38 / 63
第38話
しおりを挟む
『ビイイ♪』
「ふぅー、雑魚魔物を一匹友達にするのに、ボス戦のテンションになってしまった」
自覚しないようにしていたけど、僕って、物凄く弱いと思う。戦闘はほとんど友達任せだ。
優秀な部下達に任せっきりの親の七光りの二代目若社長と一緒だ。
まあ、今更自分の無能さに気づいたとしても、頑張る気持ちにはなれない。
そもそも、やる気があって、頑張れる人間は友達に任せっきりにはしない。前線に立って活躍している。
一度、楽してお金と強くなる方法を覚えてしまったら、もう後戻りは出来ないんだ。
優秀な部下達が汗水垂らして頑張っている中で、銀座で回らない寿司を食べて、六本木の高級クラブで若い娘に囲まれながら、ピンクドンペリを飲むのがやめられないんだ。止められないんだ。
多分、今の僕の心理状態はそんな感じなんだと思う。クソ最低の屑野朗なんだ。でも、やめられないんだ。
「全員、影の中で休憩するように」
『『ピィー!』』
『ビイイ!』
HPが減っている牝鹿二匹と虎蜂一匹を影に避難させて、まずはHP回復を優先させた。
この三人には、まだまだ僕の為に働いてもらわないといけない。
それにお金が無いので、傷ついた友達に回復アイテムを買ってあげる事も出来ない。
給料無し、食事無しの完全なブラックフレンドだけど、友達ならば我慢してほしい。
「さてと、あと一匹友達に出来るけど……」
ハッキリ言えば、使えない友達を増やすつもりはない。
さっきもそうだけど、牝鹿二匹なんて囮役にしかならなかった。
この森には他に四種類の魔物がいるようだけど、森カエルンは多分、二本足で歩くだけのカエルだ。
プチトレントはトレントの身体が小さくなったような魔物で、ワイルドボアとワイルドホークは好戦的な猪と鷹だと思う。
確か身体が大きければ、イーグル=鷲と呼ばれて、身体が小さければ、ホーク=鷹と呼ばれるらしい。
英語の授業で聞いたのか分からないけど、なので、ワイルドホークは好戦的な小さな鷹だと予想できる。
「つまりは飛行能力と飛び道具を持っている虎蜂が、このノイジーの森、最強の使える魔物になると思う」
んんっ~~~? 普通に虎蜂四匹でも良いとは思うけど、虎蜂が精神的に打たれ弱いのが少し気になる点だ。
ここは地上と上空からのダブル攻撃の方が安定感がある気がする。
森カエルンか、ワイルドボアを一匹ぐらいは友達にした方が良いかもしれない。
まあ、圧倒的なレベル差があれば、細かい事を気にする必要はないとは思う。
でも、最初は戦力を分散させないで、虎蜂四匹のレベルを上げてから、二匹ずつのパーティー二組から始めた方が安全だと思う。
そして、最終的にはレベル30一匹で、森の魔物を倒せるようになってくれれば、最高だ。
「——という訳で虎蜂をあと三匹捕まえないといけないな」
倒し方は分かったから、僕の仕事は水魔法で虎蜂を奇襲してから墜落させるだけでいい。
あとは牝鹿二匹と虎蜂一匹に一撃ずつ攻撃させた後に、三匹の誰か一匹に一撃攻撃してもらえば、虎蜂の残りHPは十パーセント以下になる。
あとはスキルを発動させて、友達にすれば、虎蜂二匹目を友達に出来る。そうなれば、あとは流れ作業だ。
虎蜂三匹目の時に牝鹿一匹目を友達解雇して、虎蜂四匹目の時に牝鹿二匹目を友達解雇する。
これで女王蜂のように僕が、レベル30の虎蜂四匹を引き連れて、ノイジーの森の中を蹂躙できるようになれる。
「欲を言えば、アクア四匹を友達にして、お風呂場でハーレムパーティーを開きたいけど……」
でも、それは女神様に禁止されているし、見つかった去勢されてしまう。
とりあえず、今は煩悩は捨てた方がいいのは確かだ。
幼女っぽい魔物も美少女っぽい魔物も出会った時に友達にすればいいんだ。
まずは目先の利益を追求しよう。お金とレベルアップだ。それだけを考えよう。
♦︎
予定通りに虎蜂だけのパーティーはすぐに完成した。
早速、完成した部隊を引き連れて、森の住民達の蹂躙を開始した。
【名前=森カエルン。種族=カエル人族。レベル=12。
HP=4243/4243。MP=420/420。
腕力=217。体力=222。知性=215。精神=184。
重さ=普通。移動速度=少し速い。経験値=19。換金エル=48。
特技=『泡鉄砲』『葉っぱ手裏剣』。
固有能力=『水中呼吸』】
まずは森カエルンだ。
このカエル忍者は全身緑色で木の上の葉っぱに擬態していた。
木の上から奇襲攻撃して来るコイツは非常に厄介な強敵だと思う。
でも、神フォンの探知機能があれば、まったく問題なかった。
バレていないと油断しているカエル忍者を、虎蜂四匹で文字通り、蜂の巣にしてやった。
【名前=ワイルドボア。種族=猪獣族。レベル=12。
HP=4714/4714。MP=372/372。
腕力=280。体力=226。知性=187。精神=91。
重さ=普通。移動速度=少し速い。経験値=27。換金エル=31】
デカイだけの茶色い毛皮の大猪だ。
サイズは大型バイクぐらいはあるので、剣を構えて突っ込んで来る猪の相手をすると、かなり怖い。
でも、空中戦が出来るお友達がいれば、敵ではなかった。
針飛ばしの攻撃で一方的に倒す事が出来た。
【名前=ワイルドホーク。種族=鳥獣族。レベル=12。
HP=3116/3116。MP=281/281。
腕力=156。体力=271。知性=120。精神=110。
重さ=普通。移動速度=少し速い。経験値=22。換金エル=31。
固有能力=『飛行』】
予想よりも少し大きな鷹で、縦百五十センチ、横九十センチぐらいはある。身体は黒茶色で、頭部だけが白色になっている。
飛行能力だけならば虎蜂よりも優れていたものの、四対一ならば流石に勝てるはずがない。
ワイルドホークが攻撃しようと向かって来たところを、虎蜂に尻針を飛ばさせずに、カウンター攻撃させて撃墜させた。
【名前=プチトレント。種族=トレント族。レベル=12。
HP=2750/2750。MP=481/481。
腕力=123。体力=146。知性=292。精神=165。
重さ=軽い。移動速度=普通。経験値=16。換金エル=26。
魔法=『初級地魔法』】
出来れば、虎蜂四匹を友達にする前に出会いたかった。
「初級地魔法か……どうしようかなぁ~?」
身長百十センチ、赤色の大きな蕾の胴体と赤色の小さな蕾の両手を持つ魔物『プチトレント』を見つけた時はショックだった。
プチトレントが使う初級地魔法は、地面から岩棘を一本突き出すという単純な魔法だった。
コルヌコピアイの町で、エルフのアルアに魔法は教えてもらえる。必要ないとは思っている。
でも、目の前に魔法を習得できるチャンスがある。やるしかないでしょう。
『パァ! ♪パァネェテェレ♪ パァ!』
「えっ? やっぱり、何って言っているのか分かんない」
戦闘中にプチトレントは呪文を何度も唱えているけど、何度聞いても、『パパ、寝て』にしか聞こえない。
僕はパパでもないし、いきなり関係を求めてくる相手は要注意だ。
僕は友達にせずに呪文を聞き取るのを諦めると、鞘から剣を抜いて攻撃を開始した。
これは友達にしてから、発音チェックしてもらわないと絶対に習得できない。
「よっと!」
ドォスン‼︎ 地面から真っ直ぐに飛び出して来た岩棘を真横に飛んで回避した。
「ハァァァッッ、潰れろ‼︎」
再び魔法を使われる前に、素早く接近して、プチトレントの蕾頭に剣を振り下ろして叩き潰した。
『パァヤァァァァ⁉︎』
ザァン‼︎ プチトレントは象の鳴き声を可愛らしくしたような悲鳴を上げる。
でも、可愛い声だからといって、攻撃の手を止める訳にはいかない。
「おらおらおら! 魔法なんて使わせないぞ!」
『パパャァァァ⁉︎ パァパャァァァッ⁉︎』
僕は弱そうな魔物には一切容赦はしない。
ザァン、ザァン、ザァンと四連撃攻撃で瀕死状態にすると、スキルを発動して、強制的に友達にさせてもらった。
♦︎
「……疲れた。そろそろ町に帰りたい」
お昼に焼きそばを食べて、そこそこ頑張った。お腹は空いてはいない。
午後六時を過ぎて、もう空も暗くなって来たから帰りたいのだ。
神フォンで魔物を探して、四十匹も倒した。気分はもういいでしょうだ。
今日の戦果は、ディア二匹、虎蜂二十匹、森カエルン八匹、ワイルドボア七匹、プチトレント五匹、ワイルドホーク四匹、換金エルは1295エルで、獲得経験値は869だった。
これだけ頑張っても、レベル10→11になっただけだ。
流石にそう簡単にはレベルアップさせてくれないらしい。
「まあ、のんびり、ゆっくり強くなれという事かもしれないな」
一日1レベルアップ出来るならば、レクシーとアルアの一週間の修業を受けながら、装備品の強化も出来る。
目標は決まった。とりあえず、レベル20と初級地魔法の習得を目指そう。
「ふぅー、雑魚魔物を一匹友達にするのに、ボス戦のテンションになってしまった」
自覚しないようにしていたけど、僕って、物凄く弱いと思う。戦闘はほとんど友達任せだ。
優秀な部下達に任せっきりの親の七光りの二代目若社長と一緒だ。
まあ、今更自分の無能さに気づいたとしても、頑張る気持ちにはなれない。
そもそも、やる気があって、頑張れる人間は友達に任せっきりにはしない。前線に立って活躍している。
一度、楽してお金と強くなる方法を覚えてしまったら、もう後戻りは出来ないんだ。
優秀な部下達が汗水垂らして頑張っている中で、銀座で回らない寿司を食べて、六本木の高級クラブで若い娘に囲まれながら、ピンクドンペリを飲むのがやめられないんだ。止められないんだ。
多分、今の僕の心理状態はそんな感じなんだと思う。クソ最低の屑野朗なんだ。でも、やめられないんだ。
「全員、影の中で休憩するように」
『『ピィー!』』
『ビイイ!』
HPが減っている牝鹿二匹と虎蜂一匹を影に避難させて、まずはHP回復を優先させた。
この三人には、まだまだ僕の為に働いてもらわないといけない。
それにお金が無いので、傷ついた友達に回復アイテムを買ってあげる事も出来ない。
給料無し、食事無しの完全なブラックフレンドだけど、友達ならば我慢してほしい。
「さてと、あと一匹友達に出来るけど……」
ハッキリ言えば、使えない友達を増やすつもりはない。
さっきもそうだけど、牝鹿二匹なんて囮役にしかならなかった。
この森には他に四種類の魔物がいるようだけど、森カエルンは多分、二本足で歩くだけのカエルだ。
プチトレントはトレントの身体が小さくなったような魔物で、ワイルドボアとワイルドホークは好戦的な猪と鷹だと思う。
確か身体が大きければ、イーグル=鷲と呼ばれて、身体が小さければ、ホーク=鷹と呼ばれるらしい。
英語の授業で聞いたのか分からないけど、なので、ワイルドホークは好戦的な小さな鷹だと予想できる。
「つまりは飛行能力と飛び道具を持っている虎蜂が、このノイジーの森、最強の使える魔物になると思う」
んんっ~~~? 普通に虎蜂四匹でも良いとは思うけど、虎蜂が精神的に打たれ弱いのが少し気になる点だ。
ここは地上と上空からのダブル攻撃の方が安定感がある気がする。
森カエルンか、ワイルドボアを一匹ぐらいは友達にした方が良いかもしれない。
まあ、圧倒的なレベル差があれば、細かい事を気にする必要はないとは思う。
でも、最初は戦力を分散させないで、虎蜂四匹のレベルを上げてから、二匹ずつのパーティー二組から始めた方が安全だと思う。
そして、最終的にはレベル30一匹で、森の魔物を倒せるようになってくれれば、最高だ。
「——という訳で虎蜂をあと三匹捕まえないといけないな」
倒し方は分かったから、僕の仕事は水魔法で虎蜂を奇襲してから墜落させるだけでいい。
あとは牝鹿二匹と虎蜂一匹に一撃ずつ攻撃させた後に、三匹の誰か一匹に一撃攻撃してもらえば、虎蜂の残りHPは十パーセント以下になる。
あとはスキルを発動させて、友達にすれば、虎蜂二匹目を友達に出来る。そうなれば、あとは流れ作業だ。
虎蜂三匹目の時に牝鹿一匹目を友達解雇して、虎蜂四匹目の時に牝鹿二匹目を友達解雇する。
これで女王蜂のように僕が、レベル30の虎蜂四匹を引き連れて、ノイジーの森の中を蹂躙できるようになれる。
「欲を言えば、アクア四匹を友達にして、お風呂場でハーレムパーティーを開きたいけど……」
でも、それは女神様に禁止されているし、見つかった去勢されてしまう。
とりあえず、今は煩悩は捨てた方がいいのは確かだ。
幼女っぽい魔物も美少女っぽい魔物も出会った時に友達にすればいいんだ。
まずは目先の利益を追求しよう。お金とレベルアップだ。それだけを考えよう。
♦︎
予定通りに虎蜂だけのパーティーはすぐに完成した。
早速、完成した部隊を引き連れて、森の住民達の蹂躙を開始した。
【名前=森カエルン。種族=カエル人族。レベル=12。
HP=4243/4243。MP=420/420。
腕力=217。体力=222。知性=215。精神=184。
重さ=普通。移動速度=少し速い。経験値=19。換金エル=48。
特技=『泡鉄砲』『葉っぱ手裏剣』。
固有能力=『水中呼吸』】
まずは森カエルンだ。
このカエル忍者は全身緑色で木の上の葉っぱに擬態していた。
木の上から奇襲攻撃して来るコイツは非常に厄介な強敵だと思う。
でも、神フォンの探知機能があれば、まったく問題なかった。
バレていないと油断しているカエル忍者を、虎蜂四匹で文字通り、蜂の巣にしてやった。
【名前=ワイルドボア。種族=猪獣族。レベル=12。
HP=4714/4714。MP=372/372。
腕力=280。体力=226。知性=187。精神=91。
重さ=普通。移動速度=少し速い。経験値=27。換金エル=31】
デカイだけの茶色い毛皮の大猪だ。
サイズは大型バイクぐらいはあるので、剣を構えて突っ込んで来る猪の相手をすると、かなり怖い。
でも、空中戦が出来るお友達がいれば、敵ではなかった。
針飛ばしの攻撃で一方的に倒す事が出来た。
【名前=ワイルドホーク。種族=鳥獣族。レベル=12。
HP=3116/3116。MP=281/281。
腕力=156。体力=271。知性=120。精神=110。
重さ=普通。移動速度=少し速い。経験値=22。換金エル=31。
固有能力=『飛行』】
予想よりも少し大きな鷹で、縦百五十センチ、横九十センチぐらいはある。身体は黒茶色で、頭部だけが白色になっている。
飛行能力だけならば虎蜂よりも優れていたものの、四対一ならば流石に勝てるはずがない。
ワイルドホークが攻撃しようと向かって来たところを、虎蜂に尻針を飛ばさせずに、カウンター攻撃させて撃墜させた。
【名前=プチトレント。種族=トレント族。レベル=12。
HP=2750/2750。MP=481/481。
腕力=123。体力=146。知性=292。精神=165。
重さ=軽い。移動速度=普通。経験値=16。換金エル=26。
魔法=『初級地魔法』】
出来れば、虎蜂四匹を友達にする前に出会いたかった。
「初級地魔法か……どうしようかなぁ~?」
身長百十センチ、赤色の大きな蕾の胴体と赤色の小さな蕾の両手を持つ魔物『プチトレント』を見つけた時はショックだった。
プチトレントが使う初級地魔法は、地面から岩棘を一本突き出すという単純な魔法だった。
コルヌコピアイの町で、エルフのアルアに魔法は教えてもらえる。必要ないとは思っている。
でも、目の前に魔法を習得できるチャンスがある。やるしかないでしょう。
『パァ! ♪パァネェテェレ♪ パァ!』
「えっ? やっぱり、何って言っているのか分かんない」
戦闘中にプチトレントは呪文を何度も唱えているけど、何度聞いても、『パパ、寝て』にしか聞こえない。
僕はパパでもないし、いきなり関係を求めてくる相手は要注意だ。
僕は友達にせずに呪文を聞き取るのを諦めると、鞘から剣を抜いて攻撃を開始した。
これは友達にしてから、発音チェックしてもらわないと絶対に習得できない。
「よっと!」
ドォスン‼︎ 地面から真っ直ぐに飛び出して来た岩棘を真横に飛んで回避した。
「ハァァァッッ、潰れろ‼︎」
再び魔法を使われる前に、素早く接近して、プチトレントの蕾頭に剣を振り下ろして叩き潰した。
『パァヤァァァァ⁉︎』
ザァン‼︎ プチトレントは象の鳴き声を可愛らしくしたような悲鳴を上げる。
でも、可愛い声だからといって、攻撃の手を止める訳にはいかない。
「おらおらおら! 魔法なんて使わせないぞ!」
『パパャァァァ⁉︎ パァパャァァァッ⁉︎』
僕は弱そうな魔物には一切容赦はしない。
ザァン、ザァン、ザァンと四連撃攻撃で瀕死状態にすると、スキルを発動して、強制的に友達にさせてもらった。
♦︎
「……疲れた。そろそろ町に帰りたい」
お昼に焼きそばを食べて、そこそこ頑張った。お腹は空いてはいない。
午後六時を過ぎて、もう空も暗くなって来たから帰りたいのだ。
神フォンで魔物を探して、四十匹も倒した。気分はもういいでしょうだ。
今日の戦果は、ディア二匹、虎蜂二十匹、森カエルン八匹、ワイルドボア七匹、プチトレント五匹、ワイルドホーク四匹、換金エルは1295エルで、獲得経験値は869だった。
これだけ頑張っても、レベル10→11になっただけだ。
流石にそう簡単にはレベルアップさせてくれないらしい。
「まあ、のんびり、ゆっくり強くなれという事かもしれないな」
一日1レベルアップ出来るならば、レクシーとアルアの一週間の修業を受けながら、装備品の強化も出来る。
目標は決まった。とりあえず、レベル20と初級地魔法の習得を目指そう。
0
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説
嫌われ者の悪役令息に転生したのに、なぜか周りが放っておいてくれない
AteRa
ファンタジー
エロゲの太ったかませ役に転生した。
かませ役――クラウスには処刑される未来が待っている。
俺は死にたくないので、痩せて死亡フラグを回避する。
*書籍化に際してタイトルを変更いたしました!
悪役に転生したけどチートスキルで生き残ります!
神無月
ファンタジー
学園物語の乙女ゲーム、その悪役に転生した。
この世界では、あらゆる人が様々な神から加護と、その神にまつわるスキルを授かっていて、俺が転生した悪役貴族も同様に加護を獲得していたが、世の中で疎まれる闇神の加護だった。
しかし、転生後に見た神の加護は闇神ではなく、しかも複数の神から加護を授かっていた。
俺はこの加護を使い、どのルートでも死亡するBADENDを回避したい!
死霊王は異世界を蹂躙する~転移したあと処刑された俺、アンデッドとなり全てに復讐する~
未来人A
ファンタジー
主人公、田宮シンジは妹のアカネ、弟のアオバと共に異世界に転移した。
待っていたのは皇帝の命令で即刻処刑されるという、理不尽な仕打ち。
シンジはアンデッドを自分の配下にし、従わせることの出来る『死霊王』というスキルを死後開花させる。
アンデッドとなったシンジは自分とアカネ、アオバを殺した帝国へ復讐を誓う。
死霊王のスキルを駆使して徐々に配下を増やし、アンデッドの軍団を作り上げていく。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
若返ったおっさん、第2の人生は異世界無双
たまゆら
ファンタジー
事故で死んだネトゲ廃人のおっさん主人公が、ネトゲと酷似した異世界に転移。
ゲームの知識を活かして成り上がります。
圧倒的効率で金を稼ぎ、レベルを上げ、無双します。
三歳で婚約破棄された貧乏伯爵家の三男坊そのショックで現世の記憶が蘇る
マメシバ
ファンタジー
貧乏伯爵家の三男坊のアラン令息
三歳で婚約破棄され
そのショックで前世の記憶が蘇る
前世でも貧乏だったのなんの問題なし
なによりも魔法の世界
ワクワクが止まらない三歳児の
波瀾万丈
エラーから始まる異世界生活
KeyBow
ファンタジー
45歳リーマンの志郎は本来異世界転移されないはずだったが、何が原因か高校生の異世界勇者召喚に巻き込まれる。
本来の人数より1名増の影響か転移処理でエラーが発生する。
高校生は正常?に転移されたようだが、志郎はエラー召喚されてしまった。
冤罪で多くの魔物うようよするような所に放逐がされ、死にそうになりながら一人の少女と出会う。
その後冒険者として生きて行かざるを得ず奴隷を買い成り上がっていく物語。
某刑事のように”あの女(王女)絶対いずれしょんべんぶっ掛けてやる”事を当面の目標の一つとして。
実は所有するギフトはかなりレアなぶっ飛びな内容で、召喚された中では最強だったはずである。
勇者として活躍するのかしないのか?
能力を鍛え、復讐と色々エラーがあり屈折してしまった心を、召還時のエラーで壊れた記憶を抱えてもがきながら奴隷の少女達に救われるて変わっていく第二の人生を歩む志郎の物語が始まる。
多分チーレムになったり残酷表現があります。苦手な方はお気をつけ下さい。
初めての作品にお付き合い下さい。
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる