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6章

続きを話そう。

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次は俺が支配した竜国と呼ばれる国の町娘
サマンサとの娘レムについて話そう。
この子は男勝りで指揮能力がすごいと仲間内でも評判だ。

おれとサマンサの特徴を受け継いでいて、とても美人だ。

戦闘能力も弟や妹たちに負けない。
新しい武器があればすぐ使いたがるので俺が甘やかして国宝級の武器を渡した時は、扱いきれず訓練所を一度壊したことがある。
それで少しは自重したかと思うとそうでもなくいろんな武器を使っていたが最近魔剣の一つである
『血吸いのロー』
   と
『精神崩壊のリー』
を使いこなし、この武器を愛好するようになった。



次は龍谷の守り人と幼き時に呼ばれた竜人スバル
との子供グンベルとシンバル。
グンバルが息子でシンバルが娘であり双子である。

最後に生まれたのでまだヨチヨチ歩きだが、マフラーのように巻きついて生まれてきた竜が守ってくれている。この竜は武器のようなもので、剣の形になったり、巨大化し敵を蹂躙することもできる最強の生体武器だ。

この2匹は意思があり、双子と仲が良く共に成長している。
ちなみにグンバルがおれに似ていて、シンバルがスバルに似ている。

最後が竜国の姫であったマウルとの娘カリンだ。

この子は生まれた時から火や水などの自然を司る神として生まれ、おれの力である治癒をゆういつついでいる子である。

戦闘で言えばさほど本気を出さずとも勝てるらしいがその力の強さを制御することがあまりできず集団戦が苦手なのでこれからの改善点となっていくだろう。




復習をしよう。
おれの大家族は、
竜国の町娘サマンサとの間に生まれた娘のレム
          と
同じく竜人スバルとの間に生まれた双子グンベルとシンバル
          と
竜国の姫マウルとの間に生まれた娘カリン
          と
人間の女魔法使いラーベルとの間に生まれた息子ソックス
          と
鍛冶屋さんのファンとの間に生まれた息子ファースト

魔人人形使いドマとの間に生まれた息子ドール

これがおれの家族です。
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