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第32話 被害者三人組①
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「パンツ見てんじゃないわよ!」
「ごぉふっ!」
左側頭部にステラの右足が炸裂した。土下座している人間の顔を容赦なく蹴り抜くとは正気じゃない。いや、人間じゃない!
(いててて……この女、リアルで蹴りやがったな!)
普通に頭が痛い。土下座中、マリクに思い切り蹴られた感じで蹴られた事があるけど、やっぱりリアルで蹴られると痛い。
痛む左側頭部を左手押さえながら、右手と額を再び石畳にくっ付けて土下座を再開した。僕にも考えがある。右側頭部を蹴った瞬間、この女を野次馬達の前で公開処刑してやる。
「この変態がぁ! そんなに私のパンツが見たいわけ? ほら、言いなさいよ。パンツ見せてくださいって! それとも、その土下座はお願いしているって意味なのかしら? ねぇ、変態。どうなのよ!」
「「「酷えぇ……人間がする事じゃねぇ」」」
(ぐぐぐっ~~! 我慢しろ。所詮は一時的な痛みだ。こんな女は殴る価値さえないんだから)
グリグリ、グリグリと赤と黒の二色の革を組み合わされたお洒落なブーツで、ステラは僕の後頭部を踏み付け、罵り続ける。運が良かったな。後頭部はギリギリセーフだ。でも、右側頭部を蹴った瞬間に、お前の人生はジ・エンドだ。
屈辱と痛みにひたすら耐え続けた。まだ土下座を開始して、3分程度しか経っていないけど、残り27分我慢したら、この女の理不尽な怒りも収まるだろう。その時が僕の勝利だ。
「かはっ!」
突然、後頭部の上からステラの左足が離れた。ついに暴力女が誰かに取り押さえられたのかもしれない。周囲にステラ以外の複数の気配を感じる。でも、見たら駄目だ。土下座はキープしないといけない。僕は一方的に暴行された被害者なのだから。
「よぉー、ステラちゃん。元気してたか」
「痛ぁ~……はぁっ? あんた達、誰よ? いきなり女を殴るなんて馬鹿じゃないの!」
「おいおい、俺達の事を忘れたのかよ。散々、金とアイテムを貢がせておいて、そりぁーないだろ」
「そうそう、いきなり消えるからビックリしたよ。今はそういう清楚な感じなんだね。ステラちゃんなら、そういうのも可愛いと思うよ」
「チッ……邪魔しないでよ。先にあんた達からブッ殺すわよ」
「おお、怖い。でも、四対一で勝てると思ってんのか?」
何だ。警備隊じゃなくて、この女の被害者達か……話を聞く限りだと、あまり円満な別れ方じゃなかったようだ。一人目は親しげな口調だったけど、二人目は怒りや不満が発散されずに蓄積されたような感じがする。三人目は明らかにストーカーだな。好意と独占欲、支配欲が言葉の端々から漏れていた。残りの四人目は無言の傍観者か。
これだけの男を騙しているなら恨まれるのは自業自得だ。遅かれ早かれこういう結果になる。それにしても、この女の男のセンスというか、男運は最悪だな。ロクな男としか付き合ってないじゃないか。きっと騙しやすいダメ男を選んだんだろうけど、ダメ男が更に進化して、ストーカーになっているぞ。
「おい、兄さん。立てるか?」
「ああっ、はい。大丈夫です……」
親しげな口調のモコモコのファー付きジャケットを着た35歳ぐらいの渋い顔の男が、右手を伸ばして来て僕を助け起こした。灰色がかった茶色のサッパリした髪に、分厚い胸板……何故、この男を捨てたんだ? めちゃくちゃカッコいい大人の男じゃないか!
ステラの男を選ぶ基準は分からないけど、残りの二人も長身のワイルド系、金髪ボウズ頭。端正な顔立ちのミステリアス黒髪ミディアムヘアと、明らかにダメ男という見た目じゃない。ダメ男にされた人達だ!
この女と関わると金とアイテムを搾り尽くされてダメ男になるのか……恐ろしい女だ。
「ダラシねぇーなぁ! あんなクソ女に土下座なんかしてよ! お前も男なら拳骨打ちかましてやれよ!」
「フッフフ……まあ、ステラちゃんのパンツが見たい気持ちは分かりますよ。でも、動けなくなったステラちゃんを家に連れて帰って、看病するのは僕だけの仕事ですからね。フッフフ……」
大剣、槍、杖を持った三人がステラから僕を守るように前に立った。まるでお姫様になった感じだけど、待てよ。三人しかいない。もしかして、僕を含めて四対一なんじゃないのか。
「怖いだろうけど、兄さんもここで頑張らないと一生女の言いなりになるぞ。さあ、武器を取るんだ」
いや、どう考えても僕も含まれている。四人の男が一人の女を集団で暴行するなんて最悪の新聞記事だ。そんなものに参加したら人生終わりだ。しかも、一人は家に連れ帰って監禁しようとしているじゃないか。お前ら、この女にそこまでの犠牲を払って仕返しする価値はないぞ。
「いやいやいや! こんな事やめましょうよ! 暴力じゃ、なにも解決しませんよ。とりあえず武器は仕舞いましょうよ」
僕以外の四人に冷戦な判断能力は無い。ここは僕だけでも冷静に対処しないといけない。
「この腰抜け野朗!」
「おぶっ!」
金髪ボウズの槍使いが、左拳で腹を思い切り殴ってきた。あまりの衝撃に地面に両膝を付いて倒れ込んでしまった。仲間だと思っていたのは僕だけだったようだ。
「ごほっ、ごほっ…」
「見っともねぇなぁ! それでも男かよ。土下座はするし、戦わおうともしない。今やらねぇと一生後悔するぞ!」
咳き込む僕に向かって、金髪ボウズが感情を込めて怒鳴り散らす。まるで、過去の自分自身に言い聞かせているように……。
(駄目だ。この戦いは止められない)
僕と違って、この三人の男達は金だけなく、心まで奪われたんだ。そして、ボロ雑巾のように容赦なく捨てられた……全てを捧げたのに、手に入れたのは偽りの甘い思い出と復讐心だけか……。
戦うしか解決する手段がないのなら、戦うしかない。ゆっくりと立ち上がると、前に向かって歩き始めた。
「どういうつもり?」
ステラの左隣に立つと、武器を構えた三人の男達の方を見た。隣の女が嫌そうな顔をしながら僕に聞いてきたけど、助けるつもりはこれっぽっちもない。
「助けるつもりじゃないよ。お前を殴っていいのは僕だけだ。四対一だと僕の殴る分が減るだろう」
「……最低の理由ね」
「安心しろよ。お前よりは随分とマシだから」
助けると言っても、この女が素直に助けられる訳がない。逆に助けようとする僕に攻撃してくるはずだ。この女なら絶対にそうする。だとしたら、三人を倒した後に、一対一で決着をつけた方がまだマシだ。
(年齢的に上級はまずあり得ないと思う。三人とも中級レベルのはずだ)
正面に立つ三人のレベルはおそらくは僕よりも上だ。それは間違いない。
一体いつ頃からこの女が悪さを始めたのか知らないけど、米三昧のバイトが頻繁に変わり始めたのは三ヶ月ぐらい前からだ。この三人がステラのクエストを手伝って、レベル上げをしていたのなら、マリクと同程度か少し上ぐらいのレベルになる。
とりあえず、レベル14のステラを戦力として期待するのはやめておこう。近・中・遠と三人の攻撃距離がバラバラでやりにくいけど、まあ、何とかなるでしょう。
♢♦︎♢♦︎♢
「ごぉふっ!」
左側頭部にステラの右足が炸裂した。土下座している人間の顔を容赦なく蹴り抜くとは正気じゃない。いや、人間じゃない!
(いててて……この女、リアルで蹴りやがったな!)
普通に頭が痛い。土下座中、マリクに思い切り蹴られた感じで蹴られた事があるけど、やっぱりリアルで蹴られると痛い。
痛む左側頭部を左手押さえながら、右手と額を再び石畳にくっ付けて土下座を再開した。僕にも考えがある。右側頭部を蹴った瞬間、この女を野次馬達の前で公開処刑してやる。
「この変態がぁ! そんなに私のパンツが見たいわけ? ほら、言いなさいよ。パンツ見せてくださいって! それとも、その土下座はお願いしているって意味なのかしら? ねぇ、変態。どうなのよ!」
「「「酷えぇ……人間がする事じゃねぇ」」」
(ぐぐぐっ~~! 我慢しろ。所詮は一時的な痛みだ。こんな女は殴る価値さえないんだから)
グリグリ、グリグリと赤と黒の二色の革を組み合わされたお洒落なブーツで、ステラは僕の後頭部を踏み付け、罵り続ける。運が良かったな。後頭部はギリギリセーフだ。でも、右側頭部を蹴った瞬間に、お前の人生はジ・エンドだ。
屈辱と痛みにひたすら耐え続けた。まだ土下座を開始して、3分程度しか経っていないけど、残り27分我慢したら、この女の理不尽な怒りも収まるだろう。その時が僕の勝利だ。
「かはっ!」
突然、後頭部の上からステラの左足が離れた。ついに暴力女が誰かに取り押さえられたのかもしれない。周囲にステラ以外の複数の気配を感じる。でも、見たら駄目だ。土下座はキープしないといけない。僕は一方的に暴行された被害者なのだから。
「よぉー、ステラちゃん。元気してたか」
「痛ぁ~……はぁっ? あんた達、誰よ? いきなり女を殴るなんて馬鹿じゃないの!」
「おいおい、俺達の事を忘れたのかよ。散々、金とアイテムを貢がせておいて、そりぁーないだろ」
「そうそう、いきなり消えるからビックリしたよ。今はそういう清楚な感じなんだね。ステラちゃんなら、そういうのも可愛いと思うよ」
「チッ……邪魔しないでよ。先にあんた達からブッ殺すわよ」
「おお、怖い。でも、四対一で勝てると思ってんのか?」
何だ。警備隊じゃなくて、この女の被害者達か……話を聞く限りだと、あまり円満な別れ方じゃなかったようだ。一人目は親しげな口調だったけど、二人目は怒りや不満が発散されずに蓄積されたような感じがする。三人目は明らかにストーカーだな。好意と独占欲、支配欲が言葉の端々から漏れていた。残りの四人目は無言の傍観者か。
これだけの男を騙しているなら恨まれるのは自業自得だ。遅かれ早かれこういう結果になる。それにしても、この女の男のセンスというか、男運は最悪だな。ロクな男としか付き合ってないじゃないか。きっと騙しやすいダメ男を選んだんだろうけど、ダメ男が更に進化して、ストーカーになっているぞ。
「おい、兄さん。立てるか?」
「ああっ、はい。大丈夫です……」
親しげな口調のモコモコのファー付きジャケットを着た35歳ぐらいの渋い顔の男が、右手を伸ばして来て僕を助け起こした。灰色がかった茶色のサッパリした髪に、分厚い胸板……何故、この男を捨てたんだ? めちゃくちゃカッコいい大人の男じゃないか!
ステラの男を選ぶ基準は分からないけど、残りの二人も長身のワイルド系、金髪ボウズ頭。端正な顔立ちのミステリアス黒髪ミディアムヘアと、明らかにダメ男という見た目じゃない。ダメ男にされた人達だ!
この女と関わると金とアイテムを搾り尽くされてダメ男になるのか……恐ろしい女だ。
「ダラシねぇーなぁ! あんなクソ女に土下座なんかしてよ! お前も男なら拳骨打ちかましてやれよ!」
「フッフフ……まあ、ステラちゃんのパンツが見たい気持ちは分かりますよ。でも、動けなくなったステラちゃんを家に連れて帰って、看病するのは僕だけの仕事ですからね。フッフフ……」
大剣、槍、杖を持った三人がステラから僕を守るように前に立った。まるでお姫様になった感じだけど、待てよ。三人しかいない。もしかして、僕を含めて四対一なんじゃないのか。
「怖いだろうけど、兄さんもここで頑張らないと一生女の言いなりになるぞ。さあ、武器を取るんだ」
いや、どう考えても僕も含まれている。四人の男が一人の女を集団で暴行するなんて最悪の新聞記事だ。そんなものに参加したら人生終わりだ。しかも、一人は家に連れ帰って監禁しようとしているじゃないか。お前ら、この女にそこまでの犠牲を払って仕返しする価値はないぞ。
「いやいやいや! こんな事やめましょうよ! 暴力じゃ、なにも解決しませんよ。とりあえず武器は仕舞いましょうよ」
僕以外の四人に冷戦な判断能力は無い。ここは僕だけでも冷静に対処しないといけない。
「この腰抜け野朗!」
「おぶっ!」
金髪ボウズの槍使いが、左拳で腹を思い切り殴ってきた。あまりの衝撃に地面に両膝を付いて倒れ込んでしまった。仲間だと思っていたのは僕だけだったようだ。
「ごほっ、ごほっ…」
「見っともねぇなぁ! それでも男かよ。土下座はするし、戦わおうともしない。今やらねぇと一生後悔するぞ!」
咳き込む僕に向かって、金髪ボウズが感情を込めて怒鳴り散らす。まるで、過去の自分自身に言い聞かせているように……。
(駄目だ。この戦いは止められない)
僕と違って、この三人の男達は金だけなく、心まで奪われたんだ。そして、ボロ雑巾のように容赦なく捨てられた……全てを捧げたのに、手に入れたのは偽りの甘い思い出と復讐心だけか……。
戦うしか解決する手段がないのなら、戦うしかない。ゆっくりと立ち上がると、前に向かって歩き始めた。
「どういうつもり?」
ステラの左隣に立つと、武器を構えた三人の男達の方を見た。隣の女が嫌そうな顔をしながら僕に聞いてきたけど、助けるつもりはこれっぽっちもない。
「助けるつもりじゃないよ。お前を殴っていいのは僕だけだ。四対一だと僕の殴る分が減るだろう」
「……最低の理由ね」
「安心しろよ。お前よりは随分とマシだから」
助けると言っても、この女が素直に助けられる訳がない。逆に助けようとする僕に攻撃してくるはずだ。この女なら絶対にそうする。だとしたら、三人を倒した後に、一対一で決着をつけた方がまだマシだ。
(年齢的に上級はまずあり得ないと思う。三人とも中級レベルのはずだ)
正面に立つ三人のレベルはおそらくは僕よりも上だ。それは間違いない。
一体いつ頃からこの女が悪さを始めたのか知らないけど、米三昧のバイトが頻繁に変わり始めたのは三ヶ月ぐらい前からだ。この三人がステラのクエストを手伝って、レベル上げをしていたのなら、マリクと同程度か少し上ぐらいのレベルになる。
とりあえず、レベル14のステラを戦力として期待するのはやめておこう。近・中・遠と三人の攻撃距離がバラバラでやりにくいけど、まあ、何とかなるでしょう。
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