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第十六話
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「あ~ん、あ~ん♡」
変態執事再登場だ。まるで野良猫ですね。
四つん這いにした魔女を後ろから激しく教育する。
わたくしめの息子の厳しい指導に魔女がいやらしい声で鳴いている。
この反応は普段から男三人にされていないと出来ませんね。
とんだビッチ魔女を捕まえてしまったようです。
「はぁはぁ! 喜びやがって、どっちが変態だ。このド変態が!」
「あ~ん♡」
雷息子突き!だ。ビクビク魔女が身体を痙攣させて反応している。
こうなったらもう許して!と懇願するまで教育してあげます。
わたくしめがビッチから立派な淑女に再教育でございます。
ふぅー、とたっぷりと魔女で楽しむと、容赦なく殺して持ち物に加えた。
もう少しこの辺を彷徨いて、出てきた盗賊団の魔女だけ捕獲しておこう。
男達はその辺に放置でもいいが、死体を残しておくと盗賊団が警戒しそうだ。
要らないけど持ち物に加えておく。ゴミを放置するのは執事のする事じゃないからな。
やっぱり現れた盗賊団をどんどん倒していく。
魔女の容姿はパンティ以外はそっくりだ。
双子、三つ子、四つ子、五つ子と集まっていく。
流石に五つ子で充分だ。20人も40人も要らない。身体が持たない。
五つ子魔女を持ち物に加えて、大満足で村に帰還した。
このまま風呂に入ってベッドで休んでもいいが、息子をしっかりと休ませて魔女風呂を楽しみたい。
五つ子ビッチ魔女に汚れた身体をたっぷりと綺麗にしてもらう。
「なぬぅ⁉︎」
おいおい、息子よ。さっき頑張ったばかりだろ?今は元気になる時じゃないぞ。
魔女風呂を想像してムクムク元気になる息子を右手で宥めて落ち着かせた。
「やれやれ」
さて、レベル上げだ。手足を縛った村人8人を持ち物から取り出して、横一列に並べた。
爺さん、おじさん、息子と左に進むにつれて若くなる。
俺は残虐非道な剣士だが、女子供には手を出さない優しい一面もある。
殺すのは男達だけと決めている。
「「「うぎゃああああ!」」」
ズバァズバァ!刀を箒のように振り抜いて、地面のゴミを一文字に切り刻んでいく。
たったの一掃除で経験値1600も獲得できる凄技だ。
地道にスライムを倒す時代は終わりだ。
殺しては蘇生薬で生き返らせ、また殺しては生き返らせる。
目標はレベル60だ。ヒロインのレベルが30なので、2倍もあれば充分だろう。
パンティロープ無しでたっぷり可愛がってやる。
「佐藤様、聞こえますか?」
数日後。ハーレム村で楽しい日々を過ごしていると、社長から連絡が来た。
以前と同じで声だけだ。多分、手術が決まったのだろう。
「はい、聞こえます。何ですか?」
とりあえず返事してみた。
「遅くなりましたが、手術の準備が整いました。これから手術を開始します。次に目が覚めた時は現実に戻っているはずです」
「えっ? もうですか……」
予想通りだった。少しどころか、かなり残念だ。
魔女メイド5人との快適生活が終わってしまう。
これからは社畜として、俺が係長様の執事をやらなければならない。
あんな体育会系のオヤジの執事なんて、マジ最悪だ。
女に、それも美女に生まれ変わって出直してきて欲しい。
「……佐藤様、何か不都合でもありますか?」
「いえ、何でもないです。やっちゃってください」
どんなに嫌でも辛くても、いつかは現実世界に戻らないといけない。
苦渋の決断だが、ヒロイン、村娘、魔女メイドとはお別れだ。
「かしこまりました。手術中は意識がないと思いますが、次に意識を取り戻した時には手術から数日が経っていると思われます。激しい運動や労働をすると、お身体に異常が現れる可能性もあるので、しばらくは絶対安静にお過ごしください」
「そうですか……それは仕方ないですね」
イェーイ♪これで堂々と会社を休める。
流石は社長だ。報酬の100万円で風俗で気持ち良い運動しようかな♡
ブッ…………
「うわぁー! 暗ッ⁉︎ 何処だここは⁉︎」
何も見えない。真っ暗闇だ——って!
VRゴーグルが顔に着いていた。急いで外すと俺の部屋のベッドに寝転んでいた。
「……えっ? えっ? 夢っ?」
何が何やらさっぱり分からない。夢だとしても超リアルな夢だった。
確かにゲーム世界に閉じ込められて、めちゃくちゃエロい事をしまくった。
記憶にハッキリ残っている。
「え~あれ夢なの? マジかよ」
信じられない。夢だとしたら報酬100万貰えない。
気分最悪のガックリ状態でスマホを探してみた。
今何時か知りたい。会社に行くまで残り何時間だ?
「……はぁ? えっ?」
ヤバイ。テーブルの上に置いてあったスマホの時刻を見た。
午前10時を回っていた。大遅刻だ。
でも、俺が驚いているのはそこじゃない。日付だ。
VRパンチラから二週間も経っている。流石に寝過ぎのレベルを超えている。
「えっ! 夢じゃないの!」
夢から現実に、現実から夢に戻った気分だ。もう何が何やら分からない。
慌てて浴室の鏡に向かった。髭は伸びていない。頭を確認したが、手術した後のハゲがない。
「ええーッ⁉︎ ええーッ⁉︎」
もう駄目だ。頭がパニックだ。
二週間経っているのに、今さっき起きたばかりの状態だ。
どう見ても1~2時間寝落ちしていただけだ。
「えっ……やっぱり夢なのか……」
いやいや、そんなのあり得ない。
スマホが壊れているのか、俺が覚えている日付が違うだけだ。
とりあえず会社に遅刻の連絡だ。
「すみません、佐藤です。寝坊してしまいました——」
「何が寝坊だ! やっと連絡してきたと思ったら、寝坊だと! そんなに寝たけりゃ、もう会社に来るな! お前はクビだ!」
ガシャン。うおおッ!生理中か?
電話に出た係長がブチ切れていた。
スマホには不在着信も留守電もメールも残っていない。
係長ならブチ切れる前に一回ぐらいは俺に連絡して起こせよ。
「ああッー!」
マジ最悪だ。これだから現実に戻りたくなかった。ゲームの中の方が幸せだった。
夢なら永遠に覚めない夢が良かった……って!
「だから二週間も寝れねって!」
絶対に夢じゃない。夢であるはずがない。
確かめる方法は一つしかない。俺の銀行口座に100万円振り込まれていたら夢じゃない。
100万無かったら、ジョブチェンジだ。今度こそ良い会社と女上司(痴女)の下で働いてやる。
変態執事再登場だ。まるで野良猫ですね。
四つん這いにした魔女を後ろから激しく教育する。
わたくしめの息子の厳しい指導に魔女がいやらしい声で鳴いている。
この反応は普段から男三人にされていないと出来ませんね。
とんだビッチ魔女を捕まえてしまったようです。
「はぁはぁ! 喜びやがって、どっちが変態だ。このド変態が!」
「あ~ん♡」
雷息子突き!だ。ビクビク魔女が身体を痙攣させて反応している。
こうなったらもう許して!と懇願するまで教育してあげます。
わたくしめがビッチから立派な淑女に再教育でございます。
ふぅー、とたっぷりと魔女で楽しむと、容赦なく殺して持ち物に加えた。
もう少しこの辺を彷徨いて、出てきた盗賊団の魔女だけ捕獲しておこう。
男達はその辺に放置でもいいが、死体を残しておくと盗賊団が警戒しそうだ。
要らないけど持ち物に加えておく。ゴミを放置するのは執事のする事じゃないからな。
やっぱり現れた盗賊団をどんどん倒していく。
魔女の容姿はパンティ以外はそっくりだ。
双子、三つ子、四つ子、五つ子と集まっていく。
流石に五つ子で充分だ。20人も40人も要らない。身体が持たない。
五つ子魔女を持ち物に加えて、大満足で村に帰還した。
このまま風呂に入ってベッドで休んでもいいが、息子をしっかりと休ませて魔女風呂を楽しみたい。
五つ子ビッチ魔女に汚れた身体をたっぷりと綺麗にしてもらう。
「なぬぅ⁉︎」
おいおい、息子よ。さっき頑張ったばかりだろ?今は元気になる時じゃないぞ。
魔女風呂を想像してムクムク元気になる息子を右手で宥めて落ち着かせた。
「やれやれ」
さて、レベル上げだ。手足を縛った村人8人を持ち物から取り出して、横一列に並べた。
爺さん、おじさん、息子と左に進むにつれて若くなる。
俺は残虐非道な剣士だが、女子供には手を出さない優しい一面もある。
殺すのは男達だけと決めている。
「「「うぎゃああああ!」」」
ズバァズバァ!刀を箒のように振り抜いて、地面のゴミを一文字に切り刻んでいく。
たったの一掃除で経験値1600も獲得できる凄技だ。
地道にスライムを倒す時代は終わりだ。
殺しては蘇生薬で生き返らせ、また殺しては生き返らせる。
目標はレベル60だ。ヒロインのレベルが30なので、2倍もあれば充分だろう。
パンティロープ無しでたっぷり可愛がってやる。
「佐藤様、聞こえますか?」
数日後。ハーレム村で楽しい日々を過ごしていると、社長から連絡が来た。
以前と同じで声だけだ。多分、手術が決まったのだろう。
「はい、聞こえます。何ですか?」
とりあえず返事してみた。
「遅くなりましたが、手術の準備が整いました。これから手術を開始します。次に目が覚めた時は現実に戻っているはずです」
「えっ? もうですか……」
予想通りだった。少しどころか、かなり残念だ。
魔女メイド5人との快適生活が終わってしまう。
これからは社畜として、俺が係長様の執事をやらなければならない。
あんな体育会系のオヤジの執事なんて、マジ最悪だ。
女に、それも美女に生まれ変わって出直してきて欲しい。
「……佐藤様、何か不都合でもありますか?」
「いえ、何でもないです。やっちゃってください」
どんなに嫌でも辛くても、いつかは現実世界に戻らないといけない。
苦渋の決断だが、ヒロイン、村娘、魔女メイドとはお別れだ。
「かしこまりました。手術中は意識がないと思いますが、次に意識を取り戻した時には手術から数日が経っていると思われます。激しい運動や労働をすると、お身体に異常が現れる可能性もあるので、しばらくは絶対安静にお過ごしください」
「そうですか……それは仕方ないですね」
イェーイ♪これで堂々と会社を休める。
流石は社長だ。報酬の100万円で風俗で気持ち良い運動しようかな♡
ブッ…………
「うわぁー! 暗ッ⁉︎ 何処だここは⁉︎」
何も見えない。真っ暗闇だ——って!
VRゴーグルが顔に着いていた。急いで外すと俺の部屋のベッドに寝転んでいた。
「……えっ? えっ? 夢っ?」
何が何やらさっぱり分からない。夢だとしても超リアルな夢だった。
確かにゲーム世界に閉じ込められて、めちゃくちゃエロい事をしまくった。
記憶にハッキリ残っている。
「え~あれ夢なの? マジかよ」
信じられない。夢だとしたら報酬100万貰えない。
気分最悪のガックリ状態でスマホを探してみた。
今何時か知りたい。会社に行くまで残り何時間だ?
「……はぁ? えっ?」
ヤバイ。テーブルの上に置いてあったスマホの時刻を見た。
午前10時を回っていた。大遅刻だ。
でも、俺が驚いているのはそこじゃない。日付だ。
VRパンチラから二週間も経っている。流石に寝過ぎのレベルを超えている。
「えっ! 夢じゃないの!」
夢から現実に、現実から夢に戻った気分だ。もう何が何やら分からない。
慌てて浴室の鏡に向かった。髭は伸びていない。頭を確認したが、手術した後のハゲがない。
「ええーッ⁉︎ ええーッ⁉︎」
もう駄目だ。頭がパニックだ。
二週間経っているのに、今さっき起きたばかりの状態だ。
どう見ても1~2時間寝落ちしていただけだ。
「えっ……やっぱり夢なのか……」
いやいや、そんなのあり得ない。
スマホが壊れているのか、俺が覚えている日付が違うだけだ。
とりあえず会社に遅刻の連絡だ。
「すみません、佐藤です。寝坊してしまいました——」
「何が寝坊だ! やっと連絡してきたと思ったら、寝坊だと! そんなに寝たけりゃ、もう会社に来るな! お前はクビだ!」
ガシャン。うおおッ!生理中か?
電話に出た係長がブチ切れていた。
スマホには不在着信も留守電もメールも残っていない。
係長ならブチ切れる前に一回ぐらいは俺に連絡して起こせよ。
「ああッー!」
マジ最悪だ。これだから現実に戻りたくなかった。ゲームの中の方が幸せだった。
夢なら永遠に覚めない夢が良かった……って!
「だから二週間も寝れねって!」
絶対に夢じゃない。夢であるはずがない。
確かめる方法は一つしかない。俺の銀行口座に100万円振り込まれていたら夢じゃない。
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