地味な雑草は眼鏡を外すと美しき薔薇だった。

ぐるぐる黒縁めがねに黒髪おさげ、スカート丈は膝下10cm。
おしゃれなんか興味なし、私がしたいのは勉強なんだから構わないでくれる?
そう思われるほどの冷たい雰囲気。
それが和泉葵という名を持つ私兼雑草だった。

そんな少女はめがねを外すと美女兼薔薇になる。

派手な薔薇いけめん族の男子と地味な雑草地味族の女子。
2人は出逢って知って触れて惹かれ合う……。

※同時に『私のレンズに写るものは』という連載もしておりますので、そちらもよろしくお願いいたします。
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