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ゴブリン編
LV・9『準決勝・オーガ』
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ゴブ太は強敵達を破り準決勝に進出しました。準決勝の相手は『オーガ』です。
『オーガ』は残忍で凶暴な性格だと思われていますが、実は几帳面で主人には忠義を尽くす真面目な性格です。多くのオーガは用心棒や城の騎士隊長として雇われています。
身長が2メートルを超えるとオーガと呼ばれ、身長が160センチ以下はゴブリンと呼ばれるぐらいに、ゴブリンとオーガには共通点が多いです。でも、ゴブ太と違って、筋骨隆々で大きなゾウさんを持っています。ゴブ太が勝てる所は何もありません。
『今度の相手も大きいね。ライト(軽量)級とヘビー(重量)級の戦いだよ。攻撃力が違い過ぎるよ。』と分かっていると思うけど、この武闘大会は八百長です。誰が優勝するのかは、もう決まっています。
『ゴブゴブ。』とさっさと負けて、さっさと俺の神のゴブパンチで決勝に進もうぜ。と残念ながら作者さんは裏庭に埋められてしまったので、それはもう無理です。しっかりと実力で勝ちましょう。
『オグオグ。』とお前、小さいのによくここまで来れたな。と試合前に対戦相手のオーガがやって来ました。薄緑色の肌と長い黒髪と髭が生えています。肌には薄っすらと傷跡が見えるので、歴戦の戦士なのでしょう。武器を持っていないので、ゴブ太と同じ格闘タイプかもしれません。
『ゴブ?ゴブゴブ!』と小さいだと?殴られてぇ~のか!とゾウさんの話ではありません。身長の話です。
選択肢①『それ以上、ゴブ太のゾウさんの悪口を言ったら、僕が許さないよ!』
選択肢②『この程度の雑魚相手にゴブ太は出なくていいよ。僕が瞬殺してやるから!』
①を選んだ君は試合前の会見でやっている、マイクパフォーマンスをやりたかったようですね。その結果、ゴブ太はボコボコにされました。
②を選んだ君もマイクパフォーマンスがしたかったようですね。でも、試合後に君もゴブ太と一緒にボコボコにされました。
『オグオグ。オグ~。』と何を怒っているのか分からないが、この準決勝が事実上の決勝戦だ。最初からこの武闘大会は優勝者が決まっているからなぁ~。とまさか!八百長の事がバレているようです。確かに予選会の『カンガルー』だけしかゴブ太は倒してません。今のところは1勝3敗です。ハッキリ言えばゴブ太ではなく、ゴミ太です。
『へぇ~~、八百長があったんだぁ~。ゴブ太は何も知らないよねぇ?』とまた君は、都合が良い時だけモンスターの言葉が分かるみたいです。いい加減に罪を認めて八百長を認めなさい。
『ゴブ!ゴブゴブ!』と何だって!そんな卑怯者がいたとは許せねぇ!とそう来ましたか。どうやらシラを切り通すつもりです。そんな事が許されるのは総理大臣と大統領ぐらいですよ。
『オグオグ。』と優勝するのは、ゴプリンだよ。とああ~、やっぱりバレてるぅ~~?『ゴプリン?』『ゴブリン』じゃなくて『ゴプリン』なんですか?
『ゴブ?ゴブ。』と俺が優勝するんじゃないのか?優勝するのはゴブリンだよな。いえいえ、ゴプリンです。『ブ』ではなく『プ』です。ゴブ太はこの後、オーガにボコボコにされて終わります。今までご苦労様でした。
選択肢①『八百長なんて許さない!八百長をやる奴なんて人間の屑だ!』
選択肢②『負けた人達がどんな思いで参加したのか分かっているのか!俺達は負ける為に参加した訳じゃないんだぞ!』
①を選んだ君はそうです。やっと分かってくれましたか。八百長は駄目です。正々堂々と勝負するべきです。
②を選んだ君はその通りです。予選会でわざわざ強い参加者は落とされました。大会側も八百長のグルでした。こんな大会なんてメチャクチャにしてやりましょう。
『そんなぁ~、最初から優勝者が決まっていたなんて………んんっ?でも、何でその事を僕達に教えてくれるんですか?教えない方がいいのに。』と確かに八百長する側のオーガさんがその事を教えてくれても、何も得する事はありません。どちらかといえば、困った事になるはずです。
『オグオグ。オグオグ。』と王子の為にはならないからだ。金と権力を使って偽りの名声を手に入れても、偽りの強さでは国民を守る事は出来ない。とどうやらゴブリン族の王子様、つまりはプリンスが八百長の首謀者のようです。反対側の準決勝ではゴブリンプリンス対オーガの戦いが始まっているようです。勝つのは当然、ゴブリンプリンスで決まっているようです。
『つまりは、ゴブ太に決勝戦でゴプリンを倒して改心させて欲しいんですね?』とそれは駄目です。ゴブリン族のゴブ太が、ゴブリン族の王族に手を出したら、反逆罪で処刑されてしまいます。でも、表立って処刑すると国民の反感を買ってしまうので、おそらくは暗殺される事になります。
『ゴブゴブ!ゴブゴブ!』と嫌だ嫌だ!3万円の為に死にたくはない!とゴブ太のモンスターショップでの販売価格は五千円でした。ゴブ太を失っても、2万五千円は手に入るかもしれません。
『ゴブ太、君の事は絶対に忘れないよ。ホロリ。』とコラコラコラ!涙には騙されませんよ。そんな事を言いながらも、草タイプの猿モンスターを選ぼうとしているじゃないですか。もうゴブ太の代わりはそれに決めているんですね。
『オグ。オグ。オグ。』と俺は負けるつもりはない。王子は普通に戦っても強いんだ。俺を倒せないようでは、王子には絶対に勝てない。とそんな事を言われても困ります。こっちはゴブ太ですよ?勝てるのはカンガルーぐらいです。………ハッ!あれも八百長だったんですか!
選択肢①ゴブ太の戦歴は『0勝4敗』
選択肢②ゴブ太の戦歴は『1勝3敗』
①を選んだ君はもう何も信じられない。この武闘大会は嘘だらけだ。
②を選んだ君は神様を信じるように、ゴブ太を信じてください。信じる力を失っては駄目です。
『ゴブゴブ。ゴブゴブ。』とオラはゴミ虫。オラはゴミ虫。ともう駄目です。ゴブ太は戦意を喪失しています。このままでは準決勝は棄権試合で戦わずに負けてしまいます。
『しっかりしろよ!王子に勝てばゴブ太が新しい王子様になれるかもしれないんだぞ!』とその手もありますね。王子と王様を倒せば、新しいゴブリン族の王様はゴブ太に決まるでしょう。元々、ゴブリン族は弱肉強食の世界ですから、可能性はあります。
『オグオグ。』とそれは無理だが、王子を倒せば、その武勇を称えて男爵の爵位と土地ぐらいは与えられるかもしれんな。とつまりは権力と金が貰えます。一生遊んで暮らせます。3万円なんて端た金です。あとはゴブ太の気持ち次第です。
『ヒュー!ヒュー!ヒュヒュー!』とゴブ太は高速で拳を突き出しています。どうやら、野心に火がついたようです。邪な欲望をメラメラと燃やして、やる気満々です。
◆
☆さあ、ゴブ太のやる気が落ちる前に準決勝を始めるよ!準決勝はゴブ太対オーガです。ゴブ太の戦歴は『0勝4敗』オーガの戦歴は『4勝0敗』です。誰もがゴブ太の勝利には賭けていません。君も50円玉を握り締めて、オーガの勝利に賭けています。作者さんがいなくなった世界でゴブ太は勝てるのでしょうか?
ゴブ太の攻撃力は『28』です。ゴブ太のHPは『33』です。ゴブ太の特殊能力は『連続ラッシュ(2回)』です。ゴブ太のスペシャル攻撃は『神のゴブパンチ』です。ゴブ太の通常攻撃は『幻のゴブフック』です。
オーガの攻撃力は『40』です。オーガのHPは『50』です。オーガの特殊能力は『スペシャル攻撃通常攻撃化』です。オーガのスペシャル攻撃は『右ストレート』です。オーガの通常攻撃は『ボディブロー』です。
特殊能力『スペシャル攻撃通常攻撃化』はスペシャル攻撃のダメージを通常攻撃のダメージに変えてしまうものです。つまりは一撃では倒せません。オーガの鍛えられた肉体だからこそ習得出来ます。
『オグオグ。』と先制攻撃はお前からでいい。と気前が良いですが、ゴブ太のパンチ力を舐めていますね?ゴブ太さん、やっちゃってください!
◆
ゴブ太の攻撃『1』です。連続ラッシュを使用しました。サイコロを振ってください。
ゴブ太の攻撃『4』です。連続ラッシュは失敗しました。スペシャル攻撃です。ゴブ太の神のゴブパンチがオーガに命中しました。オーガの特殊能力『スペシャル攻撃通常攻撃化』が使用されました。ダメージ『28』です。オーガの残りHPは『22』です。
『ゴブブブブ!』と痛たたた!とオーガの硬い身体は殴るだけでも拳を痛めてしまいます。
『オグオグ。』と運も実力のうちとは言うが、俺を倒すには運は運でも、強運が必要だぜ。と特殊能力さえなければ、ゴブ太が勝っていました。何とか攻撃失敗を祈るしかありません。
オーガの攻撃『2』です。オーガのボディブローはゴブ太に避けられました。
『はぁ~。はぁ~。心臓に悪いから早く倒してよ。』と君の心臓の鼓動は限界です。作者さんの予定帳では、決勝戦でゴブリンプリンスと戦う所まで書かれていました。その先の結末は白紙のままです。
ゴブ太の攻撃『1』です。連続ラッシュを使用しました。サイコロを振ってください。
ゴブ太の攻撃『3』です。連続ラッシュに成功しました。サイコロを振ってください。
ゴブ太の攻撃『6』です。連続ラッシュに失敗しました。2連続ラッシュ成功です。ゴブ太の神のゴブパンチと幻のゴブフックがオーガに命中しました。オーガの特殊能力『スペシャル攻撃通常攻撃化』が使用されました。ダメージ『56』です。オーガの残りHPは『0』になりました。
『オグオグ。』と見事。とオーガはゴブ太に倒されました。
『ゴブ~ゴブ~!』と八百長じゃねぇぞ~!とそうですね。こっちもヒヤヒヤしました。ついでに2回目の連続ラッシュは使用しなくても、オーガは倒せましたよ。
『ゴプゴプ!』とあの役立たずが!と王子様もお怒りです。八百長で勝ってるくせに偉そうにしないでください。
『あの役立たずが!』と君も50円は諦めてください。飼い主ならゴブ太の勝利に賭けてください。
『♬リンゴ~ン』
ゴブ太のLVは『9→10』にアップしました。ゴブ太の攻撃力は『28→33』にアップしました。ゴブ太のHPは『33→38』にアップしました。
ゴブ太のLVは上限に達しました。これ以上はLVは上がりません。
『ブルブル!ブルブル!ブルブル!』ともうゴブ太ぁ~。オシッコ我慢してたの?早くトイレに行っトイレ♬なんちゃって。
『♬チャンピ~オン』
ゴブ太が『ピカピカ』と光り出しました。えっ!えっ!作者さんの予定帳には書いてないよ?進化していいの?させてもいいの?駄目なら『Bボタン』押しちゃうよ。
さあ、次回は決勝戦です。ゴブ太は進化するのでしょうか?物語の結末はどうなるのでしょうか?
『オーガ』は残忍で凶暴な性格だと思われていますが、実は几帳面で主人には忠義を尽くす真面目な性格です。多くのオーガは用心棒や城の騎士隊長として雇われています。
身長が2メートルを超えるとオーガと呼ばれ、身長が160センチ以下はゴブリンと呼ばれるぐらいに、ゴブリンとオーガには共通点が多いです。でも、ゴブ太と違って、筋骨隆々で大きなゾウさんを持っています。ゴブ太が勝てる所は何もありません。
『今度の相手も大きいね。ライト(軽量)級とヘビー(重量)級の戦いだよ。攻撃力が違い過ぎるよ。』と分かっていると思うけど、この武闘大会は八百長です。誰が優勝するのかは、もう決まっています。
『ゴブゴブ。』とさっさと負けて、さっさと俺の神のゴブパンチで決勝に進もうぜ。と残念ながら作者さんは裏庭に埋められてしまったので、それはもう無理です。しっかりと実力で勝ちましょう。
『オグオグ。』とお前、小さいのによくここまで来れたな。と試合前に対戦相手のオーガがやって来ました。薄緑色の肌と長い黒髪と髭が生えています。肌には薄っすらと傷跡が見えるので、歴戦の戦士なのでしょう。武器を持っていないので、ゴブ太と同じ格闘タイプかもしれません。
『ゴブ?ゴブゴブ!』と小さいだと?殴られてぇ~のか!とゾウさんの話ではありません。身長の話です。
選択肢①『それ以上、ゴブ太のゾウさんの悪口を言ったら、僕が許さないよ!』
選択肢②『この程度の雑魚相手にゴブ太は出なくていいよ。僕が瞬殺してやるから!』
①を選んだ君は試合前の会見でやっている、マイクパフォーマンスをやりたかったようですね。その結果、ゴブ太はボコボコにされました。
②を選んだ君もマイクパフォーマンスがしたかったようですね。でも、試合後に君もゴブ太と一緒にボコボコにされました。
『オグオグ。オグ~。』と何を怒っているのか分からないが、この準決勝が事実上の決勝戦だ。最初からこの武闘大会は優勝者が決まっているからなぁ~。とまさか!八百長の事がバレているようです。確かに予選会の『カンガルー』だけしかゴブ太は倒してません。今のところは1勝3敗です。ハッキリ言えばゴブ太ではなく、ゴミ太です。
『へぇ~~、八百長があったんだぁ~。ゴブ太は何も知らないよねぇ?』とまた君は、都合が良い時だけモンスターの言葉が分かるみたいです。いい加減に罪を認めて八百長を認めなさい。
『ゴブ!ゴブゴブ!』と何だって!そんな卑怯者がいたとは許せねぇ!とそう来ましたか。どうやらシラを切り通すつもりです。そんな事が許されるのは総理大臣と大統領ぐらいですよ。
『オグオグ。』と優勝するのは、ゴプリンだよ。とああ~、やっぱりバレてるぅ~~?『ゴプリン?』『ゴブリン』じゃなくて『ゴプリン』なんですか?
『ゴブ?ゴブ。』と俺が優勝するんじゃないのか?優勝するのはゴブリンだよな。いえいえ、ゴプリンです。『ブ』ではなく『プ』です。ゴブ太はこの後、オーガにボコボコにされて終わります。今までご苦労様でした。
選択肢①『八百長なんて許さない!八百長をやる奴なんて人間の屑だ!』
選択肢②『負けた人達がどんな思いで参加したのか分かっているのか!俺達は負ける為に参加した訳じゃないんだぞ!』
①を選んだ君はそうです。やっと分かってくれましたか。八百長は駄目です。正々堂々と勝負するべきです。
②を選んだ君はその通りです。予選会でわざわざ強い参加者は落とされました。大会側も八百長のグルでした。こんな大会なんてメチャクチャにしてやりましょう。
『そんなぁ~、最初から優勝者が決まっていたなんて………んんっ?でも、何でその事を僕達に教えてくれるんですか?教えない方がいいのに。』と確かに八百長する側のオーガさんがその事を教えてくれても、何も得する事はありません。どちらかといえば、困った事になるはずです。
『オグオグ。オグオグ。』と王子の為にはならないからだ。金と権力を使って偽りの名声を手に入れても、偽りの強さでは国民を守る事は出来ない。とどうやらゴブリン族の王子様、つまりはプリンスが八百長の首謀者のようです。反対側の準決勝ではゴブリンプリンス対オーガの戦いが始まっているようです。勝つのは当然、ゴブリンプリンスで決まっているようです。
『つまりは、ゴブ太に決勝戦でゴプリンを倒して改心させて欲しいんですね?』とそれは駄目です。ゴブリン族のゴブ太が、ゴブリン族の王族に手を出したら、反逆罪で処刑されてしまいます。でも、表立って処刑すると国民の反感を買ってしまうので、おそらくは暗殺される事になります。
『ゴブゴブ!ゴブゴブ!』と嫌だ嫌だ!3万円の為に死にたくはない!とゴブ太のモンスターショップでの販売価格は五千円でした。ゴブ太を失っても、2万五千円は手に入るかもしれません。
『ゴブ太、君の事は絶対に忘れないよ。ホロリ。』とコラコラコラ!涙には騙されませんよ。そんな事を言いながらも、草タイプの猿モンスターを選ぼうとしているじゃないですか。もうゴブ太の代わりはそれに決めているんですね。
『オグ。オグ。オグ。』と俺は負けるつもりはない。王子は普通に戦っても強いんだ。俺を倒せないようでは、王子には絶対に勝てない。とそんな事を言われても困ります。こっちはゴブ太ですよ?勝てるのはカンガルーぐらいです。………ハッ!あれも八百長だったんですか!
選択肢①ゴブ太の戦歴は『0勝4敗』
選択肢②ゴブ太の戦歴は『1勝3敗』
①を選んだ君はもう何も信じられない。この武闘大会は嘘だらけだ。
②を選んだ君は神様を信じるように、ゴブ太を信じてください。信じる力を失っては駄目です。
『ゴブゴブ。ゴブゴブ。』とオラはゴミ虫。オラはゴミ虫。ともう駄目です。ゴブ太は戦意を喪失しています。このままでは準決勝は棄権試合で戦わずに負けてしまいます。
『しっかりしろよ!王子に勝てばゴブ太が新しい王子様になれるかもしれないんだぞ!』とその手もありますね。王子と王様を倒せば、新しいゴブリン族の王様はゴブ太に決まるでしょう。元々、ゴブリン族は弱肉強食の世界ですから、可能性はあります。
『オグオグ。』とそれは無理だが、王子を倒せば、その武勇を称えて男爵の爵位と土地ぐらいは与えられるかもしれんな。とつまりは権力と金が貰えます。一生遊んで暮らせます。3万円なんて端た金です。あとはゴブ太の気持ち次第です。
『ヒュー!ヒュー!ヒュヒュー!』とゴブ太は高速で拳を突き出しています。どうやら、野心に火がついたようです。邪な欲望をメラメラと燃やして、やる気満々です。
◆
☆さあ、ゴブ太のやる気が落ちる前に準決勝を始めるよ!準決勝はゴブ太対オーガです。ゴブ太の戦歴は『0勝4敗』オーガの戦歴は『4勝0敗』です。誰もがゴブ太の勝利には賭けていません。君も50円玉を握り締めて、オーガの勝利に賭けています。作者さんがいなくなった世界でゴブ太は勝てるのでしょうか?
ゴブ太の攻撃力は『28』です。ゴブ太のHPは『33』です。ゴブ太の特殊能力は『連続ラッシュ(2回)』です。ゴブ太のスペシャル攻撃は『神のゴブパンチ』です。ゴブ太の通常攻撃は『幻のゴブフック』です。
オーガの攻撃力は『40』です。オーガのHPは『50』です。オーガの特殊能力は『スペシャル攻撃通常攻撃化』です。オーガのスペシャル攻撃は『右ストレート』です。オーガの通常攻撃は『ボディブロー』です。
特殊能力『スペシャル攻撃通常攻撃化』はスペシャル攻撃のダメージを通常攻撃のダメージに変えてしまうものです。つまりは一撃では倒せません。オーガの鍛えられた肉体だからこそ習得出来ます。
『オグオグ。』と先制攻撃はお前からでいい。と気前が良いですが、ゴブ太のパンチ力を舐めていますね?ゴブ太さん、やっちゃってください!
◆
ゴブ太の攻撃『1』です。連続ラッシュを使用しました。サイコロを振ってください。
ゴブ太の攻撃『4』です。連続ラッシュは失敗しました。スペシャル攻撃です。ゴブ太の神のゴブパンチがオーガに命中しました。オーガの特殊能力『スペシャル攻撃通常攻撃化』が使用されました。ダメージ『28』です。オーガの残りHPは『22』です。
『ゴブブブブ!』と痛たたた!とオーガの硬い身体は殴るだけでも拳を痛めてしまいます。
『オグオグ。』と運も実力のうちとは言うが、俺を倒すには運は運でも、強運が必要だぜ。と特殊能力さえなければ、ゴブ太が勝っていました。何とか攻撃失敗を祈るしかありません。
オーガの攻撃『2』です。オーガのボディブローはゴブ太に避けられました。
『はぁ~。はぁ~。心臓に悪いから早く倒してよ。』と君の心臓の鼓動は限界です。作者さんの予定帳では、決勝戦でゴブリンプリンスと戦う所まで書かれていました。その先の結末は白紙のままです。
ゴブ太の攻撃『1』です。連続ラッシュを使用しました。サイコロを振ってください。
ゴブ太の攻撃『3』です。連続ラッシュに成功しました。サイコロを振ってください。
ゴブ太の攻撃『6』です。連続ラッシュに失敗しました。2連続ラッシュ成功です。ゴブ太の神のゴブパンチと幻のゴブフックがオーガに命中しました。オーガの特殊能力『スペシャル攻撃通常攻撃化』が使用されました。ダメージ『56』です。オーガの残りHPは『0』になりました。
『オグオグ。』と見事。とオーガはゴブ太に倒されました。
『ゴブ~ゴブ~!』と八百長じゃねぇぞ~!とそうですね。こっちもヒヤヒヤしました。ついでに2回目の連続ラッシュは使用しなくても、オーガは倒せましたよ。
『ゴプゴプ!』とあの役立たずが!と王子様もお怒りです。八百長で勝ってるくせに偉そうにしないでください。
『あの役立たずが!』と君も50円は諦めてください。飼い主ならゴブ太の勝利に賭けてください。
『♬リンゴ~ン』
ゴブ太のLVは『9→10』にアップしました。ゴブ太の攻撃力は『28→33』にアップしました。ゴブ太のHPは『33→38』にアップしました。
ゴブ太のLVは上限に達しました。これ以上はLVは上がりません。
『ブルブル!ブルブル!ブルブル!』ともうゴブ太ぁ~。オシッコ我慢してたの?早くトイレに行っトイレ♬なんちゃって。
『♬チャンピ~オン』
ゴブ太が『ピカピカ』と光り出しました。えっ!えっ!作者さんの予定帳には書いてないよ?進化していいの?させてもいいの?駄目なら『Bボタン』押しちゃうよ。
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