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運命のプレゼン
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慌ただしかった準備も終わり、最終プレゼンの日を迎えた。
「今日は、いよいよ最終プレゼンの日です!
今まで準備に奮闘してくれてご苦労様。
泣いても笑っても今日が運命の日って事で、悔いのないよう最後まで頑張ろう―――!」
ホスト風偽王子の挨拶に私達チームメンバーもやる気が出てくる。
すると、向こう側からスーツ軍団がやってくる。
「お久しぶりです武田さん、ワンダーコーポレーションの和田です。
今回もまたSHINOHARAさんとの勝負ですね!
こないだはうちが負けましたけど、今回はガチで行きますんで宜しくお願いしますよ」
少し苦笑いしながらも武田に握手を求めてきた、ライバル会社の和田。
「此方もガチで行きますんでお手柔らかにお願いします。」
和田と握手するホスト風偽王子。
2人の瞳はギラギラと燃えたぎってる。
そして運命の最終プレゼン。
プレゼンの順番を控室で待つ私達ホスト風偽王子軍団。
「なんか、緊張してきますよね
やべぇ、こういう晴れ舞台初めてなんで心臓がバクバクしてヤバイっす」
金田が緊張の色が隠せないみたいで控室を行ったり来たりしてる・・・
「俺だって緊張しまくりで、さっきから手でXって書いて飲み込んでるよ・・・」
櫻井も椅子に座りながら何度も手でXを書いては飲み込んだ真似してる。
「山田さんは、いつもと変わらないけど緊張とかしないの?」
熊みたいな体格の槇が私に話かける
「確かにあんまり緊張してないですね!」
私がニヤリと樮笑むと・・・・
「「「マジで―――!!!」」」
「緊張よりも、さっき小馬鹿にするみたいに私を見て笑ってたワンダーコーポの和田がムカつくんですよ!」
「「「ぶっぶっぶっははは!!」」」
「花子ちゃんナイスキャラだね!
敵陣営に睨みを効かすとか面白すぎなんだけど・・・
ぶっちゃけちょっと緊張してたけど今ので肩の荷が降りたThank You♪」
ホスト風偽王子が私の肩に手をポンと乗せて微笑んでる。
その横顔がちょっとだけ優しげでドキッとした
「ん?花子ちゃんどうしたの?なんか顔が赤くない?」
「はぁ??別に何でもありません!ってか赤くもなってないし!」
つい、ムキになって否定してしまう
ーーーーーートントン
ドアをノックする音が聞こえてきた。
「お待たせ致しました。
SHINOHARAさんの順番になりましたのでお願いします。」
プレゼン担当の優しそうなお兄さんが呼びに来た。
さぁ!!
いざ勝負の時―――!!
発表はホスト風偽王子が行い、プロジェクター作業やパソコン操作など、私達ホスト風偽王子軍団が責任持って無事に任務を終えた。
そして―――――
完璧な自信に満ち溢れたホスト風偽王子のプレゼンに、拍手が巻き起こる。
大成功に終わった。
「「「「「勝ったね~」」」」」
かなりの手応えを感じた私達は、皆一斉に声に出してハモってしまう。
そして最終プレゼンの結果は・・・・
やはりホスト風偽王子軍団の勝利に終わる。
「今日は、いよいよ最終プレゼンの日です!
今まで準備に奮闘してくれてご苦労様。
泣いても笑っても今日が運命の日って事で、悔いのないよう最後まで頑張ろう―――!」
ホスト風偽王子の挨拶に私達チームメンバーもやる気が出てくる。
すると、向こう側からスーツ軍団がやってくる。
「お久しぶりです武田さん、ワンダーコーポレーションの和田です。
今回もまたSHINOHARAさんとの勝負ですね!
こないだはうちが負けましたけど、今回はガチで行きますんで宜しくお願いしますよ」
少し苦笑いしながらも武田に握手を求めてきた、ライバル会社の和田。
「此方もガチで行きますんでお手柔らかにお願いします。」
和田と握手するホスト風偽王子。
2人の瞳はギラギラと燃えたぎってる。
そして運命の最終プレゼン。
プレゼンの順番を控室で待つ私達ホスト風偽王子軍団。
「なんか、緊張してきますよね
やべぇ、こういう晴れ舞台初めてなんで心臓がバクバクしてヤバイっす」
金田が緊張の色が隠せないみたいで控室を行ったり来たりしてる・・・
「俺だって緊張しまくりで、さっきから手でXって書いて飲み込んでるよ・・・」
櫻井も椅子に座りながら何度も手でXを書いては飲み込んだ真似してる。
「山田さんは、いつもと変わらないけど緊張とかしないの?」
熊みたいな体格の槇が私に話かける
「確かにあんまり緊張してないですね!」
私がニヤリと樮笑むと・・・・
「「「マジで―――!!!」」」
「緊張よりも、さっき小馬鹿にするみたいに私を見て笑ってたワンダーコーポの和田がムカつくんですよ!」
「「「ぶっぶっぶっははは!!」」」
「花子ちゃんナイスキャラだね!
敵陣営に睨みを効かすとか面白すぎなんだけど・・・
ぶっちゃけちょっと緊張してたけど今ので肩の荷が降りたThank You♪」
ホスト風偽王子が私の肩に手をポンと乗せて微笑んでる。
その横顔がちょっとだけ優しげでドキッとした
「ん?花子ちゃんどうしたの?なんか顔が赤くない?」
「はぁ??別に何でもありません!ってか赤くもなってないし!」
つい、ムキになって否定してしまう
ーーーーーートントン
ドアをノックする音が聞こえてきた。
「お待たせ致しました。
SHINOHARAさんの順番になりましたのでお願いします。」
プレゼン担当の優しそうなお兄さんが呼びに来た。
さぁ!!
いざ勝負の時―――!!
発表はホスト風偽王子が行い、プロジェクター作業やパソコン操作など、私達ホスト風偽王子軍団が責任持って無事に任務を終えた。
そして―――――
完璧な自信に満ち溢れたホスト風偽王子のプレゼンに、拍手が巻き起こる。
大成功に終わった。
「「「「「勝ったね~」」」」」
かなりの手応えを感じた私達は、皆一斉に声に出してハモってしまう。
そして最終プレゼンの結果は・・・・
やはりホスト風偽王子軍団の勝利に終わる。
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