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第46話 ヒトデナイト

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 フィオナ「まずは石ころを探して拾うわよ!現地調達の方が良いと思ったの、石ころを投げつけて近づいて来た所を逃がさないように刺又で押さえるの!コイツは関節が柔らかいから背後をとっても意味ないから、出来るだけ武器を落とさせてから攻撃するのがベスト。機械的な作業になると思うけど慣れたら、これが一番楽な方法よ。」とそれも図鑑で調べた情報なら当てにはなりません。とりあえずは作戦を試すしかありません。

 カイル「とりあえずは5個ぐらいで十分かな?ラルフ君?注意を引き付けるだけだから、豪速球は投げなくていいからね!」と海岸の反対側に投球練習で拾った石を投げています。まあ、直撃したら倒せるならやって欲しいかな?でも、ピッチャーが決まると石ころを渡して、早速作戦開始です!

 ラルフ『(ಠ_ಠ)ザァザァ(足元の砂を蹴る)』『(*⁰▿⁰*)やぁー、ビュー(ストレート)』『ゴォツン(直撃)!』

 ヒトデナイト『∑(゚Д゚)ジュワ(盾ガード)!』『(`∇´)ジュワジュワ(激昂)』と身体の左半分を隠している盾(お鍋の蓋)に命中しました。出来れば左側ではなく、右側に当たれば剣を落とせたかもしれません。ヒトデナイトは怒って、こっちに向かって来ます。とりあえずは僕とフィオナお姉さん、ラルフ君も残りの石ころを投げつけて、ダメージを与えようとします。けれども、盾を前に構えられると、ほとんど身体が隠れてしまいます。盾の大きさに合わせて小柄な体形になったようです。

 フィオナ「石ころは無駄みたい!刺又を持って押さえるよ!押さえたら私が剣か盾を落とすからカイルとラルフは全力でコイツを押さえるように!自分勝手に動くと押さえても逃げられるから、指示以外の行動は控えるように!」と3人で拘束を試みました。

 カイル『(ー ー;)ヤァー(刺又)』『ガァチィ(左側・拘束)!』

 ラルフ『(ー ー;)ヤァー(刺又)』『ガァシィ(正面・拘束)!』

 フィオナ『(-_-;)ハァ(刺又)』『ガァガァ(右側・拘束)!』

 ヒトデナイト『∑(゚Д゚)ジュワ∑(゚Д゚)ジュワァ∑(゚Д゚)ジュンジュワ(全身・拘束中)‼︎』『(`∇´)ジュワ~(暴れる)』

 ラルフ「(>_>)おい!大した力じゃないけど、中型犬がデタラメに暴れてるみたいで、隙間から抜け出されそうだよ!さっさと倒してくれよ‼︎」とグニャグニャに身体の形を変えて無理矢理、複雑に重なった刺又の隙間から抜け出そうとしています。手掴みで鰻(ウナギ)を捕まえようとしているみたいで、心理的に焦ってしまいます。

 カイル「∑(゚Д゚)早く武器を落とさないと、この距離から抜け出されたら、こっちがピンチになるよ(動くな)‼︎」と刺又の先端と持ち手の距離は1メートル50センチぐらいです。接近戦になったら武器がないから戦えません!この作戦では抜け出される前に武器を落とさせないと倒せません。

 フィオナ「ʕ⁎̯͡⁎ʔ༄💭(木の棒ぐらいの長さで、武器を叩き落とす専用の装備を用意した方が良かったみたい!失敗したわ!)」と刺又は長過ぎて素早く振り下ろす事も、振り下ろしても十分な威力が引き出せません。

 フィオナお姉さんは刺又を左手で持って押さえながら、右太ももに装備している包丁を抜きます。ヒトデナイトの左側(盾側)にいるので、刺又の穂先に向かって持ち手を滑らせながら進みます。十分な距離に近づいたら、あとはタイミングを見計らって、素早く包丁をヒトデナイトの身体に突き刺すだけです。

 フィオナ「(;´д`)💬(あとはタイミング次第!刺又で押さえているから、身体が縮小しているけど、胴体なら十分に狙える!)」とヒトデナイトの手足は細いから狙うのは難しいです。胴体なら太いので狙い易いです。武器を落とさせる作戦から倒す作戦に変更したようです。

 フィオナ『(`∇´)ハァァ(包丁・突き)』『ドォス、ズゥボォ、ドォス、ズゥボ、ドォス(連続直撃)‼︎』

 ヒトデナイト『∑(゚Д゚)ジュワ(胴体・串刺し)!∑(´ཀ`)ジュ(胴体・串刺し)!(>_<)ジュワ~(胴体・串刺し)!』と三回連続で胴体を包丁で刺して、抜いて、刺して、抜いて、刺して、そして反撃される前に、包丁を刺したままで素早く離れます。

 フィオナ「(ಠ_ಠ)包丁を狙って刺又をぶつけるから、しっかりと押さえておくのよ!」とヒトデナイトの胴体に突き刺さったままの包丁に、刺又を上から何度も叩きつけます。ヒトデナイトの身体を縦に斬り裂くつもりです。

 フィオナ『(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ヤァー、セイャー、トォリャー(刺又・振り下ろし)』『ガァン、ガァン、ガァン(連続直撃)‼︎』

 ヒトデナイト『(´༎ຶོρ༎ຶོ`)ジャワ!ジュワ~!ジュンジュワ~(胴体・損傷)‼︎』『♬チャリンチャリン(32ゴールド)』『♬ポン(お鍋の蓋)』
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