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番外編 金子ヒロムが恋をしたら 4
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そもそもの話、なんでもっちーは俺の事を躾けようと思ってんだ?
俺が芸能人だから、爛れたプライベートが表沙汰になると事務所が困るから?
だとしても、なにもこんなやり方じゃなくてもいいだろ。
「動いて、ヒロム先輩」
両手で頬を包まれて、俺を見上げるもっちーの顔が数センチ先にある。
黒縁の面白味のないデザインの眼鏡を外してやると、ギャップを少しも感じない、これまた面白味のないシンプルな塩顔。
「先輩のエロ顔見えなくなるじゃないすか」
「いーよ見なくて。海綿体に神経集中させてろ」
見なくていいって思ってるのは本心。でも、その矯正されていない視力でハッキリと俺が見える距離にいてほしい。
座ったままで腰を上げゆっくり落とすと、もっちーが小さく吐息を漏らして一瞬顔を顰める。
「俺ん中、気持ちイイ?」
「・・・まあ、女よりは締め付けてくれるんで」
おんな・・・。そりゃいるよな。
もっちーと最後にヤッたのが2週間前。俺を放ったらかしにして、女とヨロシクやってたわけか。
「俺だけかよ、早くお前とセックスしたいって思ってたのは」
「・・・は?」
しまった。惨めな気持ちになって、思わず本音を口にしてしまった。
「なんであんたがそんなこと言うんすか。どうせ相手は俺じゃなくてもいいくせに」
「はあ? それはお前だろーが。女いんのに俺に手出してんじゃねーぞ。男相手なら浮気になんないとでも思ってんのか?」
お得意の冷めた目付きでもっちーが見上げてくる。裸眼になっていつもよりも人相が悪いもっちーの顔に、少しだけ怯む俺。
「浮気も何も、誰にも本気にならないあんたに何がわかるんすか」
「わか・・・」
わかる。今なら。
「・・・俺が本気にならないって? お前にだけは言われたくねーよ」
「ずっとあんたを見てきた俺だからわかるんだよ!」
顰めた時よりずっと険しくて辛そうなもっちーの表情。
「出逢った時にはもうヒロム先輩は大人の中にいて、俺みたいなガキじゃどうしようもなくて」
なんでそんな顔するんだよ。
ありもしない希望に縋りそうになるだろ。
「俺ができる事なんて、都合良く学校で浮きまくってるヒロム先輩に近付く事くらいで・・・あんたが外で遊びまくってんのを指咥えて見てるしかなかった」
「なあもっちー、それって・・・」
次に言われる言葉が何かを予想する俺は、耳の奥で大きくなっていく心臓の音に苦しくなってしまう。
「もっと早く・・・あの頃からこうしてればよかった」
「ぅ・・・っ、ああっ!」
腰を掴まれて持ち上げられた体を勢いよく引き下げられて、一気に貫かれる衝撃に全身が震えた。
そのままソファから下ろされ、床の上に仰向けになった俺に覆いかぶさったもっちーに激しく腰をぶつけられ、苦しさと襲い来る快感で瞼の裏に火花が散る。
「ああっ、あ・・・っ、あ・・・」
「マジで笑える。俺がずっとあんたを想ってた間もココで、何百人の中 数えらんないくらい擦ってきたんだもんな」
腰で円を描きながら、今にも弾けそうになっている俺の中心を強く握るもっちー。
何百人は言い過ぎだ!
「い・・・っ、離・・・せ」
「腸が煮えくり返って仕方ないんすよ。呑気に遊んでたあんたにも、純情で情けなかった俺にもね」
力いっぱい握り潰されるような切迫した痛みで、悪寒がした後にじわっと汗が出てくる。
「あ・・・痛っ・・・潰れ・・・」
「潰してやるよ。そしたらヒロム先輩、恥ずかしくて誰にも見せれない体になって・・・ああ、そうなったら俺が責任持ってあんたをもらってあげますよ」
「や・・・っ、嫌だ、・・・やめっ、やめろ!」
もっちーの目の色があまりにも真剣味を帯びていて、身の危険を感じた俺は精一杯の抵抗をする。
が、同じ身長なのにガタイがいい分有利なもっちーに簡単に両手を抑え込まれてしまう。
「いやだ・・・うぅ」
「・・・泣かないでくださいよ。マジなわけ無いでしょ」
堪えきれずに溢れた俺の涙を見て、もっちーの口調が優しくなる。
「好きだ」
もっちーの少しの優しさに落ちてしまった俺は、思わず口にしてしまったその言葉をすぐに後悔して・・・
それでも、今言わなければ一生言えないかもしれない。
「俺はもっちーが好きだ。お、お前にも俺を・・・好きに、なってほしい」
見つめ合う、と言うより何故か牽制し合うように視線が絡まる。
「からかってるんすか」
「なっ!? この状況で冗談言えるか!」
「ちんぽ潰されたくないだけっしょ」
「そりゃ潰されたくねーけど!でもそうじゃない、もっちーが好きなんだよ!じゃなきゃ、もう何年もケツ掘らせてるワケないだろ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
間を置いて、もっちーの顔が一気に真っ赤に染まる。
「それ、マジすか」
目を逸らし、恥ずかしさを堪えるように片手で口元を隠す。
「マジだよ、大マジ。昔の事はアレだけど・・・今は、もっちーとしかセックスしてないし」
「マジすか」
それしか言わねーのかよ。
「その反応、俺の一方通行じゃないって解釈でいい?」
「・・・・・・・・・はい」
その一言で、これ以上無いくらい胸が熱くなって、俺はもっちーをぎゅっと抱きしめる。
「ちょっ、あ・・・先輩、締め付けすぎ・・・っ、・・・っ」
尻の奥がじわっと熱くなる。
「・・・すいません」
いつもなら俺がイクまでは絶対にイッたりしないのに、好きって言って抱きしめただけでイクなんてどんだけ俺の事好きなんだよ・・・。
「も・・・・・・哲平。好きだ」
「っ!あーもー!イッたばっかなんすから煽んないでください!」
耳元で囁くと、強く抱き締め返してくれる。
もっちーの異常なまでに歪んだ性格は、俺のせいだった。
極端な行動も不器用過ぎる独占欲も、全ては俺への愛情表現だったんだ。
もっと早く気付いていたら・・・と少しだけ残念な気持ちになる。
でも大丈夫だ。
これからたくさん愛し合っていけばいいだけなんだから。
・・・と思うこと数日。
両想いになって更に増したもっちーの俺様感と底知れない性欲に、俺の苦難は続いて行くのであった。
END
俺が芸能人だから、爛れたプライベートが表沙汰になると事務所が困るから?
だとしても、なにもこんなやり方じゃなくてもいいだろ。
「動いて、ヒロム先輩」
両手で頬を包まれて、俺を見上げるもっちーの顔が数センチ先にある。
黒縁の面白味のないデザインの眼鏡を外してやると、ギャップを少しも感じない、これまた面白味のないシンプルな塩顔。
「先輩のエロ顔見えなくなるじゃないすか」
「いーよ見なくて。海綿体に神経集中させてろ」
見なくていいって思ってるのは本心。でも、その矯正されていない視力でハッキリと俺が見える距離にいてほしい。
座ったままで腰を上げゆっくり落とすと、もっちーが小さく吐息を漏らして一瞬顔を顰める。
「俺ん中、気持ちイイ?」
「・・・まあ、女よりは締め付けてくれるんで」
おんな・・・。そりゃいるよな。
もっちーと最後にヤッたのが2週間前。俺を放ったらかしにして、女とヨロシクやってたわけか。
「俺だけかよ、早くお前とセックスしたいって思ってたのは」
「・・・は?」
しまった。惨めな気持ちになって、思わず本音を口にしてしまった。
「なんであんたがそんなこと言うんすか。どうせ相手は俺じゃなくてもいいくせに」
「はあ? それはお前だろーが。女いんのに俺に手出してんじゃねーぞ。男相手なら浮気になんないとでも思ってんのか?」
お得意の冷めた目付きでもっちーが見上げてくる。裸眼になっていつもよりも人相が悪いもっちーの顔に、少しだけ怯む俺。
「浮気も何も、誰にも本気にならないあんたに何がわかるんすか」
「わか・・・」
わかる。今なら。
「・・・俺が本気にならないって? お前にだけは言われたくねーよ」
「ずっとあんたを見てきた俺だからわかるんだよ!」
顰めた時よりずっと険しくて辛そうなもっちーの表情。
「出逢った時にはもうヒロム先輩は大人の中にいて、俺みたいなガキじゃどうしようもなくて」
なんでそんな顔するんだよ。
ありもしない希望に縋りそうになるだろ。
「俺ができる事なんて、都合良く学校で浮きまくってるヒロム先輩に近付く事くらいで・・・あんたが外で遊びまくってんのを指咥えて見てるしかなかった」
「なあもっちー、それって・・・」
次に言われる言葉が何かを予想する俺は、耳の奥で大きくなっていく心臓の音に苦しくなってしまう。
「もっと早く・・・あの頃からこうしてればよかった」
「ぅ・・・っ、ああっ!」
腰を掴まれて持ち上げられた体を勢いよく引き下げられて、一気に貫かれる衝撃に全身が震えた。
そのままソファから下ろされ、床の上に仰向けになった俺に覆いかぶさったもっちーに激しく腰をぶつけられ、苦しさと襲い来る快感で瞼の裏に火花が散る。
「ああっ、あ・・・っ、あ・・・」
「マジで笑える。俺がずっとあんたを想ってた間もココで、何百人の中 数えらんないくらい擦ってきたんだもんな」
腰で円を描きながら、今にも弾けそうになっている俺の中心を強く握るもっちー。
何百人は言い過ぎだ!
「い・・・っ、離・・・せ」
「腸が煮えくり返って仕方ないんすよ。呑気に遊んでたあんたにも、純情で情けなかった俺にもね」
力いっぱい握り潰されるような切迫した痛みで、悪寒がした後にじわっと汗が出てくる。
「あ・・・痛っ・・・潰れ・・・」
「潰してやるよ。そしたらヒロム先輩、恥ずかしくて誰にも見せれない体になって・・・ああ、そうなったら俺が責任持ってあんたをもらってあげますよ」
「や・・・っ、嫌だ、・・・やめっ、やめろ!」
もっちーの目の色があまりにも真剣味を帯びていて、身の危険を感じた俺は精一杯の抵抗をする。
が、同じ身長なのにガタイがいい分有利なもっちーに簡単に両手を抑え込まれてしまう。
「いやだ・・・うぅ」
「・・・泣かないでくださいよ。マジなわけ無いでしょ」
堪えきれずに溢れた俺の涙を見て、もっちーの口調が優しくなる。
「好きだ」
もっちーの少しの優しさに落ちてしまった俺は、思わず口にしてしまったその言葉をすぐに後悔して・・・
それでも、今言わなければ一生言えないかもしれない。
「俺はもっちーが好きだ。お、お前にも俺を・・・好きに、なってほしい」
見つめ合う、と言うより何故か牽制し合うように視線が絡まる。
「からかってるんすか」
「なっ!? この状況で冗談言えるか!」
「ちんぽ潰されたくないだけっしょ」
「そりゃ潰されたくねーけど!でもそうじゃない、もっちーが好きなんだよ!じゃなきゃ、もう何年もケツ掘らせてるワケないだろ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
間を置いて、もっちーの顔が一気に真っ赤に染まる。
「それ、マジすか」
目を逸らし、恥ずかしさを堪えるように片手で口元を隠す。
「マジだよ、大マジ。昔の事はアレだけど・・・今は、もっちーとしかセックスしてないし」
「マジすか」
それしか言わねーのかよ。
「その反応、俺の一方通行じゃないって解釈でいい?」
「・・・・・・・・・はい」
その一言で、これ以上無いくらい胸が熱くなって、俺はもっちーをぎゅっと抱きしめる。
「ちょっ、あ・・・先輩、締め付けすぎ・・・っ、・・・っ」
尻の奥がじわっと熱くなる。
「・・・すいません」
いつもなら俺がイクまでは絶対にイッたりしないのに、好きって言って抱きしめただけでイクなんてどんだけ俺の事好きなんだよ・・・。
「も・・・・・・哲平。好きだ」
「っ!あーもー!イッたばっかなんすから煽んないでください!」
耳元で囁くと、強く抱き締め返してくれる。
もっちーの異常なまでに歪んだ性格は、俺のせいだった。
極端な行動も不器用過ぎる独占欲も、全ては俺への愛情表現だったんだ。
もっと早く気付いていたら・・・と少しだけ残念な気持ちになる。
でも大丈夫だ。
これからたくさん愛し合っていけばいいだけなんだから。
・・・と思うこと数日。
両想いになって更に増したもっちーの俺様感と底知れない性欲に、俺の苦難は続いて行くのであった。
END
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