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ジュリアンの恋の行方
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「やぁ、ジュリアン!!」
「また来たの?レン様!?」
あれからアンナは私が引き取ったので、一緒に暮らす屋敷に毎日のように顔を出すレン
そんなに皇太子の仕事は暇なのかしら?
「アンナちゃん、今日のお土産だよ!おいで!」
嬉しそうにレンの膝の上にチョコンと座りお土産の絵本を読んでもらっている。
「面白かった?アンナ?」
「うん、今日は王子ちゃまとお姫ちゃまが結ばれるの」
嬉しそうに、興奮しながら話す。
まるで本当の子供みたいにはしゃぐアンナの姿に顔がメロメロになる
「そういえば、ご婚約おめでとうございます!やっとアンナの代わりが見つかったんですね!」
「はぁ?そんなのデマに決まってるだろう!」
「・・・・・・・。」
「いい加減俺の気持ちに気づけ!?」
今更何を言ってんのよ!
「やっと私の価値に気付いたのね!
逃した魚は大きかった?後から後悔しても遅いって事よ!
ザマアミロ!!クスッ」
舌を出してレンに食って掛かる!
「全くお前は変わらないな!
いつまでもジュリアンらしく、変わるなよ」
分かってるよ!
足早に此方に駆け出す足音が聞こえてくる!!
バッと扉が開いた瞬間ケイゴの顔が見えた。
「はぁ、また来てんのかよ!?」
私の頬に優しく口付けを交わしながらレンを睨むケイゴ
「うるさい!別にいいだろう?まだ結婚した訳でもなく婚約したばかりだし、まだジュリアンはお前のものじゃない」
「負け惜しみはカッコ悪いぞ!!」
2人は何だかんだと幼馴染みの縁が深いのか離れられないようだ!
ってかそろそろ帰れ!邪魔なんだよレン!
だって、ピンクモードになれないじゃん!
あんな事やこんな事が出来ないじゃん!
そろそろ欲求不満気味だし!
「ねぇ、レン、そろそろ帰りなよ?」
「なんでそんなに俺を排除したがるんだよ!」
「「邪魔だからに決まってるじゃん!!」」
思わずケイゴと声が被ってしまう!
思わず笑ってしまう。
どんだけイチャイチャしてないと思ってんのよ!?
早くギュってしてほしい・・・
「・・・・・ケイゴ!
まだ結婚した訳じゃないんだからジュリアンに手を出すなよ!」
「約束出来るわけないだろう!」
悪態をついていて長居していたレンがやっと帰って行った。
もう疲労困憊だわ!
「お姉ちゃま、あのね眠くなっちゃった」
「ソラ、アンナをお願い出来るかしら?」
「賜りました、アンナ様私と一緒に部屋に戻りましょうね!」
メイド達がアンナを抱き上げて寝かしつけに行った。
流石にアンナも子供ではないから抱き抱えるのはキツいので数人のメイド達が運んでくれる。
本当にソラは優秀な私の大事な家族となっている。
父も母も、もうこの屋敷にはいないのだから・・・
「やっと2人っきりにらなったな!」
「うん。そうだね!」
知らない内に後ろから私の腰に手を回してるケイゴと目が合う。
やべぇ!!!
鼻血出そうなくらいの色気が・・・・
ドキドキと心臓が高鳴る
「ほら、こっち向けよ!」
クルっと体制を変えると正面で向かい合って視線がぶつかる。
真っ赤になった私の頬に触れると
「やべぇ、、、食べてえ」
ピンクオーラいっぱいで耳元に囁くんだもんドキドキしすぎて気絶しちゃいそうになる!
「食べていい?」
「美味しくないかもよ?」
「その目、ゾクゾクするわ!」
そのままソファーに押し倒される。
「これ以上俺を煽るなよ!」
そのまま、私の唇に触れると唇を塞がれる。
角度を変えながら吐息が漏れる
このままケイゴに身を任せようと首に腕を絡ませると
「あ、忘れ物、、、」
レンがいきなり忘れ物があるといって部屋へ入ってくる
今からおっぱ始めそうな雰囲気の私達を見て憤慨するレン!!
「お前らなにしてんだよ!!まだ駄目だ!!
俺にもまだチャンスはあるはずだ!諦めてやるもんか!!」
またしてもケイゴとのイチャイチャが邪魔される!!
おい、おい、ふざけんなよ!!
欲求不満でムラムラすんじゃん!!
「また来たの?レン様!?」
あれからアンナは私が引き取ったので、一緒に暮らす屋敷に毎日のように顔を出すレン
そんなに皇太子の仕事は暇なのかしら?
「アンナちゃん、今日のお土産だよ!おいで!」
嬉しそうにレンの膝の上にチョコンと座りお土産の絵本を読んでもらっている。
「面白かった?アンナ?」
「うん、今日は王子ちゃまとお姫ちゃまが結ばれるの」
嬉しそうに、興奮しながら話す。
まるで本当の子供みたいにはしゃぐアンナの姿に顔がメロメロになる
「そういえば、ご婚約おめでとうございます!やっとアンナの代わりが見つかったんですね!」
「はぁ?そんなのデマに決まってるだろう!」
「・・・・・・・。」
「いい加減俺の気持ちに気づけ!?」
今更何を言ってんのよ!
「やっと私の価値に気付いたのね!
逃した魚は大きかった?後から後悔しても遅いって事よ!
ザマアミロ!!クスッ」
舌を出してレンに食って掛かる!
「全くお前は変わらないな!
いつまでもジュリアンらしく、変わるなよ」
分かってるよ!
足早に此方に駆け出す足音が聞こえてくる!!
バッと扉が開いた瞬間ケイゴの顔が見えた。
「はぁ、また来てんのかよ!?」
私の頬に優しく口付けを交わしながらレンを睨むケイゴ
「うるさい!別にいいだろう?まだ結婚した訳でもなく婚約したばかりだし、まだジュリアンはお前のものじゃない」
「負け惜しみはカッコ悪いぞ!!」
2人は何だかんだと幼馴染みの縁が深いのか離れられないようだ!
ってかそろそろ帰れ!邪魔なんだよレン!
だって、ピンクモードになれないじゃん!
あんな事やこんな事が出来ないじゃん!
そろそろ欲求不満気味だし!
「ねぇ、レン、そろそろ帰りなよ?」
「なんでそんなに俺を排除したがるんだよ!」
「「邪魔だからに決まってるじゃん!!」」
思わずケイゴと声が被ってしまう!
思わず笑ってしまう。
どんだけイチャイチャしてないと思ってんのよ!?
早くギュってしてほしい・・・
「・・・・・ケイゴ!
まだ結婚した訳じゃないんだからジュリアンに手を出すなよ!」
「約束出来るわけないだろう!」
悪態をついていて長居していたレンがやっと帰って行った。
もう疲労困憊だわ!
「お姉ちゃま、あのね眠くなっちゃった」
「ソラ、アンナをお願い出来るかしら?」
「賜りました、アンナ様私と一緒に部屋に戻りましょうね!」
メイド達がアンナを抱き上げて寝かしつけに行った。
流石にアンナも子供ではないから抱き抱えるのはキツいので数人のメイド達が運んでくれる。
本当にソラは優秀な私の大事な家族となっている。
父も母も、もうこの屋敷にはいないのだから・・・
「やっと2人っきりにらなったな!」
「うん。そうだね!」
知らない内に後ろから私の腰に手を回してるケイゴと目が合う。
やべぇ!!!
鼻血出そうなくらいの色気が・・・・
ドキドキと心臓が高鳴る
「ほら、こっち向けよ!」
クルっと体制を変えると正面で向かい合って視線がぶつかる。
真っ赤になった私の頬に触れると
「やべぇ、、、食べてえ」
ピンクオーラいっぱいで耳元に囁くんだもんドキドキしすぎて気絶しちゃいそうになる!
「食べていい?」
「美味しくないかもよ?」
「その目、ゾクゾクするわ!」
そのままソファーに押し倒される。
「これ以上俺を煽るなよ!」
そのまま、私の唇に触れると唇を塞がれる。
角度を変えながら吐息が漏れる
このままケイゴに身を任せようと首に腕を絡ませると
「あ、忘れ物、、、」
レンがいきなり忘れ物があるといって部屋へ入ってくる
今からおっぱ始めそうな雰囲気の私達を見て憤慨するレン!!
「お前らなにしてんだよ!!まだ駄目だ!!
俺にもまだチャンスはあるはずだ!諦めてやるもんか!!」
またしてもケイゴとのイチャイチャが邪魔される!!
おい、おい、ふざけんなよ!!
欲求不満でムラムラすんじゃん!!
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