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しるし 1

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 青がオレを、オレの体をどんどん変えていく。
 今まで自分でも知らなかった場所、知らなかった感覚、色んなとこをこじ開けられて、この先どうなっていくのか、正直言って怖い。

 青を不安にさせたくなくて、オレも青の事が大好きだってわかって欲しくて、消せない印を刻んだ。

 その鎖に沿って、何度も青の唇が寄り添ってくる。

 なんだろ・・・。こういうのが幸せって事なのかな。
 すげーフワフワしたような、恥ずかしいような、苦しいような・・・。


 仰向けになったまま腰を高く持ち上げられて、青の体に支えられ、両足で自分の頭を挟むような体勢になる。

「やっ、ちょっと、これだめ!」

「なんで?」

 なんで・・・って。
 だって、自分の下半身が丸見えじゃん!
 恥ずかしすぎる・・・!
 
「涼太、足ちゃんと抱えてて。あと、目閉じるの禁止」

 青に言われた通りに、膝の裏に腕を通し、ぐっと抱える。

 ほんと、これ後ろの穴まで見えそうなんですけど・・・
 なんて思っている間に、青が小さなローションのボトルに口をつける。

「青、ちょ、何やってんの・・・まさか・・・」

 ローション飲むつもりか!?
 青はそのままクイッと上を向いて、液体を口に含んだ。

「うげっ!マジかよ!」

 青の狂った行動に気分が悪くなる。
 そんなオレを可笑しそうに見て、後ろの穴を舌で押し拡げながら、口に含んだ液体を流し込んでくる。

 いつもは冷たい液体なのに、咥内で温められたそれが、青の舌と同時に入ってくる感覚に、腰の辺りがゾワッとする。

「やっ、・・・やだ、青っ」

「安心しろ。フェラ専用のやつだから」

 あ、そうなんだ口に入ってもいいやつか、マジで狂ったのかと思った。よかった~。・・・じゃなくて!
 
 青の舌が抜き差しされて、その行為に応えるように自分の勃ったものから透明な液体が溢れてくる様子が目の前にある。
 ものすごい羞恥心と痺れるほどの快感で、頭がおかしくなりそうだ。

「ちゃんと見て、涼太のココ。やだって言いながら、オレの舌に吸い付いてくる」 

 青の言葉で、後ろがヒクヒク締まるのが自分でもわかって、顔と耳と手の平に一気に熱が集まる。

「ふぁっ、あ・・・あ、あ・・・あお、もぉ、いいからっ」

 早くこの羞恥から解放されたくて、強請るように青の指に自分の指を絡めた。

「いいから、何?」

 絡めた指を解かれて、そのまま青の指が侵入してくる。

「う、あ・・・」

 舌で慣らされたとはいえ、一ヶ月ぶりだと一本でも苦しい。
 だけど、弱いところを集中的に弄られて、苦しさはすぐに物足りなさに変わっていく。

 徐々に増やされて、気が付けばオレの後ろは、青の指を三本も咥えこんでいた。

「ほんっとスケベな穴してんな、おまえ」

「あ、あ・・・はぁ、あ・・・んっ」

 誰のせいだよ!と頭の中で青を責める。でも口から零れてくるのは、荒くなった息と、掠れた短い喘ぎだけ。

 中を傷付けないように慎重に抜き差しされているのがもどかしくて、もっと奥に欲しくて、激しくして欲しくて

「あおっ、も・・・ぉ、・・・い、れて」

 羞恥心より欲望が勝って、からだが青を求める。

 覆いかぶさられるのと同時に、張り詰めて大きくなった青のもので、中を押し上げられる。

「・・・っ、は・・・あ、・・・あ、んんっ」

 青ので中がいっぱいになって、押し出されるように精液を吐き出してしまった。

「はえーよ。涼太かわいすぎだろ」

「まっ・・・イっ・・・てっ・・・からっ」

 動きを止めてくれない青に、中を掻き回され奥を何度も突かれて、目の前がチカチカして死にそうなくらいの快感がからだ中を駆け巡った。

「いや・・・だっ、もぉ・・・壊れ、る」

「俺が壊してやる」

 耳元で囁く青の声が、オレの思考の全てを奪って、快感だけに身も心も委ねる。

 言葉に出せない分、オレは全身で青が好きだ、と訴えた。

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