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ある日のこと。

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タッパーの色が染まっていた
それだけだと大した問題でもないばいい。
どうして洗った後しばらく置いていると臭うのか??
独特のものがあるような気がする。
消しゴムと同じ。
素材が変質したのか?
だから、どうという、問題でもない。
そうなのだけど、
細かな問題の積み重ねはなかなかにストレスだ。
大きな問題はもちろん大変なことだ。
小さな問題は数が増えた時に「この程度のことに困らされる、なんてつまらないことだ、なんと弱いことだ」といったような新しいストレスを生む。自分の価値を悪い意味で再評価してしまう、その材料になるのだ。
きっかけは意外と些細な事の方が大きいのかもしれない。
もちろん一概に言えることではないが、経験則として、人の悩みに対して「些細なことだよ」とは軽々しく言えないなという話だ。
これもまた些細な話である。


    
    
    
    
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