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16日目
第一牧場閉鎖
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「わぁ~♪ 今度は増えてます。キラキラ輝いて綺麗です」
地フライムを2匹捕獲して、カノンは岩山の第一牧場に戻って来た。
透明なガラス箱の中には、分裂して増えた小さな氷フライムと風フライムがいる。
八種類のフライムを集めたら、キラキラ輝いて綺麗そうだ。
「はい、新しいお友達ですよ。仲良くしてくださいね」
「兄弟、お前も捕まったフラか!」
「ああ、あの女は悪魔だフラ。このままだと殺されるのも時間の問題フラ」
「逃げるしかないフラ」
捕獲した地フライムを飼育ケースの中に投入した。
仲良くはしているが、このままだと反乱が起きるのも時間の問題だ。
「今後の為にも護符も合成しておきますか。七種類までなら大丈夫ですね」
カノンは氷と風フライムを合成する前に、安全対策に魔法攻撃を無効化する護符を合成した。
これで抵抗されても大丈夫になった。氷フライムと風フライムを指で摘んで、合成した。
【名前=氷風フライム 種族=変異フライム 損傷率=0%
レベル=15(必要経験値0/330) 進化レベル=30 HP=226/226 MP=57/57
力=28 体力=28 知性=17 精神=17 器用さ=17 素早さ=23】
「ここはどこフラ? 俺は誰フラ?」
「やったぁ! 大成功です!」
合成の結果、青緑色のフライムが誕生した。
予想通りの結果だが、新しい色のフライムが増えて、カノンは喜んでいる。
合成後のフライムは記憶喪失になっているから、パトラッシュに使うと大変だ。
「もう1匹作れば、このフライムも増えますね」
氷風フライムを飼育ケースに入れると、カノンはまた氷と風フライムを捕まえた。
合成して2匹の氷風フライムを作って、増えるか実験だ。
「これで良しです。残りは明日捕まえに行きましょう。うーん、でも、増えすぎると困ります……」
2匹目の氷風フライムを作ると、飼育ケースに放した。
これで今日の仕事は終わりみたいだが、カノンは考えている。
このまま放置すると、明日の朝には300匹ぐらいにフライムが増えそうだ。
想像してみたら、ちょっと気持ち悪かった。
「あ! こうしましょう!」
どうやら名案を思いついたようだ。
ドラゴンを飼育ケースに入るぐらいに縮小して、飼育ケースの中に入れた。
ついでにアイテムポーチと焼き肉を縮小して入れている。
「1種類6匹以上増えたら倒して、これに入れてください」
「カゲ⁉︎」
「面倒なら殺し合いさせてもいいですよ。頑張ってくださいね」
「カゲ‼︎」
カノンは簡単にお願いしているが、フライム達はドラゴンに敵意を向けている。
倒されるつもりはまったくない。逆に朝まで攻撃して倒すつもりだ。
「カゲッー‼︎ カゲッー‼︎」
ドラゴンが翼で飛んで、飼育ケースから逃げようとした。
でもその前に蓋が閉められた。
合成スキルで蓋と飼育ケースをくっ付けて、飼い主は完全密閉している。
もう誰も逃げられない。
「これで絶対に逃げられません。小さいから逃げられると大変です。安全対策はしっかりとですね」
カノンは飼育ケースを持ち上げると、飛行船の中に入れた。
今日で第一牧場は閉鎖だ。これからは飼育ケースの中が新第一牧場になる。
自宅に持ち帰って、金魚のように飼われてしまう。
ある意味幸せな人生の始まりだ。
地フライムを2匹捕獲して、カノンは岩山の第一牧場に戻って来た。
透明なガラス箱の中には、分裂して増えた小さな氷フライムと風フライムがいる。
八種類のフライムを集めたら、キラキラ輝いて綺麗そうだ。
「はい、新しいお友達ですよ。仲良くしてくださいね」
「兄弟、お前も捕まったフラか!」
「ああ、あの女は悪魔だフラ。このままだと殺されるのも時間の問題フラ」
「逃げるしかないフラ」
捕獲した地フライムを飼育ケースの中に投入した。
仲良くはしているが、このままだと反乱が起きるのも時間の問題だ。
「今後の為にも護符も合成しておきますか。七種類までなら大丈夫ですね」
カノンは氷と風フライムを合成する前に、安全対策に魔法攻撃を無効化する護符を合成した。
これで抵抗されても大丈夫になった。氷フライムと風フライムを指で摘んで、合成した。
【名前=氷風フライム 種族=変異フライム 損傷率=0%
レベル=15(必要経験値0/330) 進化レベル=30 HP=226/226 MP=57/57
力=28 体力=28 知性=17 精神=17 器用さ=17 素早さ=23】
「ここはどこフラ? 俺は誰フラ?」
「やったぁ! 大成功です!」
合成の結果、青緑色のフライムが誕生した。
予想通りの結果だが、新しい色のフライムが増えて、カノンは喜んでいる。
合成後のフライムは記憶喪失になっているから、パトラッシュに使うと大変だ。
「もう1匹作れば、このフライムも増えますね」
氷風フライムを飼育ケースに入れると、カノンはまた氷と風フライムを捕まえた。
合成して2匹の氷風フライムを作って、増えるか実験だ。
「これで良しです。残りは明日捕まえに行きましょう。うーん、でも、増えすぎると困ります……」
2匹目の氷風フライムを作ると、飼育ケースに放した。
これで今日の仕事は終わりみたいだが、カノンは考えている。
このまま放置すると、明日の朝には300匹ぐらいにフライムが増えそうだ。
想像してみたら、ちょっと気持ち悪かった。
「あ! こうしましょう!」
どうやら名案を思いついたようだ。
ドラゴンを飼育ケースに入るぐらいに縮小して、飼育ケースの中に入れた。
ついでにアイテムポーチと焼き肉を縮小して入れている。
「1種類6匹以上増えたら倒して、これに入れてください」
「カゲ⁉︎」
「面倒なら殺し合いさせてもいいですよ。頑張ってくださいね」
「カゲ‼︎」
カノンは簡単にお願いしているが、フライム達はドラゴンに敵意を向けている。
倒されるつもりはまったくない。逆に朝まで攻撃して倒すつもりだ。
「カゲッー‼︎ カゲッー‼︎」
ドラゴンが翼で飛んで、飼育ケースから逃げようとした。
でもその前に蓋が閉められた。
合成スキルで蓋と飼育ケースをくっ付けて、飼い主は完全密閉している。
もう誰も逃げられない。
「これで絶対に逃げられません。小さいから逃げられると大変です。安全対策はしっかりとですね」
カノンは飼育ケースを持ち上げると、飛行船の中に入れた。
今日で第一牧場は閉鎖だ。これからは飼育ケースの中が新第一牧場になる。
自宅に持ち帰って、金魚のように飼われてしまう。
ある意味幸せな人生の始まりだ。
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