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一章

召喚スキル?

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「ううっ、頭が痛い。ここがアラムクルムか?」

見渡す限りの草原だ。
ここで生きていくのか?

心細いと思う。
とりあいずステータスとか見れないのか?

ステータス確認

シン   LV1

職業 召喚術師


スキル

召喚術適正アップ(召喚術『ノアの箱舟のサブスキル)

召喚術『ノアの箱舟』



うん?なんかやばそうなスキルあるよ。
しかも召喚術適正アップがサブスキルだと…

召喚とかできるのか?

知性ある小さい赤ちゃんドラゴンとか…

そう思うと横から変な感触がした。

「ギュイ」

「わっ」
驚いた。こいつはなんだ。
小さい羽で飛んでいて全身赤色のドラゴンが来た。

・・・これはやばい。この子はどこの子なんだろう。
そんなことを考えていると
赤ちゃんドラゴンは近づいてきてほっぺをスリスリしてきた。
懐いている様子だ。
こいつは俺が召喚したのだろうか?

すげーな。


可愛い~。

そう思って触ろうとした時、悪寒が走った。

後ろを振り向くと死を連想させるような呻き声を出すゾンビがいる。

赤ちゃんドラゴンを掴み全力で走る。

ゾンビはなぜか走れて尋常じゃないスピードで走ってきた。

最近運動をしてなかった俺はバテてしまった。

すると赤ちゃんドラゴンが飛び出して行った。

「危ない」

そう叫んだ時、赤ちゃんドラゴンは何を言ってるんだというように首を傾げてゾンビの方を向いた。

赤ちゃんドラゴンの口から火がチラリと見えた瞬間
ゾンビに向かって火を吐いた。

ブレスだ…

カッケー

ゾンビが燃え尽きた。


ゾンビを討伐しました。

ベビードラゴンのレベルが上がりました。

スキル『言語習得』を覚えました。

シンの召喚スキル『ノアの箱舟』が上がりました。

と 返喚を覚えました。

召喚獣を送り返すことができます。

シンがレベルアップしました。


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