101 / 264
5年生 3学期 2月
家に帰るまでが廃墟探検です
しおりを挟む
『でさ、結局、タツヤたちは何者なの?』
と、ダニロが聞いてきた。
いまさらだが、当然の質問だ。
『んー、誰にも言っちゃダメだよ? 僕と彩歌は、地球を守る正義の味方なんだ』
『地球が壊れないように、色々な敵と戦ったりしてるのよ』
4人は、途端にワクワク顔になる。
キラキラとした眼差しが眩しい。
『はいは~い! 私もしつも~ん!』
『俺も! 俺も!』
あらら。質問コーナーっぽくなってきたぞ?
『それじゃ、答えられる範囲でな?』
『やったー! えーっとね……』
『ズルいわよぅ! 私が先なんだから!』
……すっかり遅くなってしまった。
僕と彩歌は、4人を自宅まで送り届けるため、彼らの住む、〝ゼッディナー・ゼー〟まで、移動中だ。
ちなみに、僕と彩歌は徒歩、子どもたちは、4人とも自転車だが、小走りで楽々ついていける。
『2人とも、スゴいね。正義の味方って、走るのも早いの?』
良かった。ハンナは、もう呪いの影響も無さそうだ。
『ずっと、息も切らさないな。オリンピックに出られるんじゃない?』
ライナルトの言う通り、今の僕や彩歌がオリンピックに出たら、金メダルを総取り出来るだろう。
だが、そんなに大っぴらに力を使うわけにはいかない。
『……どうして秘密にするの?』
ラウラの疑問は、もっともだ。力をひけらかして、堂々と地球を守る。それが出来たら、どんなに楽だろう。
『何ていうか、強い力を持つと、色々と難しいんだよな』
僕の言葉に、彩歌が続ける。
『そうね。悪い人たちが、私たちの事を知ったら、この力を悪用しようと考えるわ』
『でも、アヤカ。そんな悪い人たちは、やっつけちゃえば良いんじゃない?』
『ラウラ。私や達也さんは、誰にも負けないわ。でも、家族や友達が狙われたら、どうしようもないの』
『あ……! そっか……』
そう。人質に取られた家族のために、悪事に手を染めるのは、ドラマや映画なんかで良くあるパターンだよな。
『だから、僕たちの事は、絶対に秘密にして欲しいんだ』
そこで、ラウラが不思議そうに聞いてきた。
『……なんで、アヤカの魔法で、私たちの記憶、消さないの?』
〝自宅に着いたら、家族の記憶を魔法で消してあげる〟
彩歌は4人に、そう言っていた。
ライナルトの携帯電話で、それぞれの自宅には、もうすぐ帰り着くと連絡は入れてあるけど、さすがに午前様は、小学生にとってはヘビーだからな。
そして、4人の記憶は、残すことにした。なぜなら。
『あなたたちが、今日の出来事を忘れたら、きっとまた、あの地下室を目指すでしょう? 私の魔法で、ある程度の恐怖心は与えられるけど、それぐらいじゃ、子どもの探究心は、抑えられないのよ』
4人は、なんとなく納得したのだろう。ライナルトとダニロが、俺は行かないけどお前はいくよな、行かないよ、的な会話をしている。
少し間をあけて、彩歌が続けた。
『特に、友情パワーがあると。ね?』
彩歌の言う通りだ。子どもは、人数が集まれば集まるほど、何をしでかすか分かったもんじゃない。
僕も、子どもは2回目で、中身は大人だけど、やっぱりみんなと居るとウズウズしてくるし。
『タツヤ、キミは〝26歳〟で〝単独〟でも洞窟探検をする人間だ。一緒にされては、世の子どもたちが迷惑だろう』
『ちょ……?! 待てブルー! あれはお前が誘導したんだろ?』
『私が関わったのは、キミの上司が休暇を用意する辺りだけだ。あとは、キミ独自の判断と行動だよ?』
『マジでか?! あの、山に行きたい衝動とか、洞窟に入りたい衝動とか、勝手に湧いたヤツなの?!』
『まあ、そうなると見越して、キミの会社の取引先の倉庫を、少しパズル要素を込めて、地震で引っ掻き回したけどね』
『凶悪だな。そして、プロ棋士も真っ青の先読みだ。おかげで僕は、3月の土日全部、休み無しなんだぞ?』
『あはは。タツヤ、その未来はさすがにもう来ないだろう。キミの3月の土日は、ぜひ地球を救うために使ってもらいたい』
『どっちにしろブラックじゃないか』
クスクスと彩歌が笑っている。
結構なスピードで走り続けながら普通に会話して、笑ったり怒ったりしている僕たちを見て、子どもたちは、さすがに呆れ顔だ。
さて、話を戻そう。
『とにかく、あの場所には、2度と近付かないで?』
……そう。あの場所〝ベーリッツ陸軍病院跡〟の地下には、まだまだ罠も残っているし、デトレフが現れる可能性もある。
記憶を無くせば、また、危険な目に遭うのは、目に見えているのだ。
『もう、絶対に行かないよ!』
ダニロが、思い出したように、身震いして答える。
『あなたたちは、他にも色々な場所を探検してるかもしれないけど、くれぐれも気をつけてね?』
4人がほぼ同時に、は~い! と答えた辺りで、町外れの、ラウラの家に辿り着いた。
心配そうに家の前に立っているのが、ラウラの両親だ。
僕と彩歌は、軽く会釈をする。
……と、即座に彩歌が魔法で2人を眠らせて、記憶を操作した。
両親は、静かに扉の奥へと消えて行く。
『じゃあね! 今日はありがとう!』
ラウラもその後に続いた。
最後に、こっちを見てヒラヒラと手を振り、ウインクしている……よし、うまくいったな。
>>>
……順番に、同じ手順で家族の記憶を消していく。
最後に着いたのはライナルトの家だ。
『タツヤ、アヤカ。明日、日曜日じゃん? もし良かったらさ、ベルリン観光に行かないか?』
彼は、僕たちが初めてドイツに来た、という事を聞いて、そう提案してくれた。
『達也さん! ベルリンですって!』
もちろん、彩歌が食いつく。
というか、僕も行ってみたい! でも、こういう場合はいつも……
『タツヤ、アヤカ?』
ほら来た! ブルー先生だ。
ごめんなさい。今回はおとなしく帰り……
『行こう。ベルリンには、私も用事がある。ついでに少し観光するのもいいね』
『いいの?!』
小躍りして喜ぶ彩歌。
それを見て、ライナルトと僕は顔を見合わせて笑う。
『でも、用事って何だ? ブルー』
『あそこにはね〝壁〟があるんだ』
いや、ブルー。その壁、とっくに崩壊して無くなったヤツだよな?
と、ダニロが聞いてきた。
いまさらだが、当然の質問だ。
『んー、誰にも言っちゃダメだよ? 僕と彩歌は、地球を守る正義の味方なんだ』
『地球が壊れないように、色々な敵と戦ったりしてるのよ』
4人は、途端にワクワク顔になる。
キラキラとした眼差しが眩しい。
『はいは~い! 私もしつも~ん!』
『俺も! 俺も!』
あらら。質問コーナーっぽくなってきたぞ?
『それじゃ、答えられる範囲でな?』
『やったー! えーっとね……』
『ズルいわよぅ! 私が先なんだから!』
……すっかり遅くなってしまった。
僕と彩歌は、4人を自宅まで送り届けるため、彼らの住む、〝ゼッディナー・ゼー〟まで、移動中だ。
ちなみに、僕と彩歌は徒歩、子どもたちは、4人とも自転車だが、小走りで楽々ついていける。
『2人とも、スゴいね。正義の味方って、走るのも早いの?』
良かった。ハンナは、もう呪いの影響も無さそうだ。
『ずっと、息も切らさないな。オリンピックに出られるんじゃない?』
ライナルトの言う通り、今の僕や彩歌がオリンピックに出たら、金メダルを総取り出来るだろう。
だが、そんなに大っぴらに力を使うわけにはいかない。
『……どうして秘密にするの?』
ラウラの疑問は、もっともだ。力をひけらかして、堂々と地球を守る。それが出来たら、どんなに楽だろう。
『何ていうか、強い力を持つと、色々と難しいんだよな』
僕の言葉に、彩歌が続ける。
『そうね。悪い人たちが、私たちの事を知ったら、この力を悪用しようと考えるわ』
『でも、アヤカ。そんな悪い人たちは、やっつけちゃえば良いんじゃない?』
『ラウラ。私や達也さんは、誰にも負けないわ。でも、家族や友達が狙われたら、どうしようもないの』
『あ……! そっか……』
そう。人質に取られた家族のために、悪事に手を染めるのは、ドラマや映画なんかで良くあるパターンだよな。
『だから、僕たちの事は、絶対に秘密にして欲しいんだ』
そこで、ラウラが不思議そうに聞いてきた。
『……なんで、アヤカの魔法で、私たちの記憶、消さないの?』
〝自宅に着いたら、家族の記憶を魔法で消してあげる〟
彩歌は4人に、そう言っていた。
ライナルトの携帯電話で、それぞれの自宅には、もうすぐ帰り着くと連絡は入れてあるけど、さすがに午前様は、小学生にとってはヘビーだからな。
そして、4人の記憶は、残すことにした。なぜなら。
『あなたたちが、今日の出来事を忘れたら、きっとまた、あの地下室を目指すでしょう? 私の魔法で、ある程度の恐怖心は与えられるけど、それぐらいじゃ、子どもの探究心は、抑えられないのよ』
4人は、なんとなく納得したのだろう。ライナルトとダニロが、俺は行かないけどお前はいくよな、行かないよ、的な会話をしている。
少し間をあけて、彩歌が続けた。
『特に、友情パワーがあると。ね?』
彩歌の言う通りだ。子どもは、人数が集まれば集まるほど、何をしでかすか分かったもんじゃない。
僕も、子どもは2回目で、中身は大人だけど、やっぱりみんなと居るとウズウズしてくるし。
『タツヤ、キミは〝26歳〟で〝単独〟でも洞窟探検をする人間だ。一緒にされては、世の子どもたちが迷惑だろう』
『ちょ……?! 待てブルー! あれはお前が誘導したんだろ?』
『私が関わったのは、キミの上司が休暇を用意する辺りだけだ。あとは、キミ独自の判断と行動だよ?』
『マジでか?! あの、山に行きたい衝動とか、洞窟に入りたい衝動とか、勝手に湧いたヤツなの?!』
『まあ、そうなると見越して、キミの会社の取引先の倉庫を、少しパズル要素を込めて、地震で引っ掻き回したけどね』
『凶悪だな。そして、プロ棋士も真っ青の先読みだ。おかげで僕は、3月の土日全部、休み無しなんだぞ?』
『あはは。タツヤ、その未来はさすがにもう来ないだろう。キミの3月の土日は、ぜひ地球を救うために使ってもらいたい』
『どっちにしろブラックじゃないか』
クスクスと彩歌が笑っている。
結構なスピードで走り続けながら普通に会話して、笑ったり怒ったりしている僕たちを見て、子どもたちは、さすがに呆れ顔だ。
さて、話を戻そう。
『とにかく、あの場所には、2度と近付かないで?』
……そう。あの場所〝ベーリッツ陸軍病院跡〟の地下には、まだまだ罠も残っているし、デトレフが現れる可能性もある。
記憶を無くせば、また、危険な目に遭うのは、目に見えているのだ。
『もう、絶対に行かないよ!』
ダニロが、思い出したように、身震いして答える。
『あなたたちは、他にも色々な場所を探検してるかもしれないけど、くれぐれも気をつけてね?』
4人がほぼ同時に、は~い! と答えた辺りで、町外れの、ラウラの家に辿り着いた。
心配そうに家の前に立っているのが、ラウラの両親だ。
僕と彩歌は、軽く会釈をする。
……と、即座に彩歌が魔法で2人を眠らせて、記憶を操作した。
両親は、静かに扉の奥へと消えて行く。
『じゃあね! 今日はありがとう!』
ラウラもその後に続いた。
最後に、こっちを見てヒラヒラと手を振り、ウインクしている……よし、うまくいったな。
>>>
……順番に、同じ手順で家族の記憶を消していく。
最後に着いたのはライナルトの家だ。
『タツヤ、アヤカ。明日、日曜日じゃん? もし良かったらさ、ベルリン観光に行かないか?』
彼は、僕たちが初めてドイツに来た、という事を聞いて、そう提案してくれた。
『達也さん! ベルリンですって!』
もちろん、彩歌が食いつく。
というか、僕も行ってみたい! でも、こういう場合はいつも……
『タツヤ、アヤカ?』
ほら来た! ブルー先生だ。
ごめんなさい。今回はおとなしく帰り……
『行こう。ベルリンには、私も用事がある。ついでに少し観光するのもいいね』
『いいの?!』
小躍りして喜ぶ彩歌。
それを見て、ライナルトと僕は顔を見合わせて笑う。
『でも、用事って何だ? ブルー』
『あそこにはね〝壁〟があるんだ』
いや、ブルー。その壁、とっくに崩壊して無くなったヤツだよな?
0
お気に入りに追加
71
あなたにおすすめの小説
異世界転移したらチート能力がついていて最強だった。
たけお
ファンタジー
俺は気づいたら異世界にいた。
転移魔法を使い俺達を呼び寄せたのはクダラシム王国の者達だった。
彼には異世界の俺らを勝手に呼び寄せ、俺達に魔族を退治しろという。
冗談じゃない!勝手に呼び寄せた挙句、元の世界に二度と戻れないと言ってきた。
抵抗しても奴らは俺たちの自由を奪い戦う事を強制していた。。
中には殺されたり従順になるように拷問されていく。
だが俺にはこの世界に転移した時にもう一つの人格が現れた。
その人格にはチート能力が身についていて最強に強かった。
正直、最低な主人公です。バイでショタコンでロリコン、ただの欲望のままに生きていきます。
男同士女同士もあります。
残酷なシーンも多く書く予定です。
なろうで連載していましたが、消えたのでこちらでやり直しです。
憧れの剣士とセフレになったけど俺は本気で恋してます!
藤間背骨
BL
若い傭兵・クエルチアは、凄腕の傭兵・ディヒトバイと戦って負け、その強さに憧れた。
クエルチアは戦場から姿を消したディヒトバイを探し続け、数年後に見つけた彼は闘技場の剣闘士になっていた。
初めてディヒトバイの素顔を見たクエルチアは一目惚れし、彼と戦うために剣闘士になる。
そして、勢いで体を重ねてしまう。
それ以来戦いのあとはディヒトバイと寝ることになったが、自分の気持ちを伝えるのが怖くて体だけの関係を続けていた。
このままでいいのかと悩むクエルチアは護衛の依頼を持ちかけられる。これを機にクエルチアは勇気を出してディヒトバイと想いを伝えようとするが――。
※2人の関係ではありませんが、近親相姦描写が含まれるため苦手な方はご注意ください。
※年下わんこ攻め×人生に疲れたおじさん受け
※毎日更新・午後8時投稿・全32話
二人とも好きじゃあダメなのか?
あさきりゆうた
BL
元格闘家であり、がたいの良さだけがとりえの中年体育教師 梶原一輝は、卒業式の日に、自身の教え子であった二人の男子生徒から告白を受けた。
正面から愛の告白をしてきた二人の男子生徒に対し、梶原一輝も自身の気持ちに正直になり、二人に対し、どちらも好きと告白した!?
※ムキムキもじゃもじゃのおっさん受け、年下責めに需要がありそうなら、後々続きを書いてみたいと思います。
21.03.11
つい、興奮して、日にちをわきまえずに、いやらしい新話を書いてしまいました。
21.05.18
第三話投稿しました。ガチムチなおっさんにメイド服を着させて愛してやりたい、抱きたいと思いました。
23.09.09
表紙をヒロインのおっさんにしました。
僕は社長の奴隷秘書♡
ビビアン
BL
性奴隷――それは、専門の養成機関で高度な教育を受けた、政府公認のセックスワーカー。
性奴隷養成学園男子部出身の青年、浅倉涼は、とある企業の社長秘書として働いている。名目上は秘書課所属だけれど、主な仕事はもちろんセックス。ご主人様である高宮社長を始めとして、会議室で応接室で、社員や取引先に誠心誠意えっちなご奉仕活動をする。それが浅倉の存在意義だ。
これは、母校の教材用に、性奴隷浅倉涼のとある一日をあらゆる角度から撮影した貴重な映像記録である――
※日本っぽい架空の国が舞台
※♡喘ぎ注意
※短編。ラストまで予約投稿済み
堕ちた英雄
風祭おまる
BL
盾の英雄と呼ばれるオルガ・ローレンスタは、好敵手との戦いに敗れ捕虜となる。
武人としての死を望むオルガだが、待っていたのは真逆の性奴隷としての生だった。
若く美しい皇帝に夜毎嬲られ、オルガは快楽に堕されてゆく。
第一部
※本編は一切愛はなく救いもない、ただおっさんが快楽堕ちするだけの話です
※本編は下衆遅漏美青年×堅物おっさんです
※下品です
※微妙にスカ的表現(ただし、後始末、準備)を含みます
※4話目は豪快おっさん×堅物おっさんで寝取られです。ご注意下さい
第二部
※カップリングが変わり、第一部で攻めだった人物が受けとなります
※要所要所で、ショタ×爺表現を含みます
※一部死ネタを含みます
※第一部以上に下品です
暗殺者から始まる異世界満喫生活
暇人太一
ファンタジー
異世界に転生したが、欲に目がくらんだ伯爵により嬰児取り違え計画に巻き込まれることに。
流されるままに極貧幽閉生活を過ごし、気づけば暗殺者として優秀な功績を上げていた。
しかし、暗殺者生活は急な終りを迎える。
同僚たちの裏切りによって自分が殺されるはめに。
ところが捨てる神あれば拾う神ありと言うかのように、森で助けてくれた男性の家に迎えられた。
新たな生活は異世界を満喫したい。
装備製作系チートで異世界を自由に生きていきます
tera
ファンタジー
※まだまだまだまだ更新継続中!
※書籍の詳細はteraのツイッターまで!@tera_father
※第1巻〜7巻まで好評発売中!コミックス1巻も発売中!
※書影など、公開中!
ある日、秋野冬至は異世界召喚に巻き込まれてしまった。
勇者召喚に巻き込まれた結果、チートの恩恵は無しだった。
スキルも何もない秋野冬至は一般人として生きていくことになる。
途方に暮れていた秋野冬至だが、手に持っていたアイテムの詳細が見えたり、インベントリが使えたりすることに気づく。
なんと、召喚前にやっていたゲームシステムをそっくりそのまま持っていたのだった。
その世界で秋野冬至にだけドロップアイテムとして誰かが倒した魔物の素材が拾え、お金も拾え、さらに秋野冬至だけが自由に装備を強化したり、錬金したり、ゲームのいいとこ取りみたいな事をできてしまう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる