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第八話
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「ひぎいいい!」
おお、おお!とコイツは凄い。
息子の突入に悲鳴を上げた村娘の中は気持ちが良い。
量産型の生成AIで作られた美しい顔と身体なのに、中身は危険ドラッグだ。
幸福感と快感の数値がマックス設定だ。限界まで高められた感情がオーバーキルしている。
俺の腰ちゃんが産まれたての子鹿のようにガクガクしっ放しだ。
限界まで我慢していた小便をやっとトイレに開放した時のような快感が、俺の息子をずっと襲っている。
これはもう本物の女子とヤッているようなものだ。
ヤッた事はないけど間違いない。これが本物のセックスで間違いない。
「…………」
ハヒィー、ハヒィー!と4回戦も頑張ってしまった。
村娘の方は途中で気絶してしまった。
もしかすると俺は凄いテクニックの持ち主なのかもしれない。
自分の隠れた才能が恐ろしい。もっと早く知っていれば、ヤリ男になっていた。
よし、森の中にある湖に入って、熱った身体を整えてからロードしよう。
近くにベンチがあるから、きっとこういう時の為に使う用だ。
騒がれないように村娘にしっかりと剣でトドメを刺すと、経験値とお金が再び手に入った。
経験値は150、お金は400ゴールドとかなり多い。
経験値はスライムの15倍もある。
何度も倒して生き返らせれば、楽にレベル上げが出来る。
だが、それをやると確実に村娘一人に嫌われる。用が済んだ後に殺したら、村人全員に恨まれる。
特に主人公とヒロインの二人に命を狙われたら確実に死ぬ。レベル9じゃ勝てる気がしない。
最低でもレベル30ぐらいは欲しい。いや、45だ。それぐらいないと安心出来ない。
「……ん、待てよ? 嫌われてもいいんじゃないのか?」
もしかすると、とんでもない裏技を思い付いてしまったかもしれない。
村娘を倒しまくって、レベルを30以上まで上げる。
蘇生薬が無限に手に入るなら、無限に倒して生き返らせる事が出来る。
でも、一つ心配がある。獲得経験値とお金が変化しないかだ。
何度も倒したら、獲得ゴールドが0になるのなら使えない裏技になる。
試すなら明日からにしたいけど、村娘が突然一人消えるのは事件だ。
特に人口20人以下の村なら、人が一人消えれば大事件になる。
……よし、だったらやはり武術道場だ。
鑑定アイテムを買うついでに、道場の人間を殺しまくろう。
攻略本の通りなら村から離れているし、道場にはスキンヘッドの男達しかない。
殺して生き返らせまくって嫌われても、全然平気だ。
たっぷりレベルが上がったら、遠慮なくセーブしよう。
「あっ……」
でも、獲得経験値とお金がショボいかもしれない。
それだと倒しまくる事が出来ない。ショボい場合は村娘でレベル上げだ。
いや、村娘じゃなくて、村爺さんや村オヤジでレベル上げだ。
男達に俺の経験値ATMになってもらう。
充分にレベルが上がって主人公とヒロインを倒せるようになれば、ハーレム村の完成だ。
快適な性生活を送りながら、ログアウト出来るまで楽しんでやる。
ロードを済ませると夕方に戻った。
寝る場所は畑の作業小屋で我慢するしかない。
武術道場は村の南西に進んだ先にある。
地図を見た感じ、作業小屋から村までの距離の20~25倍ぐらいある。
まずは作業小屋から村までどのぐらいかかるか測定だ。
それで何時間ぐらいで武術道場に着けるか計算できる。
道具屋が閉店する前に明日の朝飯と昼飯を購入した。
夜飯は武術道場に肉と野菜が売っているから、焼き肉にするとしよう。
村から出ると作業小屋に向かった。
「寒っ! 寒っ!」
小屋の中に入ると木床に寝転んだ。
けれども、こんなの外で寝ているのと同じだ。
村娘の人肌の温もりを思い出して我慢するしかない。
……ほぼ眠れなかった。現実世界で日々、快適な生活を送った所為だ。
早くまともな生活を送れるように頑張らないといけない。
とにかく家だ。それとメイドだ。愛人も欲しい。妻は要らない。責任は取りたくない。
作業小屋から出ると村でセーブして、冷えて固まった身体を準備運動で解して出発した。
武術道場への道はキチンと整備されているから、道を進んでいけば普通に到着するはずだ。
「……まあ、こうなるか」
普通の道にモンスターは現れない。ゲームなら現れる。
しかも現れたのは人型盗賊団だ。戦士、魔法使い、弓使い、盗賊だ。
魔法使いだけが女なので、出来れば生け捕りしたい。
「おい、兄ちゃん。死にたくなかったら有り金全部置いていきな」
「それと装備と服もだ。命も置いていきたいなら掛かって来な」
恐喝されるのは初めてだ。
短剣を持った腹面をした盗賊、頬に切り傷がある剣を持った戦士が脅してきた。
その二人の後ろで弓を構えた弓使い、三角帽子を被った若い魔女が杖を向けている。
「ひぃぃぃ、た、た、た、助けてくだしゃい!」
せっかくの機会なので言う通りにしてみた。
ガタガタ震えながら金を出して服を脱いで、魔女の前に息子を披露した。
「フッ」
ガァーン!笑われた。自慢の息子が馬鹿にされた。
コイツの恐ろしさを絶対に教えてやる。
「金はあるのに、装備はゴミだな。まあ、そんな息子持っているなら仕方ねえか。よーし、撤収するぞ」
全てを奪われてしまった。俺の作業着と剣と木盾を抱えた戦士が仲間に撤収命令を出した。
ここは大人しくして攻略本で情報収集だ。倒せない相手に喧嘩を売る程馬鹿じゃない。
なるほど。レベル7~9か。
メニュー画面の持ち物までは取られなかった。攻略本にしっかり載っていた。
レベル9の魔女が一番強くて、レベル7の盗賊が一番弱いみたいだ。
戦士と盗賊はレベル8で、しかも弓使いと魔女が鑑定アイテムを落とすらしい。
これなら武術道場まで行く必要がない。
一個でも手に入ったら、ロードで村人全員を調べられる。
これに気づいていたら、モンスターに使った後にセーブするなんて失敗を犯さずに済んだ。
さて、このまま追いかけて倒したいけど、四対一だ。
絶対に負ける自信がある。勝つには一対一しかないけど、それも無理だ。
ああいう奴らは常に団体行動すると決まっている。
そうと決まったら、まずはロードだ。
村に戻ってレベルを勝てそうになるまで上げる。
武術道場に着く前に、あの盗賊団と絶対に戦わないといけないなら倒すしかない。
あれはフィールドに何度でも現れるモブモンスターだ。
一回倒すだけじゃ意味がない。何度でも倒せる実力を身に付けるしかない。
おお、おお!とコイツは凄い。
息子の突入に悲鳴を上げた村娘の中は気持ちが良い。
量産型の生成AIで作られた美しい顔と身体なのに、中身は危険ドラッグだ。
幸福感と快感の数値がマックス設定だ。限界まで高められた感情がオーバーキルしている。
俺の腰ちゃんが産まれたての子鹿のようにガクガクしっ放しだ。
限界まで我慢していた小便をやっとトイレに開放した時のような快感が、俺の息子をずっと襲っている。
これはもう本物の女子とヤッているようなものだ。
ヤッた事はないけど間違いない。これが本物のセックスで間違いない。
「…………」
ハヒィー、ハヒィー!と4回戦も頑張ってしまった。
村娘の方は途中で気絶してしまった。
もしかすると俺は凄いテクニックの持ち主なのかもしれない。
自分の隠れた才能が恐ろしい。もっと早く知っていれば、ヤリ男になっていた。
よし、森の中にある湖に入って、熱った身体を整えてからロードしよう。
近くにベンチがあるから、きっとこういう時の為に使う用だ。
騒がれないように村娘にしっかりと剣でトドメを刺すと、経験値とお金が再び手に入った。
経験値は150、お金は400ゴールドとかなり多い。
経験値はスライムの15倍もある。
何度も倒して生き返らせれば、楽にレベル上げが出来る。
だが、それをやると確実に村娘一人に嫌われる。用が済んだ後に殺したら、村人全員に恨まれる。
特に主人公とヒロインの二人に命を狙われたら確実に死ぬ。レベル9じゃ勝てる気がしない。
最低でもレベル30ぐらいは欲しい。いや、45だ。それぐらいないと安心出来ない。
「……ん、待てよ? 嫌われてもいいんじゃないのか?」
もしかすると、とんでもない裏技を思い付いてしまったかもしれない。
村娘を倒しまくって、レベルを30以上まで上げる。
蘇生薬が無限に手に入るなら、無限に倒して生き返らせる事が出来る。
でも、一つ心配がある。獲得経験値とお金が変化しないかだ。
何度も倒したら、獲得ゴールドが0になるのなら使えない裏技になる。
試すなら明日からにしたいけど、村娘が突然一人消えるのは事件だ。
特に人口20人以下の村なら、人が一人消えれば大事件になる。
……よし、だったらやはり武術道場だ。
鑑定アイテムを買うついでに、道場の人間を殺しまくろう。
攻略本の通りなら村から離れているし、道場にはスキンヘッドの男達しかない。
殺して生き返らせまくって嫌われても、全然平気だ。
たっぷりレベルが上がったら、遠慮なくセーブしよう。
「あっ……」
でも、獲得経験値とお金がショボいかもしれない。
それだと倒しまくる事が出来ない。ショボい場合は村娘でレベル上げだ。
いや、村娘じゃなくて、村爺さんや村オヤジでレベル上げだ。
男達に俺の経験値ATMになってもらう。
充分にレベルが上がって主人公とヒロインを倒せるようになれば、ハーレム村の完成だ。
快適な性生活を送りながら、ログアウト出来るまで楽しんでやる。
ロードを済ませると夕方に戻った。
寝る場所は畑の作業小屋で我慢するしかない。
武術道場は村の南西に進んだ先にある。
地図を見た感じ、作業小屋から村までの距離の20~25倍ぐらいある。
まずは作業小屋から村までどのぐらいかかるか測定だ。
それで何時間ぐらいで武術道場に着けるか計算できる。
道具屋が閉店する前に明日の朝飯と昼飯を購入した。
夜飯は武術道場に肉と野菜が売っているから、焼き肉にするとしよう。
村から出ると作業小屋に向かった。
「寒っ! 寒っ!」
小屋の中に入ると木床に寝転んだ。
けれども、こんなの外で寝ているのと同じだ。
村娘の人肌の温もりを思い出して我慢するしかない。
……ほぼ眠れなかった。現実世界で日々、快適な生活を送った所為だ。
早くまともな生活を送れるように頑張らないといけない。
とにかく家だ。それとメイドだ。愛人も欲しい。妻は要らない。責任は取りたくない。
作業小屋から出ると村でセーブして、冷えて固まった身体を準備運動で解して出発した。
武術道場への道はキチンと整備されているから、道を進んでいけば普通に到着するはずだ。
「……まあ、こうなるか」
普通の道にモンスターは現れない。ゲームなら現れる。
しかも現れたのは人型盗賊団だ。戦士、魔法使い、弓使い、盗賊だ。
魔法使いだけが女なので、出来れば生け捕りしたい。
「おい、兄ちゃん。死にたくなかったら有り金全部置いていきな」
「それと装備と服もだ。命も置いていきたいなら掛かって来な」
恐喝されるのは初めてだ。
短剣を持った腹面をした盗賊、頬に切り傷がある剣を持った戦士が脅してきた。
その二人の後ろで弓を構えた弓使い、三角帽子を被った若い魔女が杖を向けている。
「ひぃぃぃ、た、た、た、助けてくだしゃい!」
せっかくの機会なので言う通りにしてみた。
ガタガタ震えながら金を出して服を脱いで、魔女の前に息子を披露した。
「フッ」
ガァーン!笑われた。自慢の息子が馬鹿にされた。
コイツの恐ろしさを絶対に教えてやる。
「金はあるのに、装備はゴミだな。まあ、そんな息子持っているなら仕方ねえか。よーし、撤収するぞ」
全てを奪われてしまった。俺の作業着と剣と木盾を抱えた戦士が仲間に撤収命令を出した。
ここは大人しくして攻略本で情報収集だ。倒せない相手に喧嘩を売る程馬鹿じゃない。
なるほど。レベル7~9か。
メニュー画面の持ち物までは取られなかった。攻略本にしっかり載っていた。
レベル9の魔女が一番強くて、レベル7の盗賊が一番弱いみたいだ。
戦士と盗賊はレベル8で、しかも弓使いと魔女が鑑定アイテムを落とすらしい。
これなら武術道場まで行く必要がない。
一個でも手に入ったら、ロードで村人全員を調べられる。
これに気づいていたら、モンスターに使った後にセーブするなんて失敗を犯さずに済んだ。
さて、このまま追いかけて倒したいけど、四対一だ。
絶対に負ける自信がある。勝つには一対一しかないけど、それも無理だ。
ああいう奴らは常に団体行動すると決まっている。
そうと決まったら、まずはロードだ。
村に戻ってレベルを勝てそうになるまで上げる。
武術道場に着く前に、あの盗賊団と絶対に戦わないといけないなら倒すしかない。
あれはフィールドに何度でも現れるモブモンスターだ。
一回倒すだけじゃ意味がない。何度でも倒せる実力を身に付けるしかない。
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