145 / 210
カミングアウト 3
しおりを挟む
「ああっ、も・・・やだっ」
「それって、もっとって意味だろ?」
濡れた涼太の目尻に舌を這わせる。
「違うっ、も、いいから!早・・・」
「奥でイっていい?」
「う・・・、・・・いいからっ、あ、も、むり・・・」
「涼太、マジ好き。ほんとカワイイ」
ぎゅうっと締められて、俺は涼太の深いところに吐き出す。
「は、はぁ、はぁ・・・。マジ信じらんねぇ・・・こんなとこで。もういい歳なんだから、節度ってもんがあんだろ」
乱れた息を整えながら、涼太が俺に説教じみたことを言う。
「どこでだって涼太が欲しいと思ったら、俺は抱く。外だって、人混みだって、いつだって。覚悟しとけ」
俺の言葉を聞いた涼太が青ざめる。
「お、おまえ、ド変態に磨きかけてんじゃねーよ!こえーんだよ!」
本当にそんな事するわけねぇだろ・・・。
ビビってる涼太もクソかわいいな!
「そうやってずっとビクビクして、俺の事だけ考えてろ」
「ぐ・・・。おっちゃんもおばちゃんも、なんで許したんだよ・・・反対された方がよかったかも・・・」
「残念だったな、ぜってー逃がさねぇから、安心して俺のそばにいろよ」
ずっと。もう二度と離したくない。
涼太がいなかった二年間を思う。気が遠くなる程長くて、涼太を思わない日なんか無くて、苦しくて・・・
やっと、やっとで今、この腕の中に・・・
「青っ、苦しい!」
つい抱きしめる腕に力が入って、腕の中の涼太が呻く。
「早く抜け!入れたままギュッてしたら、オレの体折れるだろーが」
「わりー・・・。つい」
ああ~。まだこのまま涼太の中いたかったのにな~・・・。
・・・あ、なんだか・・・
「オイ。何またデカくしてんだよ。さっさと抜け」
「・・・もっかいヤっていい?」
「っ!ふざけんな!あ!ちょ・・・動くなって!」
涼太の制止を無視してゆっくりゆっくり腰を前後させる。
「・・・あ・・・、だ、ダメそれ・・・う・・・やめ・・・」
ダメって言ってるくせに、ちゃっかり気持ち良くなっちゃってんだから。
「無理。涼太の口癖だろ。そんなアヘ顔してる涼太前にして、俺が止めれるわけねーだろ」
「くっ・・・そ、ドスケベやろ・・・、あっ、んん・・・」
「にしても、お前がまだ童貞でマジよかった。女の体なんて触らせたくねぇしな」
「は?触っ・・・たしっ」
涼太の言葉に、思わず前後させていた腰が止まる。
「え!?だって、ヤってねーんだろ?」
「入れてはないけど、入れるまではやったし」
やめろ。聞きたくない!・・・聞きたくないけど・・・
「入れるまで・・・って・・・どういう・・・」
「おっぱい揉んだり乳首いじったり、アソコ触ったりだろ、普通に」
ブチッ
俺が悩みもがいてた二年の間になんつー事してくれてんだよ・・・
「そーかよ・・・」
「・・・青、なに、ちょ、顔こえーから・・・」
「ぜってぇ許さねえ・・・!」
「え!?なんで?あ、あ、待て、奥もう、やだって・・・ああ!」
この後、涼太のカミングアウトに怒りまくった俺は、車内で朝まで抱き潰し、逆に涼太を怒らせて、しばらくお触り禁止令をくらってしまったのだった・・・。
「それって、もっとって意味だろ?」
濡れた涼太の目尻に舌を這わせる。
「違うっ、も、いいから!早・・・」
「奥でイっていい?」
「う・・・、・・・いいからっ、あ、も、むり・・・」
「涼太、マジ好き。ほんとカワイイ」
ぎゅうっと締められて、俺は涼太の深いところに吐き出す。
「は、はぁ、はぁ・・・。マジ信じらんねぇ・・・こんなとこで。もういい歳なんだから、節度ってもんがあんだろ」
乱れた息を整えながら、涼太が俺に説教じみたことを言う。
「どこでだって涼太が欲しいと思ったら、俺は抱く。外だって、人混みだって、いつだって。覚悟しとけ」
俺の言葉を聞いた涼太が青ざめる。
「お、おまえ、ド変態に磨きかけてんじゃねーよ!こえーんだよ!」
本当にそんな事するわけねぇだろ・・・。
ビビってる涼太もクソかわいいな!
「そうやってずっとビクビクして、俺の事だけ考えてろ」
「ぐ・・・。おっちゃんもおばちゃんも、なんで許したんだよ・・・反対された方がよかったかも・・・」
「残念だったな、ぜってー逃がさねぇから、安心して俺のそばにいろよ」
ずっと。もう二度と離したくない。
涼太がいなかった二年間を思う。気が遠くなる程長くて、涼太を思わない日なんか無くて、苦しくて・・・
やっと、やっとで今、この腕の中に・・・
「青っ、苦しい!」
つい抱きしめる腕に力が入って、腕の中の涼太が呻く。
「早く抜け!入れたままギュッてしたら、オレの体折れるだろーが」
「わりー・・・。つい」
ああ~。まだこのまま涼太の中いたかったのにな~・・・。
・・・あ、なんだか・・・
「オイ。何またデカくしてんだよ。さっさと抜け」
「・・・もっかいヤっていい?」
「っ!ふざけんな!あ!ちょ・・・動くなって!」
涼太の制止を無視してゆっくりゆっくり腰を前後させる。
「・・・あ・・・、だ、ダメそれ・・・う・・・やめ・・・」
ダメって言ってるくせに、ちゃっかり気持ち良くなっちゃってんだから。
「無理。涼太の口癖だろ。そんなアヘ顔してる涼太前にして、俺が止めれるわけねーだろ」
「くっ・・・そ、ドスケベやろ・・・、あっ、んん・・・」
「にしても、お前がまだ童貞でマジよかった。女の体なんて触らせたくねぇしな」
「は?触っ・・・たしっ」
涼太の言葉に、思わず前後させていた腰が止まる。
「え!?だって、ヤってねーんだろ?」
「入れてはないけど、入れるまではやったし」
やめろ。聞きたくない!・・・聞きたくないけど・・・
「入れるまで・・・って・・・どういう・・・」
「おっぱい揉んだり乳首いじったり、アソコ触ったりだろ、普通に」
ブチッ
俺が悩みもがいてた二年の間になんつー事してくれてんだよ・・・
「そーかよ・・・」
「・・・青、なに、ちょ、顔こえーから・・・」
「ぜってぇ許さねえ・・・!」
「え!?なんで?あ、あ、待て、奥もう、やだって・・・ああ!」
この後、涼太のカミングアウトに怒りまくった俺は、車内で朝まで抱き潰し、逆に涼太を怒らせて、しばらくお触り禁止令をくらってしまったのだった・・・。
0
お気に入りに追加
285
あなたにおすすめの小説
僕達の過ち
真田晃
BL
『鈴、好きだ』
『…ん、僕も……』
『なら、一緒に遠くへ行こうか……』
まだ中学生の僕達は
……駆け落ちした
その先には、夢のような生活が待っていると思っていた…
でもそれは、浅はかな考えだったと
直ぐに思い知らされた
TS陸上防衛隊 〝装脚機〟隊の異世界ストラテジー
EPIC
SF
陸上防衛隊のTS美少女部隊(正体は人相悪い兄ちゃん等)と装脚機(ロボット歩行戦車)、剣と魔法とモンスターの異世界へ――
本編11話&設定1話で完結。
たまには働かないと、格好がつかないし、ね?
氷室ゆうり
恋愛
さて、今回は異形化、というか融合系ですね。少しばかり男体化要素もあるかなぁ?杏理君はなんだかんだ私の小説では頑張ってくれます。ちょっとばかり苦手な人もいるかもしれませんが、なるべくマイルドに書いたつもりです。…たぶん。
ああ、ダークにはしていないのでそこはご安心ください。
今回も、r18です。
それでは!
どいつもこいつもかかって来やがれ4th season
pino
BL
頭悪し口悪しのヤンキー絶体絶命!?夏休み中に伊織と浮気をしてしまったが、その時の現場を何者かに盗撮されていて、浮気シーンが写った数々の写真が学校中にばら撒かれてしまう。新学期早々生徒指導室に呼び出されて、今度こそ退学か!?面倒くさがりな貴哉に今回降りかかる面倒事は過去最大級だった。
「誰だよ犯人!見つけ出してぶん殴ってやる!」
出席日数ギリギリの貴哉は無事退学を免れる事が出来るのか!?
他にも球技大会もある二学期編スタートです!
青春ドタバタラブコメディ。
貴哉総受け。総愛され。
他にもカップル出てきます。
BLです。
今回の表紙は、学校一の問題児の一条紘夢くんです。
こちらは4th seasonとなっております。
前作の続きとなっておりますので、より楽しみたい方は、完結している『どいつもこいつもかかって来やがれ』『どいつもこいつもかかって来やがれ2nd season』『どいつもこいつもかかって来やがれ3rd season』を先にお読み下さい。
貴哉視点の話です。
※印がついている話は貴哉以外の視点での話になってます。
今作は途中、視点が色々な人物に変わる時があります。読みにくくなってしまうかもですが、ご了承ください( ; ; )
気弱な男子と強気な女性が入れ替わる話。
氷室ゆうり
恋愛
うーん、最近人気がちょっぴり減ったかもですね。鉄板の入れ替わりで逆転を図ります!
男女の入れ替わりは大人気なはずなので、今後に期待します!
ああ、r18ですので、どうぞよろしく!
それでは!
ゲイの修羅場に鉢合わせてしまいまして。
ミヒロ
BL
大学も休みの昼下がり。カフェで優雅に過ごしていた孝介は隣の席のゲイの修羅場に鉢合わせ。見て見ぬふりしていよう、と考えていた筈なのに。
※表紙イラスト as-AIart- 様(素敵なイラストありがとうございます!)
キセキなんか滅んでしまえ!〜ようやくドロドロに溶けた肉体が戻ったと思ったら、美少女と肉体が入れ替わっている〜
マグローK
青春
かつて体が溶ける不運に見舞われたぼっち体質の主人公遠谷メイト(とおたにめいと)は、クラスだけでなく学校でも浮いている美少女、成山タレカ(なりやまたれか)と肉体が入れ替わってしまう!
過去の伝手を頼り、今回も本人の願いが歪んだ形で叶ってしまうキセキだと判明。
願いを処理してタレカを元の体に戻るため、メイトはタレカの願いを叶えようと奔走する。
果たして、二人は元の体に戻れるのか!?
この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
この小説は他サイトでも投稿しています。
菊松と兵衛
七海美桜
BL
陰間茶屋「松葉屋」で働く菊松は、そろそろ引退を考えていた。そんな折、怪我をしてしまった菊松は馴染みである兵衛に自分の代わりの少年を紹介する。そうして、静かに去ろうとしていたのだが…。※一部性的表現を暗喩している箇所はありますので閲覧にはお気を付けください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる