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第4章・パーティーメンバー編。
第47話・地下6階の翼竜。
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古代遺跡の地下1階で、女狩人のルナがキリキリと弓矢を引いています。
『バシュー、トォス!サァーーー。』
向かって来る狼の頭に、一本の木の矢が突き刺さりました。狼は灰になって消えてしまいました。エッサに渡されたジェネラルソード+4は使われずにアイテムボックスに収納されています。
「言うだけはあるべぇなぁ。でも、折角買った剣をわざわざ強化までしてやったんだから、せめて腰にぶら下げてるとかして欲しいんだな。」
エッサは新しいパーティーメンバーが見つかった時の為に、2本目のジェネラルソードを購入していました。
「余計なものを持っていると重心がズレるのよねぇ~。まあ、ありがたく使わせてもらうから固いこと言わずに仲良くしましょうよ。」
確かにオラの借りている部屋に大きなリュックは置いて来たけろが、使った矢はモンスターに当たっても、ハズレても消えるから勿体無いべぇ。
『ザァン!サァーーー。』とエッサも向かって来た、スケルトンファイターを剣の横振り一撃で倒しました。通常攻撃の方が使いやすく、エッサも好んで使っています。あえて剣技を使う必要があるとしたら、攻撃速度ぐらいです。
通常攻撃の剣を振る速度が1とすると、剣技は3以上は軽くあります。相手に反撃を許さない高速ラッシュ攻撃には剣技が必ず必要です。エッサもレベルが上がったので色々な剣技を使えるようになっていますが、この辺の雑魚モンスターには勿体無くて使えません。今日こそは地下6階の先を調べるつもりでした。
「へぇ~~、見かけよりも強いんだね。私の知っている同年代の男の子は、ほとんどが私よりも弱かったのに、さすがにお城の兵士は鍛え方が違うんだね。」
「何言ってるべぇか?オラはお城の兵士じゃないべぇ。ただの冒険者だべぇ。この遺跡の探索は王様の依頼でやっているだけなんだな。」
「そっか。そうなんだ。」
「うんだぁ。」
何故だか、オラが王様の家来になってしまっているだぁ。王都を出て行く時に、門番さんから変なバッジを胸につけられたのが原因だべぇ。このバッジで所属とか階級が一目で分かるようになるとか言ってたんだな。
エッサは二本の剣が交差されたバッジを、服の胸の辺りにつけています。王都の中や外、古代遺跡を探索する時も肌身離さずつけておくように門番さんに警告されました。ほとんど外すなと言われているようなものです。
「これじゃぁ、王様の奴隷と一緒だべぇ!」
「あら?でも、お城の兵士長クラスの権限を貰えたんだから、良いじゃない。船代はタダになるし、身分証の代わりにも使えるんだから意外と便利らしいわよ。」
本に載ってないアイテムの事なんか知らないべぇ。でも、身分証になるのなら、王都の貸家を借りる事が出来るべぇなぁ。いやいや、お金も結構貯まって来たから、一戸建てを購入しても良さそうだべぇ!
王都の一戸建ては安くて、100万Gです。高い物でも1000万Gぐらいなので、冒険者として頑張れば買えない値段ではありません。
「エッ~と、私は魔法を使いそうなリザードメイジを優先して弓矢で攻撃すればいいのよね?」
「そうだっぺぇ。オラが突っ込んで攻撃するから、後衛から援護してくれれば問題なく倒せるはずだべぇ。」
エッサの作戦はリザードメイジの魔法はルナの弓矢で妨害して、リザードメイジを守るリザードファイターやリザードナイトをエッサが速攻で倒すというものでした。
『ヒューン、トォス!』と木の矢がリザードメイジの胸に刺さりました。残念ながら一撃で倒す事は出来ません。リザードナイトは丸い盾でリザードメイジを守ろうとしますが、エッサの三連突きが容赦なく横から襲い掛かります。リザードナイトは倒されました。
「ひはぁ~~!3対2は流石にキツイわね。もう一人ぐらいは必要かもよ?」
「まだまだ余裕だべぇ。それに地下何階まであるのか分からないのに、一生面倒を見ないといけない奴隷なんか買えないべぇ。」
地下6階のボスモンスターは『ワイバーン』と呼ばれる竜系の緑の翼竜です。狩人の特技に『HP鑑定』があり、モンスターの残りHPを知る事が出来ます。攻撃する前に使う事でそのモンスターのHPを知る事が出来ます。
「HP3500だよ!2人でかかれば楽勝だね!」
エッサは飛ぶ斬撃『斬空波』で休まずに攻撃します。ルナは弓矢を大きな翼竜の身体に撃ち続けました。二人掛かりでたったの2分で倒してしまいました。
HPが3500だとすると、レベルは20を超えているべぇ。海洋洞窟のモンスターと同じぐらいの強さだべぇな。トリトンさんでも、このレベルのモンスター相手だと、3対1がやっとらしいから、地下7階からは最大人数の4人まで増やした方がいいべぇ。
『バシュー、トォス!サァーーー。』
向かって来る狼の頭に、一本の木の矢が突き刺さりました。狼は灰になって消えてしまいました。エッサに渡されたジェネラルソード+4は使われずにアイテムボックスに収納されています。
「言うだけはあるべぇなぁ。でも、折角買った剣をわざわざ強化までしてやったんだから、せめて腰にぶら下げてるとかして欲しいんだな。」
エッサは新しいパーティーメンバーが見つかった時の為に、2本目のジェネラルソードを購入していました。
「余計なものを持っていると重心がズレるのよねぇ~。まあ、ありがたく使わせてもらうから固いこと言わずに仲良くしましょうよ。」
確かにオラの借りている部屋に大きなリュックは置いて来たけろが、使った矢はモンスターに当たっても、ハズレても消えるから勿体無いべぇ。
『ザァン!サァーーー。』とエッサも向かって来た、スケルトンファイターを剣の横振り一撃で倒しました。通常攻撃の方が使いやすく、エッサも好んで使っています。あえて剣技を使う必要があるとしたら、攻撃速度ぐらいです。
通常攻撃の剣を振る速度が1とすると、剣技は3以上は軽くあります。相手に反撃を許さない高速ラッシュ攻撃には剣技が必ず必要です。エッサもレベルが上がったので色々な剣技を使えるようになっていますが、この辺の雑魚モンスターには勿体無くて使えません。今日こそは地下6階の先を調べるつもりでした。
「へぇ~~、見かけよりも強いんだね。私の知っている同年代の男の子は、ほとんどが私よりも弱かったのに、さすがにお城の兵士は鍛え方が違うんだね。」
「何言ってるべぇか?オラはお城の兵士じゃないべぇ。ただの冒険者だべぇ。この遺跡の探索は王様の依頼でやっているだけなんだな。」
「そっか。そうなんだ。」
「うんだぁ。」
何故だか、オラが王様の家来になってしまっているだぁ。王都を出て行く時に、門番さんから変なバッジを胸につけられたのが原因だべぇ。このバッジで所属とか階級が一目で分かるようになるとか言ってたんだな。
エッサは二本の剣が交差されたバッジを、服の胸の辺りにつけています。王都の中や外、古代遺跡を探索する時も肌身離さずつけておくように門番さんに警告されました。ほとんど外すなと言われているようなものです。
「これじゃぁ、王様の奴隷と一緒だべぇ!」
「あら?でも、お城の兵士長クラスの権限を貰えたんだから、良いじゃない。船代はタダになるし、身分証の代わりにも使えるんだから意外と便利らしいわよ。」
本に載ってないアイテムの事なんか知らないべぇ。でも、身分証になるのなら、王都の貸家を借りる事が出来るべぇなぁ。いやいや、お金も結構貯まって来たから、一戸建てを購入しても良さそうだべぇ!
王都の一戸建ては安くて、100万Gです。高い物でも1000万Gぐらいなので、冒険者として頑張れば買えない値段ではありません。
「エッ~と、私は魔法を使いそうなリザードメイジを優先して弓矢で攻撃すればいいのよね?」
「そうだっぺぇ。オラが突っ込んで攻撃するから、後衛から援護してくれれば問題なく倒せるはずだべぇ。」
エッサの作戦はリザードメイジの魔法はルナの弓矢で妨害して、リザードメイジを守るリザードファイターやリザードナイトをエッサが速攻で倒すというものでした。
『ヒューン、トォス!』と木の矢がリザードメイジの胸に刺さりました。残念ながら一撃で倒す事は出来ません。リザードナイトは丸い盾でリザードメイジを守ろうとしますが、エッサの三連突きが容赦なく横から襲い掛かります。リザードナイトは倒されました。
「ひはぁ~~!3対2は流石にキツイわね。もう一人ぐらいは必要かもよ?」
「まだまだ余裕だべぇ。それに地下何階まであるのか分からないのに、一生面倒を見ないといけない奴隷なんか買えないべぇ。」
地下6階のボスモンスターは『ワイバーン』と呼ばれる竜系の緑の翼竜です。狩人の特技に『HP鑑定』があり、モンスターの残りHPを知る事が出来ます。攻撃する前に使う事でそのモンスターのHPを知る事が出来ます。
「HP3500だよ!2人でかかれば楽勝だね!」
エッサは飛ぶ斬撃『斬空波』で休まずに攻撃します。ルナは弓矢を大きな翼竜の身体に撃ち続けました。二人掛かりでたったの2分で倒してしまいました。
HPが3500だとすると、レベルは20を超えているべぇ。海洋洞窟のモンスターと同じぐらいの強さだべぇな。トリトンさんでも、このレベルのモンスター相手だと、3対1がやっとらしいから、地下7階からは最大人数の4人まで増やした方がいいべぇ。
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