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大人の余裕 4
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バタン
玄関のドアを閉めてすぐに、俺は涼太のコートを脱がせて、ワンピースの背中のファスナーを下ろす。
「あ、青!脱ぐのは部屋入ってからでいいだろ!」
「ここで脱げよ。早く男に戻れ」
「なんだよ。この前は女のカッコのままとか言ってたくせに」
文句を言いながら涼太は、ウィッグを外して髪を両手でバサバサさせる。
「ぶっ!ううっ痛い痛い痛い痛い!」
脱がせたワンピースで涼太の顔を擦って無理矢理化粧を落とす。
「もー!雑!嫌なら洗ってくるのに!」
「待てない」
下着一枚にして廊下に押し倒し、深く舌を絡ませながら、下着の中に手を入れ前を強めに弄ると、すぐに先端の小さな穴から涎を垂らす涼太。
それを掬って後ろに塗り付ける。
「青、待て。こ、ここで?」
「どこでヤったって、涼太が気持ちいいのには変わりねーんだから黙ってされてろよ。入れるぞ」
「え!?もう!?ちょ、ま、・・・っ、いってぇっ」
解れていない所に無理矢理押し進むと、涼太は体を震わせながら、床についた俺の腕を爪が食い込むほど強く掴む。
「痛い?前、垂らしっぱなしだけど?」
「痛い!ほんとっ今日、雑!」
優しくする余裕なんか、無い。
涼太が俺だけに乱れる姿を一秒でも早く見たい。
ゆっくり抜き差しを繰り返すと、痛みに引き攣っていた涼太の表情がだんだん緩んで、瞳が潤んでくる。
「そこ、じゃ・・・な、くて・・・」
一番感じるところを避けて動くと、涼太は自分から腰を揺らした。その動きに応えずに、俺は前後させる速度を落とす。
「や・・・、あお・・・」
「なに?」
「わか、てるっ、くせ・・・に」
わかってるよ。そこに欲しいって事くらい。
「涼太。ごめんって言って?キスされたこと」
「え?や、っぱ、怒ってん、じゃん・・・」
「悪いと思ってんなら言えよ」
「・・・ごめん」
それでも涼太の欲しい所を刺激しないように動く。
「あおっ、なあ、も・・・ぉ、おねが・・・」
「お願い、じゃなくて、ごめんなさい、だろ?」
「う・・・、っ」
涼太の瞳から涙が零れる。
「ご、ごめ・・・な、さい」
「聞こえない」
「ごめん・・・、なさ、い」
「もっとちゃんと言えよ」
「ごめんなさい!」
ハッキリとした言葉を聞いて、俺は涼太の望む所を自分の先で擦るように責める。
「んっ、・・・あ、あっ・・・」
「涼太、気持ちよくなってないで、ちゃんと謝れよ。俺、めちゃくちゃ傷付いてんだけど」
「あ、あ・・・ごめ、んっ・・・なさ、あっ」
「もっと。じゃないと許せねぇ」
「ごめんなさいっ、ん・・・っ、ごめ・・・」
俺に許されたくて、ぐちゃぐちゃに感じながらもひたすら謝る涼太。
そんな涼太を見て満たされてるなんて、ほんとどうしようもねぇな、俺。
やっぱり俺は涼太の事になると、余裕なんかなくなってただの情けない小心者だ。
あの頃より大人になろうが、医者になろうがそれはきっと変わらない。
「涼太」
『俺がこんなでも、涼太はずっと好きでいてくれんの?』
俺は言いかけた言葉を飲み込むように、涼太の首筋に強く歯を立てた。
玄関のドアを閉めてすぐに、俺は涼太のコートを脱がせて、ワンピースの背中のファスナーを下ろす。
「あ、青!脱ぐのは部屋入ってからでいいだろ!」
「ここで脱げよ。早く男に戻れ」
「なんだよ。この前は女のカッコのままとか言ってたくせに」
文句を言いながら涼太は、ウィッグを外して髪を両手でバサバサさせる。
「ぶっ!ううっ痛い痛い痛い痛い!」
脱がせたワンピースで涼太の顔を擦って無理矢理化粧を落とす。
「もー!雑!嫌なら洗ってくるのに!」
「待てない」
下着一枚にして廊下に押し倒し、深く舌を絡ませながら、下着の中に手を入れ前を強めに弄ると、すぐに先端の小さな穴から涎を垂らす涼太。
それを掬って後ろに塗り付ける。
「青、待て。こ、ここで?」
「どこでヤったって、涼太が気持ちいいのには変わりねーんだから黙ってされてろよ。入れるぞ」
「え!?もう!?ちょ、ま、・・・っ、いってぇっ」
解れていない所に無理矢理押し進むと、涼太は体を震わせながら、床についた俺の腕を爪が食い込むほど強く掴む。
「痛い?前、垂らしっぱなしだけど?」
「痛い!ほんとっ今日、雑!」
優しくする余裕なんか、無い。
涼太が俺だけに乱れる姿を一秒でも早く見たい。
ゆっくり抜き差しを繰り返すと、痛みに引き攣っていた涼太の表情がだんだん緩んで、瞳が潤んでくる。
「そこ、じゃ・・・な、くて・・・」
一番感じるところを避けて動くと、涼太は自分から腰を揺らした。その動きに応えずに、俺は前後させる速度を落とす。
「や・・・、あお・・・」
「なに?」
「わか、てるっ、くせ・・・に」
わかってるよ。そこに欲しいって事くらい。
「涼太。ごめんって言って?キスされたこと」
「え?や、っぱ、怒ってん、じゃん・・・」
「悪いと思ってんなら言えよ」
「・・・ごめん」
それでも涼太の欲しい所を刺激しないように動く。
「あおっ、なあ、も・・・ぉ、おねが・・・」
「お願い、じゃなくて、ごめんなさい、だろ?」
「う・・・、っ」
涼太の瞳から涙が零れる。
「ご、ごめ・・・な、さい」
「聞こえない」
「ごめん・・・、なさ、い」
「もっとちゃんと言えよ」
「ごめんなさい!」
ハッキリとした言葉を聞いて、俺は涼太の望む所を自分の先で擦るように責める。
「んっ、・・・あ、あっ・・・」
「涼太、気持ちよくなってないで、ちゃんと謝れよ。俺、めちゃくちゃ傷付いてんだけど」
「あ、あ・・・ごめ、んっ・・・なさ、あっ」
「もっと。じゃないと許せねぇ」
「ごめんなさいっ、ん・・・っ、ごめ・・・」
俺に許されたくて、ぐちゃぐちゃに感じながらもひたすら謝る涼太。
そんな涼太を見て満たされてるなんて、ほんとどうしようもねぇな、俺。
やっぱり俺は涼太の事になると、余裕なんかなくなってただの情けない小心者だ。
あの頃より大人になろうが、医者になろうがそれはきっと変わらない。
「涼太」
『俺がこんなでも、涼太はずっと好きでいてくれんの?』
俺は言いかけた言葉を飲み込むように、涼太の首筋に強く歯を立てた。
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