アラサー未亡人！

マネージャー

…

ノジの案内で着いたのは小籠包の専門店だった。
「あっ、ここテレビで見たことある！」
「ほんと！美味いんだよ！アヤさん喜ぶかなぁって。」
ノジの気遣いにアヤはキュンとした。
小さなお店で立ちながら食べる屋台スタイルのお店だった。
アヤ達の他にお客さんは2組。
「俺注文してくるね！」
ノジは率先して動いてくれる。

「おまたせ！熱いからね！」
ノジは箸とレンゲをアヤに渡して言った。
「美味しそう！わーい！」
アヤはレンゲに小籠包を乗せて割って食べようとしたが
「熱！！」
想像以上の熱さだった。
「だから言ったじゃん！アヤさん可愛い！」
ノジは笑った。
熱々の小籠包は本当に熱くてしばらく食べられない。
その間にノジにマネージャーの話を切り出してみることにした。
「ねぇ、ノジくん。あのサイトで稼ぐにはどうしたらいいのかな。」
「んーもっと稼ぎたいの？」
「うん、まずね男の人側の料金設定から把握して戦略を考えたい！」
「男側のページ見たいの？」
「うん！」
ノジは自分のスマホを取り出して確認している。