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それぞれの日々
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ーーーーーーーーー
ーーーーー
そして月日は流れてカレンダーも4月のページを捲る。
私は相変わらず会社では山田花子として通している
一部の人には私の正体がバレたが、便宜上そのまま地味子でいる。
私の彼氏である武田葵が懇願したからだけど・・・
そして、私は新入社員として一年間の研修を終え正式な部署に配属される。
因みに、私は・・・・
「おい、地味子!!お前、企画開発部に所属らしいな!俺と一緒に仕事が出来るだなんて光栄に思えよ!」
意地悪そうな口調で私に話しかけてくるのは、俺様毒舌の織田!
この人、本当に私の事好きだったの?って疑ってしまうほど何も変わらないんだけど!
思わず笑ってしまうじゃないか!
「相変わらずの俺様ぶりでムカつきますね!
あっ、そうだ遅くなりましたが織田さん昇進おめでとうございます。」
「まぁ、課長って柄でもないけどな・・・
地味子の上司になるんだから俺を敬えよ!!」
「敬うかは分からないけど、課長は妥当じゃないですか?」
そんな私達の元に色気インテリが新人を連れてやってくる。
私を見つけた色気インテリ真田は、目をキラキラと輝かせて穴があきそうになるくらい見つめる。
思わず条件反射で逃げようと後ずさりすると・・・
「山田さ~ん!!!会いたかった!」
いきなり私の手をぎゅっと握ってブンブン振り回す!
一緒に居た新人三人が、豹変してる色気インテリを目の当たりにして怪訝な表情を浮かべてる。
そりゃそうだよね・・・
「真田さん、お久しぶりです。あの~手離して貰えますか?」
苦笑いしながら訴えるが一向に離してくれる気配がない。
「えっ~~~嫌だよ・・・・だって山田さんと部署が離れちゃったから会えなかったんだもん!」
「そんなの私に関係ないし・・・」
ギロリと睨みつけると何を勘違いしてるのか、余計に興奮してるみたいで引いてしまう・・・
そんな私達を引き裂くように強引に自分の方へ引き寄せるイケメンの姿が!!
そう、彼が鬼の形相で色気インテリを睨みつけながら・・・
「全く、ちょっと目を離すとこれだ・・・
花子ちゃん、どうしてこんな部署に配属になんてなるの・・・」
切なそうな声を発する私の彼氏、
ホスト風偽王子こと武田葵・・・・・。
「葵!?ここで何してんの?」
「だって俺の花子ちゃんがハイエナに狙われてたから助けに来たんだよ!」
そんな私達の会話を聞いていた俺様が・・・
「お前ら馬鹿じゃないの??早く仕事に戻れよ!!」
2人に怒鳴りつける俺様。
渋々、2人とも自分の部署に帰って行く。
「地味子、今日は俺と残業だからな!!」
「はぁ??いきなり残業ってあり得なくないですか?」
公私混同だって訴えるも、たちまち棄却されてしまう・・・
何か面倒くさいな・・・・
今日はホストとデートの予定だったのに!
仕方なく葵にメールする。
【今日、残業になっちゃったから映画見に行けない】
【織田と一緒??】
【うん・・・】
【半径3メートル近づかないで!!】
【仕事にならないんだけど・・・・】
ーーーーーーーーー
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そして月日は流れてカレンダーも4月のページを捲る。
私は相変わらず会社では山田花子として通している
一部の人には私の正体がバレたが、便宜上そのまま地味子でいる。
私の彼氏である武田葵が懇願したからだけど・・・
そして、私は新入社員として一年間の研修を終え正式な部署に配属される。
因みに、私は・・・・
「おい、地味子!!お前、企画開発部に所属らしいな!俺と一緒に仕事が出来るだなんて光栄に思えよ!」
意地悪そうな口調で私に話しかけてくるのは、俺様毒舌の織田!
この人、本当に私の事好きだったの?って疑ってしまうほど何も変わらないんだけど!
思わず笑ってしまうじゃないか!
「相変わらずの俺様ぶりでムカつきますね!
あっ、そうだ遅くなりましたが織田さん昇進おめでとうございます。」
「まぁ、課長って柄でもないけどな・・・
地味子の上司になるんだから俺を敬えよ!!」
「敬うかは分からないけど、課長は妥当じゃないですか?」
そんな私達の元に色気インテリが新人を連れてやってくる。
私を見つけた色気インテリ真田は、目をキラキラと輝かせて穴があきそうになるくらい見つめる。
思わず条件反射で逃げようと後ずさりすると・・・
「山田さ~ん!!!会いたかった!」
いきなり私の手をぎゅっと握ってブンブン振り回す!
一緒に居た新人三人が、豹変してる色気インテリを目の当たりにして怪訝な表情を浮かべてる。
そりゃそうだよね・・・
「真田さん、お久しぶりです。あの~手離して貰えますか?」
苦笑いしながら訴えるが一向に離してくれる気配がない。
「えっ~~~嫌だよ・・・・だって山田さんと部署が離れちゃったから会えなかったんだもん!」
「そんなの私に関係ないし・・・」
ギロリと睨みつけると何を勘違いしてるのか、余計に興奮してるみたいで引いてしまう・・・
そんな私達を引き裂くように強引に自分の方へ引き寄せるイケメンの姿が!!
そう、彼が鬼の形相で色気インテリを睨みつけながら・・・
「全く、ちょっと目を離すとこれだ・・・
花子ちゃん、どうしてこんな部署に配属になんてなるの・・・」
切なそうな声を発する私の彼氏、
ホスト風偽王子こと武田葵・・・・・。
「葵!?ここで何してんの?」
「だって俺の花子ちゃんがハイエナに狙われてたから助けに来たんだよ!」
そんな私達の会話を聞いていた俺様が・・・
「お前ら馬鹿じゃないの??早く仕事に戻れよ!!」
2人に怒鳴りつける俺様。
渋々、2人とも自分の部署に帰って行く。
「地味子、今日は俺と残業だからな!!」
「はぁ??いきなり残業ってあり得なくないですか?」
公私混同だって訴えるも、たちまち棄却されてしまう・・・
何か面倒くさいな・・・・
今日はホストとデートの予定だったのに!
仕方なく葵にメールする。
【今日、残業になっちゃったから映画見に行けない】
【織田と一緒??】
【うん・・・】
【半径3メートル近づかないで!!】
【仕事にならないんだけど・・・・】
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