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宝くじで『10億円』を当てた日に、車にも当たりました。一度は地獄に落とされたけど、女神の力で幸運MAX『999』で異世界再スタート!
第9話・UG(ウルトラゴッド)装備
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カン、カン、カンと筋肉質の男がプラチナ鉱石を溶かして、片手剣を作っています。ピカッと、一際眩い光が作業場を包み込みました。
「おおっ!! 何という神々しい輝きだ。間違いなく、R武器になるだろう」
筋肉男の予想通りに、プラチナ塊が美しい剣の形に姿を変えていきます。そして、白金に輝く鋭く美しい剣が完成しました。
⚫︎プラチナソード 『攻撃力+51』 美しい白金の刀身を見た者は心を奪われてしまう程、芸術的にも高い評価がある。
「これは凄い! 今まで作った中で最高の一振りになるものだ。さてさて、さっきの素人さんは良いのが作れたかな?」
チロリと、少し離れた作業台を見ると、ピカッ、ピカッ!!!!! とさっきの光が豆電球の光のように思えてしまう程の凄まじい光です。もう攻撃されたようなものです。
「ギャアア~~、眩しい~~!!!」
カラン、カラン、カラン、カランと驚きと目の痛みで、完成したばかりの凄い剣を落としてしまいました。筋肉男は目を押さえて、ゴロゴロと作業場の床を転がり回っています。
「あぐっ⁉︎ はひぃひぃ⁉︎ 何だ、今の出鱈目な光は? お、おい、兄ちゃん? 大丈夫か? ハッ!! …………何だそれは」
アルビジアが持っている神聖な光を放つ槍を見た途端に表情が変わりました。もう心配もしていません。あの顔は嫉妬でしょうか?
(えっ? 何か怒ってる………ハッ!! そういう事か!)
⚫︎神槍グングニル 『攻撃力+999』『器用さ+150』 神々さえも殺せると言われる伝説の槍。
明らかに見た目からレベルというか、次元が違います。性能をあえて比較するのなら、爪楊枝と東京スカイツリーぐらいの差がありそうです。明らかに筋肉男は動揺を通り越して、怒り顔になっています。
「ただの『攻撃力+1』のクソゴミですよ。凄くキラキラしてるけど、見過ぎると目が腐るからあまり見ない方がいいですよ!」
(こんな凄ヤバい槍の性能なんか見せたら、確実にショックで自暴自棄になってしまう。見られる前に隠さないと!)
急いでアイテムボックスに収納します。アイテムボックスは誰でも最初から身体の中に持っている便利な機能です。ステータスを表示して、『アイテム→収納』と選んでいけば簡単にアイテムを収納する事が出来ます。
例外として、購入前のお店で販売している商品や、家一軒とか、巨木まるまる1本とか、犯罪行為や規格外の大きさの物は収納する事は出来ません。
「ハッハ、そ、そうか。そうだよな♬ ビギナーズラックで凄いのが出来たと一瞬思っちまったぜ。『攻撃力+1』のクソゴミか。ハッハ、見てくれよ。さっきのプラチナ鉱石でこんな凄いの作れたぜ♬ 『攻撃力+51』『攻撃力+51』だぜ! ありがとうな、兄さん」
「ワァ~~、凄いじゃないですか。僕も頑張って、凄いの作らなきゃ! よ~し、やるぞぉ~」
演技がクソゴミです。幼稚園児の方がまだ感情を込めて言えるでしょう。これだと、筋肉男に嘘を吐いている事がバレてしまいます。
「まあ、素人は無理せずに地道に頑張りな。鉱石の素材が良いから、まあまあ良いのが出来るはずだぜ。ハッハ、さてと、俺ももっと良いのを作らないとな」
顔は笑っていますが、目は全然笑っていません。チロリ、チロリと次は何を作るか、コソコソと様子を見ています。
(神槍グングニルなんて、最高のUG装備じゃないですか! こんなの簡単に作れていいんですか!)
『(仕方ないじゃないですか、出来た物は出来たんですから。使いたくないのなら、そのままアイテムボックスに収納していれば問題ないでしょう。さあ、次は何を作るんですか?)』
(くっ! やりたくないような、やりたいような。仕方ない。パパッと作って、町の噂になる前に他所の町に移動します)
今度はプラチナ鉱石を竈門に投げ入れます。流れてきた溶けたプラチナ鉱石が作業台の上で冷えて固まりました。準備完了です。
「よし、今度こそ普通の武器を作るぞ」
アルビジアは気合を入れ直して、カン、カン、カンとハンマーをプラチナ塊に叩きつけます。同じように、筋肉男もプラチナ塊にハンマーを叩きつけています。
チロリ、チロリと、どう見ても筋肉男は自分の作業に集中出来ていないようです。それでも、ピカッとプラチナ塊が光を放ちます。完成です。
⚫︎光の剣 『攻撃力+70』『聖属性攻撃付加』 光の加護を纏った聖なる剣。性能は聖剣には劣るものの、剣としての能力は他の追随を許さない程に、ズバ抜けて高い。
「よ~~~し!!! よし! よし!」
どうやら、最高傑作のようです。あの喜び方は3年に1回しか作れないような凄い武器を作った時にしか出来ません。でも、上には上がいるようです。
少し離れた作業台をチロリと見た瞬間に、あれがまた、やってきました。
ピカッ、ピカッ!!!!! と今度は目をしっかりと閉じます。心の中で『やはり来たか』と、馬鹿じゃありません。同じ手は二度と喰らわないという強い信念を感じさせます。
「さてさて、今度はしっかりと見せてもらおうかな」
⚫︎聖剣エクスカリバー 『攻撃力+999』『魔法攻撃力+100』 勇者だけが持つ事が許される伝説の剣。聖都の広場で世界の危機と勇者の誕生を何千年も待ち続ける。
またまたUG装備です。奇跡は一度だけというので、二度目は奇跡ではなく実力という事になります。
カラン、カラン、カランと筋肉男が大切なSRの剣を落としてしまいました。3年に一度しか作れない最高傑作です。もっと大切にした方がいいです。
「エ、エッ、エクスカリバー⁉︎ いや、いや、聖都の広場にまだ突き刺さっているはず。だとしたら、もう間違いねぇ! あんた鍛治の神様だろ! 鍛治神様なんでしょう! 俺、いや、私を貴方様の弟子にしてください! お願いします! お願いします! 鍛治神様!!」
こんなチャンスはもう無いと、筋肉男はアルビジアの服にしがみ付いて離れません。女の子に『弟子にしてくれたら、何でもします!』と頼まれたら、アルビジアも少しは考えるでしょうが、筋肉男です。考える時間はまったく必要ありません。即決です。
「ええっい! 離れんか! この…」
『(それ以上は駄目です。乱暴な言葉で傷付けてはいけません。首にある静脈を腕で思い切り締めて気絶させてください。あとはこっちで記憶を弄り回します。少しだけ頭がパァ~になりますが問題ありません。やってください)』
女神様が言うなら、間違いありません。静脈と間違えて、動脈の方を締めてしまい殺しそうになりましたが、これも問題ありません。記憶は弄り回します。何をされたかも忘れてしまいます。
バタバタ、バタバタ、ガクッ! とようやく筋肉男は抵抗をやめて大人しくなりました。
「ハァ、ハァ、ハァ、手間取らせやがって! 大人しくしていれば苦しまなくて済んだのに」
『(初めてにしては上出来ですよ。上級者になれば、3秒もあれば気絶させる事が出来ますからね。時間がある時は練習するんですよ)』
「はい、頑張ります」
女神様が言うなら間違いありません。時間がある時は練習しないといけません。
カン、カン、カンと邪魔者は静かになりました。これで鍛治に集中出来ます。出来る装備はUG装備ばかりです。
「女神様。また、エクスカリバーですよ。もう5本連続です。多分、剣を作るとエクスカリバーしか作れません。何とかならないんですか?」
最高ランクのUG装備しか作れないのなら、武具関係の製作クエストはクリア出来ないという事です。高ランクのモンスター討伐でもやるしかないという事でしょうか?
『(幸運を下げれば出来る物が違うかもしれませんが、でも、一度上げた幸運は私の力では下げる事は出来ません。私以外の力で下げる方法があればいいのですけど)』
(ゲームなら、ステータスを下げる装備とかあるんですけど………もしかすると、あっちのUG装備なら作れるのかも)
ゲーム好きならステータスマイナス効果の呪われた装備があります。攻撃力が凄く高くなる代わりに、防御力が凄く低くなるとかです。
「だとしたら、このままの鉱石だと意味ないのか。スキル《錬金》で呪われた鉱石が作れるか次第だけど、やってみる価値はあるはず。駄目なら別の方法で呪われた装備を手に入れれば済むか」
鍛治場に入ってから時間もそろそろ1時間になります。このままだと追加料金が発生します。頭がパァ~になっている筋肉男は気にせずに、すぐ近くの錬金工房に移動する事にしましょう。
(呪われた装備なら、魔剣とかになるのか。よく考えたら、装備して外れなくなったら終わりだよな)
よく考えなくても誰でも気付く事です。危険な呪いの装備をわざわざ作って装備しなくても、モンスターを討伐したり、さっきの筋肉男のように、才能のある職人に材料だけを渡して作ってもらう方法もあります。よく考えなくてもいいですから、少しは考えましょう。
♦︎
「おおっ!! 何という神々しい輝きだ。間違いなく、R武器になるだろう」
筋肉男の予想通りに、プラチナ塊が美しい剣の形に姿を変えていきます。そして、白金に輝く鋭く美しい剣が完成しました。
⚫︎プラチナソード 『攻撃力+51』 美しい白金の刀身を見た者は心を奪われてしまう程、芸術的にも高い評価がある。
「これは凄い! 今まで作った中で最高の一振りになるものだ。さてさて、さっきの素人さんは良いのが作れたかな?」
チロリと、少し離れた作業台を見ると、ピカッ、ピカッ!!!!! とさっきの光が豆電球の光のように思えてしまう程の凄まじい光です。もう攻撃されたようなものです。
「ギャアア~~、眩しい~~!!!」
カラン、カラン、カラン、カランと驚きと目の痛みで、完成したばかりの凄い剣を落としてしまいました。筋肉男は目を押さえて、ゴロゴロと作業場の床を転がり回っています。
「あぐっ⁉︎ はひぃひぃ⁉︎ 何だ、今の出鱈目な光は? お、おい、兄ちゃん? 大丈夫か? ハッ!! …………何だそれは」
アルビジアが持っている神聖な光を放つ槍を見た途端に表情が変わりました。もう心配もしていません。あの顔は嫉妬でしょうか?
(えっ? 何か怒ってる………ハッ!! そういう事か!)
⚫︎神槍グングニル 『攻撃力+999』『器用さ+150』 神々さえも殺せると言われる伝説の槍。
明らかに見た目からレベルというか、次元が違います。性能をあえて比較するのなら、爪楊枝と東京スカイツリーぐらいの差がありそうです。明らかに筋肉男は動揺を通り越して、怒り顔になっています。
「ただの『攻撃力+1』のクソゴミですよ。凄くキラキラしてるけど、見過ぎると目が腐るからあまり見ない方がいいですよ!」
(こんな凄ヤバい槍の性能なんか見せたら、確実にショックで自暴自棄になってしまう。見られる前に隠さないと!)
急いでアイテムボックスに収納します。アイテムボックスは誰でも最初から身体の中に持っている便利な機能です。ステータスを表示して、『アイテム→収納』と選んでいけば簡単にアイテムを収納する事が出来ます。
例外として、購入前のお店で販売している商品や、家一軒とか、巨木まるまる1本とか、犯罪行為や規格外の大きさの物は収納する事は出来ません。
「ハッハ、そ、そうか。そうだよな♬ ビギナーズラックで凄いのが出来たと一瞬思っちまったぜ。『攻撃力+1』のクソゴミか。ハッハ、見てくれよ。さっきのプラチナ鉱石でこんな凄いの作れたぜ♬ 『攻撃力+51』『攻撃力+51』だぜ! ありがとうな、兄さん」
「ワァ~~、凄いじゃないですか。僕も頑張って、凄いの作らなきゃ! よ~し、やるぞぉ~」
演技がクソゴミです。幼稚園児の方がまだ感情を込めて言えるでしょう。これだと、筋肉男に嘘を吐いている事がバレてしまいます。
「まあ、素人は無理せずに地道に頑張りな。鉱石の素材が良いから、まあまあ良いのが出来るはずだぜ。ハッハ、さてと、俺ももっと良いのを作らないとな」
顔は笑っていますが、目は全然笑っていません。チロリ、チロリと次は何を作るか、コソコソと様子を見ています。
(神槍グングニルなんて、最高のUG装備じゃないですか! こんなの簡単に作れていいんですか!)
『(仕方ないじゃないですか、出来た物は出来たんですから。使いたくないのなら、そのままアイテムボックスに収納していれば問題ないでしょう。さあ、次は何を作るんですか?)』
(くっ! やりたくないような、やりたいような。仕方ない。パパッと作って、町の噂になる前に他所の町に移動します)
今度はプラチナ鉱石を竈門に投げ入れます。流れてきた溶けたプラチナ鉱石が作業台の上で冷えて固まりました。準備完了です。
「よし、今度こそ普通の武器を作るぞ」
アルビジアは気合を入れ直して、カン、カン、カンとハンマーをプラチナ塊に叩きつけます。同じように、筋肉男もプラチナ塊にハンマーを叩きつけています。
チロリ、チロリと、どう見ても筋肉男は自分の作業に集中出来ていないようです。それでも、ピカッとプラチナ塊が光を放ちます。完成です。
⚫︎光の剣 『攻撃力+70』『聖属性攻撃付加』 光の加護を纏った聖なる剣。性能は聖剣には劣るものの、剣としての能力は他の追随を許さない程に、ズバ抜けて高い。
「よ~~~し!!! よし! よし!」
どうやら、最高傑作のようです。あの喜び方は3年に1回しか作れないような凄い武器を作った時にしか出来ません。でも、上には上がいるようです。
少し離れた作業台をチロリと見た瞬間に、あれがまた、やってきました。
ピカッ、ピカッ!!!!! と今度は目をしっかりと閉じます。心の中で『やはり来たか』と、馬鹿じゃありません。同じ手は二度と喰らわないという強い信念を感じさせます。
「さてさて、今度はしっかりと見せてもらおうかな」
⚫︎聖剣エクスカリバー 『攻撃力+999』『魔法攻撃力+100』 勇者だけが持つ事が許される伝説の剣。聖都の広場で世界の危機と勇者の誕生を何千年も待ち続ける。
またまたUG装備です。奇跡は一度だけというので、二度目は奇跡ではなく実力という事になります。
カラン、カラン、カランと筋肉男が大切なSRの剣を落としてしまいました。3年に一度しか作れない最高傑作です。もっと大切にした方がいいです。
「エ、エッ、エクスカリバー⁉︎ いや、いや、聖都の広場にまだ突き刺さっているはず。だとしたら、もう間違いねぇ! あんた鍛治の神様だろ! 鍛治神様なんでしょう! 俺、いや、私を貴方様の弟子にしてください! お願いします! お願いします! 鍛治神様!!」
こんなチャンスはもう無いと、筋肉男はアルビジアの服にしがみ付いて離れません。女の子に『弟子にしてくれたら、何でもします!』と頼まれたら、アルビジアも少しは考えるでしょうが、筋肉男です。考える時間はまったく必要ありません。即決です。
「ええっい! 離れんか! この…」
『(それ以上は駄目です。乱暴な言葉で傷付けてはいけません。首にある静脈を腕で思い切り締めて気絶させてください。あとはこっちで記憶を弄り回します。少しだけ頭がパァ~になりますが問題ありません。やってください)』
女神様が言うなら、間違いありません。静脈と間違えて、動脈の方を締めてしまい殺しそうになりましたが、これも問題ありません。記憶は弄り回します。何をされたかも忘れてしまいます。
バタバタ、バタバタ、ガクッ! とようやく筋肉男は抵抗をやめて大人しくなりました。
「ハァ、ハァ、ハァ、手間取らせやがって! 大人しくしていれば苦しまなくて済んだのに」
『(初めてにしては上出来ですよ。上級者になれば、3秒もあれば気絶させる事が出来ますからね。時間がある時は練習するんですよ)』
「はい、頑張ります」
女神様が言うなら間違いありません。時間がある時は練習しないといけません。
カン、カン、カンと邪魔者は静かになりました。これで鍛治に集中出来ます。出来る装備はUG装備ばかりです。
「女神様。また、エクスカリバーですよ。もう5本連続です。多分、剣を作るとエクスカリバーしか作れません。何とかならないんですか?」
最高ランクのUG装備しか作れないのなら、武具関係の製作クエストはクリア出来ないという事です。高ランクのモンスター討伐でもやるしかないという事でしょうか?
『(幸運を下げれば出来る物が違うかもしれませんが、でも、一度上げた幸運は私の力では下げる事は出来ません。私以外の力で下げる方法があればいいのですけど)』
(ゲームなら、ステータスを下げる装備とかあるんですけど………もしかすると、あっちのUG装備なら作れるのかも)
ゲーム好きならステータスマイナス効果の呪われた装備があります。攻撃力が凄く高くなる代わりに、防御力が凄く低くなるとかです。
「だとしたら、このままの鉱石だと意味ないのか。スキル《錬金》で呪われた鉱石が作れるか次第だけど、やってみる価値はあるはず。駄目なら別の方法で呪われた装備を手に入れれば済むか」
鍛治場に入ってから時間もそろそろ1時間になります。このままだと追加料金が発生します。頭がパァ~になっている筋肉男は気にせずに、すぐ近くの錬金工房に移動する事にしましょう。
(呪われた装備なら、魔剣とかになるのか。よく考えたら、装備して外れなくなったら終わりだよな)
よく考えなくても誰でも気付く事です。危険な呪いの装備をわざわざ作って装備しなくても、モンスターを討伐したり、さっきの筋肉男のように、才能のある職人に材料だけを渡して作ってもらう方法もあります。よく考えなくてもいいですから、少しは考えましょう。
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