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第480話 世界樹の顕現
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世界樹の顕現。それは遠く離れた人々の目にも容易に映るほど荘厳で巨大なものであった。あるものは世界樹が復活したと喜び、またあるものは何かやばいことが起きていると認識する。
そしてこの男、ゴディアンの目にはこの世の全てのものよりも美しく見え、そして手に入れたいと思わせた。本来あり得るはずのない2つ目の世界樹。そしてその世界樹が動き出した。
上空に出現した世界樹は宙に浮遊したまま根を伸ばし大地に根を固定した。そしてその世界樹から大量の蟲が湧き出る。その光景はあまりにもおぞましかった。
「害虫ごときがこのわしの世界樹に手を出すとは許せん!!」
ゴディアンは使い魔達も大精霊たちも無視して世界樹に群がる蟲を駆逐し始めた。よほど世界樹に蟲が群がっていることが気に入らなかったのだろう。蟲たちも襲いかかるゴディアンに対し反撃の措置をとる。
ゴディアンvs蟲の構図。力は圧倒的にゴディアンの方が上だが、蟲たちはそれをカバーするほどの軍勢で襲いかかる。蟲たちに恐怖はない。ただ敵に襲いかかるだけだ。そしてそんなゴディアンの上空、枝葉の間から白い頭が無数に飛び出してきた。
『白之弐阡伍佰・みんな!蟲たちが頑張ってくれているから一気にやるよ!』
『『『『『使い魔たち・おお!!!』』』』』
万にも及ぶ使い魔の群れが一斉にゴディアンへと攻撃を始める。使い魔たちは世界樹の住人として世界樹を守る立場にある。そんな使い魔たちによる攻撃にゴディアンもわずかに怯み、後退する。
「貴様ら!世界樹の精霊であるのだろうが!!ならばその害虫どもをどうにかしようと思わないのか!!!」
『全く……思わない…』
『人間にとっては害虫かもしれないけんど、世界樹にとっては益虫だからな。』
『むしろ人間の方が~害をもたらす~』
かつて人々は世界樹にまとわりつく蟲たちを害虫だといって一匹残らず駆除した。しかしそれは大きな間違いであった。確かに人間にとっては害虫かもしれなかったが、世界樹にとっては必要不可欠な蟲たちであったのだ。
そもそも世界樹は人間のためのものではない。精霊たちのものだ。そして精霊たちと蟲たちは共存できていた。そこに人間がやってきてその共存関係を破壊したのだ。
蟲たちがいなくなったことにより世界樹の力は大きく下がった。それこそゴディアンに世界樹の核を奪われるほどに。
そして現在のスマホにあった世界樹では多くの蟲たちが使い魔たちと共存している。使い魔たちは比較的精霊に近しい存在であるため、何の問題もなく共存できているのだ。
今のスマホの世界樹は力を完全に保持した最高の状態だ。そしてその世界樹の力をドルイドたちが発揮する。
『行くぞ…世界樹魔法…陰森凄幽…』
『は~い~世界樹魔法~花紅柳緑~』
『おう!世界樹魔法山川草木!』
使い魔たちが一斉に世界樹魔法を行使する。それはこれまでの世界樹魔法とはレベルが違った。一瞬のうちにゴディアンの周囲を薄暗い森が覆うとその規模はどんどん拡大して行く。
その森の中に閉じ込められたゴディアンは周囲を見渡し、現状を確認する。見た目は鬱蒼とした森のなかだ。だが魔力に満ちており、敵意があらゆる場所から感じ取れる。
「惑わすタイプの魔法か。この森の中から抜け出るのは骨が折れそうだ。それに…」
ゴディアンはさっと右に避ける。すると先ほどまで立っていた位置をものすごいスピードで蟲が突撃してきた。そしてその突撃してきた蟲は再び森の中へ消える。
おそらく似たような蟲たちが他にも数百、数千はいるだろう。致命傷になるとは思えないが、永遠と攻撃を続けられればさすがのゴディアンでも疲弊する。
「全く面倒だ。少し遊んでやっても良いが…本気を出してやろう。」
ゴディアンは胸のあたりに魔力を集中させる。その魔力に体内の世界樹の核が反応し、世界樹魔法を発動させる。すると瞬く間に薄暗い森が切り開け、出口が見えた。
「同じ世界樹魔法同士のぶつかり合いならばより強い方が勝つ。その程度は理解しておくべきであったな。」
ゴディアンは勝ち誇ったように歩みを進める。しかしその時、胸のあたりに強烈な痛みと違和感を感じた。それは胸焼けにも近いが、それ以外に胸のあたりを動き回る生物の気配を感じる。
「な、何だこれは…一体…何を…」
『蟲の卵が孵った~油断するから~』
森の中をフラワーの声が反響する。それはフラワーが最初に与えた針による一撃を与えた際に注入した蟲の卵の影響だ。ゴディアンが完全に油断し、試しにと一撃くらった攻撃が今、功をなしたのだ。
だが相手はゴディアン。すぐに世界樹魔法を用いてその蟲を殺そうと動く。しかしなぜかその蟲には世界樹魔法が効かない。
『それが~本当の害虫~世界樹の核を~食うために進化した~その蟲は~世界樹魔法に~完全適応してる~』
使い魔たちは先ほどまで人間にとっての害虫を使い続けた。しかし世界樹の害虫というのもちゃんと存在する。世界樹の根を切り取る蟲や、世界樹の幹を喰らい穴を開ける蟲。そして世界樹の核を喰らう蟲。
そしてゴディアンの体内では世界樹の核を喰らう蟲が今も蠢めいている。ゴディアンが強力な世界樹魔法を使ったことでその魔力を喰らい、世界樹魔法の発信源である世界樹の核を目指し始めたのだ。
本来この蟲は他の蟲たちにすぐに喰われてしまうため、世界樹の核までたどり着くことはない。しかしゴディアンには世界樹の核を守る方法がない。そしてその蟲は世界樹の核を喰らい始めた。
「やめろ糞虫が!!くそ!どこに…ええい!」
ゴディアンは自らその腕を胸に突き刺し、世界樹の核を抜き出した。そしてその世界樹の核に食いついているイトミミズのような蟲を指で引っ張りすりつぶした。
「ゴミどもが…まだおるか!こいつめ!こいつめ!神聖なる世界樹の核になんたることを…」
『待っていた…』
ドルイドの声とともに世界樹の根が伸び進め、ゴディアンを縛り付けた。焦ったゴディアンが油断するこの時を待っていた。使い魔たちではゴディアンから直接世界樹の核を抜き取ることはできない。
それができるのはこの世界の世界樹との結びつきが強いリリーだけだ。しかしもう一人、ゴディアン自身も世界樹の核を抜き出すことはできる。そして一瞬のうちにゴディアンが抜き出した世界樹の核をドルイドが奪い、飲み込んだ。
「貴様!わしの世界樹の核を…!!」
『ドルイド・安心しろ…あるべき場所へ帰した……』
ドルイドが飲み込んだ世界樹の核は一瞬のうちに移動する。この世界の枯れてしまった世界樹の元で待機していたドルイドの眷属により世界樹へと返される。
世界樹の核は枯れた世界樹に溶け込むように吸収されて行く。そして地鳴りが始まった。世界樹復活の時である。
そしてこの男、ゴディアンの目にはこの世の全てのものよりも美しく見え、そして手に入れたいと思わせた。本来あり得るはずのない2つ目の世界樹。そしてその世界樹が動き出した。
上空に出現した世界樹は宙に浮遊したまま根を伸ばし大地に根を固定した。そしてその世界樹から大量の蟲が湧き出る。その光景はあまりにもおぞましかった。
「害虫ごときがこのわしの世界樹に手を出すとは許せん!!」
ゴディアンは使い魔達も大精霊たちも無視して世界樹に群がる蟲を駆逐し始めた。よほど世界樹に蟲が群がっていることが気に入らなかったのだろう。蟲たちも襲いかかるゴディアンに対し反撃の措置をとる。
ゴディアンvs蟲の構図。力は圧倒的にゴディアンの方が上だが、蟲たちはそれをカバーするほどの軍勢で襲いかかる。蟲たちに恐怖はない。ただ敵に襲いかかるだけだ。そしてそんなゴディアンの上空、枝葉の間から白い頭が無数に飛び出してきた。
『白之弐阡伍佰・みんな!蟲たちが頑張ってくれているから一気にやるよ!』
『『『『『使い魔たち・おお!!!』』』』』
万にも及ぶ使い魔の群れが一斉にゴディアンへと攻撃を始める。使い魔たちは世界樹の住人として世界樹を守る立場にある。そんな使い魔たちによる攻撃にゴディアンもわずかに怯み、後退する。
「貴様ら!世界樹の精霊であるのだろうが!!ならばその害虫どもをどうにかしようと思わないのか!!!」
『全く……思わない…』
『人間にとっては害虫かもしれないけんど、世界樹にとっては益虫だからな。』
『むしろ人間の方が~害をもたらす~』
かつて人々は世界樹にまとわりつく蟲たちを害虫だといって一匹残らず駆除した。しかしそれは大きな間違いであった。確かに人間にとっては害虫かもしれなかったが、世界樹にとっては必要不可欠な蟲たちであったのだ。
そもそも世界樹は人間のためのものではない。精霊たちのものだ。そして精霊たちと蟲たちは共存できていた。そこに人間がやってきてその共存関係を破壊したのだ。
蟲たちがいなくなったことにより世界樹の力は大きく下がった。それこそゴディアンに世界樹の核を奪われるほどに。
そして現在のスマホにあった世界樹では多くの蟲たちが使い魔たちと共存している。使い魔たちは比較的精霊に近しい存在であるため、何の問題もなく共存できているのだ。
今のスマホの世界樹は力を完全に保持した最高の状態だ。そしてその世界樹の力をドルイドたちが発揮する。
『行くぞ…世界樹魔法…陰森凄幽…』
『は~い~世界樹魔法~花紅柳緑~』
『おう!世界樹魔法山川草木!』
使い魔たちが一斉に世界樹魔法を行使する。それはこれまでの世界樹魔法とはレベルが違った。一瞬のうちにゴディアンの周囲を薄暗い森が覆うとその規模はどんどん拡大して行く。
その森の中に閉じ込められたゴディアンは周囲を見渡し、現状を確認する。見た目は鬱蒼とした森のなかだ。だが魔力に満ちており、敵意があらゆる場所から感じ取れる。
「惑わすタイプの魔法か。この森の中から抜け出るのは骨が折れそうだ。それに…」
ゴディアンはさっと右に避ける。すると先ほどまで立っていた位置をものすごいスピードで蟲が突撃してきた。そしてその突撃してきた蟲は再び森の中へ消える。
おそらく似たような蟲たちが他にも数百、数千はいるだろう。致命傷になるとは思えないが、永遠と攻撃を続けられればさすがのゴディアンでも疲弊する。
「全く面倒だ。少し遊んでやっても良いが…本気を出してやろう。」
ゴディアンは胸のあたりに魔力を集中させる。その魔力に体内の世界樹の核が反応し、世界樹魔法を発動させる。すると瞬く間に薄暗い森が切り開け、出口が見えた。
「同じ世界樹魔法同士のぶつかり合いならばより強い方が勝つ。その程度は理解しておくべきであったな。」
ゴディアンは勝ち誇ったように歩みを進める。しかしその時、胸のあたりに強烈な痛みと違和感を感じた。それは胸焼けにも近いが、それ以外に胸のあたりを動き回る生物の気配を感じる。
「な、何だこれは…一体…何を…」
『蟲の卵が孵った~油断するから~』
森の中をフラワーの声が反響する。それはフラワーが最初に与えた針による一撃を与えた際に注入した蟲の卵の影響だ。ゴディアンが完全に油断し、試しにと一撃くらった攻撃が今、功をなしたのだ。
だが相手はゴディアン。すぐに世界樹魔法を用いてその蟲を殺そうと動く。しかしなぜかその蟲には世界樹魔法が効かない。
『それが~本当の害虫~世界樹の核を~食うために進化した~その蟲は~世界樹魔法に~完全適応してる~』
使い魔たちは先ほどまで人間にとっての害虫を使い続けた。しかし世界樹の害虫というのもちゃんと存在する。世界樹の根を切り取る蟲や、世界樹の幹を喰らい穴を開ける蟲。そして世界樹の核を喰らう蟲。
そしてゴディアンの体内では世界樹の核を喰らう蟲が今も蠢めいている。ゴディアンが強力な世界樹魔法を使ったことでその魔力を喰らい、世界樹魔法の発信源である世界樹の核を目指し始めたのだ。
本来この蟲は他の蟲たちにすぐに喰われてしまうため、世界樹の核までたどり着くことはない。しかしゴディアンには世界樹の核を守る方法がない。そしてその蟲は世界樹の核を喰らい始めた。
「やめろ糞虫が!!くそ!どこに…ええい!」
ゴディアンは自らその腕を胸に突き刺し、世界樹の核を抜き出した。そしてその世界樹の核に食いついているイトミミズのような蟲を指で引っ張りすりつぶした。
「ゴミどもが…まだおるか!こいつめ!こいつめ!神聖なる世界樹の核になんたることを…」
『待っていた…』
ドルイドの声とともに世界樹の根が伸び進め、ゴディアンを縛り付けた。焦ったゴディアンが油断するこの時を待っていた。使い魔たちではゴディアンから直接世界樹の核を抜き取ることはできない。
それができるのはこの世界の世界樹との結びつきが強いリリーだけだ。しかしもう一人、ゴディアン自身も世界樹の核を抜き出すことはできる。そして一瞬のうちにゴディアンが抜き出した世界樹の核をドルイドが奪い、飲み込んだ。
「貴様!わしの世界樹の核を…!!」
『ドルイド・安心しろ…あるべき場所へ帰した……』
ドルイドが飲み込んだ世界樹の核は一瞬のうちに移動する。この世界の枯れてしまった世界樹の元で待機していたドルイドの眷属により世界樹へと返される。
世界樹の核は枯れた世界樹に溶け込むように吸収されて行く。そして地鳴りが始まった。世界樹復活の時である。
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