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旅支度
45. リアルメイド
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すごくよく寝た気がする。多分いつもと違って布団が柔らかかったからなのかもしれないが。
「ル~」
「ん? ああお腹空いたのかな」
もうちょっと横になっていたかったが起こしてくれたんだしちゃんと起きるか。
実は今俺はムコン伯爵の家にいる。昨日あの後ギルドに報告に行ったらほんの少し前に依頼の取り下げがあったらしくて、もらえるはずの報酬もないどころかこのネコもどうしたらいいんだということになったんだよね…で、今俺がかりてるギルドの部屋だと預かってくれる場所がないからムコン伯爵の家で預かる話があがったんだけど、このネコが妙に俺に懐いてしまって仕方なく部屋を引き払いこっちにお世話になることになった。後4日もしたら王都へ向かうし、その後どうするかをゆっくりと考えたらいいと言われた。
ヒーラーlv1:習得スキル…ヒール キュア lv毎、知+1魔+2ステータス加算
本日の無料単発。まあ…少しでもステータスが上がるのはいいことだろう。
「ル~?」
「あーはいはいちょっと待ってね」
昨日の残りのマグロを取り出し食べさせた。これでもうマグロは無くなったな…というか結構食べる。エサ代がばかにならないかもしれん。まあ俺はガチャで出たものを食べさせるからまだましだが。おっと誰かが来たみたいだ。
「はいどうぞ~」
扉が開いて一人の女性が入ってくる。この人はノノさんっていって俺がここで寝泊まりさせてもらってる間に面倒を見てくれることになっているメイドさんだ。リアルメイド…うん特別好きなわけじゃないけどついじろじろと見てしまう。
「おはようございますリョータ様。朝食の準備が整っています」
「ノノさんおはよう。じゃあ着替えたら向かうよ」
「お手伝いします」
「…いや、昨日も言ったけど着替えに手伝いはいらないよ」
「残念です」
…なにが!? ノノさんが扉の外へ消えたのを確認してから着替える。まあ着まわしているいつもの服だが…
扉の外に出るとノノさんが待っていた。どうやら食堂まで連れて行ってくれるようだ。
食堂につき挨拶を交わす。案内された席に座ると食事が運ばれてきた。見た目はとても立派な貴族の朝食ってやつだ。まあはっきり言ってあまり旨くはない。
「そういえば王都へいくときなんですけど、何人分の食事を俺が用意すればいいんですか?」
「そうだな…私とヨルとレアナの分を頼もうか」
なるほど王都へ行くメンバーはその3人と俺あとは護衛とかがいるってことか。つまり護衛達の分は用意しなくていいわけだ。ちなみにレアナというのは今一緒のテーブルについている女の子でヨルさんの妹だ。なぜかさっきからちらちらとこっちを見てくるがとくに話しかけてくることはない。
「奥様はいかれないのですか?」
「あら、わたくしは今回は領地に残り主人にかわり仕事をするのですよ」
あーそうか誰か残ってやらなければいけない仕事があるのか…ならしかたがないね。でも思ったより人数いなくてよかった。あまり多いと食事が追い付かないかもしれないからね。現状俺1人でもすぐ食べれるものは少しぎりぎりな感じだからな。
「ル~」
「ん? ああお腹空いたのかな」
もうちょっと横になっていたかったが起こしてくれたんだしちゃんと起きるか。
実は今俺はムコン伯爵の家にいる。昨日あの後ギルドに報告に行ったらほんの少し前に依頼の取り下げがあったらしくて、もらえるはずの報酬もないどころかこのネコもどうしたらいいんだということになったんだよね…で、今俺がかりてるギルドの部屋だと預かってくれる場所がないからムコン伯爵の家で預かる話があがったんだけど、このネコが妙に俺に懐いてしまって仕方なく部屋を引き払いこっちにお世話になることになった。後4日もしたら王都へ向かうし、その後どうするかをゆっくりと考えたらいいと言われた。
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本日の無料単発。まあ…少しでもステータスが上がるのはいいことだろう。
「ル~?」
「あーはいはいちょっと待ってね」
昨日の残りのマグロを取り出し食べさせた。これでもうマグロは無くなったな…というか結構食べる。エサ代がばかにならないかもしれん。まあ俺はガチャで出たものを食べさせるからまだましだが。おっと誰かが来たみたいだ。
「はいどうぞ~」
扉が開いて一人の女性が入ってくる。この人はノノさんっていって俺がここで寝泊まりさせてもらってる間に面倒を見てくれることになっているメイドさんだ。リアルメイド…うん特別好きなわけじゃないけどついじろじろと見てしまう。
「おはようございますリョータ様。朝食の準備が整っています」
「ノノさんおはよう。じゃあ着替えたら向かうよ」
「お手伝いします」
「…いや、昨日も言ったけど着替えに手伝いはいらないよ」
「残念です」
…なにが!? ノノさんが扉の外へ消えたのを確認してから着替える。まあ着まわしているいつもの服だが…
扉の外に出るとノノさんが待っていた。どうやら食堂まで連れて行ってくれるようだ。
食堂につき挨拶を交わす。案内された席に座ると食事が運ばれてきた。見た目はとても立派な貴族の朝食ってやつだ。まあはっきり言ってあまり旨くはない。
「そういえば王都へいくときなんですけど、何人分の食事を俺が用意すればいいんですか?」
「そうだな…私とヨルとレアナの分を頼もうか」
なるほど王都へ行くメンバーはその3人と俺あとは護衛とかがいるってことか。つまり護衛達の分は用意しなくていいわけだ。ちなみにレアナというのは今一緒のテーブルについている女の子でヨルさんの妹だ。なぜかさっきからちらちらとこっちを見てくるがとくに話しかけてくることはない。
「奥様はいかれないのですか?」
「あら、わたくしは今回は領地に残り主人にかわり仕事をするのですよ」
あーそうか誰か残ってやらなければいけない仕事があるのか…ならしかたがないね。でも思ったより人数いなくてよかった。あまり多いと食事が追い付かないかもしれないからね。現状俺1人でもすぐ食べれるものは少しぎりぎりな感じだからな。
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