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第3話.熱
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着替えの慎重さは、さながら秘密裏に計画を進めるスパイか何かだった。胸元だけは見られないよう、腕や服で隠しながらの作業は、あれにやられた記憶が蘇ってむずむずした。
特に面倒が起きず、束の間の安堵。しかし、問題はむしろそれからだった。
異変は準備運動のランニング中に起きた。
「んっ、......?ふっ、ん......」
どういうわけか、わざとらしい艶かしさを帯びた吐息。自分で恥ずかしくなって顔が熱くなるのを感じ、焦って後方を確認する。グラウンドのしばらく後ろを走る部員の姿。他人に聞かれていなくて良かったが...
「くっ、......ん?んっ......!」
ああ、ウザいーーーまたあの感覚だ。上げた足が地面に着くたびに、緩い衝撃が全身を這う。
揺れる体操服が、皮膚をじれったく撫でる。
風になびく髪が、耳をくすぐる。
吐息は依然として変にエロい。
熱さはグラウンドの蜃気楼のせいではない。徐々に耐え難くなる火照り。何か身体が変だ。
口を手で押さえる。自分の吐息が耳の奥で反響するみたいで、変な気分になる。じれったい。切ない?
「どうしたエズ、耳真っ赤だぞ」
「っひゃ」
大きく厚い手に叩かれた肩が跳ねる。
「はっ、何だ今の声、女子みてー」
ハスキーな笑い。田高だった。
反射的にキッと睨んでしまう。田高は「や、悪い」と軽い返事をした。
「こんなバカ暑いのにジャージまで着てどうした?具合悪い?」
背筋を走った電流が忘れられず、すぐに話せない。呼吸を整え、真っ白になった頭をなんとか整理してから、
「......別に。ちょっと寝不足なだけ」
怪訝に覗き込む田高の顔が、視界のすみでぎょっと目を見開いた。
「おい隈やべぇぞ?ゲームし過ぎか?」
「ぃ、いや......ってかさ」
肩にごつごつした手、背中に回された骨太の腕。
「そ、れより......ぅ腕、どかしてくれない?なん、か」
やっぱり何か変だ。身体に触れられるだけで、そこがぽかぽかと熱く、苦しくなる。
「?...おう」
田高は相変わらず不思議そうに横を過ぎ去っていった。
その後も身体の調子は変なままだった。準備運動の途中でいよいよ耐えられなくなり、身体の異変を顧問に訴えた。大事な時期に見学ーーーという名前を借りた休みーーーの申し出なんて、下手したら平手打ちを喰らいかねないが、体罰にうるさい最近の風潮と日頃の行いのおかげで(我ながら、部活では優等生そのものだ)頰は赤く腫れずに済んだ。
校舎の日陰からグラウンドを眺めるのは退屈だ。
ふと昨日のことを思い出す。あいつの姿がこの上なく不気味に思い出されて、悪寒に体育座りの体を丸める。あれは何だったのか?疼く身体が、あれは夢じゃない、と囁くのが気持ち悪い。
運動して身体が熱い時には涼しく感じる風が、ここでは寒いくらい吹き付けるのは不思議だ。ふいにあいつの不快な声が脳裏で再生されそうになるのを振り払うように、周囲の音に注意を傾ける。100m走の足音、校舎のどこかに下がる風鈴。ホイッスルに呼ばれた気がした。
「何だよエズ、サボりかー?」
汗を拭く顔をこれ見よがしに歪めながら今井が言う。
「あれ?もしかして?俺と競うのにビビッてんの?」
「はぁ?そんな訳ねーだろ」
昨日そんな話もしたな、とぼんやり思い出す。今日は一段と好調らしい今井の、図に乗っておどけた調子にイラっとさせられる。
「いや、今日は体調悪いから。マジで」
「まあまあ、ジュースは1本でカンベンしてやるよ?」
......ちょうど風が吹いた。疼きはさっきよりだいぶ弱まったようだし、体を温めるにはいいタイミングだろう。手持ち無沙汰にも耐えかねていたところだ。
「......やってやるよ今井ィ‼︎」
勝負を仕掛けられたら受けて立たずにはいられないのが悪い所だ。身体のことなどほとんど忘れてジャージを脱ぐ。グラウンドでは、やはり半袖半ズボンの体操着こそが正装だ。
スタートラインに並ぶと部員たちのガヤが上がった。そのほとんどが今井の応援で、嬉しくなる。それだけ自分の実力が認められているということの裏返しなのだ。
クラウチングの姿勢をとる。
「今さら取り消しとかナシだからな」
「今日は勝つぜ」
スタンディングの姿勢で今井が呟いた。
最高の走りができたときは、何だか記憶喪失みたいになる。号砲の声を思い出した時には既に、ゴールの白線を踏んでいた。
最高の走りだった。しかし、身体を包む感覚は喜びではなかった。
かーっ、無理無理‼︎はえぇー。
あ、融ける。ーーーそんな奇妙な感覚が強烈にせぐりあがってきて、立っていられない。忙しく震え始める身体とは対照的に、頭の中はどこかぼんやりとして、何も考えられない。
どこが不調だよ、エズ?
崩れ落ちるときに聞こえたのは今井の声だろうか。鼓動が信じられないくらいはやい。
(あれ?気持ちいい......これ?)
軽く意識がトびそうになる。今までウザいと思っていた感覚が、急激に気持ちいいへと変容していく、気付かされる。
自分を中心にグラウンドが騒がしくなっていることに気付いたが、そんな事はもはやどうでもよくなっていた。今はただ、身体を包む感覚を味わいたい......
意識がはっきりしてくると、保健室に運ばれた自分の姿を想像して、急に恥ずかしくなった。今井と顧問に肩を貸されて運ばれる姿は、まるでどこかで見た写真の宇宙人だっただろう。
廊下から、顧問と若い女性のやりとりがかすかに聞こえた。
背の低いソファに座っている。目の前の背の低い机の上に、コップ一杯のスポーツドリンク。別に何ともない、ただの市販のスポーツドリンクだが、保健室で飲むとやけに美味しく感じた。あっという間にコップは空になった。
と、ぼーっとしているところに引き戸が突然に開いたので、必要以上にびっくりしてしまった。振り返ると、保健室の先生が微笑みを浮かべながら立っていた。
「体調はどうかな、気持ち悪かったりしない?」
優しくもはきはきとした声。なんだかやけに緊張してしまう。
「いえ、特に」
「うん、良かった。岩森先生が怒鳴り込んできたからびっくりしたよー?あの人、ああ見えて心配性なんだから」
静かに笑いながらそう言うと、先生は棚から体温計を取り出した。日陰になって、白い壁が青みがかった保健室、少し動くとふわふわ揺れる白衣が、水槽の熱帯魚みたいで綺麗だ。先生が背の低いソファの隣に座る。
「ちょっとごめんね」
先生が体操服の隙間から体温計をーーーあれ、何か忘れている気が?
違和感を感じて体操服の内側をちらりと見て、一瞬、思考が停止する。
ーーー絆創膏‼︎
先生には見えていないという淡い希望を抱きながら、そろそろと視線をやる。セミロングの黒髪の内側、緩む口元。ああ、これ......多分ダメだ。
「いや、これは」
「うん。ケガしちゃったかなー」
一気に顔が赤くなっていくのを感じる。やばい、超熱い。弁明しようとしてもかえって恥ずかしくなるだけなので、温度計の電子音が鳴るまでの間、この羞恥心にじっと耐えるしかなかった。
「......平熱だね。他の症状も出てないみたい。熱中症じゃなくて良かった。寝不足かな」
むしろ今、熱中症で倒れたいくらいだった。恥ずかしさにめまいがする。
横になるように促され、重い足取りでベッドへ。倒れ込むように仰向けになると、なんだか眠くなってきた。色々あって、思いのほか身体に負担がかかっていたのだろうか。
気付くと、眠気に朦朧とする脳裏で、グラウンドで崩れ落ちたときの感覚を思い出していた。
「お母さんに迎えに来るように連絡してあるから、あと30分くらいーーー」
先生が、ふいに半ズボンの方へ視線を向けた。眼鏡の奥、細めた目がどことなく色っぽかった。
「......ゆっくり休んでね」
ベッドの周りの白いカーテンが閉められた。安心からか、だんだん眠気が強くなる。
「”.“~~~...”.“~~~...」
特に面倒が起きず、束の間の安堵。しかし、問題はむしろそれからだった。
異変は準備運動のランニング中に起きた。
「んっ、......?ふっ、ん......」
どういうわけか、わざとらしい艶かしさを帯びた吐息。自分で恥ずかしくなって顔が熱くなるのを感じ、焦って後方を確認する。グラウンドのしばらく後ろを走る部員の姿。他人に聞かれていなくて良かったが...
「くっ、......ん?んっ......!」
ああ、ウザいーーーまたあの感覚だ。上げた足が地面に着くたびに、緩い衝撃が全身を這う。
揺れる体操服が、皮膚をじれったく撫でる。
風になびく髪が、耳をくすぐる。
吐息は依然として変にエロい。
熱さはグラウンドの蜃気楼のせいではない。徐々に耐え難くなる火照り。何か身体が変だ。
口を手で押さえる。自分の吐息が耳の奥で反響するみたいで、変な気分になる。じれったい。切ない?
「どうしたエズ、耳真っ赤だぞ」
「っひゃ」
大きく厚い手に叩かれた肩が跳ねる。
「はっ、何だ今の声、女子みてー」
ハスキーな笑い。田高だった。
反射的にキッと睨んでしまう。田高は「や、悪い」と軽い返事をした。
「こんなバカ暑いのにジャージまで着てどうした?具合悪い?」
背筋を走った電流が忘れられず、すぐに話せない。呼吸を整え、真っ白になった頭をなんとか整理してから、
「......別に。ちょっと寝不足なだけ」
怪訝に覗き込む田高の顔が、視界のすみでぎょっと目を見開いた。
「おい隈やべぇぞ?ゲームし過ぎか?」
「ぃ、いや......ってかさ」
肩にごつごつした手、背中に回された骨太の腕。
「そ、れより......ぅ腕、どかしてくれない?なん、か」
やっぱり何か変だ。身体に触れられるだけで、そこがぽかぽかと熱く、苦しくなる。
「?...おう」
田高は相変わらず不思議そうに横を過ぎ去っていった。
その後も身体の調子は変なままだった。準備運動の途中でいよいよ耐えられなくなり、身体の異変を顧問に訴えた。大事な時期に見学ーーーという名前を借りた休みーーーの申し出なんて、下手したら平手打ちを喰らいかねないが、体罰にうるさい最近の風潮と日頃の行いのおかげで(我ながら、部活では優等生そのものだ)頰は赤く腫れずに済んだ。
校舎の日陰からグラウンドを眺めるのは退屈だ。
ふと昨日のことを思い出す。あいつの姿がこの上なく不気味に思い出されて、悪寒に体育座りの体を丸める。あれは何だったのか?疼く身体が、あれは夢じゃない、と囁くのが気持ち悪い。
運動して身体が熱い時には涼しく感じる風が、ここでは寒いくらい吹き付けるのは不思議だ。ふいにあいつの不快な声が脳裏で再生されそうになるのを振り払うように、周囲の音に注意を傾ける。100m走の足音、校舎のどこかに下がる風鈴。ホイッスルに呼ばれた気がした。
「何だよエズ、サボりかー?」
汗を拭く顔をこれ見よがしに歪めながら今井が言う。
「あれ?もしかして?俺と競うのにビビッてんの?」
「はぁ?そんな訳ねーだろ」
昨日そんな話もしたな、とぼんやり思い出す。今日は一段と好調らしい今井の、図に乗っておどけた調子にイラっとさせられる。
「いや、今日は体調悪いから。マジで」
「まあまあ、ジュースは1本でカンベンしてやるよ?」
......ちょうど風が吹いた。疼きはさっきよりだいぶ弱まったようだし、体を温めるにはいいタイミングだろう。手持ち無沙汰にも耐えかねていたところだ。
「......やってやるよ今井ィ‼︎」
勝負を仕掛けられたら受けて立たずにはいられないのが悪い所だ。身体のことなどほとんど忘れてジャージを脱ぐ。グラウンドでは、やはり半袖半ズボンの体操着こそが正装だ。
スタートラインに並ぶと部員たちのガヤが上がった。そのほとんどが今井の応援で、嬉しくなる。それだけ自分の実力が認められているということの裏返しなのだ。
クラウチングの姿勢をとる。
「今さら取り消しとかナシだからな」
「今日は勝つぜ」
スタンディングの姿勢で今井が呟いた。
最高の走りができたときは、何だか記憶喪失みたいになる。号砲の声を思い出した時には既に、ゴールの白線を踏んでいた。
最高の走りだった。しかし、身体を包む感覚は喜びではなかった。
かーっ、無理無理‼︎はえぇー。
あ、融ける。ーーーそんな奇妙な感覚が強烈にせぐりあがってきて、立っていられない。忙しく震え始める身体とは対照的に、頭の中はどこかぼんやりとして、何も考えられない。
どこが不調だよ、エズ?
崩れ落ちるときに聞こえたのは今井の声だろうか。鼓動が信じられないくらいはやい。
(あれ?気持ちいい......これ?)
軽く意識がトびそうになる。今までウザいと思っていた感覚が、急激に気持ちいいへと変容していく、気付かされる。
自分を中心にグラウンドが騒がしくなっていることに気付いたが、そんな事はもはやどうでもよくなっていた。今はただ、身体を包む感覚を味わいたい......
意識がはっきりしてくると、保健室に運ばれた自分の姿を想像して、急に恥ずかしくなった。今井と顧問に肩を貸されて運ばれる姿は、まるでどこかで見た写真の宇宙人だっただろう。
廊下から、顧問と若い女性のやりとりがかすかに聞こえた。
背の低いソファに座っている。目の前の背の低い机の上に、コップ一杯のスポーツドリンク。別に何ともない、ただの市販のスポーツドリンクだが、保健室で飲むとやけに美味しく感じた。あっという間にコップは空になった。
と、ぼーっとしているところに引き戸が突然に開いたので、必要以上にびっくりしてしまった。振り返ると、保健室の先生が微笑みを浮かべながら立っていた。
「体調はどうかな、気持ち悪かったりしない?」
優しくもはきはきとした声。なんだかやけに緊張してしまう。
「いえ、特に」
「うん、良かった。岩森先生が怒鳴り込んできたからびっくりしたよー?あの人、ああ見えて心配性なんだから」
静かに笑いながらそう言うと、先生は棚から体温計を取り出した。日陰になって、白い壁が青みがかった保健室、少し動くとふわふわ揺れる白衣が、水槽の熱帯魚みたいで綺麗だ。先生が背の低いソファの隣に座る。
「ちょっとごめんね」
先生が体操服の隙間から体温計をーーーあれ、何か忘れている気が?
違和感を感じて体操服の内側をちらりと見て、一瞬、思考が停止する。
ーーー絆創膏‼︎
先生には見えていないという淡い希望を抱きながら、そろそろと視線をやる。セミロングの黒髪の内側、緩む口元。ああ、これ......多分ダメだ。
「いや、これは」
「うん。ケガしちゃったかなー」
一気に顔が赤くなっていくのを感じる。やばい、超熱い。弁明しようとしてもかえって恥ずかしくなるだけなので、温度計の電子音が鳴るまでの間、この羞恥心にじっと耐えるしかなかった。
「......平熱だね。他の症状も出てないみたい。熱中症じゃなくて良かった。寝不足かな」
むしろ今、熱中症で倒れたいくらいだった。恥ずかしさにめまいがする。
横になるように促され、重い足取りでベッドへ。倒れ込むように仰向けになると、なんだか眠くなってきた。色々あって、思いのほか身体に負担がかかっていたのだろうか。
気付くと、眠気に朦朧とする脳裏で、グラウンドで崩れ落ちたときの感覚を思い出していた。
「お母さんに迎えに来るように連絡してあるから、あと30分くらいーーー」
先生が、ふいに半ズボンの方へ視線を向けた。眼鏡の奥、細めた目がどことなく色っぽかった。
「......ゆっくり休んでね」
ベッドの周りの白いカーテンが閉められた。安心からか、だんだん眠気が強くなる。
「”.“~~~...”.“~~~...」
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