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14日目
修業レベル100
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午前7時。カノンは起きると朝食を食べた。今日の朝食は伝説の実だ。
デカ犬や大トカゲと違って、人間の胃は70個を一度に食べる力はない。
「うぅぅ、もう食べたくないですぅ~!」
伝説の実を千切りにして、ドレッシングをかけて食べている。
健康には良さそうだが、一日三食3個だと駄目だ。
最低でも一日三食60個を目標に頑張らないといけない。
「もう駄目です! 続きはレベルを上げながら食べましょう!」
カノンは頑張って食べていたが、もう胃袋が限界のようだ。
氷フライムの収穫に出かけた。まずは飛行船のすぐ外にいる氷フライムだ。
経験値増加の指輪があるから、手に入る経験値は1.5倍になる。
「エイッ!」
「フラッー‼︎」
神風の刃杖を振り回して、巨大な風の刃で氷フライムを両断していく。
大量に集まった氷フライムの死体は解体で処理していく。
氷フライムは特に利用価値がない。
「はぁー、もう終わってしまいました。全然お腹空かないです」
第十二牧場の氷フライムを十数匹だけ残して収穫した。
カノンのレベルは44まで上がった。
頑張って伝説の実を食べている成果は出ている。
「ドラゴンも連れて行かないと駄目ですね」
トカゲの進化レベルはパトラッシュと同じ45だ。
これから牧場を回るのに、豪邸の中に隠れられたら困る。
パトラッシュに頼んで、飛行船の中に積み込んだ。
「レベル60ぐらいで勝てないでしょうか?」
カノンは第十一牧場に出発した。神樹の星はもう食べたくない。
でもそれは駄目だ。元が弱いから、いっぱいレベルを上げないと勝てない。
一つの牧場を収穫したら、頑張って神樹の星を2個だけ食べる。
第一牧場まで戻れば、24個も食べられる。
「さあ、進化させましょう」
「キュ~!」
第十一牧場の氷フライムをちょっと倒して、パトラッシュとトカゲがレベル45になった。
予定通りにトカゲを進化させると、やっぱり翼は生えずに大きくなった。
カノンはガッカリしているが、それが現実だ。
「はっ⁉︎ 白くなっているワン‼︎」
毛が少し白く、身体付きがシュッと細くなったパトラッシュは気にせずに収穫を再開した。
次の進化レベルは60だ。第十一、第十牧場を回って経験値を集めて進化させていく。
「この下等生物カゲがぁー‼︎」
「フラ~ッ‼︎」
薙ぎ払われた強靭な長い尻尾が、氷フライムを破壊していく。
ある程度身体が大きくなると、トカゲの外見と性格が少しずつ変わり始めた。
ドラゴンとして育てられたせいか、攻撃性と凶暴性が進化した。
「ふぅー。助かりましたぁ~」
午後3時。第一牧場までの収穫を終わらせた。レベルは91まで上がった。
6000匹以上の氷フライムを倒したが、収穫二週目が必要だ。
カノンは夜まで休憩することにした。
「レベル100以上があるなら、もう終わりですぅ~」
飛行船にベッドを置いて、ゴロゴロ転がって運動している。
少しでもお腹を減らす努力をしている。
「よし、食べましょう!」
最後のやる気を出して、カノンは神樹の星を食べ始めた。
収穫は白犬に変わってしまったパトラッシュと、トカゲに任せればいい。
頑張って70個目を食べ終わると、牧場回りを再開した。
【名前=パトラッシュ(オス) 種族=魔犬 損傷率=0%
レベル=100(最大レベル) 進化レベル=100 HP=19030/19030 MP=2017/2017
力=223 体力=223 知性=190 精神=190 器用さ=190 素早さ=152】
【名前=ドラゴン(メス) 種族=魔竜 損傷率=0%
レベル=100(最大レベル) 進化レベル=100 HP=13582/13582 MP=1633/1633
力=281 体力=281 知性=168 精神=168 器用さ=168 素早さ=135】
「やったぁ~♪ 終わりましたぁ~!」
レベル100以上は上がらないらしい。
カノンは収穫が終わって喜んでいるが、仕事はまだ終わっていない。
冒険者ギルドの酒場に行って、腕相撲で勝つまでが仕事だ。
「わぁー! やっと翼が生えました!」
カノンはパトラッシュとトカゲを進化させると、ついでに自分も進化させた。
翼の生えたトカゲと一緒に飛行船で競争しながら、カノンは街に向かった。
デカ犬や大トカゲと違って、人間の胃は70個を一度に食べる力はない。
「うぅぅ、もう食べたくないですぅ~!」
伝説の実を千切りにして、ドレッシングをかけて食べている。
健康には良さそうだが、一日三食3個だと駄目だ。
最低でも一日三食60個を目標に頑張らないといけない。
「もう駄目です! 続きはレベルを上げながら食べましょう!」
カノンは頑張って食べていたが、もう胃袋が限界のようだ。
氷フライムの収穫に出かけた。まずは飛行船のすぐ外にいる氷フライムだ。
経験値増加の指輪があるから、手に入る経験値は1.5倍になる。
「エイッ!」
「フラッー‼︎」
神風の刃杖を振り回して、巨大な風の刃で氷フライムを両断していく。
大量に集まった氷フライムの死体は解体で処理していく。
氷フライムは特に利用価値がない。
「はぁー、もう終わってしまいました。全然お腹空かないです」
第十二牧場の氷フライムを十数匹だけ残して収穫した。
カノンのレベルは44まで上がった。
頑張って伝説の実を食べている成果は出ている。
「ドラゴンも連れて行かないと駄目ですね」
トカゲの進化レベルはパトラッシュと同じ45だ。
これから牧場を回るのに、豪邸の中に隠れられたら困る。
パトラッシュに頼んで、飛行船の中に積み込んだ。
「レベル60ぐらいで勝てないでしょうか?」
カノンは第十一牧場に出発した。神樹の星はもう食べたくない。
でもそれは駄目だ。元が弱いから、いっぱいレベルを上げないと勝てない。
一つの牧場を収穫したら、頑張って神樹の星を2個だけ食べる。
第一牧場まで戻れば、24個も食べられる。
「さあ、進化させましょう」
「キュ~!」
第十一牧場の氷フライムをちょっと倒して、パトラッシュとトカゲがレベル45になった。
予定通りにトカゲを進化させると、やっぱり翼は生えずに大きくなった。
カノンはガッカリしているが、それが現実だ。
「はっ⁉︎ 白くなっているワン‼︎」
毛が少し白く、身体付きがシュッと細くなったパトラッシュは気にせずに収穫を再開した。
次の進化レベルは60だ。第十一、第十牧場を回って経験値を集めて進化させていく。
「この下等生物カゲがぁー‼︎」
「フラ~ッ‼︎」
薙ぎ払われた強靭な長い尻尾が、氷フライムを破壊していく。
ある程度身体が大きくなると、トカゲの外見と性格が少しずつ変わり始めた。
ドラゴンとして育てられたせいか、攻撃性と凶暴性が進化した。
「ふぅー。助かりましたぁ~」
午後3時。第一牧場までの収穫を終わらせた。レベルは91まで上がった。
6000匹以上の氷フライムを倒したが、収穫二週目が必要だ。
カノンは夜まで休憩することにした。
「レベル100以上があるなら、もう終わりですぅ~」
飛行船にベッドを置いて、ゴロゴロ転がって運動している。
少しでもお腹を減らす努力をしている。
「よし、食べましょう!」
最後のやる気を出して、カノンは神樹の星を食べ始めた。
収穫は白犬に変わってしまったパトラッシュと、トカゲに任せればいい。
頑張って70個目を食べ終わると、牧場回りを再開した。
【名前=パトラッシュ(オス) 種族=魔犬 損傷率=0%
レベル=100(最大レベル) 進化レベル=100 HP=19030/19030 MP=2017/2017
力=223 体力=223 知性=190 精神=190 器用さ=190 素早さ=152】
【名前=ドラゴン(メス) 種族=魔竜 損傷率=0%
レベル=100(最大レベル) 進化レベル=100 HP=13582/13582 MP=1633/1633
力=281 体力=281 知性=168 精神=168 器用さ=168 素早さ=135】
「やったぁ~♪ 終わりましたぁ~!」
レベル100以上は上がらないらしい。
カノンは収穫が終わって喜んでいるが、仕事はまだ終わっていない。
冒険者ギルドの酒場に行って、腕相撲で勝つまでが仕事だ。
「わぁー! やっと翼が生えました!」
カノンはパトラッシュとトカゲを進化させると、ついでに自分も進化させた。
翼の生えたトカゲと一緒に飛行船で競争しながら、カノンは街に向かった。
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