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元カレの帰国②
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あれから海外事業部にミッチーこと、及川満(おいかわみつる)がヘッドハンティングされてきた。
まぁ~
相変わらず私は地味子の容姿なので、廊下やエレベーターですれ違っても気付かないけど
「ねぇ、及川さんってハーフなんだって!
しかも御曹司らしいわよ。
海外事業部の同期に情報貰ったから、玉の輿も夢じゃないかも!!」
満面の笑顔で私にドヤ顔してくるブリブリ恵美
「山田さん、流石に及川さんは貴方に堕ちる事はないと思うけど・・・今度こそ私の邪魔しないでよね」
「全くもって興味もないし眼中にない・・・」
私がブリブリ恵美に答えると
「それじゃ、今日の海外事業部との合コンという名の飲み会強制参加ね!!」
「はぁ?何で私が・・・」
「だって私より可愛い子がいたらマズいでしょ?その点山田さんなら私の引立て役として役立ちそうだし!」
役立ちそうって・・・
結局私に拒否権がないみたいで、強引に引っ張られ連れてこられた居酒屋。
当然私の機嫌は最高潮に悪い
そしてミッチーの隣をガッチリキープしているブリブリ恵美
お金を払ってる以上飲んでやるか!日頃のストレスを発散しなければ・・・
1人端っこでワインとチーズに舌鼓していると
「君は、アイツの隣に行かなくていいの?
さっきからお酒飲んでばかりだけど・・・」
隣の眼鏡男子が私に話しかけてくる。
「私は、調整メンバーってだけで合コンに興味ないですし、お金払ってるんだから飲まないと!!もしかして佐々木さん狙いですか?」
「えっ?あっ・・・・」
眼鏡男子は真っ赤になってモジモジしてる
お主、もしや草食系ですか?
「じゃぁ、もっとアピールしないと!!」
「あのイケメンに勝てる自信がないし・・・・」
段々と声が小さくてなってくる眼鏡男子
「じゃぁ、面白いネタ教えてあげる!
絶対シークレットだよ?実はあの人はゲイだよ・・・」
私の言葉に驚愕の表情を浮かべてる。
「何でそんな秘密を知ってる?」
私は、自分の口元に人差し指を立て口止めする。
「そんなのシークレットに決まってるでしょ!!草食眼鏡君には教えられないよ!クスッ」
可笑しくなって笑ってしまった。酔っ払ったのか意外と草食眼鏡をからかってると楽しくなってきた
すると離れた席のミッチーと目が合ってしまう。
何故私を見てるんだろう・・・・
私って気付いた?
いやいや、絶対気付かないでしょ!!
今度はブリブリ恵美がこっちを見てるし・・・
そんな恵美と目が合っただけでオドオドしてる草食眼鏡。
恋の成就は絶対無理だろう・・・
「山田さんって地味だけど噂通り面白いですね
!武田がお気に入りなの分かる気がする。」
「えっ!?意味が分からない!何でここで武田さんが出てくる?」
「俺、こう見えても花の平成7年組で武田達と同期なんだよね~
こないだ同期会で武田がめっちゃ人が変わってたから噂の君の事が気になってたんだよね!」
「もしかして私に惚れちゃいました?」
「クスクスクスクス、いや、ごめん、それはないや!!」
私の言葉がツボにハマったのか笑いが止まらないらしい
「クックッ、武田が他の同期の女子を完全拒否してまでチャラ男から真面目な男に変貌を遂げてたんだ!!気になるだろ!?」
「ふ~ん、こんなんで幻滅しちゃいました?」
「やっぱり外見じゃなくて中身が大事って事だろう?」
「それって誉めてる?貶してる?」
「ごめん、誉めてはいないや!クスッ」
まぁ~
相変わらず私は地味子の容姿なので、廊下やエレベーターですれ違っても気付かないけど
「ねぇ、及川さんってハーフなんだって!
しかも御曹司らしいわよ。
海外事業部の同期に情報貰ったから、玉の輿も夢じゃないかも!!」
満面の笑顔で私にドヤ顔してくるブリブリ恵美
「山田さん、流石に及川さんは貴方に堕ちる事はないと思うけど・・・今度こそ私の邪魔しないでよね」
「全くもって興味もないし眼中にない・・・」
私がブリブリ恵美に答えると
「それじゃ、今日の海外事業部との合コンという名の飲み会強制参加ね!!」
「はぁ?何で私が・・・」
「だって私より可愛い子がいたらマズいでしょ?その点山田さんなら私の引立て役として役立ちそうだし!」
役立ちそうって・・・
結局私に拒否権がないみたいで、強引に引っ張られ連れてこられた居酒屋。
当然私の機嫌は最高潮に悪い
そしてミッチーの隣をガッチリキープしているブリブリ恵美
お金を払ってる以上飲んでやるか!日頃のストレスを発散しなければ・・・
1人端っこでワインとチーズに舌鼓していると
「君は、アイツの隣に行かなくていいの?
さっきからお酒飲んでばかりだけど・・・」
隣の眼鏡男子が私に話しかけてくる。
「私は、調整メンバーってだけで合コンに興味ないですし、お金払ってるんだから飲まないと!!もしかして佐々木さん狙いですか?」
「えっ?あっ・・・・」
眼鏡男子は真っ赤になってモジモジしてる
お主、もしや草食系ですか?
「じゃぁ、もっとアピールしないと!!」
「あのイケメンに勝てる自信がないし・・・・」
段々と声が小さくてなってくる眼鏡男子
「じゃぁ、面白いネタ教えてあげる!
絶対シークレットだよ?実はあの人はゲイだよ・・・」
私の言葉に驚愕の表情を浮かべてる。
「何でそんな秘密を知ってる?」
私は、自分の口元に人差し指を立て口止めする。
「そんなのシークレットに決まってるでしょ!!草食眼鏡君には教えられないよ!クスッ」
可笑しくなって笑ってしまった。酔っ払ったのか意外と草食眼鏡をからかってると楽しくなってきた
すると離れた席のミッチーと目が合ってしまう。
何故私を見てるんだろう・・・・
私って気付いた?
いやいや、絶対気付かないでしょ!!
今度はブリブリ恵美がこっちを見てるし・・・
そんな恵美と目が合っただけでオドオドしてる草食眼鏡。
恋の成就は絶対無理だろう・・・
「山田さんって地味だけど噂通り面白いですね
!武田がお気に入りなの分かる気がする。」
「えっ!?意味が分からない!何でここで武田さんが出てくる?」
「俺、こう見えても花の平成7年組で武田達と同期なんだよね~
こないだ同期会で武田がめっちゃ人が変わってたから噂の君の事が気になってたんだよね!」
「もしかして私に惚れちゃいました?」
「クスクスクスクス、いや、ごめん、それはないや!!」
私の言葉がツボにハマったのか笑いが止まらないらしい
「クックッ、武田が他の同期の女子を完全拒否してまでチャラ男から真面目な男に変貌を遂げてたんだ!!気になるだろ!?」
「ふ~ん、こんなんで幻滅しちゃいました?」
「やっぱり外見じゃなくて中身が大事って事だろう?」
「それって誉めてる?貶してる?」
「ごめん、誉めてはいないや!クスッ」
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