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最終章 旅立ち編
第31話 (薫パート)
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私達3人は喧嘩しながらも、今日泊まる事になる旅館に到着する事が出来ました。夕食・朝食が付いて、1泊3万円という少し高めの料金でしたが、不満はまったくありません。
この旅館の目玉は夕食の美味しい海鮮料理でもなければ、地平線に沈む綺麗な夕陽でもありません。それは客室に備えられた天然温泉の露天風呂です。
「はぁぁぁ~~~、良い湯だね」
「はい。私も海で泳ぐよりも温泉に入っている方が良さそうです」
明日香と七瀬さんは海で泳ぐよりもお風呂の方が好きなようです。考えてみたら、明日香は水泳部の部活で毎日のように泳いでいるので、旅行先でも泳ぎたいとは思わないはずです。
(ゴクリ‼︎ この向こうには裸の2人がいるのか…)
時折り、話し声以外にも、ちゃぷちゃぷと2人がお湯の中で動く音が聞こえてきます。一緒に入る事が出来なくても、すぐ近くに裸の明日香と七瀬さんがいると想像するだけで、頭がボッーとのぼせていきます。
「ねぇ、そこにいるんでしょう? 分かっていると思うけど、薫は私達が出た後に入るのよ。覗いたら殺すからねぇ」
(ぐっす…俺が目隠しすれば一緒に入れるのに…)
「えっ…でも…薫君が旅行のお金を出してくれたんだから、一緒に入るぐらいはいいじゃないですか。私達が水着を着れば入れますよ。薫君も一緒に入りたいですよね?」
(七瀬さん!)
「駄目駄目。目の前に水着姿の可愛い七瀬さんがいたら、薫が興奮するでしょう。今日は一緒の部屋に泊まるんだから、あんまり刺激したら何するか分かんないわよ!」
(明日香! そんな事しないよ! せっかく入れそうな感じだったのに!)
「はい。確かに斎藤さんの身体は綺麗だから、私も思わず触ってしまいそうになります」
(そんなに綺麗なの? ああっ、見たいよぉ~)
「はっはは…いいのよ、触っても。女の子同士なんだから。私も七瀬さんの身体を触りたいと思ってたから」
(ううっっ…絶対に2人の身体は触らないから、俺の身体を触って欲しい。一緒にお風呂に入りたい)
明日香と違い、七瀬さんは天使です。でも、明日香の言う通り、2人が入っているお風呂に興奮せずに入る事は不可能です。ここで我慢して2人が楽しんでいる声を聞くしかありません。
「きゃあ♡」「えいっ♬」
(もしかしたら、覗くだけなら許してくれるかも? いやいや、そんな事はない。まったく甘いぞ。覗きは犯罪なんだから)
2人は私の事をまったく気にせずに露天風呂で楽しそうにはしゃいでいます。明日香は私が2人と一緒に入ると興奮すると言っていましたが、健全な男子高校生は声だけでも興奮するんですよ。
❇︎
「ふあぁぁ、気持ち良かった。あれ? 薫はそんな所で何してるの?」
「俺は今、自分の中の闇と戦っている。危ないから今は近づかないで欲しい」
「そうなんだ。まあ、頑張ってね」
私は畳に蹲り、自分の中に潜む凶悪なドラゴンを必死に鎮めようとしていました。ほんのりと上気したお風呂上がりの明日香と七瀬さんは、色気が半端ないです。
(くぅっっっ……2人の浴衣姿が眩し過ぎて直視できない。旅行に3人で来て本当に良かった)
この2人の浴衣姿は本来ならば心のカメラで永遠に記憶するべきですが、気がついた時にはスマホのビデオで2人を記録しようとしている自分がいました。私が撮影している事に気づいた明日香が怒りますが、なんとか千円札を3枚握らせて、撮影続行の許可を得る事に成功しました。
「まったく……薫はお金の使い方をしっかりと勉強しないと、将来借金で苦しむ事になるわよ」
「将来ねぇ~。明日香はやっぱり看護師目指して専門学校に入学するんだろう?」
(明日香なら白衣の天使じゃなくて、白衣の悪魔かな? はっは…言ったら絶対に殴られるな)
明日香は亡くなった叔父さんが病院に入院している時に、看護師さんの仕事を側で見ていて憧れたそうです。それで看護師になろうと思ったのだから可愛いというか、単純というか、従姉弟としては複雑な気持ちです。
「今のところはその予定だけど、絶対とは言えないかも。普通に大学に通ってOLさんになるのも悪くはないと思ってるし。七瀬さんは進路はもう決めているの?」
「私は大学に行こうかと思います。薫君が良かったら一緒の大学を受験して、一緒の大学に通えればいいなとは思っていますけど」
(七瀬さんと一緒のキャンパスライフは楽しいそうだけど、大学に通っている間に別れたら最悪だろうな)
夕食の時間までは時間があります。何気なく始まった将来の話は、決して遠い未来の事ではありません。たった2年後の事です。その時に今のように明日香と七瀬さんと一緒にいる保証は何処にもありません。もしかしたら別れている可能性もあるのですから。
「先の事なんか考えたって無駄無駄。なるようにしかならないよ。それよりもここの夕食は取れたて新鮮な海の幸らしいから、2人とも期待してていいからね」
「まあ、確かに薫の言う通りかな。大学落ちて浪人する事もありえるし、先の事を考えるよりも今を楽しむ方が良いかもね」
「はい。私もそう思います。薫君と斎藤さんと一緒に楽しい高校生活が送れるように、私も頑張ります」
「七瀬さん、それは薫次第だよ。まったく、高校卒業するまでにはどっちを彼女にするか決めないと駄目だからね。二股なんてありえないんだから」
結局、明日香に夕食までクドクドとお説教される事になりました。二股のどこが悪いのか、私には全然分かりません。2人とも幸せに出来る方法があるのなら、男としてそれはやるべき事です。
「はぁ~。美味しいかったね。七瀬さん、そろそろ寝ようか? 薫は一緒の部屋で寝ていいけど、布団は部屋の端だからね。そこから動いたら駄目だよ」
夕食の海鮮料理を食べ終わると、お腹がいっぱいになったのか、私達は激しい眠気に誘われます。少しだけゴロゴロした後に早めに眠る事にしました。
「分かっているよ。ふわぁ~……俺も今日は疲れたから早く寝たいし、先に寝るよ。おやすみ、明日香、七瀬さん」
私が率先して、布団の中に潜り込んで眠りました。2人もそれを見て安心したようです。やっぱり疲れていたようです。
「うん、おやすみなさい。薫君」
「はいはい。電気消すよ」
照明が消えると部屋は真っ暗になりました。最初は興奮して眠れなかった明日香と七瀬さんも数十分後には可愛い寝息を立てていました。
キョロキョロ。
(2人とも眠ったみたい。そろそろやるべき事をやらなくては!)
私は覚悟を決めて、ゆっくりと布団から起きました。自分の事が好きな女の子と一緒の部屋で寝ているのです。男がやるべき事は1つだけです。
(七瀬さんに夜這いをするぞ!)
この旅館の目玉は夕食の美味しい海鮮料理でもなければ、地平線に沈む綺麗な夕陽でもありません。それは客室に備えられた天然温泉の露天風呂です。
「はぁぁぁ~~~、良い湯だね」
「はい。私も海で泳ぐよりも温泉に入っている方が良さそうです」
明日香と七瀬さんは海で泳ぐよりもお風呂の方が好きなようです。考えてみたら、明日香は水泳部の部活で毎日のように泳いでいるので、旅行先でも泳ぎたいとは思わないはずです。
(ゴクリ‼︎ この向こうには裸の2人がいるのか…)
時折り、話し声以外にも、ちゃぷちゃぷと2人がお湯の中で動く音が聞こえてきます。一緒に入る事が出来なくても、すぐ近くに裸の明日香と七瀬さんがいると想像するだけで、頭がボッーとのぼせていきます。
「ねぇ、そこにいるんでしょう? 分かっていると思うけど、薫は私達が出た後に入るのよ。覗いたら殺すからねぇ」
(ぐっす…俺が目隠しすれば一緒に入れるのに…)
「えっ…でも…薫君が旅行のお金を出してくれたんだから、一緒に入るぐらいはいいじゃないですか。私達が水着を着れば入れますよ。薫君も一緒に入りたいですよね?」
(七瀬さん!)
「駄目駄目。目の前に水着姿の可愛い七瀬さんがいたら、薫が興奮するでしょう。今日は一緒の部屋に泊まるんだから、あんまり刺激したら何するか分かんないわよ!」
(明日香! そんな事しないよ! せっかく入れそうな感じだったのに!)
「はい。確かに斎藤さんの身体は綺麗だから、私も思わず触ってしまいそうになります」
(そんなに綺麗なの? ああっ、見たいよぉ~)
「はっはは…いいのよ、触っても。女の子同士なんだから。私も七瀬さんの身体を触りたいと思ってたから」
(ううっっ…絶対に2人の身体は触らないから、俺の身体を触って欲しい。一緒にお風呂に入りたい)
明日香と違い、七瀬さんは天使です。でも、明日香の言う通り、2人が入っているお風呂に興奮せずに入る事は不可能です。ここで我慢して2人が楽しんでいる声を聞くしかありません。
「きゃあ♡」「えいっ♬」
(もしかしたら、覗くだけなら許してくれるかも? いやいや、そんな事はない。まったく甘いぞ。覗きは犯罪なんだから)
2人は私の事をまったく気にせずに露天風呂で楽しそうにはしゃいでいます。明日香は私が2人と一緒に入ると興奮すると言っていましたが、健全な男子高校生は声だけでも興奮するんですよ。
❇︎
「ふあぁぁ、気持ち良かった。あれ? 薫はそんな所で何してるの?」
「俺は今、自分の中の闇と戦っている。危ないから今は近づかないで欲しい」
「そうなんだ。まあ、頑張ってね」
私は畳に蹲り、自分の中に潜む凶悪なドラゴンを必死に鎮めようとしていました。ほんのりと上気したお風呂上がりの明日香と七瀬さんは、色気が半端ないです。
(くぅっっっ……2人の浴衣姿が眩し過ぎて直視できない。旅行に3人で来て本当に良かった)
この2人の浴衣姿は本来ならば心のカメラで永遠に記憶するべきですが、気がついた時にはスマホのビデオで2人を記録しようとしている自分がいました。私が撮影している事に気づいた明日香が怒りますが、なんとか千円札を3枚握らせて、撮影続行の許可を得る事に成功しました。
「まったく……薫はお金の使い方をしっかりと勉強しないと、将来借金で苦しむ事になるわよ」
「将来ねぇ~。明日香はやっぱり看護師目指して専門学校に入学するんだろう?」
(明日香なら白衣の天使じゃなくて、白衣の悪魔かな? はっは…言ったら絶対に殴られるな)
明日香は亡くなった叔父さんが病院に入院している時に、看護師さんの仕事を側で見ていて憧れたそうです。それで看護師になろうと思ったのだから可愛いというか、単純というか、従姉弟としては複雑な気持ちです。
「今のところはその予定だけど、絶対とは言えないかも。普通に大学に通ってOLさんになるのも悪くはないと思ってるし。七瀬さんは進路はもう決めているの?」
「私は大学に行こうかと思います。薫君が良かったら一緒の大学を受験して、一緒の大学に通えればいいなとは思っていますけど」
(七瀬さんと一緒のキャンパスライフは楽しいそうだけど、大学に通っている間に別れたら最悪だろうな)
夕食の時間までは時間があります。何気なく始まった将来の話は、決して遠い未来の事ではありません。たった2年後の事です。その時に今のように明日香と七瀬さんと一緒にいる保証は何処にもありません。もしかしたら別れている可能性もあるのですから。
「先の事なんか考えたって無駄無駄。なるようにしかならないよ。それよりもここの夕食は取れたて新鮮な海の幸らしいから、2人とも期待してていいからね」
「まあ、確かに薫の言う通りかな。大学落ちて浪人する事もありえるし、先の事を考えるよりも今を楽しむ方が良いかもね」
「はい。私もそう思います。薫君と斎藤さんと一緒に楽しい高校生活が送れるように、私も頑張ります」
「七瀬さん、それは薫次第だよ。まったく、高校卒業するまでにはどっちを彼女にするか決めないと駄目だからね。二股なんてありえないんだから」
結局、明日香に夕食までクドクドとお説教される事になりました。二股のどこが悪いのか、私には全然分かりません。2人とも幸せに出来る方法があるのなら、男としてそれはやるべき事です。
「はぁ~。美味しいかったね。七瀬さん、そろそろ寝ようか? 薫は一緒の部屋で寝ていいけど、布団は部屋の端だからね。そこから動いたら駄目だよ」
夕食の海鮮料理を食べ終わると、お腹がいっぱいになったのか、私達は激しい眠気に誘われます。少しだけゴロゴロした後に早めに眠る事にしました。
「分かっているよ。ふわぁ~……俺も今日は疲れたから早く寝たいし、先に寝るよ。おやすみ、明日香、七瀬さん」
私が率先して、布団の中に潜り込んで眠りました。2人もそれを見て安心したようです。やっぱり疲れていたようです。
「うん、おやすみなさい。薫君」
「はいはい。電気消すよ」
照明が消えると部屋は真っ暗になりました。最初は興奮して眠れなかった明日香と七瀬さんも数十分後には可愛い寝息を立てていました。
キョロキョロ。
(2人とも眠ったみたい。そろそろやるべき事をやらなくては!)
私は覚悟を決めて、ゆっくりと布団から起きました。自分の事が好きな女の子と一緒の部屋で寝ているのです。男がやるべき事は1つだけです。
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