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捨てられた子
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アミーユが目を覚ましたときには、夜が明けていた。
消防の鐘が鳴り響く音が聞こえる。空気に微かに煙を感じる。どこかで火災が起きているらしい。
起き上がると懐に手を入れた。革袋は盗られていない。中の硬貨を確かめる。
これだけあれば鉄道で隣町にも行ける。商人にでも雇ってもらうか。それとも名を変えて、もう一度、軍に志願するか。
ぼんやりと考えるアミーユの耳に、往来の声が届く。聞き覚えのあるものを拾い上げる。
「レルシュ邸らしいな」
「賊にやられたんだってよ」
「伯爵夫妻は黒焦げだってさ」
「ざまあみろだな」
アミーユはベンチから飛び跳ねていた。レルシュ邸に向かう。
アミーユは邸宅の居並ぶ屋敷通りの野次馬をかき分けて、レルシュ邸の前まで来た。
石造りの邸宅は、水を浴びて朝陽に照りかえっている。燃えたのは北側の一部で、すでに鎮火していた。
通りの一角にレルシュ家の使用人らが集まっていた。
持ち出したソファに腰かける父母の姿を見つけて、こわばった肩の力が抜けて、深い息をついた。
アミーユの容姿は目立つ。使用人が群衆の中にアミーユを見つけ、指をさす。そして、手を取り合ってアミーユの無事を喜んでいる。
戸惑いながらもアミーユは一家の身を寄せる一角に向かった。母親と目が合えば、母親はソファから立ち上がった。目を見開いて今にも泡吹きそうな顔で、アミーユを指さす。
母親の言葉はアミーユの思いも寄らぬものだった。
伯爵夫人は叫ぶ。
「何でっ? 何でお前が生きているの? 死んだはずでしょう?」
アミーユの顔が暗く歪んだ。まるでアミーユの死を望むような母親の口ぶりだ。
隣の伯爵はアミーユの姿に安堵を浮かべていたが、すぐに顔をこわばらせた。
「じゃあ、あの死体は誰だ?」
伯爵夫人が悲鳴じみた声を上げる。
「ゲイル、ゲイルッ。あの子は夜遊びに出ているだけよね? 毎晩のように出かけているんだもの、そうよね……?」
伯爵がソファから立ち上がり、消防吏員らが立ち動く邸宅に入って行った。アミーユも後を追う。
ロータリーには家具やらテーブルやら雑多な家財が運び出されており、その脇にシーツのかかった担架があった。
伯爵がめくるとヒト型のものが出てきた。真っ黒に炭化している。
背後のアミーユに聞こえるように伯爵はつぶやいた。
「アミーユ、お前の部屋から火が上がってな、焼け跡からこの遺体が出てきたんだ。賊がお前を縛り上げて火を放ったと思っていたんだが」
遺体は両手両足を背中で一つにまとめたような形をしていた。
伯爵はゆっくりとつぶやく。
「アミーユ、お前じゃなければ誰だと思う?」
伯爵は光を失った目で、遺体を見つめた。遺体の手の部分をハンカチで拭う。
「まだ中が燃えているのかな。手が温かい」
伯爵は何かをつかみ上げた。それは、指輪だった。
伯爵は指輪をハンカチで拭うと、陽光にかざして見つめた。そのまま、腰が抜けたようにへなへなと尻もちをついた。
「……なんてことだ……、これはゲイルだ」
「―――イヤァァァァッ!」」
つんざく悲鳴が背後で起きる。振り返ると、伯爵夫人が、両脇を使用人に支えられていた。束の間気を失っていたが、目を開けると恐ろしい形相でまた叫んだ。
「ゲイルじゃないっ、ゲイルのはずがないわっ。あなたそう言って」
夫人は座り込む伯爵から指輪を奪うと、確かめた。「いやあああっ」とまた気を失い、しばらくして叫び始めた。気が狂わんばかりに髪を振り乱して泣き叫ぶ。
「ゲイルッ、ゲイルッ、いやあ、いやあよっ」
座り込み放心している伯爵に、遺体の前に膝をついて声を張り上げる夫人。いつもの威厳は完全に失われている。取り繕う余裕もない。
夫人は立ち上がると、アミーユにつかみかかった。
「どうしてゲイルがお前の部屋にいたのよ。どうして、どうしてよ、お前、わかっててやったの? わかっててやったの?」
「………、…………わかってて?」
アミーユはその言葉に、首を傾げる。
夫人はアミーユの胸を両腕で叩く。
「お前が死ねばよかったのに。お前が」
…………わかってて?
「………母上……」
「ああ、どうしてゲイルが、どうして!」
「…………は、母上は火災が起きるのを知っていたのですか………?」
夫人はハッと顔色を変えた。夫人は黙り込んだ。
アミーユは愕然と夫人を眺めた。
母上が俺の部屋に、火を、つけ、た………?
伯爵が焦点の戻った目で夫人を見上げた。ふらりと立ち上がると、夫人を見る。信じがたいものを見る目つきだ。
「お前、まさか」
夫人は半歩後ずさると、顔をそむけた。伯爵が夫人の肩を掴んだ。
「お前がやったのか?」
夫人は何も答えない。
傍らに付き従っていた夫人のお気に入りの下女が、地面に這いつくばった。
「だ、だんなさま、お許しください。アミーユさまの部屋に火を投げ入れたのは私です。こんなことになるとは」
伯爵はその下女を一瞥すると、夫人に向いた。
「お前がやらせたのか、アミーユをころす、いや、危害を加えるために?」
またもや下女が答える。地面に頭を擦り付けている。
「こんなことになるとは思わなかったのです。奥様はちょっと脅すくらいの気持ちで」
伯爵は「おおっ!」と叫ぶと、下女を蹴り飛ばした。
「おお、おおっ……。何てことだ。何てことだっ」
伯爵は呻き声を上げて、頭を両手で掻きむしった。
風を切る音ののち、夫人が後ろによろめいた。伯爵が夫人の頬を張った。夫人はそのまま地面へと崩れ込んだ。
消防の鐘が鳴り響く音が聞こえる。空気に微かに煙を感じる。どこかで火災が起きているらしい。
起き上がると懐に手を入れた。革袋は盗られていない。中の硬貨を確かめる。
これだけあれば鉄道で隣町にも行ける。商人にでも雇ってもらうか。それとも名を変えて、もう一度、軍に志願するか。
ぼんやりと考えるアミーユの耳に、往来の声が届く。聞き覚えのあるものを拾い上げる。
「レルシュ邸らしいな」
「賊にやられたんだってよ」
「伯爵夫妻は黒焦げだってさ」
「ざまあみろだな」
アミーユはベンチから飛び跳ねていた。レルシュ邸に向かう。
アミーユは邸宅の居並ぶ屋敷通りの野次馬をかき分けて、レルシュ邸の前まで来た。
石造りの邸宅は、水を浴びて朝陽に照りかえっている。燃えたのは北側の一部で、すでに鎮火していた。
通りの一角にレルシュ家の使用人らが集まっていた。
持ち出したソファに腰かける父母の姿を見つけて、こわばった肩の力が抜けて、深い息をついた。
アミーユの容姿は目立つ。使用人が群衆の中にアミーユを見つけ、指をさす。そして、手を取り合ってアミーユの無事を喜んでいる。
戸惑いながらもアミーユは一家の身を寄せる一角に向かった。母親と目が合えば、母親はソファから立ち上がった。目を見開いて今にも泡吹きそうな顔で、アミーユを指さす。
母親の言葉はアミーユの思いも寄らぬものだった。
伯爵夫人は叫ぶ。
「何でっ? 何でお前が生きているの? 死んだはずでしょう?」
アミーユの顔が暗く歪んだ。まるでアミーユの死を望むような母親の口ぶりだ。
隣の伯爵はアミーユの姿に安堵を浮かべていたが、すぐに顔をこわばらせた。
「じゃあ、あの死体は誰だ?」
伯爵夫人が悲鳴じみた声を上げる。
「ゲイル、ゲイルッ。あの子は夜遊びに出ているだけよね? 毎晩のように出かけているんだもの、そうよね……?」
伯爵がソファから立ち上がり、消防吏員らが立ち動く邸宅に入って行った。アミーユも後を追う。
ロータリーには家具やらテーブルやら雑多な家財が運び出されており、その脇にシーツのかかった担架があった。
伯爵がめくるとヒト型のものが出てきた。真っ黒に炭化している。
背後のアミーユに聞こえるように伯爵はつぶやいた。
「アミーユ、お前の部屋から火が上がってな、焼け跡からこの遺体が出てきたんだ。賊がお前を縛り上げて火を放ったと思っていたんだが」
遺体は両手両足を背中で一つにまとめたような形をしていた。
伯爵はゆっくりとつぶやく。
「アミーユ、お前じゃなければ誰だと思う?」
伯爵は光を失った目で、遺体を見つめた。遺体の手の部分をハンカチで拭う。
「まだ中が燃えているのかな。手が温かい」
伯爵は何かをつかみ上げた。それは、指輪だった。
伯爵は指輪をハンカチで拭うと、陽光にかざして見つめた。そのまま、腰が抜けたようにへなへなと尻もちをついた。
「……なんてことだ……、これはゲイルだ」
「―――イヤァァァァッ!」」
つんざく悲鳴が背後で起きる。振り返ると、伯爵夫人が、両脇を使用人に支えられていた。束の間気を失っていたが、目を開けると恐ろしい形相でまた叫んだ。
「ゲイルじゃないっ、ゲイルのはずがないわっ。あなたそう言って」
夫人は座り込む伯爵から指輪を奪うと、確かめた。「いやあああっ」とまた気を失い、しばらくして叫び始めた。気が狂わんばかりに髪を振り乱して泣き叫ぶ。
「ゲイルッ、ゲイルッ、いやあ、いやあよっ」
座り込み放心している伯爵に、遺体の前に膝をついて声を張り上げる夫人。いつもの威厳は完全に失われている。取り繕う余裕もない。
夫人は立ち上がると、アミーユにつかみかかった。
「どうしてゲイルがお前の部屋にいたのよ。どうして、どうしてよ、お前、わかっててやったの? わかっててやったの?」
「………、…………わかってて?」
アミーユはその言葉に、首を傾げる。
夫人はアミーユの胸を両腕で叩く。
「お前が死ねばよかったのに。お前が」
…………わかってて?
「………母上……」
「ああ、どうしてゲイルが、どうして!」
「…………は、母上は火災が起きるのを知っていたのですか………?」
夫人はハッと顔色を変えた。夫人は黙り込んだ。
アミーユは愕然と夫人を眺めた。
母上が俺の部屋に、火を、つけ、た………?
伯爵が焦点の戻った目で夫人を見上げた。ふらりと立ち上がると、夫人を見る。信じがたいものを見る目つきだ。
「お前、まさか」
夫人は半歩後ずさると、顔をそむけた。伯爵が夫人の肩を掴んだ。
「お前がやったのか?」
夫人は何も答えない。
傍らに付き従っていた夫人のお気に入りの下女が、地面に這いつくばった。
「だ、だんなさま、お許しください。アミーユさまの部屋に火を投げ入れたのは私です。こんなことになるとは」
伯爵はその下女を一瞥すると、夫人に向いた。
「お前がやらせたのか、アミーユをころす、いや、危害を加えるために?」
またもや下女が答える。地面に頭を擦り付けている。
「こんなことになるとは思わなかったのです。奥様はちょっと脅すくらいの気持ちで」
伯爵は「おおっ!」と叫ぶと、下女を蹴り飛ばした。
「おお、おおっ……。何てことだ。何てことだっ」
伯爵は呻き声を上げて、頭を両手で掻きむしった。
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