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第5話 加速する毒舌とアレ
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「(ホームルームまで、あと5分か。)」
陽は今、シンヤと別れて、おとなしく席に座っていた。なぜなら、あと5分でホームルームが始まることを悟り、何が起こるか分からないNコースのクラスなので、念のためにと思ったからだ。
「(しかし、ホームルームまであと少しなのに全然集まってないな。)」
そう、全くもってクラスメイトが集まって来ないのだ。
「(これから一年間、ずっと僕はここで過ごすんだろ。なら、Nコースについてもっと知りたいんだよなー。)」
陽が当面のやるべきことをどうしようか悩んでいると、教室のドアが開けられた。見ると、担任の先生だった。
「はーい皆さん、おはようございます。いきなりですが、出席を取ります。・・・と、いっても人が全然来てないですね。仕方ありませんが、ホームルームをやっていこうと思います。」
「(は?おいおい、僕含めて6人しかいないぞ。昨日の奴らはどこいったんだよ。)」
********************
ーー お昼休憩
「(もう昼か。それじゃあ、いろいろ聞きたいことがあるから弁当をさっさと食べて、校長(ロリ)にまた聞きにいくか。しっかし、アレで二十代らしいから驚きだよな。あのまま、三十代いったらロリババアの出来上がりだな。)」
ーー悲報 最近、陽の毒舌が根本的に酷くなって来てる模様。なぜ、そうなったのか?
理由は簡単。ここのところ、毎日誰かに見られている気がずっとしていたため、あまり寝れてないからだ。その証拠に目の下に薄っすらと隈ができている。あと、色々Nコースについて考察し過ぎて、今頭が若干パッパラパーになっているのもある。
「陽君。一緒にお弁当を食べよう?」
「あ、ああ、うん。(そういえば、今日の朝の占いが最下位だったな。何も起きなければいいが・・・。まあ大丈夫だろ。だって僕だぜ。常に女神に愛されてる(多分)男だぜ。きっと、上手くいくだろう。)」
ーーさらなる悲報 遂にコイツ毒舌だけじゃなく、ナルシストのジョブまで手に入れたようだ。おまけにやめておけばいいのに、すぐフラグをたてる。将来有望な一級フラグ建築士といえるだろう。百害あって一利なしとはこのことである。
「そういえば陽君、今日は朝からお疲れ気味だったね。昨日何かあったの?」
「いや、昨日っていうか、もっと前からかな。誰かに見張られてる気がして。」
「そうなの?大変だったね。(おかしいなぁー。ずっと陽君を見守っていたけど、そんな人いなかったと思うけどなぁ・・・。仕方ないなー♪警備レベルをもっと上げよっと。)」
コイツ・・・!まさかまさかの自覚症状なしである。いや、正確にいえば『見張られてる』だから、『見守っている』自分は違うと思っているのだろう。
皮肉にも陽は自分自身で首を絞めてしまったのである。これには流石に同情せざるを得ない。唯、恐ろしい娘!!
「しっかし、みんな変わっているよね。個性的っていうか、なんていうか。」
「まあ、ね。(あいつらを個性的で済ませられるんだから、すげえよ。僕ちゃん尊敬しちゃう。)・・・じゃあ食べ終わったし、ちょっと校長先生(ロリ)の所に話があるから、行ってくるね。」
「うん。・・・って、校長先生?」
「そうだよ。(あのロリ、校長室に入ればいいが・・・)」
「・・・私も行こうかな。どうせ暇だから。(陽君がロリコンじゃあないとは限らないし。もしそうだったとしても、調教・・・もとい教育すればいいだけだから、心配してないけど。)」
「えっ、そう?じゃあ、一緒に行こうか。(何で着いて来るんだ?あ、ボッチは嫌だからか。察したわ。)」
「その前に、陽君。いつもおばさん(将来のお義母さん)にお弁当作ってもらっているでしょ?最近、お仕事始めてから忙しいんだから、明日から私が作るよ。(色々とサービスしたいし。)」
「いや、良いよ。悪いし。(なんか入れられたら、困るし。)」
「いいのいいの。私が好きでやることだから。寧ろ、お願い。」
「そう、か。分かったよ。明日からよろしく。(まあ、いいか。弁当代が浮くなら助かるしな。もし何か入れてるのに気付いたら、食わなきゃ良いだけだし。)」
「うん!(やったー。これで陽君の唾液がついたお箸を舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐められるよ♪しかも、関節キス♪髪の毛は細くカットすればバレないかな?)」
「(あれ、唯に母さんが働くようになったこと話したか?)」
無料より恐いものがないとは、このことである。
***********************
こうして、陽と唯は校長室の前までやってきた。校長(ロリ)に会うために。
「(上手くやれば、Nコースの真実が明らかなるかもしれないよな。・・・オラ、ワクワクしてきたぞ!)」
そんな何処ぞのサ◼️ヤ人みたいなことを思いながら、陽は校長室のドアをコンコンとノックした。
「どうぞ」
陽は声のした方を見ると、やっぱり校長先生(ロリ)だった。
「失礼します。Nー1の玻座間 陽です。」
「同じくNー1の朝倉 唯です。」
「おお玻座間君、また来たのか。それに朝倉さんも来たのか。歓迎するよ。校長室へようこそ。」
「(このロリ若しかして、全生徒の名前把握してたりしないよな。)ご無沙汰です、校長先生。実はお話ししたいことがありまして、来ました。」
若しかしなくても、その通りである。やはりロリは大正義だね。
「やはり、Nコースのことかな。」
「やっぱり、何かあるんですね。Nコースは。」
「ちょうどいい、君には話しておこう。朝倉さんもまだ知らない筈だから、よく聴いてくれ。これから話す真実を。」
陽は今、シンヤと別れて、おとなしく席に座っていた。なぜなら、あと5分でホームルームが始まることを悟り、何が起こるか分からないNコースのクラスなので、念のためにと思ったからだ。
「(しかし、ホームルームまであと少しなのに全然集まってないな。)」
そう、全くもってクラスメイトが集まって来ないのだ。
「(これから一年間、ずっと僕はここで過ごすんだろ。なら、Nコースについてもっと知りたいんだよなー。)」
陽が当面のやるべきことをどうしようか悩んでいると、教室のドアが開けられた。見ると、担任の先生だった。
「はーい皆さん、おはようございます。いきなりですが、出席を取ります。・・・と、いっても人が全然来てないですね。仕方ありませんが、ホームルームをやっていこうと思います。」
「(は?おいおい、僕含めて6人しかいないぞ。昨日の奴らはどこいったんだよ。)」
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ーー お昼休憩
「(もう昼か。それじゃあ、いろいろ聞きたいことがあるから弁当をさっさと食べて、校長(ロリ)にまた聞きにいくか。しっかし、アレで二十代らしいから驚きだよな。あのまま、三十代いったらロリババアの出来上がりだな。)」
ーー悲報 最近、陽の毒舌が根本的に酷くなって来てる模様。なぜ、そうなったのか?
理由は簡単。ここのところ、毎日誰かに見られている気がずっとしていたため、あまり寝れてないからだ。その証拠に目の下に薄っすらと隈ができている。あと、色々Nコースについて考察し過ぎて、今頭が若干パッパラパーになっているのもある。
「陽君。一緒にお弁当を食べよう?」
「あ、ああ、うん。(そういえば、今日の朝の占いが最下位だったな。何も起きなければいいが・・・。まあ大丈夫だろ。だって僕だぜ。常に女神に愛されてる(多分)男だぜ。きっと、上手くいくだろう。)」
ーーさらなる悲報 遂にコイツ毒舌だけじゃなく、ナルシストのジョブまで手に入れたようだ。おまけにやめておけばいいのに、すぐフラグをたてる。将来有望な一級フラグ建築士といえるだろう。百害あって一利なしとはこのことである。
「そういえば陽君、今日は朝からお疲れ気味だったね。昨日何かあったの?」
「いや、昨日っていうか、もっと前からかな。誰かに見張られてる気がして。」
「そうなの?大変だったね。(おかしいなぁー。ずっと陽君を見守っていたけど、そんな人いなかったと思うけどなぁ・・・。仕方ないなー♪警備レベルをもっと上げよっと。)」
コイツ・・・!まさかまさかの自覚症状なしである。いや、正確にいえば『見張られてる』だから、『見守っている』自分は違うと思っているのだろう。
皮肉にも陽は自分自身で首を絞めてしまったのである。これには流石に同情せざるを得ない。唯、恐ろしい娘!!
「しっかし、みんな変わっているよね。個性的っていうか、なんていうか。」
「まあ、ね。(あいつらを個性的で済ませられるんだから、すげえよ。僕ちゃん尊敬しちゃう。)・・・じゃあ食べ終わったし、ちょっと校長先生(ロリ)の所に話があるから、行ってくるね。」
「うん。・・・って、校長先生?」
「そうだよ。(あのロリ、校長室に入ればいいが・・・)」
「・・・私も行こうかな。どうせ暇だから。(陽君がロリコンじゃあないとは限らないし。もしそうだったとしても、調教・・・もとい教育すればいいだけだから、心配してないけど。)」
「えっ、そう?じゃあ、一緒に行こうか。(何で着いて来るんだ?あ、ボッチは嫌だからか。察したわ。)」
「その前に、陽君。いつもおばさん(将来のお義母さん)にお弁当作ってもらっているでしょ?最近、お仕事始めてから忙しいんだから、明日から私が作るよ。(色々とサービスしたいし。)」
「いや、良いよ。悪いし。(なんか入れられたら、困るし。)」
「いいのいいの。私が好きでやることだから。寧ろ、お願い。」
「そう、か。分かったよ。明日からよろしく。(まあ、いいか。弁当代が浮くなら助かるしな。もし何か入れてるのに気付いたら、食わなきゃ良いだけだし。)」
「うん!(やったー。これで陽君の唾液がついたお箸を舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐めて舐められるよ♪しかも、関節キス♪髪の毛は細くカットすればバレないかな?)」
「(あれ、唯に母さんが働くようになったこと話したか?)」
無料より恐いものがないとは、このことである。
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こうして、陽と唯は校長室の前までやってきた。校長(ロリ)に会うために。
「(上手くやれば、Nコースの真実が明らかなるかもしれないよな。・・・オラ、ワクワクしてきたぞ!)」
そんな何処ぞのサ◼️ヤ人みたいなことを思いながら、陽は校長室のドアをコンコンとノックした。
「どうぞ」
陽は声のした方を見ると、やっぱり校長先生(ロリ)だった。
「失礼します。Nー1の玻座間 陽です。」
「同じくNー1の朝倉 唯です。」
「おお玻座間君、また来たのか。それに朝倉さんも来たのか。歓迎するよ。校長室へようこそ。」
「(このロリ若しかして、全生徒の名前把握してたりしないよな。)ご無沙汰です、校長先生。実はお話ししたいことがありまして、来ました。」
若しかしなくても、その通りである。やはりロリは大正義だね。
「やはり、Nコースのことかな。」
「やっぱり、何かあるんですね。Nコースは。」
「ちょうどいい、君には話しておこう。朝倉さんもまだ知らない筈だから、よく聴いてくれ。これから話す真実を。」
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