52 / 104
俺様の焦り
しおりを挟む
◇◆織田side◇◆
俺の目の前の地味子が放った言葉・・・・
武田・・・・・
嫉妬・・・・・
有り得ないだろう・・・・
何か俺が地味子が好きみたいじゃねーかよ!!
どこに好きになる要素があるんだよ・・・
地味でパッとしないこの女を好きになる奴なんていないだろう・・・
あっ、例外がいたか・・・
何だか胸がムカムカしてきたな・・・・・
ラーメンの汁で胸やけしてるのかな・・・・
◇◆◇◆◇◆
ラーメンを食べ終わり店を出ると
「あの、私の分は払いますけど・・・・」
直ぐに地味子が財布を取り出そうとするので鞄から出さないように押さえる。
「女から金なんて受け取れねえ・・・」
「御馳走様です。それじゃお言葉に甘えさせて頂きます。私はこっちなんで失礼します。」
「駅までつき合ってやるよ!」
素直に送ってやると言えない俺、空回り気味だ
「はぁ・・・・」
歩道を2人で歩く・・・
暫くの沈黙が続く
この際、気になってる事を地味子に聞く事にする。
「なぁ、武田とはマジで付き合ってないのか?」
「当たり前じゃないですか!!あんなチャラチャラしたホストとなんて無理!」
地味子の言葉に妙に安心する
すると車道から物凄いスピードを出した無謀なスポーツカーとすれ違う。
「危ねーー!」
危険を察知し、車道側にいた地味子を強引に引き寄せて抱き締めるとスッポリ俺の腕の中に収まる。
離したくないと強く思った。
車はとっくに通り過ぎ、離れようとしない俺に痺れを切らして俺から離れようともがくので、更に強く抱き締める。
「あの、そろそろ離れてくれますか!?」
「命の恩人に対して冷たくないか?
俺が咄嗟に抱き締めて避けなかったらぶつかってただろう・・・」
「助けて頂いたのには感謝しますけど、流石にこれはやり過ぎでしょ?
ってかいい加減離せ!!」
足を思い切り踏み潰される。
耐えられなくなり腕を離すと逃げるようにホームに消えた。
俺の目の前の地味子が放った言葉・・・・
武田・・・・・
嫉妬・・・・・
有り得ないだろう・・・・
何か俺が地味子が好きみたいじゃねーかよ!!
どこに好きになる要素があるんだよ・・・
地味でパッとしないこの女を好きになる奴なんていないだろう・・・
あっ、例外がいたか・・・
何だか胸がムカムカしてきたな・・・・・
ラーメンの汁で胸やけしてるのかな・・・・
◇◆◇◆◇◆
ラーメンを食べ終わり店を出ると
「あの、私の分は払いますけど・・・・」
直ぐに地味子が財布を取り出そうとするので鞄から出さないように押さえる。
「女から金なんて受け取れねえ・・・」
「御馳走様です。それじゃお言葉に甘えさせて頂きます。私はこっちなんで失礼します。」
「駅までつき合ってやるよ!」
素直に送ってやると言えない俺、空回り気味だ
「はぁ・・・・」
歩道を2人で歩く・・・
暫くの沈黙が続く
この際、気になってる事を地味子に聞く事にする。
「なぁ、武田とはマジで付き合ってないのか?」
「当たり前じゃないですか!!あんなチャラチャラしたホストとなんて無理!」
地味子の言葉に妙に安心する
すると車道から物凄いスピードを出した無謀なスポーツカーとすれ違う。
「危ねーー!」
危険を察知し、車道側にいた地味子を強引に引き寄せて抱き締めるとスッポリ俺の腕の中に収まる。
離したくないと強く思った。
車はとっくに通り過ぎ、離れようとしない俺に痺れを切らして俺から離れようともがくので、更に強く抱き締める。
「あの、そろそろ離れてくれますか!?」
「命の恩人に対して冷たくないか?
俺が咄嗟に抱き締めて避けなかったらぶつかってただろう・・・」
「助けて頂いたのには感謝しますけど、流石にこれはやり過ぎでしょ?
ってかいい加減離せ!!」
足を思い切り踏み潰される。
耐えられなくなり腕を離すと逃げるようにホームに消えた。
0
お気に入りに追加
40
あなたにおすすめの小説
噂好きのローレッタ
水谷繭
恋愛
公爵令嬢リディアの婚約者は、レフィオル王国の第一王子アデルバート殿下だ。しかし、彼はリディアに冷たく、最近は小動物のように愛らしい男爵令嬢フィオナのほうばかり気にかけている。
ついには殿下とフィオナがつき合っているのではないかという噂まで耳にしたリディアは、婚約解消を申し出ることに。しかし、アデルバートは全く納得していないようで……。
※二部以降雰囲気が変わるので、ご注意ください。少し後味悪いかもしれません(主人公はハピエンです)
※小説家になろうにも掲載しています
◆表紙画像はGirly Dropさんからお借りしました
(旧題:婚約者は愛らしい男爵令嬢さんのほうがお好きなようなので、婚約解消を申し出てみました)
グラティールの公爵令嬢
てるゆーぬ(旧名:てるゆ)
ファンタジー
ファンタジーランキング1位を達成しました!女主人公のゲーム異世界転生(主人公は恋愛しません)
ゲーム知識でレアアイテムをゲットしてチート無双、ざまぁ要素、島でスローライフなど、やりたい放題の異世界ライフを楽しむ。
苦戦展開ナシ。ほのぼのストーリーでストレスフリー。
錬金術要素アリ。クラフトチートで、ものづくりを楽しみます。
グルメ要素アリ。お酒、魔物肉、サバイバル飯など充実。
上述の通り、主人公は恋愛しません。途中、婚約されるシーンがありますが婚約破棄に持ち込みます。主人公のルチルは生涯にわたって独身を貫くストーリーです。
広大な異世界ワールドを旅する物語です。冒険にも出ますし、海を渡ったりもします。
理不尽な大人と世の中が嫌いなので、学校の頂点に上り詰めてみようと思います。
中学生macaron
青春
子供舐めんなよ?
彼女はそう言ってにっこり微笑んだ。
中学一年生、夏休み明けにやってきて転校生は超美少女な帰国子女。
彼女は天使のような微笑みを絶やさぬまま、「生徒会長」となることを断言する。
子供は大人に従順な駒とでもお思いですか?
甘く見ていると、地獄を見ますよ?
天使のような笑顔の持ち主は、悪魔の策士でした。
普通じゃない彼女を中心に巻き起こる案外コメディー感強めの学園ストーリー。
公爵令嬢の私を捨てておきながら父の元で働きたいとは何事でしょう?
白山さくら
恋愛
「アイリーン、君は1人で生きていけるだろう?僕はステファニーを守る騎士になることにした」浮気相手の発言を真に受けた愚かな婚約者…
茶番には付き合っていられません
わらびもち
恋愛
私の婚約者の隣には何故かいつも同じ女性がいる。
婚約者の交流茶会にも彼女を同席させ仲睦まじく過ごす。
これではまるで私の方が邪魔者だ。
苦言を呈しようものなら彼は目を吊り上げて罵倒する。
どうして婚約者同士の交流にわざわざ部外者を連れてくるのか。
彼が何をしたいのかさっぱり分からない。
もうこんな茶番に付き合っていられない。
そんなにその女性を傍に置きたいのなら好きにすればいいわ。
婚約解消して次期辺境伯に嫁いでみた
cyaru
恋愛
一目惚れで婚約を申し込まれたキュレット伯爵家のソシャリー。
お相手はボラツク侯爵家の次期当主ケイン。眉目秀麗でこれまで数多くの縁談が女性側から持ち込まれてきたがケインは女性には興味がないようで18歳になっても婚約者は今までいなかった。
婚約をした時は良かったのだが、問題は1か月に起きた。
過去にボラツク侯爵家から放逐された侯爵の妹が亡くなった。放っておけばいいのに侯爵は簡素な葬儀も行ったのだが、亡くなった妹の娘が牧師と共にやってきた。若い頃の妹にそっくりな娘はロザリア。
ボラツク侯爵家はロザリアを引き取り面倒を見ることを決定した。
婚約の時にはなかったがロザリアが独り立ちできる状態までが期間。
明らかにソシャリーが嫁げば、ロザリアがもれなくついてくる。
「マジか…」ソシャリーは心から遠慮したいと願う。
そして婚約者同士の距離を縮め、お互いの考えを語り合う場が月に数回設けられるようになったが、全てにもれなくロザリアがついてくる。
茶会に観劇、誕生日の贈り物もロザリアに買ったものを譲ってあげると謎の善意を押し売り。夜会もケインがエスコートしダンスを踊るのはロザリア。
幾度となく抗議を受け、ケインは考えを改めると誓ってくれたが本当に考えを改めたのか。改めていれば婚約は継続、そうでなければ解消だがソシャリーも年齢的に次を決めておかないと家のお荷物になってしまう。
「こちらは嫁いでくれるならそれに越したことはない」と父が用意をしてくれたのは「自分の責任なので面倒を見ている子の数は35」という次期辺境伯だった?!
★↑例の如く恐ろしく省略してます。
★9月14日投稿開始、完結は9月16日です。
★コメントの返信は遅いです。
★タグが勝手すぎる!と思う方。ごめんなさい。検索してもヒットしないよう工夫してます。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界を舞台にした創作話です。時代設定なし、史実に基づいた話ではありません。【妄想史であり世界史ではない】事をご理解ください。登場人物、場所全て架空です。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義なのでリアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
※話の基幹、伏線に関わる文言についてのご指摘は申し訳ないですが受けられません
今さら、私に構わないでください
ましゅぺちーの
恋愛
愛する夫が恋をした。
彼を愛していたから、彼女を側妃に迎えるように進言した。
愛し合う二人の前では私は悪役。
幸せそうに微笑み合う二人を見て、私は彼への愛を捨てた。
しかし、夫からの愛を完全に諦めるようになると、彼の態度が少しずつ変化していって……?
タイトル変更しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる