37 / 42
異世界旅行編
蘇生魔法『リザレクション』
しおりを挟む
(……だが、本当にそれでいいのか?)
目的を諦める為の答えは用意された。
その答えに納得すれば、その先はその問題に頭も心も悩まされずに済む。
綺麗な死体はあるんだ。死体の中身に心や魂が無くても、十分に可愛い女だ。
抱こうと思えば抱ける。それが男というものだ。
「フンッ。くだらない。魂の無い女は二次元だ。俺はアニキャラを抱くつもりはないぞ」
この俺とした事がズボンを脱ぎそうになった。まだまだ諦めるには早過ぎる。
俺は創造主で魔王だ。死んでいる美少女がいれば、生き返らせてヤる。
そのぐらいの覚悟がなければ、魔王を名乗る資格はない。
「とりあえず、キスからだな」
古今東西、寝ている女を起こす方法は王子のキスだ。
魔王の俺はその条件を兼ね揃えている。
静かに眠る茶ツインテールの唇に、そっと俺の唇を重ねてみた。
「……」
反応がない。舌も入れないと駄目か?
「……やはり駄目か」
分かっていた事だが、これでキスで目覚めないのはハッキリした。
もちろん最初からこれで生き返るとは思っていない。本命はこれからだ。
同じ部屋に寝ている死体から服を剥ぎ取ると、女の下半身に乗せた。
その恥ずかしい姿で外には連れて行けない。錬金術で長ズボン、下着、靴を作った。
さて、『壊れた魂』の有効活用だ。俺の為に死んでもらおうか。
★
「ぴっぃ、ひひぃぃ、はひぃ、ひぃひぃ……」
「あーくそッ! 何が楽勝だよ! こんな場所に閉じ込められてもう終わりだよ!」
「まだ決まった訳じゃない。他の七大悪魔が必ず来る。この場所が重要なんだからな」
「魔王がいるんだ! 来ても一緒だよ!」
七大悪魔とか偉そうに言ってたくせに、正体不明の悪魔『魔王』に倒された。
今まで何百体も悪魔を見てきたが、あの魔王は明らかに別物だ。
悪魔はほとんど人間に興味がないのに、あの魔王は人間にしか興味がなかった。
あんな拷問方法思いつくなんて、頭が何千回もイカれないと思いつかない。
早く自殺しないと俺もパルソングと同じ目に遭う。
「ひょい♪ 遊びに来ちゃった♪」
「ひいい、ひいいい、ひいやあああ‼︎」
鉄格子の向こうに笑っている魔王が現れた。
あまりの恐ろしさに目を見開き、悲鳴が止まらない。
もう自殺しても間に合わない。死んでも生き返される。
♦︎
「あー良かった。これで実験できる」
入り口の兵士達を魔眼で眠らせると、俺が作った仮設刑務所に潜入した。
あの王子、俺が肛門好きの拷問好きだと勘違いしたのか、捕虜に近づけさせようとしない。
まったく俺が好きなのは拷問だけだぞ。
「ゴメンゴメン、ちょっと失礼するよ。恋話とかしてた?」
「「「ハァハァ‼︎ ハァハァ‼︎」」」
「いやぁー結構集まってるね。これなら二、三人失敗しても大丈夫かな?」
鉄格子の扉を壊して中に入ると、休憩中の捕虜達に新入りとして礼儀正しく挨拶した。
王子には生け捕りの才能があるのか、牢屋の中には顔色の悪い先輩囚人が六人もいた。
その中で用があるのは涎を垂らした廃人だけだ。
「ま、魔王‼︎ 俺達を殺しに来たのか‼︎」
「あゔっ? 魔王? 魔王様だろうがあああ‼︎」
「あぶう‼︎」
「「「ひいいい‼︎」」」
ここの看守は囚人の躾がなってない。無礼な囚人を怒鳴りつけると殴り飛ばした。
この俺様の手を煩わせるんじゃねえよ。
「よっと。さてと、どうやってやるんだ? 力尽くでいいのか?」
女兵士を包んだ布袋を床に置くと、廃人状態の茶髪男を見た。
魂や心が何処にあるのか分からない。脳みそか心臓か……まあ、どっちかの可能性が高い。
でも、脳みそと心臓を掴み出して、女兵士に移植しても生き返るとは思えない。
こういう時は他人の知恵に頼るのも一つの手だ。牢屋の囚人達に訊いてみた。
「なあ、お前ら。魂は何処にあると思う?」
「魔王様、お願いです! 俺達を殺してください! こんな生き地獄耐えきれません!」
「えっ、いいの? 本当に殺すよ?」
「お願いします‼︎ 本当に殺してください‼︎」
「おおお‼︎」
まさかの人体実験志願者だ。
コイツら女兵士の為に自分の命を犠牲にするなんて——男の中の男だ。
まだ、本当の男がこの世界にも行き残っていたんだな。
「くっ、お前達の気持ちだけ有り難く貰っておく! 殺すのは一人で十分だ!」
「ぴいやあ‼︎」
「「「魔王様ぁー‼︎」」」
この熱い胸の鼓動を感じるなら、魂がある場所なんて一つしかない。
廃人男を殴って気絶させると、布袋から女兵士を取り出した。
左手で廃人男のおっぱいを揉みながら、右手で女兵士のおっぱいを揉んで蘇生させる。
いや、おっぱいを揉む必要はない。むしろ、男のおっぱいなんて揉みたくない。
左手に錬金術、右手に創造主の力をイメージすると奇跡を願った。
(『生き返らせてヤる』‼︎)
二人の胸に手を置き、左手から右手に魂を移動させる。移動するように念じる。
魔力によって、左手は黄金に輝き、右手は白銀に輝く。信じれば願いは叶う。
俺は必ずヤれる男だ。溜め込んだHPを全て使ってもいい。
さあ、奇跡よ起れ‼︎
「おおおお‼︎ 『リザレクション』‼︎」
二度も唱えた。そして、駄目押しに右手を服の下に潜り込ませて心肺蘇生を開始した。
揉み揉み、揉み揉み、揉み揉み、揉み揉み、揉み——
(逝き還れえええええ‼︎ あうう、あうぅぅぅ♡)
生き返れ……正解はこっちだ。だが、人は間違って成長するものだ。
おっぱい如きでHPが消費されていく。何たる不覚。何たる不覚だ。
だが、成果はあった。
「うあああああ‼︎ ハァハァ‼︎ ハァハァ‼︎ ハァハァ‼︎」
永遠の眠りに堕ちていた女兵士が息を吹き返した。
俺の右手におっぱいの激しい鼓動を感じる。生きている証拠だ。
「……化け物が」
「あん?」
鉄格子の外から不快感を隠さない声が聞こえた。
聞き覚えのある声に、服から右手を引き抜き振り返ると、そこに王子が立っていた。
お前は家政婦かよ。
「死んだ人間さえ生き返らせるとは、お前は何者だ? 悪魔だとしても、その力は神に匹敵する。ただの悪魔では不可能だ」
「フッ♪ 今さら自分が呼び出した存在に恐怖しているのか?」
「お前の本当の目的は何だ? 捕虜を生かして捕まえるように命じたのは知っている。その女は敵だ。もしや……地の将ジルフォードは生きているのか? だとしたら、この岩の建造物も説明がつく」
「はあ?」
王子の被害妄想と想像力には敬意を払うよ。次は俺が七大悪魔の仲間と言い出すんだろ。
この馬鹿王子はだから住民に半血王子と馬鹿にされるんだ。お前を騙して、俺に何の得があるんだよ。
「何か勘違いしているようだから教えてやる。この女を生き返らせたのは俺の部下にする為だ。むさ苦しい男は嫌いでね」
「お前に部下が必要なのか? 人間なんて足手纏いになるだけだろう」
「一人で出来ない事が色々とあるんだよ♪ それよりもいいのか?」
「何がだ?」
「お前にも生き返らせたい人間がいるんじゃないのか? 叶えてやろうか?」
「……」
やれやれ、そろそろコイツとは縁を切る頃かな。
利用できるなら役に立つが、利用できないなら邪魔になる。
どちらになるかはコイツの答え次第だ。
「死んだ国民全員だ。私の無力さで死んだ者達だ。出来るのか?」
罪悪感と後悔、それがお前の原動力か。実にくだらない人生だ。
「フッ。当たり前だ♪ その道を選ぶならここから先は地獄だぞ。生者を殺し、死者を蘇らせる。死したお前が向かう先は地獄の最下層だ。大悪魔になる覚悟は出来てるんだろうな♪」
「……構わない、好きにしろ。私の地獄はここだ」
「クヒィ♪ いいイカれ具合だ。ようこそ地獄へ」
俺とは対照的な責任感の塊みたいな男だが、まあ仲良くやれるなら問題ない。
俺は俺の為に、お前は国民の為に協力しようじゃないか。
♢
目的を諦める為の答えは用意された。
その答えに納得すれば、その先はその問題に頭も心も悩まされずに済む。
綺麗な死体はあるんだ。死体の中身に心や魂が無くても、十分に可愛い女だ。
抱こうと思えば抱ける。それが男というものだ。
「フンッ。くだらない。魂の無い女は二次元だ。俺はアニキャラを抱くつもりはないぞ」
この俺とした事がズボンを脱ぎそうになった。まだまだ諦めるには早過ぎる。
俺は創造主で魔王だ。死んでいる美少女がいれば、生き返らせてヤる。
そのぐらいの覚悟がなければ、魔王を名乗る資格はない。
「とりあえず、キスからだな」
古今東西、寝ている女を起こす方法は王子のキスだ。
魔王の俺はその条件を兼ね揃えている。
静かに眠る茶ツインテールの唇に、そっと俺の唇を重ねてみた。
「……」
反応がない。舌も入れないと駄目か?
「……やはり駄目か」
分かっていた事だが、これでキスで目覚めないのはハッキリした。
もちろん最初からこれで生き返るとは思っていない。本命はこれからだ。
同じ部屋に寝ている死体から服を剥ぎ取ると、女の下半身に乗せた。
その恥ずかしい姿で外には連れて行けない。錬金術で長ズボン、下着、靴を作った。
さて、『壊れた魂』の有効活用だ。俺の為に死んでもらおうか。
★
「ぴっぃ、ひひぃぃ、はひぃ、ひぃひぃ……」
「あーくそッ! 何が楽勝だよ! こんな場所に閉じ込められてもう終わりだよ!」
「まだ決まった訳じゃない。他の七大悪魔が必ず来る。この場所が重要なんだからな」
「魔王がいるんだ! 来ても一緒だよ!」
七大悪魔とか偉そうに言ってたくせに、正体不明の悪魔『魔王』に倒された。
今まで何百体も悪魔を見てきたが、あの魔王は明らかに別物だ。
悪魔はほとんど人間に興味がないのに、あの魔王は人間にしか興味がなかった。
あんな拷問方法思いつくなんて、頭が何千回もイカれないと思いつかない。
早く自殺しないと俺もパルソングと同じ目に遭う。
「ひょい♪ 遊びに来ちゃった♪」
「ひいい、ひいいい、ひいやあああ‼︎」
鉄格子の向こうに笑っている魔王が現れた。
あまりの恐ろしさに目を見開き、悲鳴が止まらない。
もう自殺しても間に合わない。死んでも生き返される。
♦︎
「あー良かった。これで実験できる」
入り口の兵士達を魔眼で眠らせると、俺が作った仮設刑務所に潜入した。
あの王子、俺が肛門好きの拷問好きだと勘違いしたのか、捕虜に近づけさせようとしない。
まったく俺が好きなのは拷問だけだぞ。
「ゴメンゴメン、ちょっと失礼するよ。恋話とかしてた?」
「「「ハァハァ‼︎ ハァハァ‼︎」」」
「いやぁー結構集まってるね。これなら二、三人失敗しても大丈夫かな?」
鉄格子の扉を壊して中に入ると、休憩中の捕虜達に新入りとして礼儀正しく挨拶した。
王子には生け捕りの才能があるのか、牢屋の中には顔色の悪い先輩囚人が六人もいた。
その中で用があるのは涎を垂らした廃人だけだ。
「ま、魔王‼︎ 俺達を殺しに来たのか‼︎」
「あゔっ? 魔王? 魔王様だろうがあああ‼︎」
「あぶう‼︎」
「「「ひいいい‼︎」」」
ここの看守は囚人の躾がなってない。無礼な囚人を怒鳴りつけると殴り飛ばした。
この俺様の手を煩わせるんじゃねえよ。
「よっと。さてと、どうやってやるんだ? 力尽くでいいのか?」
女兵士を包んだ布袋を床に置くと、廃人状態の茶髪男を見た。
魂や心が何処にあるのか分からない。脳みそか心臓か……まあ、どっちかの可能性が高い。
でも、脳みそと心臓を掴み出して、女兵士に移植しても生き返るとは思えない。
こういう時は他人の知恵に頼るのも一つの手だ。牢屋の囚人達に訊いてみた。
「なあ、お前ら。魂は何処にあると思う?」
「魔王様、お願いです! 俺達を殺してください! こんな生き地獄耐えきれません!」
「えっ、いいの? 本当に殺すよ?」
「お願いします‼︎ 本当に殺してください‼︎」
「おおお‼︎」
まさかの人体実験志願者だ。
コイツら女兵士の為に自分の命を犠牲にするなんて——男の中の男だ。
まだ、本当の男がこの世界にも行き残っていたんだな。
「くっ、お前達の気持ちだけ有り難く貰っておく! 殺すのは一人で十分だ!」
「ぴいやあ‼︎」
「「「魔王様ぁー‼︎」」」
この熱い胸の鼓動を感じるなら、魂がある場所なんて一つしかない。
廃人男を殴って気絶させると、布袋から女兵士を取り出した。
左手で廃人男のおっぱいを揉みながら、右手で女兵士のおっぱいを揉んで蘇生させる。
いや、おっぱいを揉む必要はない。むしろ、男のおっぱいなんて揉みたくない。
左手に錬金術、右手に創造主の力をイメージすると奇跡を願った。
(『生き返らせてヤる』‼︎)
二人の胸に手を置き、左手から右手に魂を移動させる。移動するように念じる。
魔力によって、左手は黄金に輝き、右手は白銀に輝く。信じれば願いは叶う。
俺は必ずヤれる男だ。溜め込んだHPを全て使ってもいい。
さあ、奇跡よ起れ‼︎
「おおおお‼︎ 『リザレクション』‼︎」
二度も唱えた。そして、駄目押しに右手を服の下に潜り込ませて心肺蘇生を開始した。
揉み揉み、揉み揉み、揉み揉み、揉み揉み、揉み——
(逝き還れえええええ‼︎ あうう、あうぅぅぅ♡)
生き返れ……正解はこっちだ。だが、人は間違って成長するものだ。
おっぱい如きでHPが消費されていく。何たる不覚。何たる不覚だ。
だが、成果はあった。
「うあああああ‼︎ ハァハァ‼︎ ハァハァ‼︎ ハァハァ‼︎」
永遠の眠りに堕ちていた女兵士が息を吹き返した。
俺の右手におっぱいの激しい鼓動を感じる。生きている証拠だ。
「……化け物が」
「あん?」
鉄格子の外から不快感を隠さない声が聞こえた。
聞き覚えのある声に、服から右手を引き抜き振り返ると、そこに王子が立っていた。
お前は家政婦かよ。
「死んだ人間さえ生き返らせるとは、お前は何者だ? 悪魔だとしても、その力は神に匹敵する。ただの悪魔では不可能だ」
「フッ♪ 今さら自分が呼び出した存在に恐怖しているのか?」
「お前の本当の目的は何だ? 捕虜を生かして捕まえるように命じたのは知っている。その女は敵だ。もしや……地の将ジルフォードは生きているのか? だとしたら、この岩の建造物も説明がつく」
「はあ?」
王子の被害妄想と想像力には敬意を払うよ。次は俺が七大悪魔の仲間と言い出すんだろ。
この馬鹿王子はだから住民に半血王子と馬鹿にされるんだ。お前を騙して、俺に何の得があるんだよ。
「何か勘違いしているようだから教えてやる。この女を生き返らせたのは俺の部下にする為だ。むさ苦しい男は嫌いでね」
「お前に部下が必要なのか? 人間なんて足手纏いになるだけだろう」
「一人で出来ない事が色々とあるんだよ♪ それよりもいいのか?」
「何がだ?」
「お前にも生き返らせたい人間がいるんじゃないのか? 叶えてやろうか?」
「……」
やれやれ、そろそろコイツとは縁を切る頃かな。
利用できるなら役に立つが、利用できないなら邪魔になる。
どちらになるかはコイツの答え次第だ。
「死んだ国民全員だ。私の無力さで死んだ者達だ。出来るのか?」
罪悪感と後悔、それがお前の原動力か。実にくだらない人生だ。
「フッ。当たり前だ♪ その道を選ぶならここから先は地獄だぞ。生者を殺し、死者を蘇らせる。死したお前が向かう先は地獄の最下層だ。大悪魔になる覚悟は出来てるんだろうな♪」
「……構わない、好きにしろ。私の地獄はここだ」
「クヒィ♪ いいイカれ具合だ。ようこそ地獄へ」
俺とは対照的な責任感の塊みたいな男だが、まあ仲良くやれるなら問題ない。
俺は俺の為に、お前は国民の為に協力しようじゃないか。
♢
0
お気に入りに追加
102
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
オークションで競り落とされた巨乳エルフは少年の玩具となる。【完結】
ちゃむにい
恋愛
リリアナは奴隷商人に高く売られて、闇オークションで競りにかけられることになった。まるで踊り子のような露出の高い下着を身に着けたリリアナは手錠をされ、首輪をした。
※ムーンライトノベルにも掲載しています。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?
みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。
なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。
身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。
一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。
……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ?
※他サイトでも掲載しています。
※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる