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第539話 最後の異世界人
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「ほざくな」「たとえ神の助成があろうと」「お前の力では我には届かぬ」「失せろ」
簒奪者から無数の魔法が放たれる。それをすぐに対処しようとするフェイミエラルとイッシンだが、ミチナガはそれを止めた。
「時間稼ぎありがとうな。もう大丈夫だ。少し休んでいてくれ。まだ二人の力は必要になる。ガーディアン、俺たちを守れ」
『御意。』
巨大な盾を持ったエヴォルヴ、ガーディアンが先頭に立つ。その手に持つ盾は1年ほど前にグスタフが完成させた至高の逸品だ。トウショウから教わった技術の全てを注ぎ込み完成させたこの盾はたとえ魔神であっても傷一つつかない。そしてそれを防御能力に長けたガーディアンが持つ。
『我が神に乞い願う。我に力を授け給え。我はあらゆる災厄から皆を守る守護神なり。』
ガーディアンから溢れた神力が大盾に注ぎ込まれる。神力は大楯を中心に巨大な防壁を形成する。これは神力を得たことでガーディアンが得た新たな力。
『守護神の聖域』
簒奪者から放たれた全ての攻撃を跳ね除ける巨大な防壁。いともたやすく全ての攻撃を耐えてしまった。そして攻撃が止んだ瞬間、2人のエヴォルヴが簒奪者へと突撃していった。
『ウガァァ!!!』
『ちょ…早いよバーサーカー!』
「やれ、バーサーカー、パワー。俺たちの分までそいつをぶん殴ってやれ!!」
簒奪者の元へと駆け寄ったバーサーカーとパワーは渾身の一撃を喰らわせる。だが簒奪者の巨体には効果がないように見える。しかしそれでも攻撃の手を緩めることはない。
この二人の腕力は間違いなく使い魔最強だ。そんな二人がタッグを組んで一人の敵に立ち向かう。それが意味ないはずがない。そしてこの二人も神力を得たことでその力は何倍にも膨れ上がっている。
『ウガァァァ!!!』
『ウラァァァ!!!』
「馬鹿な」「我が身体が浮いている」「なんという膂力」
バーサーカーとパワーの力により浮かび上がる簒奪者。そんな簒奪者の真下を高速で走る何かが通り過ぎた。そしてその通り過ぎた後には無数の地雷が設置されている。
『ダッシュダーッシュ!!』
『ご苦労なのである。神力をたっぷり注ぎ込んだ地雷を味わうが良いのである。』
ダッシュはそのままバーサーカーとパワーを抱えてその場から離脱する。そして簒奪者はゆっくりと下へ落ちていく。
「たかがこの程度」「この身を傷つけることも叶わぬわ」「無駄なことを」
『爆弾を密閉空間で爆発させると力が一切逃げることなく100%で伝えられるのである。自分の巨体を恨むのであるな。』
ダッシュの仕掛けた地雷が簒奪者の肉体に押しつぶされる形で起爆する。無数の地雷は簒奪者の想定を超える爆発力を見せ、それが簒奪者の肉体を抉り破壊した。
そのまま地雷の爆発力で転倒した簒奪者の肉体から無数の魂が輪廻へと還る。そして輪廻へと還る魂を見た簒奪者はさすがにキレた。
「ゴミどもが!」「ナメくさりおって!」「今すぐ殺してやる!!」
無数の触手を伸ばす簒奪者。しかしその触手全てが撃ち落とされた。その職種に突き刺さっているのは矢だ。あまりに強力な矢の一撃により触手の動きが封じられたのだ。
『貫通力を上げすぎたか。もう少し破壊力がないと動きを封じることしかできないな。少し呼吸を整えるから援護射撃頼むよ。』
『はっ!ハク隊長から命が降ったぞ!弓兵部隊構え…放て!!』
合図とともに空を暗くするほどの矢が天へと登り、雨のごとく降り注ぐ。隊長ハク率いる使い魔弓兵部隊総勢50万。その矢は致命傷にはならないが、確実に簒奪者の動きを封じ、内部に封じられている魂を解放する。
そんな弓兵部隊の背後から突如城が生えてきた。使い魔キャッスルによる城の召喚である。しかしその規模がこれまでとレベルが違う。召喚されたのは間違いなく世界で一番巨大な城だ。しかもその城は戦うためだけに特化して作られている。
世界最大の戦う城。しかしその城にあまりに不釣り合いな聖堂が作られている。しかもこれはただの聖堂ではない。内部で行われる演奏の音を拡大するように設計されている。
『さあさあみんな!準備はオッケー?』
『『『『イエーイ!!』』』』
『こっちも準備はオーケー!』
『『『『フゥ~!!!』』』』
オペラとダンの号令のもと、ダンスと演奏の準備が完了する。それはすぐにミチナガのスマホにも通知が行き、ミチナガはアプリを開いて演奏を始める。そして戦場に音楽が流れ始めた。
音楽とダンスによる全ての使い魔への支援能力。先ほどまでの使い魔たちでも十分に強力であったと言うのに演奏が開始されてからその実力は倍以上に膨れ上がっている。
さらに城に配置されているエヴォルヴたちは城壁に取り付けられている兵器を操縦している。そんな数十万の使い魔たちが一人の使い魔の元、統率されている。
『ショウグン!配置完了しました!!』
『うむ!それでは始めようか。全員に通達。攻撃を開始せよ!』
ショウグンの号令の元攻撃が開始される。エヴォルヴに標準搭載されている武器よりも城に搭載されている固定砲台の方が数倍も威力が高い。それがさらに支援魔法によって強化されている今、一つ一つの攻撃が簒奪者にとって脅威となっている。
だが流石にそのままにしておく簒奪者ではない。すぐに遠距離攻撃対策に防御結界を展開する。これでハク率いる弓兵部隊とショウグン率いる城砦部隊の攻撃は無力化された。しかしそれでも攻撃を続けていれば防御結界維持のための魔力を削ることができる。
それに使い魔たちにもバーサーカーのような近距離で戦う者たちもいる。いや、むしろ近距離で戦った方がこの使い魔たちは強い。そして今、集団から抜けて簒奪者へと近づくエヴォルヴたちの姿があった。
『普段書類仕事ばっかりだからうまく戦えるかな?』
『ユウのところはまだ暖かいからいいじゃん。こっちなんて毎日毎日極寒だよ。』
『ヒョウのところは大変だねぇ。こっちはのんびりやっているよ。』
『ケンはもう少し働きなよ。こっちは毎日アニメ制作の締め切りに追われているよ。ヴァルくん毎日アイデア出すから作りたいアニメが溜まって溜まって…』
『…ねぇ。僕必要?みんながいればいらないと思うんだけど。』
『この中の最古参ムーンさんなんだから頑張ってくださいよ。ほら、ウミも行くよ。』
『頑張るよマリン!イェーイ!!』
『本来なら愛する人の元を離れるわけにはいかなかった。しかし…参戦しなくては彼女に嫌われる。』
『相変わらずロマンチストですね。妖精の彼女さんとうまくいっているようで…というか私はここにいていいのかな?ただの魔国で働く一兵卒なんですけど…』
『…問題ない……行くぞ…』
異様な雰囲気を放つ10人の使い魔。その全員が魔神たちの元で働いている。アレクリアルの元で働くユウ。ミスティルティアの元で働くヒョウ。イッシンの元で働くケン。ヴァルドールの元で働くヨウ。ナイトの元で働くムーン。ポセイドルスの元で働くウミとマリン。ピクシリーと管理者の元で働くスナフ。フェイミエラルの元で働く白之拾壱。そしてリリーの元で働くドルイド。
そんな彼らの本気の戦いが始まる。
簒奪者から無数の魔法が放たれる。それをすぐに対処しようとするフェイミエラルとイッシンだが、ミチナガはそれを止めた。
「時間稼ぎありがとうな。もう大丈夫だ。少し休んでいてくれ。まだ二人の力は必要になる。ガーディアン、俺たちを守れ」
『御意。』
巨大な盾を持ったエヴォルヴ、ガーディアンが先頭に立つ。その手に持つ盾は1年ほど前にグスタフが完成させた至高の逸品だ。トウショウから教わった技術の全てを注ぎ込み完成させたこの盾はたとえ魔神であっても傷一つつかない。そしてそれを防御能力に長けたガーディアンが持つ。
『我が神に乞い願う。我に力を授け給え。我はあらゆる災厄から皆を守る守護神なり。』
ガーディアンから溢れた神力が大盾に注ぎ込まれる。神力は大楯を中心に巨大な防壁を形成する。これは神力を得たことでガーディアンが得た新たな力。
『守護神の聖域』
簒奪者から放たれた全ての攻撃を跳ね除ける巨大な防壁。いともたやすく全ての攻撃を耐えてしまった。そして攻撃が止んだ瞬間、2人のエヴォルヴが簒奪者へと突撃していった。
『ウガァァ!!!』
『ちょ…早いよバーサーカー!』
「やれ、バーサーカー、パワー。俺たちの分までそいつをぶん殴ってやれ!!」
簒奪者の元へと駆け寄ったバーサーカーとパワーは渾身の一撃を喰らわせる。だが簒奪者の巨体には効果がないように見える。しかしそれでも攻撃の手を緩めることはない。
この二人の腕力は間違いなく使い魔最強だ。そんな二人がタッグを組んで一人の敵に立ち向かう。それが意味ないはずがない。そしてこの二人も神力を得たことでその力は何倍にも膨れ上がっている。
『ウガァァァ!!!』
『ウラァァァ!!!』
「馬鹿な」「我が身体が浮いている」「なんという膂力」
バーサーカーとパワーの力により浮かび上がる簒奪者。そんな簒奪者の真下を高速で走る何かが通り過ぎた。そしてその通り過ぎた後には無数の地雷が設置されている。
『ダッシュダーッシュ!!』
『ご苦労なのである。神力をたっぷり注ぎ込んだ地雷を味わうが良いのである。』
ダッシュはそのままバーサーカーとパワーを抱えてその場から離脱する。そして簒奪者はゆっくりと下へ落ちていく。
「たかがこの程度」「この身を傷つけることも叶わぬわ」「無駄なことを」
『爆弾を密閉空間で爆発させると力が一切逃げることなく100%で伝えられるのである。自分の巨体を恨むのであるな。』
ダッシュの仕掛けた地雷が簒奪者の肉体に押しつぶされる形で起爆する。無数の地雷は簒奪者の想定を超える爆発力を見せ、それが簒奪者の肉体を抉り破壊した。
そのまま地雷の爆発力で転倒した簒奪者の肉体から無数の魂が輪廻へと還る。そして輪廻へと還る魂を見た簒奪者はさすがにキレた。
「ゴミどもが!」「ナメくさりおって!」「今すぐ殺してやる!!」
無数の触手を伸ばす簒奪者。しかしその触手全てが撃ち落とされた。その職種に突き刺さっているのは矢だ。あまりに強力な矢の一撃により触手の動きが封じられたのだ。
『貫通力を上げすぎたか。もう少し破壊力がないと動きを封じることしかできないな。少し呼吸を整えるから援護射撃頼むよ。』
『はっ!ハク隊長から命が降ったぞ!弓兵部隊構え…放て!!』
合図とともに空を暗くするほどの矢が天へと登り、雨のごとく降り注ぐ。隊長ハク率いる使い魔弓兵部隊総勢50万。その矢は致命傷にはならないが、確実に簒奪者の動きを封じ、内部に封じられている魂を解放する。
そんな弓兵部隊の背後から突如城が生えてきた。使い魔キャッスルによる城の召喚である。しかしその規模がこれまでとレベルが違う。召喚されたのは間違いなく世界で一番巨大な城だ。しかもその城は戦うためだけに特化して作られている。
世界最大の戦う城。しかしその城にあまりに不釣り合いな聖堂が作られている。しかもこれはただの聖堂ではない。内部で行われる演奏の音を拡大するように設計されている。
『さあさあみんな!準備はオッケー?』
『『『『イエーイ!!』』』』
『こっちも準備はオーケー!』
『『『『フゥ~!!!』』』』
オペラとダンの号令のもと、ダンスと演奏の準備が完了する。それはすぐにミチナガのスマホにも通知が行き、ミチナガはアプリを開いて演奏を始める。そして戦場に音楽が流れ始めた。
音楽とダンスによる全ての使い魔への支援能力。先ほどまでの使い魔たちでも十分に強力であったと言うのに演奏が開始されてからその実力は倍以上に膨れ上がっている。
さらに城に配置されているエヴォルヴたちは城壁に取り付けられている兵器を操縦している。そんな数十万の使い魔たちが一人の使い魔の元、統率されている。
『ショウグン!配置完了しました!!』
『うむ!それでは始めようか。全員に通達。攻撃を開始せよ!』
ショウグンの号令の元攻撃が開始される。エヴォルヴに標準搭載されている武器よりも城に搭載されている固定砲台の方が数倍も威力が高い。それがさらに支援魔法によって強化されている今、一つ一つの攻撃が簒奪者にとって脅威となっている。
だが流石にそのままにしておく簒奪者ではない。すぐに遠距離攻撃対策に防御結界を展開する。これでハク率いる弓兵部隊とショウグン率いる城砦部隊の攻撃は無力化された。しかしそれでも攻撃を続けていれば防御結界維持のための魔力を削ることができる。
それに使い魔たちにもバーサーカーのような近距離で戦う者たちもいる。いや、むしろ近距離で戦った方がこの使い魔たちは強い。そして今、集団から抜けて簒奪者へと近づくエヴォルヴたちの姿があった。
『普段書類仕事ばっかりだからうまく戦えるかな?』
『ユウのところはまだ暖かいからいいじゃん。こっちなんて毎日毎日極寒だよ。』
『ヒョウのところは大変だねぇ。こっちはのんびりやっているよ。』
『ケンはもう少し働きなよ。こっちは毎日アニメ制作の締め切りに追われているよ。ヴァルくん毎日アイデア出すから作りたいアニメが溜まって溜まって…』
『…ねぇ。僕必要?みんながいればいらないと思うんだけど。』
『この中の最古参ムーンさんなんだから頑張ってくださいよ。ほら、ウミも行くよ。』
『頑張るよマリン!イェーイ!!』
『本来なら愛する人の元を離れるわけにはいかなかった。しかし…参戦しなくては彼女に嫌われる。』
『相変わらずロマンチストですね。妖精の彼女さんとうまくいっているようで…というか私はここにいていいのかな?ただの魔国で働く一兵卒なんですけど…』
『…問題ない……行くぞ…』
異様な雰囲気を放つ10人の使い魔。その全員が魔神たちの元で働いている。アレクリアルの元で働くユウ。ミスティルティアの元で働くヒョウ。イッシンの元で働くケン。ヴァルドールの元で働くヨウ。ナイトの元で働くムーン。ポセイドルスの元で働くウミとマリン。ピクシリーと管理者の元で働くスナフ。フェイミエラルの元で働く白之拾壱。そしてリリーの元で働くドルイド。
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