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第2章・王都入門編。
第15話・未来が記された本。
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「ふむふむ、ここに出現するスライムはスライムの上位種で、普通のスライムよりも強いんだな?何だか早口言葉を言ってる気分になるけど。とにかく、まずは、ここの宝箱から片手剣の『バスタードソード』と防具の『アイアンメイル』を手に入れるのが先だな!」
この森にはレベル22の強い人型モンスターがいるし、武器攻撃が効きにくい、姿を消す幽霊モンスターもいるし、不必要な宝箱は諦めて、最短ルートでお宝ゲットだな。
「本の通りなら、年中、霧が発生しているのに、全く違う?どういう事だぁ?この本の情報が間違っているのかぁ?」
『パァタン!』とエッサは勢いよく本を閉じました。大森林の地図は覚えました。危険なモンスターは姿が消せる幽霊系モンスター2種類、レベル22の人型モンスター1種類だけです。剣に兜に幸運のお守りも持っています。何とかなるでしょう。
ジィーーー、サァー、ダッダッ、ソロリ、ソロリと細心の注意を払って進んで行きます。姿を消せるモンスターがいるので、迂闊に走れません。
「おかしい?やっぱり霧が発生していない?それに本の通りに進んでも別の場所に飛ばされている感じがしねぇ?魔法の仕掛けが切られているのか?」
パラパラと本を開いて、大森林の情報を読み直します。見落としている箇所はないはずです。
この本には救世主様達の、冒険の旅の全てが載っているだぁ。そして、今は冒険の旅が始まる6年前だぁ。うんだぁ。つまりはこの本には6年後の未来の世界が書かれているだけで、現在の事はほとんど書かれていない事になる。うんだぁ。
「だどしたら、今のこの森は呪われる前の森という事になるんだなぁ。だったら、この森の仕掛けパズルを解けば『バスタードソード』よりも強い武器が手に入れられるな!それに出現するモンスターも幽霊系以外の2種類だけ。楽勝だな!」
パァタンとエッサは再び本を閉じると、安全な森を探索します。とりあえず、スライムを見つけても放置して、森の中に配置されているパズルを解いていきます。
パズルは、8枚の石板をスライドさせて一枚の絵を完成させるだけの簡単なものです。解き方の手順させ知っていれば、ものの数分で解く事が出来ます。もちろん、本にはパズルの解き方も載っていたので簡単でした。
「せっかく地図を覚えたのに、全然役に立たなかったな。でも、森が呪われる前で助かったけろ。呪われていたら、これが手に入らなかったからなぁ!」
5つの石板パズルを解き終わると、青色の宝箱が目の前に出現しました。パァカァと宝箱の蓋を開けると、中には剣の柄だけが見えていました。
エッサは柄を両手で握ると宝箱から引き出しました。エッサは片手剣『ファントムソード』を手に入れました。
「ふぅ~、腹が減っているのに、頭を使うもんじゃねぇなぁ~。スライムなんかと戦う元気なんか残ってねぇ。王都にさっさと行かねぇとな。」
片手剣『バスタードソード』はランク1の武器です。片手剣『ファントムソード』はランク2の武器です。基本的にランクが上がる程に武器や防具の性能は上昇していきます。
エッサは安全な大森林の宝箱から、必要な防具『アイアンメイル』やお金だけを回収すると、王都に通じる道を足早に進んで行きました。
この森にはレベル22の強い人型モンスターがいるし、武器攻撃が効きにくい、姿を消す幽霊モンスターもいるし、不必要な宝箱は諦めて、最短ルートでお宝ゲットだな。
「本の通りなら、年中、霧が発生しているのに、全く違う?どういう事だぁ?この本の情報が間違っているのかぁ?」
『パァタン!』とエッサは勢いよく本を閉じました。大森林の地図は覚えました。危険なモンスターは姿が消せる幽霊系モンスター2種類、レベル22の人型モンスター1種類だけです。剣に兜に幸運のお守りも持っています。何とかなるでしょう。
ジィーーー、サァー、ダッダッ、ソロリ、ソロリと細心の注意を払って進んで行きます。姿を消せるモンスターがいるので、迂闊に走れません。
「おかしい?やっぱり霧が発生していない?それに本の通りに進んでも別の場所に飛ばされている感じがしねぇ?魔法の仕掛けが切られているのか?」
パラパラと本を開いて、大森林の情報を読み直します。見落としている箇所はないはずです。
この本には救世主様達の、冒険の旅の全てが載っているだぁ。そして、今は冒険の旅が始まる6年前だぁ。うんだぁ。つまりはこの本には6年後の未来の世界が書かれているだけで、現在の事はほとんど書かれていない事になる。うんだぁ。
「だどしたら、今のこの森は呪われる前の森という事になるんだなぁ。だったら、この森の仕掛けパズルを解けば『バスタードソード』よりも強い武器が手に入れられるな!それに出現するモンスターも幽霊系以外の2種類だけ。楽勝だな!」
パァタンとエッサは再び本を閉じると、安全な森を探索します。とりあえず、スライムを見つけても放置して、森の中に配置されているパズルを解いていきます。
パズルは、8枚の石板をスライドさせて一枚の絵を完成させるだけの簡単なものです。解き方の手順させ知っていれば、ものの数分で解く事が出来ます。もちろん、本にはパズルの解き方も載っていたので簡単でした。
「せっかく地図を覚えたのに、全然役に立たなかったな。でも、森が呪われる前で助かったけろ。呪われていたら、これが手に入らなかったからなぁ!」
5つの石板パズルを解き終わると、青色の宝箱が目の前に出現しました。パァカァと宝箱の蓋を開けると、中には剣の柄だけが見えていました。
エッサは柄を両手で握ると宝箱から引き出しました。エッサは片手剣『ファントムソード』を手に入れました。
「ふぅ~、腹が減っているのに、頭を使うもんじゃねぇなぁ~。スライムなんかと戦う元気なんか残ってねぇ。王都にさっさと行かねぇとな。」
片手剣『バスタードソード』はランク1の武器です。片手剣『ファントムソード』はランク2の武器です。基本的にランクが上がる程に武器や防具の性能は上昇していきます。
エッサは安全な大森林の宝箱から、必要な防具『アイアンメイル』やお金だけを回収すると、王都に通じる道を足早に進んで行きました。
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