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第6話 Nコースの秘密
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「簡潔に言おう。Nコースは全国から選りすぐりの変わった問題児や特別な事情を持っている人を集めたコースさ。だから、教師も下手に手を出せない。だって、何をしでかすか分かったものじゃないからね。更に、Nコースの生徒は一週間に一度登校するだけでいいという特権が与えられている。」
そういった校長(ロリ)は目の前にある茶をずずっと啜っている。
「(・・・ん?それだけ?もっと泥々した昼ドラみたいな展開や真相とかないのかよ)・・・なるほど、理解しました。どおりで、変わったというより、一癖も二癖もある人(どこからどうみてもヤバイ奴ばっか但し俺は除く)がいたわけだ。でもゆ、朝倉さん(暫定で最有力候補の最もヤバイ奴)みたいに、そのことを知らない人も居るんですよね?」
お前は何を期待してるんだよ。あと、自分だけ違うとかいう前に鏡見た方がいい。きっとどんどんヤバくなっていく奴が見える筈だから。
「いや、玻座間君以外みんな知っていたよ。特別な封筒を送ってね。朝倉さんにも送った筈なんだけど、・・・その様子だとどうやら手違いがあったみたいだね。」
「また手違いか、多いですね。(ホントこの学校ヤダ)」
「それについては謝罪する。すまない。」
校長(ロリ)はぺこりと擬音がしそうな感じで頭を下げた。
「いや、校長先生の責任ではないですから、謝らないでください。(ふざけんなよ、畜生が!!どう責任とってくれんだ?あぁん!?)朝倉さんもそれでいいよね?」
これぞまさに、言ってることとやってることが違いすぎる、である。
「うん。よ、玻座間君がそういうなら。」
「(何だ?今のわざとらしい間違え方は?あざと可愛いすぎだろーが!!)」
お前も間違えてただろうが。それにそれは褒めているのか、貶してしているのか?可愛いなら素直に可愛いって言えよツンデレ君(最も誰も得しない模様。但し朝倉 唯という例外中の例外は除く)
「ありがとう。・・・それで質問は終わりかな?」
「あ、そうですね。(あー、このロリ。どう、断罪してやろうか。そうだ!こいつのことはこれからロリババアと正式に呼ぶことにしよう。やったね!ロリからロリババアにランクアップだよ!)」
ロリババア呼びとかあんまりである。大体、誰がどう考えてもランクダウンだろう。
「朝倉さんだけ、ちょっと残ってほしんだけどいいかな?」
「分かりました。陽君、教室で待ってて。」
「分かった。(何だ?居残りか?ザマァ!!!!!)それじゃあ、失礼しました。(全くつまらない真相だったぜ。あー、今日はお布団高くして寝よ寝よ)」
布団じゃなくて、枕ではないのか?それと、忘れてるようだが、お前唯が終わるまで帰れないぞ。
********************
「いや~、残ってもらって悪いね。」
「いえ、大丈夫です。それで何か?」
「ああ、唯ちゃんに残ってもらったのはね、真の真相を教えるためだよ。そもそも、ちゃんと君にも封筒送ったけど、玻座間君と同じ状況が良いから集会にこなかったでしょ。それじゃあ、困るだよね。単刀直入に聞こう。君はNコースをどう思っている?」
校長(ロリババア)はそう言うと、机の上に両手のひじをおいて、手を合わせた。そう、⚫️ヴァンゲリ⚫️ンのお父さんポーズである。
「どう、と言われましても。なんかとてもキナ臭いとしか・・・。」
「ふむ、キナ臭いと思えてるのなら十分だよ。実はね、Nコースは問題がある生徒を引き取っているのだが、それは只の問題がある生徒ではない。寧ろ、問題というより優秀といえるね。だって、より強い超常の力を持っているのだから。」
「・・・校長先生、話がみえません。」
「うーん、そうだなぁ。簡単に言えば超能力、若しくは異能。君達はその中でも特に強力な力を持っているんだ。今はまだ一部の生徒しかそのことを知らないけどね。」
「・・・嘘はいってないようですね。」
唯はそんな馬鹿な話がある訳がない。と、言おうとしたが、校長の真剣な表情からそれが真実であることに気付いた。
「そうだ。それから此処からが重要なのだが・・・。」
そうして、語られる真相の一つ一つは唯を驚愕させた。
「それじゃあ、唯ちゃん分かってるね?」
「分かっていますよ。どちらにしろ陽君は守ります。」
「ふっふ、君は相変わらずあの子にご執心なんだね。でも、余裕そうにしてると、他の子に取られちゃうよ。」
「そうですね。ご忠告大変痛み入ります。ですが、心配には及びません。陽君は足の爪先から、髪の毛の先っぽまで私のモノですから。それでは失礼します。久しぶりに話せて楽しかったですよ、姉さん。」
唯はそう言って、振り返ることなく校長室を辞した。
「全く、あの子は。玻座間君のことしか頭にないんじゃないのか。玻座間君を唯と同じNー1に入れたのは、本当に良かったよ。まあ元々、Nコースのクラスに入れるつもりだったけどね。可愛い妹の恋路を邪魔をしたらどうなっていたことか。」
********************
ーー廊下にて
「(うーん、丁度良いし、今日陽君をヤっちゃおうかな。そうすれば、若しかすれば、若しかするかもだし。待っててね、陽君♪)」
ーーそこ頃、教室にて
「(うっ、何だろう途轍もない寒気が。・・・それにしても、遅すぎだろ。一体何やってんだよ、あのアマ!!僕をここまで待たせてるなんて、罪状は死刑で確定だな!!情状酌量の余地は微塵もないッ!!)」
陽は悲しいかな。らしくなく律儀にも教室で待っていた。取り敢えず、こいつに言いたいのは・・・
陽君逃げてぇぇぇぇぇぇぇ
ぇ!!!!!!!!!!!
そういった校長(ロリ)は目の前にある茶をずずっと啜っている。
「(・・・ん?それだけ?もっと泥々した昼ドラみたいな展開や真相とかないのかよ)・・・なるほど、理解しました。どおりで、変わったというより、一癖も二癖もある人(どこからどうみてもヤバイ奴ばっか但し俺は除く)がいたわけだ。でもゆ、朝倉さん(暫定で最有力候補の最もヤバイ奴)みたいに、そのことを知らない人も居るんですよね?」
お前は何を期待してるんだよ。あと、自分だけ違うとかいう前に鏡見た方がいい。きっとどんどんヤバくなっていく奴が見える筈だから。
「いや、玻座間君以外みんな知っていたよ。特別な封筒を送ってね。朝倉さんにも送った筈なんだけど、・・・その様子だとどうやら手違いがあったみたいだね。」
「また手違いか、多いですね。(ホントこの学校ヤダ)」
「それについては謝罪する。すまない。」
校長(ロリ)はぺこりと擬音がしそうな感じで頭を下げた。
「いや、校長先生の責任ではないですから、謝らないでください。(ふざけんなよ、畜生が!!どう責任とってくれんだ?あぁん!?)朝倉さんもそれでいいよね?」
これぞまさに、言ってることとやってることが違いすぎる、である。
「うん。よ、玻座間君がそういうなら。」
「(何だ?今のわざとらしい間違え方は?あざと可愛いすぎだろーが!!)」
お前も間違えてただろうが。それにそれは褒めているのか、貶してしているのか?可愛いなら素直に可愛いって言えよツンデレ君(最も誰も得しない模様。但し朝倉 唯という例外中の例外は除く)
「ありがとう。・・・それで質問は終わりかな?」
「あ、そうですね。(あー、このロリ。どう、断罪してやろうか。そうだ!こいつのことはこれからロリババアと正式に呼ぶことにしよう。やったね!ロリからロリババアにランクアップだよ!)」
ロリババア呼びとかあんまりである。大体、誰がどう考えてもランクダウンだろう。
「朝倉さんだけ、ちょっと残ってほしんだけどいいかな?」
「分かりました。陽君、教室で待ってて。」
「分かった。(何だ?居残りか?ザマァ!!!!!)それじゃあ、失礼しました。(全くつまらない真相だったぜ。あー、今日はお布団高くして寝よ寝よ)」
布団じゃなくて、枕ではないのか?それと、忘れてるようだが、お前唯が終わるまで帰れないぞ。
********************
「いや~、残ってもらって悪いね。」
「いえ、大丈夫です。それで何か?」
「ああ、唯ちゃんに残ってもらったのはね、真の真相を教えるためだよ。そもそも、ちゃんと君にも封筒送ったけど、玻座間君と同じ状況が良いから集会にこなかったでしょ。それじゃあ、困るだよね。単刀直入に聞こう。君はNコースをどう思っている?」
校長(ロリババア)はそう言うと、机の上に両手のひじをおいて、手を合わせた。そう、⚫️ヴァンゲリ⚫️ンのお父さんポーズである。
「どう、と言われましても。なんかとてもキナ臭いとしか・・・。」
「ふむ、キナ臭いと思えてるのなら十分だよ。実はね、Nコースは問題がある生徒を引き取っているのだが、それは只の問題がある生徒ではない。寧ろ、問題というより優秀といえるね。だって、より強い超常の力を持っているのだから。」
「・・・校長先生、話がみえません。」
「うーん、そうだなぁ。簡単に言えば超能力、若しくは異能。君達はその中でも特に強力な力を持っているんだ。今はまだ一部の生徒しかそのことを知らないけどね。」
「・・・嘘はいってないようですね。」
唯はそんな馬鹿な話がある訳がない。と、言おうとしたが、校長の真剣な表情からそれが真実であることに気付いた。
「そうだ。それから此処からが重要なのだが・・・。」
そうして、語られる真相の一つ一つは唯を驚愕させた。
「それじゃあ、唯ちゃん分かってるね?」
「分かっていますよ。どちらにしろ陽君は守ります。」
「ふっふ、君は相変わらずあの子にご執心なんだね。でも、余裕そうにしてると、他の子に取られちゃうよ。」
「そうですね。ご忠告大変痛み入ります。ですが、心配には及びません。陽君は足の爪先から、髪の毛の先っぽまで私のモノですから。それでは失礼します。久しぶりに話せて楽しかったですよ、姉さん。」
唯はそう言って、振り返ることなく校長室を辞した。
「全く、あの子は。玻座間君のことしか頭にないんじゃないのか。玻座間君を唯と同じNー1に入れたのは、本当に良かったよ。まあ元々、Nコースのクラスに入れるつもりだったけどね。可愛い妹の恋路を邪魔をしたらどうなっていたことか。」
********************
ーー廊下にて
「(うーん、丁度良いし、今日陽君をヤっちゃおうかな。そうすれば、若しかすれば、若しかするかもだし。待っててね、陽君♪)」
ーーそこ頃、教室にて
「(うっ、何だろう途轍もない寒気が。・・・それにしても、遅すぎだろ。一体何やってんだよ、あのアマ!!僕をここまで待たせてるなんて、罪状は死刑で確定だな!!情状酌量の余地は微塵もないッ!!)」
陽は悲しいかな。らしくなく律儀にも教室で待っていた。取り敢えず、こいつに言いたいのは・・・
陽君逃げてぇぇぇぇぇぇぇ
ぇ!!!!!!!!!!!
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