異世界を最強スキル『スマホ』と『ゲーム』で無双する

1章

街の確認

次の日に起きてみると頭が二日酔いしたようにガンガン痛くなってきた。

赤ちゃんの脳みそで難しい考えをしていたからだろう。痛いのを我慢して今日は、周りのことを確認してみよう。

グーグル機能がアップグレードしたことでこの世界のことがわかるようになったので使ってみる…

どうやって使うんだっけ？
スキル発動………発動しない。
スマホ先生教えて～………発動しない。
スキル『スマホ』使用……発動しない。

あたふたしているとスマホ先生からめっちゃ大事なことを教えられた。

（スマホがお伝えします。ご主人様のやってることは、意味がありません。ただ頭で念じるだけでいいのです。声に出したりすると発動しない可能性があります。）

なんだそういうことだったのか。
俺は声に出していたことを恥を隠すようにさっさと調べた。

まずおれが生まれたのは、ノット村という名前で結構大きい。街から離れたところなのでモンスターが増えたりしたときは、街に討伐依頼を出す。しかしこの村もだいぶ広いので大概この村に滞在している冒険者がやっつけてくれる。特産品は、服などの布製品での村の真ん中にある大きな建物で作っているらしい。
俺はそこで働いてる母と冒険者の父の間に生まれた子で、別に偉い人と言うこともなく二人とも一般人だ。俺達が住んでいるのは、村の隅っこにある建物で、前の世界の一軒家くらいの大きさだ…
あぁまた頭の痛みが激しくなってきた。
ぎりぎりこの村の事はわかったので今日はもう寝よう。