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正伝
翔太の冒険 10-71 従姉妹 あおい
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「あっ、まだよ」
焦るような気持ちの中、あおいちゃんはそう言っていました。
待って、というように右手を布団から突き出した格好で目を覚ましました。或いは、本当に寝言でそう言っていたかもしれません。
あおいちゃんは夢の続きを見ようと目をつぶりましたが、もう、その夢を見ることはできませんでした。
もやもやとした気持ちの中で、布団を頭からかぶり、さっきまで見ていた夢を反芻するように思い出しました。
夢の中で、あおいちゃんは翔太とお風呂場にいました。二人とも裸でしたが、翔太はまだ幼く、あおいちゃんの胸もペッタンコで、裸でも少しも恥ずかしくありませんでした。
二人は泡だらけで、ふざけあいながらスポンジでからだを洗っていました。
あおいちゃんはお風呂に入ろうとして、桶にお湯をくんで、からだを流しました。泡が水に流れていくと、小さく膨らんだおっぱいが現れました。さらに、股間には薄く恥毛も生えていました。いつのまにか、あおいちゃんは今の姿になっていました。
あおいちゃんは急に恥ずかしくなって、手で胸と股間を隠しました。
気づくと、幼い翔太が新しいオモチャを見るようにキラキラとした目で胸の辺りを見ていました。
「恥ずかしいよ、見ないで・・・」
あおいちゃんは、顔を赤くして、うつむきました。胸がドキドキして、からだが熱くなり、頭の芯が甘く痺れたようになりました。
「あおいちゃん、おっぱい、見せて」
翔太の無邪気であどけない声がしました。
「でも・・・」
あおいちゃんは本当に恥ずかしくて、そんなことは出来ないと思いましたが、からだの奥底から何かが熱く溢れ出そうでした。
「ねえ、あおいちゃんのおっぱい見たいよお」
翔太に泣きそうな顔で、そうお願いされると、もう断ることは出来ませんでした。
「す、少しだけね・・・」
目を閉じて、震えながら、胸を隠している左手を下ろしていくと、頭の中が熱く興奮していきました。
「あっ、おっぱいだ。あおいちゃんのおっぱい、見えるよ」
興奮した翔太の声が聞こえました。ちらっと見ると、そこにいるのは幼い男の子ではなく、今の姿をした翔太でした。
翔ちゃんに裸を見られてる、そう思うと、膝が震えて立っているのが辛くなりました。
「ねえ、下も見せて」
「えっ?でも・・・」
アソコは毛が生えてるんだもん、ダメよ、見せられない。ああ、でも・・・
夢の中のあおいちゃんは、そう思いながらも股間を隠す右手を離していきました。
ああ、翔ちゃんにわたしのアソコ見られてる、そう思うと頭の中が熱く興奮しました。わたしも、翔ちゃんのおちんちん見たいよ。翔ちゃんのおちんちん・・・
あおいちゃんは薄目を開けて、翔太の股間に目をやりました。
翔太の股間からは泡に包まれたペニスが垂直に突きだしていました。
ああ、翔ちゃん、わたしの裸見て、おちんちん、大きくしてる。凄いよ。あん、でも、泡でおちんちんが見えないよう。
あおいちゃんは、「し、翔ちゃん、からだ、流してあげるね」と言って、桶にお風呂のお湯を汲もうと後ろを向きました。
早くお湯汲まなくちゃ、とあおいちゃんは焦っていました。けれど、何故か上手くお湯が汲めません。
すると、遠くからママの「翔ちゃん、もうあがりなさい」と言う声が聞こえてきました。
まだ、行ったらダメよ。泡、流さないと。それに、わたし、まだおちんちん見てないよ。
お湯を汲もうと焦っているあおいちゃんの後ろで、翔太の「うん」と言う声が聞こえました。
後ろを向くと、翔太は泡だらけのまま、お風呂場から出て行こうとしています。
「あっ、まだよ」
そして、あおいちゃんは夢から醒めたのです。
もう、ママったら、どうして翔ちゃんを呼んだりするかしら。もう少しでおちんちん、見れたのに。ママったら、いつもいいところで、わたしの邪魔をするんだから。
あおいちゃんは布団の中で、プンプンとママに怒っていました。
けれど、あおいちゃんは赤ちゃんのおちんちんしか見たことはないので、夢の中でも勃起したペニスを見ることができたかは疑問の残るところです。
ぷんぷんと怒っていたあおいちゃんは、一階から聞こえてくる「あおいちゃん、朝ご飯よお、起きてえ」というママの声に、「はあい」と答えて、もそもそとベッドから抜け出しました。
そして、パンツがぺったりと貼り付いているような感触に股間を見ると、パジャマの股の部分に濡れた染みができていました。
「あれれ」
お漏らししちゃったのかな、とパジャマを脱いでパンツを見ると、股の部分が濡れて色が変わっていました。指で触ってみると、ヌルヌルとしていました。
夢の中で、翔ちゃんに裸を見られて濡れちゃったんだ。わたし、翔ちゃんに裸を見られて凄く興奮しちゃったんだ。
あおいちゃんは、パンツをはきかえて、しばらく考えていました。
そして、薄い布でできたゆったりとした白いワンピースをきました。それは、買ってはみたものの下着が透けてしまうので、今ではパジャマがわりに使っているものでした。
朝の光の中、あおいちゃんは鏡の前に立って透け具合を確認ました。パンツもブラジャーも白ですが、ちゃんと透けて見えます。
翔ちゃん、わたしの下着を見ておちんちん大きくするかな、とあおいちゃんは思いました。そうなると、いいな。
あおいちゃんは、ちょっぴり緊張しながら、みんなの待つ食卓に向かいました。
あおいちゃんの白いワンピース作戦は、見事に空振りに終わりました。
ドキドキしながら朝食の席についたのに、誰も下着が透けていることに気づいてくれませんでした。太陽の光が射していた自分の部屋と違い、蛍光灯の光では服があまり透けなかったのです。
決死の覚悟でのぞんだのに、あっさりと見過ごされてしまい、あおいちゃんはがっかりしました。そして、朝食が終わると自分の部屋に入って、ベッドに身を投げるようにして横になり、心の中でブツブツと文句を言いました。
もう、誰も気づいてくれないんだから。ママはしようがないとしても、翔ちゃんは女の子の下着に興味ないのかしら。ただ、鈍いだけ?あれっ、そうかも。もっと、翔ちゃんにも分かり易く見せないといけないのかな。やっぱり、基本はパンチラよね。
あおいちゃんはベッドに寝ころんだまま、翔太を誘惑する作戦を考え始めました。
作戦の立案に熱中していると、ドアがトントンと叩かれ、ママがドア越しに話しかけてきました。
「あおいちゃん、ママね、用事があるから出かけるの。お昼は冷蔵庫に入っているから、温めて食べてね。翔ちゃんの面倒もちゃんとみるのよ」
「はあい」
これはチャンスよ、とあおいちゃんは思いました。翔ちゃんにいっぱいイタズラできるわ。
階段を降りていくと居間からテレビの音が聞こえてきました。
あおいちゃんは深呼吸を一つして、居間に入りました。
翔太がソファーに座ってテレビを見ていました。気配に気づいたのか翔太は振り返り、「あっ、あおいちゃん」と言いました。
あおいちゃんは「何を視ているの?」と言いながら翔太の隣に腰をおろしました。素足の太ももが翔太の太ももに触れて、ドキッとしました。
ドキドキとしながらそうっと翔太をみると、翔太も顔を赤くしてうつむいていました。
あおいちゃんは、なんだか余裕ができて、お姉さんのような気持ちになりました。
「えっと、ニュースかな」
テレビではパネルの前で昨日の事件について何か話しているアナウンサーが映っていました。
「面白い?」
「あんまり」
「ふうん」と言いながら、あおいちゃんは話を切り出すタイミングをドキドキしながら探っていました。
「えっとね」
「な、なあに」翔太の返事もぎこちなく聞こえました。
あおいちゃんの緊張が翔太にも伝染したようです。
「わたしね、美少女コンテストに応募しようと思うの。どうかな?」
そう言って翔太の顔をのぞきこむと、翔太は顔を赤くして下を向いて、「あ、あおいちゃんは可愛いから、いいと思う」と言いました。
「ほんと?嬉しい。それでね、応募用の写真が必要なの」
「う、うん」
「翔ちゃん、撮ってくれる」
えっ、と翔太はびっくりしたように、あおいちゃんを見ました。そして、また、うつむいて、「でも・・・ぼく、うまく撮れないよ」と言いました。
「大丈夫よ。翔ちゃんなら、きっと上手に撮れるわよ、ねっ」
「う、うん」
「それじゃ、カメラ、持ってくるわね」
こうして、あおいちゃんの撮影会が始まりました。
ミルク色の壁を背景にあおいちゃんは立っていました。その前で翔太が片膝をついて写真を撮っています。
あおいちゃんは、カシャッとシャッター音がなる度にからだが熱く火照っていくのを感じていました。
レンズを通して見られていると思うと、なんだか裸にされたような変な感じがするのです。
「ど、どうかな。可愛く撮れてる?」
あおいちゃんは何かに耐えきれなくなって、翔太にそう尋ねました。
「うん、あおいちゃん、可愛いよ」
「ポーズ、とったほうがいいよね」
「うん」
グラビアとかどんなポーズだっけ、と焦るような気持ちの中で思いました。ええと、お尻を突き出して、顔を上げて、胸を強調して・・・。
「あっ、いい、いいよ」
翔太の感動したような声と共にシャッター音が響きました。
なんだか、頭がぼうっとしてきたよ。もっと、エッチなポーズないかな?
あおいちゃんは膝づいて、四つん這いになりました。
カシャッ、カシャッとシャッター音が響いています。
あれっ、翔ちゃんいない。どこ?
あおいちゃんは四つん這いのまま、猫のように翔太を探しました。
カシャッとシャッター音がしました。
あっ、後ろだ。翔ちゃん、後ろからわたしのお尻、撮ってるんだ。パンツ、見えちゃうよ。
「ねえ、パンツ見えてない?」
翔太の動きが一瞬、止まったようでした。
「ええと、大丈夫だよ?」
大丈夫ってなによ、もう。きっと、わたしのパンツ、見えちゃってるんだ。
カシャッと、またシャッター音がしました。
ああ、わたし、翔ちゃんに後ろからパンツの写真撮られてる。恥ずかしいよ。からだが熱いよ。でも、ダメって言えないよ。
「あの、あおいちゃん」翔太のおずおずとした声が後ろからしました。
「な、なあに」
「頭・・・床につけてくれる?あ、あの、ダメならいいよ」
ダメよ、そんな恥ずかしい格好できないよ。だって、わたしのパンツ、丸見えになっちゃうよ。そんなエッチな格好・・・
けれど、あおいちゃんは小さな声で「い、いいよ」と言っていました。
そして、両腕を組んだ上に頭をのせました。背を反らせて、お尻を突き出すようにします。
後ろから、翔太がゴクンとつばを飲み込む音がしました。わずかな静寂の後に、せき込むように、カシャッ、カシャッとシャッター音がしだしました。
わたし、写真、撮られてる。パンツ、丸見えなのに、お尻をつきだして写真、撮られてる。ああ、あそこが熱いよ。あっ、ダメ。こぼれちゃう。パンツに染みができちゃうよ。
シャッター音が不意に止まりました。
あおいちゃんは、突き出した股間に翔太の視線を感じました。
ああ、翔ちゃんにパンツの染み、見られてるわ。お漏らししたと思われちゃう。
あおいちゃんは、急いで立ち上がりました。
「えっ、えっとね。ポーズ変えましょうか」
「あっ、そ、そうだね」
「どんなポーズがいい?」
「美少女コンテストって、他にどんな写真がいるの?」
「そうね。あっ、水着の写真だ」
「ほんと?水着の写真、撮ろうよ」
「でも、ダメ。わたし、スクール水着しか持ってないもん」
「えっ、スクール水着でいいんじゃないかな?」
「ダメよ。子供っぽいもの。ビキニじゃないと」
「じゃあ、写真、撮るの終わりかな」
翔太の声はとても残念そうでした。
あおいちゃんも、もう少しこのドキドキする遊びを続けたいと思いました。
「そ、そうね・・・でも、練習はできるかも」
「練習?」
「翔ちゃんがビキニの写真を撮る練習よ」
「どうするの?」
「あ、あのね。下着って、ビキニに似てるかなって思って」
翔太の顔がぱあっと明るくなりました。
「うん、似てる。そっくりだよ」
もう、調子がいいんだから、とあおいちゃんは思いました。でも、服、脱ぐの、恥ずかしいな。
翔太は期待に満ちた眼差しで、あおいちゃんを見ています。
やはり、下着と水着は違います。それにテレビの置いてあるような普通の部屋の中では、水着だって恥ずかしいに違いありません。まして、下着ではもっと恥ずかしそうです。
それでも、あおいちゃんはこの遊びを止める事はできませんでした。そして、心を決めて背中のファスナーに手を伸ばしました。
「あっ、あおいちゃん。一回、スカートめくってみてよ」
「えっ?」
「ぼく、あおいちゃんがスカートをめくってる写真、撮りたいよ」
「でも・・・」
「だって、服を脱ぐんだから同じだよ。ちょっとだけ。お願い」
「う、うん」
まあ、下着姿になるんだから、同じなんだけど・・・。でも、自分でスカートめくるのって、なんだかとってもエッチだよ。
あおいちゃんはスカートの裾を両手で持って、そうっと上げていきました。
シャッターが鳴ります。
あおいちゃんはうつむいて目をつむりました。そして、膝がガクガクさせながら、スカートの裾をお臍まで上げました。
カシャッ、カシャッとシャッター音が聞こえてきます。
ああ、恥ずかしいよ。なんだか、翔ちゃんにイジメられてるみたいだ。からだが熱いよ。なんか、涙が出そう。ああ、あそこがジンジンするよ。
ふと気づくと、フラッシュが炊かれていました。
パシュッと音がする度に、目をつむって暗い視界に光が瞬きました。
わたし、スカートめくって、パンツ見せてる写真、撮られてる。恥ずかしくって、でも、頭の中のイヤなものが消えていくみたい・・・。あっ、また、こぼれちゃう。
あおいちゃんは、へなへなと座り込んでしまいました。
「あおいちゃん、大丈夫?」
翔太がすぐ前にいて、心配そうにあおいちゃんの顔をのぞきこんでいました。
「う、うん。大丈夫。そうだ、服、脱がなくちゃ」
あおいちゃんは、座り込んだまま、ワンピースを頭から脱いでいきました。
翔太が心配そうに見ています。
翔ちゃんなんで心配そうな顔してるんだろう、とあおいちゃんはぼうっとした頭で思いました。
「写真、撮って」
翔太は戸惑ったように、「うん」と言いました。
あおいちゃんは立ち上がり、手を後ろに組んで写真を撮られるのを待っています。
あおいちゃんの下着は白い木綿の下着です。胸は意外と大きくてCカップのブラジャーをしています。飾り気のないシンプルなブラジャーはおっぱいをほぼ覆っていて、白いビキニのようにも見えました。
また、パンツも飾り気のないお尻を全て覆うようなものでした。けれど、生地が薄いのか、あおいちゃんのお尻が大きいのか、肌にぴったりとくっついて、陰毛がうっすらと透けていました。股間では、パンツは食い込んで、その下にある性器の形を暗示するように一本のスジが入っていました。よく見ると、その辺りは濡れたような染みができていました。
翔太がカメラを構えて、シャッターを押し始めました。
フラッシュがあおいちゃんのからだを照らし、パシュッという音があおいちゃんの頭の中に響きました。
「あおいちゃん、座ってみて」
翔太の声が光の向こうから、聞こえてきます。
あおいちゃんは言われるがままに、ふらふらと座り込みました。
ああ、からだがフワフワしてる。なんか気持ちいい。いっぱい、写真、撮って。
「後ろに手をついてみて」
あおいちゃんは、後ろに手をついて、脚を投げ出しました。
「脚、ちょっと開いてみようか」
脚、開くの?いいよ。
「膝、立てて」
膝、立てるの?いいよ。ああ、そうか。翔ちゃん、わたしのあそこ見たいのね。見ていいよ。
パシュッ、パシュッとフラッシュが焚かれました。
翔ちゃん、わたしの下着姿に興奮してるかな?おちんちん、大きくしてるかな?あっ、ズボン、膨らんでるみたい。
「脚、開いて」
脚、開くの?恥ずかしいけど、いいよ。ああ、あそこ、見られてる。ジンジンするよ。わたしのあそこ、濡れてる。パンツの染み、翔ちゃんに見られてる。
パシュッ、パシュッとフラッシュが炊かれる中、あおいちゃんはお酒に酔ったようにぼんやりとした赤い顔で脚を開いていました。
パンツを脱いでと言われたら、言われるままに脱いでいたでしょう。
不意にフラッシュがやみました。
あおいちゃんは不思議に思って、ぼんやりと翔太を見ると、なにやらカメラを調べているようでした。
「どうしたの?」
「あ、あの、電池が切れたみたい」
「あ、ああ、そう」
そう、電池、なくなっちゃったんだ。服、着なくちゃ。
翔太は、それでもなんとかしようと、カメラをいじっていました。
あおいちゃんは、ふらふらと立ち上がり、服を着始めました。
「お昼の支度するね」
あおいちゃんは、そう言って、台所に向かいました。
焦るような気持ちの中、あおいちゃんはそう言っていました。
待って、というように右手を布団から突き出した格好で目を覚ましました。或いは、本当に寝言でそう言っていたかもしれません。
あおいちゃんは夢の続きを見ようと目をつぶりましたが、もう、その夢を見ることはできませんでした。
もやもやとした気持ちの中で、布団を頭からかぶり、さっきまで見ていた夢を反芻するように思い出しました。
夢の中で、あおいちゃんは翔太とお風呂場にいました。二人とも裸でしたが、翔太はまだ幼く、あおいちゃんの胸もペッタンコで、裸でも少しも恥ずかしくありませんでした。
二人は泡だらけで、ふざけあいながらスポンジでからだを洗っていました。
あおいちゃんはお風呂に入ろうとして、桶にお湯をくんで、からだを流しました。泡が水に流れていくと、小さく膨らんだおっぱいが現れました。さらに、股間には薄く恥毛も生えていました。いつのまにか、あおいちゃんは今の姿になっていました。
あおいちゃんは急に恥ずかしくなって、手で胸と股間を隠しました。
気づくと、幼い翔太が新しいオモチャを見るようにキラキラとした目で胸の辺りを見ていました。
「恥ずかしいよ、見ないで・・・」
あおいちゃんは、顔を赤くして、うつむきました。胸がドキドキして、からだが熱くなり、頭の芯が甘く痺れたようになりました。
「あおいちゃん、おっぱい、見せて」
翔太の無邪気であどけない声がしました。
「でも・・・」
あおいちゃんは本当に恥ずかしくて、そんなことは出来ないと思いましたが、からだの奥底から何かが熱く溢れ出そうでした。
「ねえ、あおいちゃんのおっぱい見たいよお」
翔太に泣きそうな顔で、そうお願いされると、もう断ることは出来ませんでした。
「す、少しだけね・・・」
目を閉じて、震えながら、胸を隠している左手を下ろしていくと、頭の中が熱く興奮していきました。
「あっ、おっぱいだ。あおいちゃんのおっぱい、見えるよ」
興奮した翔太の声が聞こえました。ちらっと見ると、そこにいるのは幼い男の子ではなく、今の姿をした翔太でした。
翔ちゃんに裸を見られてる、そう思うと、膝が震えて立っているのが辛くなりました。
「ねえ、下も見せて」
「えっ?でも・・・」
アソコは毛が生えてるんだもん、ダメよ、見せられない。ああ、でも・・・
夢の中のあおいちゃんは、そう思いながらも股間を隠す右手を離していきました。
ああ、翔ちゃんにわたしのアソコ見られてる、そう思うと頭の中が熱く興奮しました。わたしも、翔ちゃんのおちんちん見たいよ。翔ちゃんのおちんちん・・・
あおいちゃんは薄目を開けて、翔太の股間に目をやりました。
翔太の股間からは泡に包まれたペニスが垂直に突きだしていました。
ああ、翔ちゃん、わたしの裸見て、おちんちん、大きくしてる。凄いよ。あん、でも、泡でおちんちんが見えないよう。
あおいちゃんは、「し、翔ちゃん、からだ、流してあげるね」と言って、桶にお風呂のお湯を汲もうと後ろを向きました。
早くお湯汲まなくちゃ、とあおいちゃんは焦っていました。けれど、何故か上手くお湯が汲めません。
すると、遠くからママの「翔ちゃん、もうあがりなさい」と言う声が聞こえてきました。
まだ、行ったらダメよ。泡、流さないと。それに、わたし、まだおちんちん見てないよ。
お湯を汲もうと焦っているあおいちゃんの後ろで、翔太の「うん」と言う声が聞こえました。
後ろを向くと、翔太は泡だらけのまま、お風呂場から出て行こうとしています。
「あっ、まだよ」
そして、あおいちゃんは夢から醒めたのです。
もう、ママったら、どうして翔ちゃんを呼んだりするかしら。もう少しでおちんちん、見れたのに。ママったら、いつもいいところで、わたしの邪魔をするんだから。
あおいちゃんは布団の中で、プンプンとママに怒っていました。
けれど、あおいちゃんは赤ちゃんのおちんちんしか見たことはないので、夢の中でも勃起したペニスを見ることができたかは疑問の残るところです。
ぷんぷんと怒っていたあおいちゃんは、一階から聞こえてくる「あおいちゃん、朝ご飯よお、起きてえ」というママの声に、「はあい」と答えて、もそもそとベッドから抜け出しました。
そして、パンツがぺったりと貼り付いているような感触に股間を見ると、パジャマの股の部分に濡れた染みができていました。
「あれれ」
お漏らししちゃったのかな、とパジャマを脱いでパンツを見ると、股の部分が濡れて色が変わっていました。指で触ってみると、ヌルヌルとしていました。
夢の中で、翔ちゃんに裸を見られて濡れちゃったんだ。わたし、翔ちゃんに裸を見られて凄く興奮しちゃったんだ。
あおいちゃんは、パンツをはきかえて、しばらく考えていました。
そして、薄い布でできたゆったりとした白いワンピースをきました。それは、買ってはみたものの下着が透けてしまうので、今ではパジャマがわりに使っているものでした。
朝の光の中、あおいちゃんは鏡の前に立って透け具合を確認ました。パンツもブラジャーも白ですが、ちゃんと透けて見えます。
翔ちゃん、わたしの下着を見ておちんちん大きくするかな、とあおいちゃんは思いました。そうなると、いいな。
あおいちゃんは、ちょっぴり緊張しながら、みんなの待つ食卓に向かいました。
あおいちゃんの白いワンピース作戦は、見事に空振りに終わりました。
ドキドキしながら朝食の席についたのに、誰も下着が透けていることに気づいてくれませんでした。太陽の光が射していた自分の部屋と違い、蛍光灯の光では服があまり透けなかったのです。
決死の覚悟でのぞんだのに、あっさりと見過ごされてしまい、あおいちゃんはがっかりしました。そして、朝食が終わると自分の部屋に入って、ベッドに身を投げるようにして横になり、心の中でブツブツと文句を言いました。
もう、誰も気づいてくれないんだから。ママはしようがないとしても、翔ちゃんは女の子の下着に興味ないのかしら。ただ、鈍いだけ?あれっ、そうかも。もっと、翔ちゃんにも分かり易く見せないといけないのかな。やっぱり、基本はパンチラよね。
あおいちゃんはベッドに寝ころんだまま、翔太を誘惑する作戦を考え始めました。
作戦の立案に熱中していると、ドアがトントンと叩かれ、ママがドア越しに話しかけてきました。
「あおいちゃん、ママね、用事があるから出かけるの。お昼は冷蔵庫に入っているから、温めて食べてね。翔ちゃんの面倒もちゃんとみるのよ」
「はあい」
これはチャンスよ、とあおいちゃんは思いました。翔ちゃんにいっぱいイタズラできるわ。
階段を降りていくと居間からテレビの音が聞こえてきました。
あおいちゃんは深呼吸を一つして、居間に入りました。
翔太がソファーに座ってテレビを見ていました。気配に気づいたのか翔太は振り返り、「あっ、あおいちゃん」と言いました。
あおいちゃんは「何を視ているの?」と言いながら翔太の隣に腰をおろしました。素足の太ももが翔太の太ももに触れて、ドキッとしました。
ドキドキとしながらそうっと翔太をみると、翔太も顔を赤くしてうつむいていました。
あおいちゃんは、なんだか余裕ができて、お姉さんのような気持ちになりました。
「えっと、ニュースかな」
テレビではパネルの前で昨日の事件について何か話しているアナウンサーが映っていました。
「面白い?」
「あんまり」
「ふうん」と言いながら、あおいちゃんは話を切り出すタイミングをドキドキしながら探っていました。
「えっとね」
「な、なあに」翔太の返事もぎこちなく聞こえました。
あおいちゃんの緊張が翔太にも伝染したようです。
「わたしね、美少女コンテストに応募しようと思うの。どうかな?」
そう言って翔太の顔をのぞきこむと、翔太は顔を赤くして下を向いて、「あ、あおいちゃんは可愛いから、いいと思う」と言いました。
「ほんと?嬉しい。それでね、応募用の写真が必要なの」
「う、うん」
「翔ちゃん、撮ってくれる」
えっ、と翔太はびっくりしたように、あおいちゃんを見ました。そして、また、うつむいて、「でも・・・ぼく、うまく撮れないよ」と言いました。
「大丈夫よ。翔ちゃんなら、きっと上手に撮れるわよ、ねっ」
「う、うん」
「それじゃ、カメラ、持ってくるわね」
こうして、あおいちゃんの撮影会が始まりました。
ミルク色の壁を背景にあおいちゃんは立っていました。その前で翔太が片膝をついて写真を撮っています。
あおいちゃんは、カシャッとシャッター音がなる度にからだが熱く火照っていくのを感じていました。
レンズを通して見られていると思うと、なんだか裸にされたような変な感じがするのです。
「ど、どうかな。可愛く撮れてる?」
あおいちゃんは何かに耐えきれなくなって、翔太にそう尋ねました。
「うん、あおいちゃん、可愛いよ」
「ポーズ、とったほうがいいよね」
「うん」
グラビアとかどんなポーズだっけ、と焦るような気持ちの中で思いました。ええと、お尻を突き出して、顔を上げて、胸を強調して・・・。
「あっ、いい、いいよ」
翔太の感動したような声と共にシャッター音が響きました。
なんだか、頭がぼうっとしてきたよ。もっと、エッチなポーズないかな?
あおいちゃんは膝づいて、四つん這いになりました。
カシャッ、カシャッとシャッター音が響いています。
あれっ、翔ちゃんいない。どこ?
あおいちゃんは四つん這いのまま、猫のように翔太を探しました。
カシャッとシャッター音がしました。
あっ、後ろだ。翔ちゃん、後ろからわたしのお尻、撮ってるんだ。パンツ、見えちゃうよ。
「ねえ、パンツ見えてない?」
翔太の動きが一瞬、止まったようでした。
「ええと、大丈夫だよ?」
大丈夫ってなによ、もう。きっと、わたしのパンツ、見えちゃってるんだ。
カシャッと、またシャッター音がしました。
ああ、わたし、翔ちゃんに後ろからパンツの写真撮られてる。恥ずかしいよ。からだが熱いよ。でも、ダメって言えないよ。
「あの、あおいちゃん」翔太のおずおずとした声が後ろからしました。
「な、なあに」
「頭・・・床につけてくれる?あ、あの、ダメならいいよ」
ダメよ、そんな恥ずかしい格好できないよ。だって、わたしのパンツ、丸見えになっちゃうよ。そんなエッチな格好・・・
けれど、あおいちゃんは小さな声で「い、いいよ」と言っていました。
そして、両腕を組んだ上に頭をのせました。背を反らせて、お尻を突き出すようにします。
後ろから、翔太がゴクンとつばを飲み込む音がしました。わずかな静寂の後に、せき込むように、カシャッ、カシャッとシャッター音がしだしました。
わたし、写真、撮られてる。パンツ、丸見えなのに、お尻をつきだして写真、撮られてる。ああ、あそこが熱いよ。あっ、ダメ。こぼれちゃう。パンツに染みができちゃうよ。
シャッター音が不意に止まりました。
あおいちゃんは、突き出した股間に翔太の視線を感じました。
ああ、翔ちゃんにパンツの染み、見られてるわ。お漏らししたと思われちゃう。
あおいちゃんは、急いで立ち上がりました。
「えっ、えっとね。ポーズ変えましょうか」
「あっ、そ、そうだね」
「どんなポーズがいい?」
「美少女コンテストって、他にどんな写真がいるの?」
「そうね。あっ、水着の写真だ」
「ほんと?水着の写真、撮ろうよ」
「でも、ダメ。わたし、スクール水着しか持ってないもん」
「えっ、スクール水着でいいんじゃないかな?」
「ダメよ。子供っぽいもの。ビキニじゃないと」
「じゃあ、写真、撮るの終わりかな」
翔太の声はとても残念そうでした。
あおいちゃんも、もう少しこのドキドキする遊びを続けたいと思いました。
「そ、そうね・・・でも、練習はできるかも」
「練習?」
「翔ちゃんがビキニの写真を撮る練習よ」
「どうするの?」
「あ、あのね。下着って、ビキニに似てるかなって思って」
翔太の顔がぱあっと明るくなりました。
「うん、似てる。そっくりだよ」
もう、調子がいいんだから、とあおいちゃんは思いました。でも、服、脱ぐの、恥ずかしいな。
翔太は期待に満ちた眼差しで、あおいちゃんを見ています。
やはり、下着と水着は違います。それにテレビの置いてあるような普通の部屋の中では、水着だって恥ずかしいに違いありません。まして、下着ではもっと恥ずかしそうです。
それでも、あおいちゃんはこの遊びを止める事はできませんでした。そして、心を決めて背中のファスナーに手を伸ばしました。
「あっ、あおいちゃん。一回、スカートめくってみてよ」
「えっ?」
「ぼく、あおいちゃんがスカートをめくってる写真、撮りたいよ」
「でも・・・」
「だって、服を脱ぐんだから同じだよ。ちょっとだけ。お願い」
「う、うん」
まあ、下着姿になるんだから、同じなんだけど・・・。でも、自分でスカートめくるのって、なんだかとってもエッチだよ。
あおいちゃんはスカートの裾を両手で持って、そうっと上げていきました。
シャッターが鳴ります。
あおいちゃんはうつむいて目をつむりました。そして、膝がガクガクさせながら、スカートの裾をお臍まで上げました。
カシャッ、カシャッとシャッター音が聞こえてきます。
ああ、恥ずかしいよ。なんだか、翔ちゃんにイジメられてるみたいだ。からだが熱いよ。なんか、涙が出そう。ああ、あそこがジンジンするよ。
ふと気づくと、フラッシュが炊かれていました。
パシュッと音がする度に、目をつむって暗い視界に光が瞬きました。
わたし、スカートめくって、パンツ見せてる写真、撮られてる。恥ずかしくって、でも、頭の中のイヤなものが消えていくみたい・・・。あっ、また、こぼれちゃう。
あおいちゃんは、へなへなと座り込んでしまいました。
「あおいちゃん、大丈夫?」
翔太がすぐ前にいて、心配そうにあおいちゃんの顔をのぞきこんでいました。
「う、うん。大丈夫。そうだ、服、脱がなくちゃ」
あおいちゃんは、座り込んだまま、ワンピースを頭から脱いでいきました。
翔太が心配そうに見ています。
翔ちゃんなんで心配そうな顔してるんだろう、とあおいちゃんはぼうっとした頭で思いました。
「写真、撮って」
翔太は戸惑ったように、「うん」と言いました。
あおいちゃんは立ち上がり、手を後ろに組んで写真を撮られるのを待っています。
あおいちゃんの下着は白い木綿の下着です。胸は意外と大きくてCカップのブラジャーをしています。飾り気のないシンプルなブラジャーはおっぱいをほぼ覆っていて、白いビキニのようにも見えました。
また、パンツも飾り気のないお尻を全て覆うようなものでした。けれど、生地が薄いのか、あおいちゃんのお尻が大きいのか、肌にぴったりとくっついて、陰毛がうっすらと透けていました。股間では、パンツは食い込んで、その下にある性器の形を暗示するように一本のスジが入っていました。よく見ると、その辺りは濡れたような染みができていました。
翔太がカメラを構えて、シャッターを押し始めました。
フラッシュがあおいちゃんのからだを照らし、パシュッという音があおいちゃんの頭の中に響きました。
「あおいちゃん、座ってみて」
翔太の声が光の向こうから、聞こえてきます。
あおいちゃんは言われるがままに、ふらふらと座り込みました。
ああ、からだがフワフワしてる。なんか気持ちいい。いっぱい、写真、撮って。
「後ろに手をついてみて」
あおいちゃんは、後ろに手をついて、脚を投げ出しました。
「脚、ちょっと開いてみようか」
脚、開くの?いいよ。
「膝、立てて」
膝、立てるの?いいよ。ああ、そうか。翔ちゃん、わたしのあそこ見たいのね。見ていいよ。
パシュッ、パシュッとフラッシュが焚かれました。
翔ちゃん、わたしの下着姿に興奮してるかな?おちんちん、大きくしてるかな?あっ、ズボン、膨らんでるみたい。
「脚、開いて」
脚、開くの?恥ずかしいけど、いいよ。ああ、あそこ、見られてる。ジンジンするよ。わたしのあそこ、濡れてる。パンツの染み、翔ちゃんに見られてる。
パシュッ、パシュッとフラッシュが炊かれる中、あおいちゃんはお酒に酔ったようにぼんやりとした赤い顔で脚を開いていました。
パンツを脱いでと言われたら、言われるままに脱いでいたでしょう。
不意にフラッシュがやみました。
あおいちゃんは不思議に思って、ぼんやりと翔太を見ると、なにやらカメラを調べているようでした。
「どうしたの?」
「あ、あの、電池が切れたみたい」
「あ、ああ、そう」
そう、電池、なくなっちゃったんだ。服、着なくちゃ。
翔太は、それでもなんとかしようと、カメラをいじっていました。
あおいちゃんは、ふらふらと立ち上がり、服を着始めました。
「お昼の支度するね」
あおいちゃんは、そう言って、台所に向かいました。
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