちっ!やっぱり異世界人をこっちに連れてきたときに転生魔術完成させてたか。」
「転生魔術って…それじゃああいつらいずれは復活するってことか?」
「多分そういうことだと思う。魂に干渉できる技術なんて知らないぞ。それに…下手すれば他の関係ない魂にも影響が…」
天へと還る簒奪者たちの魂。彼らの魂はいつになるかはわからないが、知識や魔力を引き継いで復活する。そしてその頃にはミチナガたちは生きていないだろう。簒奪者たちとの戦いに終わりはない。
「数百年後にまた会えると良いな」「その頃には誰も生きていないか」「ん?なんだこの光は…」
「おいおいおいおい……良いところ待っていくね。」
魂の還る先、輪廻の向こうから光が差す。その光は神々しく、なんと眩いことか。そしてそこには幾人もの輝く人間の姿があった。
「なんだあれは…」「ああ…暖かい」「美しい」「ああ…神よ」
「神を奪ったやつらに神と呼ばせるか。お前の名声、再び天の果てから届いたぞ。カナエ・ツグナオ。」
輪廻で待ち構えるのはカナエ・ツグナオと数多の英雄たちであった。そしてその背後にはぼんやりと浮かぶ12人の光が見える。
「ああ…彼らのことも救ってくれたのか。」
簒奪者たちの魂は全てツグナオと英雄たちによって回収された。彼らが転生して再び神を奪うようなことは起きないだろう。そしてツグナオはミチナガへ声なき声を届けた。
「後は頼んだ…か。ああ、頼まれた。」
ツグナオに微笑み、そして輪廻へと戻っていった。もうここにはミチナガとイッシン、フェイミエラルに使い魔たちしかいない。そして目の前には神の力のみが浮遊している。
「すごい力の塊だね。だけどこれで一件落着?」
「そう…だな。簒奪者によって世界が歪められることはなくなった。だけど…正確にはまだ終わりじゃない。」
「どういうことなのだ?」
「地上にいくつかカメラを残してきた。これを見ればわかるはずだ。」
「どれどれ…ってなんだこれ……地震か?」
「世界の終わりさ。」
「どういうことだ?」
「簡単な話だ。目の前にあるこれは神の力の塊だ。だが正確に言えば神の力しかない。元々の神という名の世界を構築するシステムは簒奪者たちによって歪められた。そして簒奪者がいなくなったことによりそのシステム自体が崩壊したんだ。もうこの神の力に世界を構築するシステムは残っていない。そしてそれは世界の崩壊を意味する。」
「そんな…それじゃあ俺たちがやったことは世界に終焉を迎えただけ?」
イッシンは驚愕する。世界を救うためにやったと思ったことが、結果的に世界を終わらせることになるなんて予想だにしていなかった。フェイミエラルも世界中で発生している地震によって大地が割れていく様を見て恐怖している。
「だ、だったらこの中の誰かが次の神になれば良いのだ。ただイッシンは不器用だから無理。私がやる」
覚悟を決めるフェイミエラル。しかしミチナガはそんなフェイミエラルの頭を撫でた。
「たとえどんなに天才でも世界を構築するシステムを作るのは無理だよ。大丈夫だ。これは俺の仕事だよ。」
「ミチナガ、お前には世界を構築することができると?」
「俺じゃない。俺のこのスマホだ。このスマホの中にはすでに世界が存在する。世界を構築するシステムそのものが存在するんだ。一から作るよりも確実だし、はるかに楽だ。2人とも焦る必要すらないんだよ。もとより俺はこうなることも予期していた。覚悟はできている。ここに俺が残って神様に成り替わるよ。」
「ミチナガ…お前には無理だ。お前は高い魔力を持たない。時期に寿命を迎えるお前では…」
「イッシン、俺の顔よく見てみて。戦う前と違わない?」
ミチナガにそう言われよく見るイッシン。戦いの疲労で疲れた顔をしているが、どこか若返っているように見える。ただそれは肩の荷が降りたからというだけのようにも思える。
「多少若いように見えるくらいだ。」
「ありゃ、そのくらいしかまだ効果でないか。俺はこの世界の人間とは違う時間が流れる。あっという間に寿命を迎えるんだ。それが嫌だった。だから長生きするために研究をした。そしてこれが完成した。俺専用のナノマシンだ。戦いが始まる前に身体に注入したんだが、こいつで細胞分裂による細胞の老化を食い止め、老化した細胞を若い細胞に作り変えている。まあ何が言いたいかというと…このナノマシンがある限り俺は不老不死の存在になった。」
ミチナガの肉体には数億ものナノマシンが注入されている。これにより細胞分裂による細胞の劣化を抑え、細胞を若返らせることに成功した。ミチナガはもう寿命に怯えることはない。ここで神に成り代わり、永遠の時を生きる。
「…本当に良いのか?」
「問題ない。もともと俺の仕事は使い魔たちがやってくれていたからな。俺がいなくても全て回る。俺はここから離れられないが、使い魔たちはいつだって…」
「そうじゃない!お前は…永遠にここで1人なんだぞ。」
「…大丈夫だよ。使い魔たちを使えばテレビ電話もできる。いつだって会話できるんだ。だから問題ない。」
そんなのはやせ我慢だ。だが誰かがこの役目をしなくてはならない。そしてミチナガ以上の適任者は存在しない。
それがわかっているからこそ、セキヤ国の運営をミチナガがいなくても回るようにした。最後の観光で世界を見て回った。そしてリリーと最後の別れを済ませた。
もう思い残すことはない。彼らを守れるのならばこれ以上の幸せはない。だから自分が全て引き受けて終わらせる。
「異世界に来て商人になって貴族になって、世界貴族にもなった。そして国を作って王様になって英雄になって……魔神になったと思ったら最後は神になるか。数奇な人生だな。でも…良い人生だ。」
ミチナガは神の力に手を伸ばす。これでセキヤミチナガの波乱万丈の旅は終え、世界が終わるその時までここで過ごす。
10
お気に入りに追加
545
あなたにおすすめの小説
半分異世界
月野槐樹
ファンタジー
関東圏で学生が行方不明になる事件が次々にしていた。それは異世界召還によるものだった。
ネットでも「神隠しか」「異世界召還か」と噂が飛び交うのを見て、異世界に思いを馳せる少年、圭。
いつか異世界に行った時の為にとせっせと準備をして「異世界ガイドノート」なるものまで作成していた圭。従兄弟の瑛太はそんな圭の様子をちょっと心配しながらも充実した学生生活を送っていた。
そんなある日、ついに異世界の扉が彼らの前に開かれた。
「異世界ガイドノート」と一緒に旅する異世界
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
ゴミスキルでもたくさん集めればチートになるのかもしれない
兎屋亀吉
ファンタジー
底辺冒険者クロードは転生者である。しかしチートはなにひとつ持たない。だが救いがないわけじゃなかった。その世界にはスキルと呼ばれる力を後天的に手に入れる手段があったのだ。迷宮の宝箱から出るスキルオーブ。それがあればスキル無双できると知ったクロードはチートスキルを手に入れるために、今日も薬草を摘むのであった。
どーも、反逆のオッサンです
わか
ファンタジー
簡単なあらすじ オッサン異世界転移する。 少し詳しいあらすじ 異世界転移したオッサン...能力はスマホ。森の中に転移したオッサンがスマホを駆使して普通の生活に向けひたむきに行動するお話。 この小説は、小説家になろう様、カクヨム様にて同時投稿しております。
前世の記憶さん。こんにちは。
満月
ファンタジー
断罪中に前世の記憶を思い出し主人公が、ハチャメチャな魔法とスキルを活かして、人生を全力で楽しむ話。
周りはそんな主人公をあたたかく見守り、時には被害を被り···それでも皆主人公が大好きです。
主に前半は冒険をしたり、料理を作ったりと楽しく過ごしています。時折シリアスになりますが、基本的に笑える内容になっています。
恋愛は当分先に入れる予定です。
主人公は今までの時間を取り戻すかのように人生を楽しみます!もちろんこの話はハッピーエンドです!
小説になろう様にも掲載しています。
婚約破棄は誰が為の
瀬織董李
ファンタジー
学園の卒業パーティーで起こった婚約破棄。
宣言した王太子は気付いていなかった。
この婚約破棄を誰よりも望んでいたのが、目の前の令嬢であることを……
10話程度の予定。1話約千文字です
10/9日HOTランキング5位
10/10HOTランキング1位になりました!
ありがとうございます!!
愛されない皇妃~最強の母になります!~
椿蛍
ファンタジー
愛されない皇妃『ユリアナ』
やがて、皇帝に愛される寵妃『クリスティナ』にすべてを奪われる運命にある。
夫も子どもも――そして、皇妃の地位。
最後は嫉妬に狂いクリスティナを殺そうとした罪によって処刑されてしまう。
けれど、そこからが問題だ。
皇帝一家は人々を虐げ、『悪逆皇帝一家』と呼ばれるようになる。
そして、最後は大魔女に悪い皇帝一家が討伐されて終わるのだけど……
皇帝一家を倒した大魔女。
大魔女の私が、皇妃になるなんて、どういうこと!?
※表紙は作成者様からお借りしてます。
※他サイト様に掲載しております。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる