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魔王誕生編
魔王四天王・閃光のアルテミリス
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(……おっ? 成功か?)
雲一つない青い空、どこまでも何もない茶色の大地、以前来た時と同じ風景だ。
移動は成功したようだ。和香梅の姿は見えないが、腕の中の王女はしっかりいる。
3Pは無理でも、2Pは通常通りに出来そうだ。では、早速いただきマンモス♡
「王女様、やっと二人っきりになれたね♪」
「……」
腕を首から外して、両腕を王女のお腹に優しく回して、顎を王女の頭に乗せた。
俺は可愛い女の子には非常に紳士的な男だ。いきなり服を破いて『ヤらせろ! ヤらせろ!』の獣ではない。
「……ここは何処?」
「ん~二人っきりになれる場所♪ 誰もいないから安心して♪」
「あなた、本当に魔王なの?」
「本当だよ。質問が多いけど、俺に興味ある感じ? 俺も君に興味ある感じ♪ 俺達気が合うね♪」
「……」
エルフで長いのは耳だけなのか非常に興味ある。乳首とか栗ちゃんも長いのかな?
ああ、もう我慢できないや。服破かないから、脱がしていいかな?
「あなたが魔王様ですって? 巫山戯る、このチンカス野朗‼︎」
「えっ?」
王女のお淑やかな声がドスの効いた汚い声に変わったと思ったら、股間にもの凄い衝撃が走った。
「ふぎゃあああああ‼︎」
常時魔法防壁をオフにして、感度抜群、準備万端の男珍宝さんが王女のカカトに蹴り潰された。
「おあああああぅづ‼︎ あああああづづ‼︎ な、何すんだ、このアマァー‼︎」
いかなる紳士でも股間を蹴られたら、声を荒げるに決まっている。
地面に蹲った体勢で、極悪非道な玉砕姫を見上げた。
こんな痛い思いさせたんだ。覚悟できてんだろうな。
最高に気持ちいい事させなきゃ許さないぞ。
「それはこっちの台詞よ。私が誰だか知らないで魔王を名乗るなんて、あなたが魔王じゃない証拠よ」
「なっ⁉︎ ま、まさか、お前‼︎」
この俺とした事が完全に油断していた。そうだ、俺はここに来るまで何度も騙されていた。
金髪王女が白い布ドレスを掴んで勢いよく脱ぐと、目の前に長い黒髪に色黒肌の女が現れた。
瞳の色は透き通るブルー、耳は長いまま、美しい顔立ちは王女の時よりも少し年齢を感じる。
鍛え上げられた肉体に下着のような服を着て、その見た目はまさに忍者、盗賊、暗殺者といった感じだ。
そう、おそらくこの女が本物の魔王……
「私は魔王四天王の一人『閃光のアルテミリス』——魔王様の名を語る偽者は私が始末する!」
「……」
あー全然違った。魔王じゃなくて、魔王の幹部だ。
紛らわしいんだよ。お前倒したら、もう終わりかと思ったのに最悪だよ。
まあ、別の意味で美味しく倒しちゃうつもり何ですけどね♪
「ほぉー、この俺が偽者か? どうやら偽者の魔王がいるようだな」
超再生能力で男珍宝が一命を取り止めた。
まだまだビンビンだが、少し落ち着いたので冷静に話し合いで解決してやろう。
俺は心も男珍宝も大きい男だからな。
「偽者はお前だ! よくも私の邪魔をしたな! ここは何処だ、早く城に私を帰せ!」
「そうカリカリするなよ。それにお前を帰すつもりはない」
「何だと!」
「魔王四天王・閃光のアルテミリス。お前の正体には最初から気付いていた。邪魔者がいない場所でお前と話がしたいと思ってな。偽者の魔王に従わずに俺の軍門に下れ。偽者に従っても後悔しか待ってないぞ」
何故、王女が魔王四天王なのか知らないが、俺は魔王だ。だったら俺の所有物で間違いない。
偽者魔王から最強魔王の所に移籍しても何の問題もないはずだ。
今なら魔王一天王として、朝から晩まで優遇してやるぞ。
「後悔だと? 後悔するのはお前だ! その身体に教えてやる。閃光の前に何も出来ずに後悔しろ!」
光の速さって……流行ってんのかよ、それ? 移籍交渉は失敗したようだ。
魔王四天王のアルテが光の速度で攻撃を開始した。一瞬で俺の目の前に短剣を逆手に持った右手が現れた。
下ネタ妖精とは桁違いの速さだ。
けれども、
「チィッ!」
「おっと。危ない危ない♪」
魔眼・遅延の眼の前では全てが無意味だ。
左手を素早く上げて、左前腕でアルテの右手を受け止めた。
速いは速いが俺の方がもっと速い。光の速度でイかせてやるよ。
左手を素早く捻って、アルテの右手首を掴もうとした。
だが、
「おっ!」
更に動きが加速した。
手首を掴む前に左横に滑るように移動すると、回転しながら、俺の背中に短剣の切っ先を突き刺そうと狙った。
「シィッ‼︎」
流石は魔王四天王だ。その実力は大したものだ。昔の俺だったら殺られていただろう。
だが、もう昔の騙され、ボコられる俺は何処にもいない。
お前が光の速度で動けるなら、俺は光を超えてやる。
(『限界突破』……)
赤い紋様が身体に浮かび上がる前に高速回転した。
回転しながら、左手でアルテの右手首を掴み、アルテの攻撃の勢いも利用して地面低く投げ飛ばした。
「そりゃー‼︎」
「くっ……! シィッ、ハァッ!」
地面に激突する瞬間、アルテが左手で地面を強く押して、身体を反転させて体勢を整えた。
そして、そのまま両足で綺麗に地面を削りながら立ち上がった。
この女、戦闘慣れしてやがる。
「女のくせにやるな。正直予想以上だ」
「笑わせる。まだ少しも本気は出してない。それに……今日は凄く調子がいい。何故だかいつもの何倍も速く動けている。つまり貴様を余裕で殺せるという事だ!」
アルテが左手にも短剣を持つと、両手の短剣をクルクル回しながら、冷たい殺気を飛ばしてきた。
勇者の危険察知はまだ反応しない。だとしたら、俺の安全は保証されたようなものだ。
「ほぉー、それは楽しみだ。死は体験した事がない。甘美な初体験になる事を期待しているよ」
「ぬかせ! 貴様に与えるのは最大の恐怖と苦痛のみだ! 全身から汚い血を抜き取ってやる! ハァァッっ‼︎」
好戦的な女は嫌いじゃない。更に超加速したアルテの動きは魔眼でも速く見える。
閃光の名は伊達ではないらしい。それにしても、黒髪のダークエルフに閃光は似合わないな。
光の要素はゼロだ。俺が魔王なら『黒光』か『漆黒』を名乗らせる。
まあ、自虐的な二つ名なのかもしれない。だとしたら、この女はドMだな。
『くっころ』させるのが非常に困難な相手と言える。
「さて、そろそろ行こうか」
速さも実力も十分見させてもらった。
確かに速いがそれだけだ。拳も蹴りも軽く、短剣の斬撃は当たらなければ意味がない。
それに当たったとしても俺の身体を傷付ける事は不可能だ。
両足に力を意識すると、立ち止まって攻撃を受け続けるのをやめた。
本物の速さを教えてやる。
右方向からの左手の斬撃を、左手で手首を掴んで止めると、背後に回り込んで、右手で首根っこを掴み、
「がはぁ……‼︎」
大地に叩き付けた。
「終わりだ。『重力四肢拘束』」
「あがぁっ‼︎」
覚えた技が早くも大活躍だ。
大地にうつ伏せに倒れるアルテの両手足の先に、重力の枷を押し付けた。
これでご自慢の速さは封じた。さーて、次は俺が楽しむターンだ。
背中に乗ったまま身体をクルッと反転させて、尻の方に顔を向けると、小ぶりな尻を両手で揉んだ。
「はっ⁉︎ 何をする⁉︎」
「柔らかさはまあまあだな。中もダークエルフなのか確かめないとな♪」
「やめろぉー‼︎ この変態ッ‼︎」
泣こうが喚こうが俺の手は止まらない。
黒革のホットパンツを脱がして、中のほぼ三角紐の黒下着も脱がした。
俺の予想に反して、中には小さなダーク密林が広がっていた。
これは俺の男珍宝で密林を切り開き、奥に隠された秘宝をゲットしないとな。
「俺が変態だって? おいおい口の利き方がなってないな♪ お前は俺の玩具だ。優しく丁寧に扱うのも、乱暴に扱うのも俺の気分次第だ。お前の穴に雷と炎をブチ込んだら、どんな声で叫ぶか楽しみだ♪」
アルテに見せるように右手の指先に雷と炎を順番に纏わせた。
この女は魔王の女幹部だ。多少の拷問では悲鳴一つ上げ、
「くっ、さっさと殺せ‼︎」
「おひょ♪ いいの? いいんだね♪」
おやおや、待望の『くっころ』が来てしまった。
これは遠慮なく拷問してというお願いだ。やはりとんでもないドMで間違いない。
では、男珍宝探検隊の出動だ。ズボンを颯爽と脱ぎ捨てると、ダーク密林を切り開いた。
「ぐぅぅぅ!」
♦︎
雲一つない青い空、どこまでも何もない茶色の大地、以前来た時と同じ風景だ。
移動は成功したようだ。和香梅の姿は見えないが、腕の中の王女はしっかりいる。
3Pは無理でも、2Pは通常通りに出来そうだ。では、早速いただきマンモス♡
「王女様、やっと二人っきりになれたね♪」
「……」
腕を首から外して、両腕を王女のお腹に優しく回して、顎を王女の頭に乗せた。
俺は可愛い女の子には非常に紳士的な男だ。いきなり服を破いて『ヤらせろ! ヤらせろ!』の獣ではない。
「……ここは何処?」
「ん~二人っきりになれる場所♪ 誰もいないから安心して♪」
「あなた、本当に魔王なの?」
「本当だよ。質問が多いけど、俺に興味ある感じ? 俺も君に興味ある感じ♪ 俺達気が合うね♪」
「……」
エルフで長いのは耳だけなのか非常に興味ある。乳首とか栗ちゃんも長いのかな?
ああ、もう我慢できないや。服破かないから、脱がしていいかな?
「あなたが魔王様ですって? 巫山戯る、このチンカス野朗‼︎」
「えっ?」
王女のお淑やかな声がドスの効いた汚い声に変わったと思ったら、股間にもの凄い衝撃が走った。
「ふぎゃあああああ‼︎」
常時魔法防壁をオフにして、感度抜群、準備万端の男珍宝さんが王女のカカトに蹴り潰された。
「おあああああぅづ‼︎ あああああづづ‼︎ な、何すんだ、このアマァー‼︎」
いかなる紳士でも股間を蹴られたら、声を荒げるに決まっている。
地面に蹲った体勢で、極悪非道な玉砕姫を見上げた。
こんな痛い思いさせたんだ。覚悟できてんだろうな。
最高に気持ちいい事させなきゃ許さないぞ。
「それはこっちの台詞よ。私が誰だか知らないで魔王を名乗るなんて、あなたが魔王じゃない証拠よ」
「なっ⁉︎ ま、まさか、お前‼︎」
この俺とした事が完全に油断していた。そうだ、俺はここに来るまで何度も騙されていた。
金髪王女が白い布ドレスを掴んで勢いよく脱ぐと、目の前に長い黒髪に色黒肌の女が現れた。
瞳の色は透き通るブルー、耳は長いまま、美しい顔立ちは王女の時よりも少し年齢を感じる。
鍛え上げられた肉体に下着のような服を着て、その見た目はまさに忍者、盗賊、暗殺者といった感じだ。
そう、おそらくこの女が本物の魔王……
「私は魔王四天王の一人『閃光のアルテミリス』——魔王様の名を語る偽者は私が始末する!」
「……」
あー全然違った。魔王じゃなくて、魔王の幹部だ。
紛らわしいんだよ。お前倒したら、もう終わりかと思ったのに最悪だよ。
まあ、別の意味で美味しく倒しちゃうつもり何ですけどね♪
「ほぉー、この俺が偽者か? どうやら偽者の魔王がいるようだな」
超再生能力で男珍宝が一命を取り止めた。
まだまだビンビンだが、少し落ち着いたので冷静に話し合いで解決してやろう。
俺は心も男珍宝も大きい男だからな。
「偽者はお前だ! よくも私の邪魔をしたな! ここは何処だ、早く城に私を帰せ!」
「そうカリカリするなよ。それにお前を帰すつもりはない」
「何だと!」
「魔王四天王・閃光のアルテミリス。お前の正体には最初から気付いていた。邪魔者がいない場所でお前と話がしたいと思ってな。偽者の魔王に従わずに俺の軍門に下れ。偽者に従っても後悔しか待ってないぞ」
何故、王女が魔王四天王なのか知らないが、俺は魔王だ。だったら俺の所有物で間違いない。
偽者魔王から最強魔王の所に移籍しても何の問題もないはずだ。
今なら魔王一天王として、朝から晩まで優遇してやるぞ。
「後悔だと? 後悔するのはお前だ! その身体に教えてやる。閃光の前に何も出来ずに後悔しろ!」
光の速さって……流行ってんのかよ、それ? 移籍交渉は失敗したようだ。
魔王四天王のアルテが光の速度で攻撃を開始した。一瞬で俺の目の前に短剣を逆手に持った右手が現れた。
下ネタ妖精とは桁違いの速さだ。
けれども、
「チィッ!」
「おっと。危ない危ない♪」
魔眼・遅延の眼の前では全てが無意味だ。
左手を素早く上げて、左前腕でアルテの右手を受け止めた。
速いは速いが俺の方がもっと速い。光の速度でイかせてやるよ。
左手を素早く捻って、アルテの右手首を掴もうとした。
だが、
「おっ!」
更に動きが加速した。
手首を掴む前に左横に滑るように移動すると、回転しながら、俺の背中に短剣の切っ先を突き刺そうと狙った。
「シィッ‼︎」
流石は魔王四天王だ。その実力は大したものだ。昔の俺だったら殺られていただろう。
だが、もう昔の騙され、ボコられる俺は何処にもいない。
お前が光の速度で動けるなら、俺は光を超えてやる。
(『限界突破』……)
赤い紋様が身体に浮かび上がる前に高速回転した。
回転しながら、左手でアルテの右手首を掴み、アルテの攻撃の勢いも利用して地面低く投げ飛ばした。
「そりゃー‼︎」
「くっ……! シィッ、ハァッ!」
地面に激突する瞬間、アルテが左手で地面を強く押して、身体を反転させて体勢を整えた。
そして、そのまま両足で綺麗に地面を削りながら立ち上がった。
この女、戦闘慣れしてやがる。
「女のくせにやるな。正直予想以上だ」
「笑わせる。まだ少しも本気は出してない。それに……今日は凄く調子がいい。何故だかいつもの何倍も速く動けている。つまり貴様を余裕で殺せるという事だ!」
アルテが左手にも短剣を持つと、両手の短剣をクルクル回しながら、冷たい殺気を飛ばしてきた。
勇者の危険察知はまだ反応しない。だとしたら、俺の安全は保証されたようなものだ。
「ほぉー、それは楽しみだ。死は体験した事がない。甘美な初体験になる事を期待しているよ」
「ぬかせ! 貴様に与えるのは最大の恐怖と苦痛のみだ! 全身から汚い血を抜き取ってやる! ハァァッっ‼︎」
好戦的な女は嫌いじゃない。更に超加速したアルテの動きは魔眼でも速く見える。
閃光の名は伊達ではないらしい。それにしても、黒髪のダークエルフに閃光は似合わないな。
光の要素はゼロだ。俺が魔王なら『黒光』か『漆黒』を名乗らせる。
まあ、自虐的な二つ名なのかもしれない。だとしたら、この女はドMだな。
『くっころ』させるのが非常に困難な相手と言える。
「さて、そろそろ行こうか」
速さも実力も十分見させてもらった。
確かに速いがそれだけだ。拳も蹴りも軽く、短剣の斬撃は当たらなければ意味がない。
それに当たったとしても俺の身体を傷付ける事は不可能だ。
両足に力を意識すると、立ち止まって攻撃を受け続けるのをやめた。
本物の速さを教えてやる。
右方向からの左手の斬撃を、左手で手首を掴んで止めると、背後に回り込んで、右手で首根っこを掴み、
「がはぁ……‼︎」
大地に叩き付けた。
「終わりだ。『重力四肢拘束』」
「あがぁっ‼︎」
覚えた技が早くも大活躍だ。
大地にうつ伏せに倒れるアルテの両手足の先に、重力の枷を押し付けた。
これでご自慢の速さは封じた。さーて、次は俺が楽しむターンだ。
背中に乗ったまま身体をクルッと反転させて、尻の方に顔を向けると、小ぶりな尻を両手で揉んだ。
「はっ⁉︎ 何をする⁉︎」
「柔らかさはまあまあだな。中もダークエルフなのか確かめないとな♪」
「やめろぉー‼︎ この変態ッ‼︎」
泣こうが喚こうが俺の手は止まらない。
黒革のホットパンツを脱がして、中のほぼ三角紐の黒下着も脱がした。
俺の予想に反して、中には小さなダーク密林が広がっていた。
これは俺の男珍宝で密林を切り開き、奥に隠された秘宝をゲットしないとな。
「俺が変態だって? おいおい口の利き方がなってないな♪ お前は俺の玩具だ。優しく丁寧に扱うのも、乱暴に扱うのも俺の気分次第だ。お前の穴に雷と炎をブチ込んだら、どんな声で叫ぶか楽しみだ♪」
アルテに見せるように右手の指先に雷と炎を順番に纏わせた。
この女は魔王の女幹部だ。多少の拷問では悲鳴一つ上げ、
「くっ、さっさと殺せ‼︎」
「おひょ♪ いいの? いいんだね♪」
おやおや、待望の『くっころ』が来てしまった。
これは遠慮なく拷問してというお願いだ。やはりとんでもないドMで間違いない。
では、男珍宝探検隊の出動だ。ズボンを颯爽と脱ぎ捨てると、ダーク密林を切り開いた。
「ぐぅぅぅ!」
♦︎
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