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解放編

第45話 カイル対ゴング

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 ゴング「(ಠ_ಠ)悪いが回復される前に手足を潰させてもらうぞ!」と1メートル20センチはある大棍棒を両手で握って、クロエの足にフルスイングしようと構えました。

 カイル「(`∇´)ハゲゴリラ~~(怒号)‼︎僕の事を覚えてるかぁ~‼︎お前を倒しに来てやったぞ‼︎さっさとかかって来い‼︎」と兵士の剣を右手に、鉄の盾(ピカナイトから入手)を左腕に固定して、勇敢にゴングの5メートル前に立ち塞がりました。

 ゴング「お前‼︎(*⁰▿⁰*)あん時のガキじゃねぇか‼︎わざわざこんな所まで殺されに来たのかよ(爆笑)⁉︎せっかく助かったんなら大人しくしていればいいのによぉ~!」

 クロエ「(°_°)えっ⁇カイルなの?」と死んだと思っていた少年がこんな所までやって来ていました。

 クロエ「えっえっ(//∇//)💬(何で来たの?もしかして私を助けに来たの?嘘でしょう‼︎今度こそ死ぬかもしれないのよ!死んだら、お姉ちゃんの事はどうするつもりなのよ⁈)」となんだか胸のところがポカポカしているようです。戦闘中に余所見している場合じゃありません。

 組員G『死に曝せぇ(`∇´)オリャー(鉄の斧・伐採)』

 ラルフ『(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾うおぉぉぉお~(鉄の盾・全力タックル)』『ドォガァン(直撃)‼︎』『はぁはぁ(;´д`)死ぬかと思った。』

 組員G『ゴォハッ∑(゚Д゚)ズゥサァ~~~(吹き飛ばされる)』『痛えなぁガキ(ಠ_ಠ)てめぇ~から殺すぞ(軽傷)!』と殺されそうになった女の子を助けたら、自分が死にそうになっています。

 クロエ「あっ(-_-;)アンタもいたんだ。ふぅ~。そろそろ動けそうね!でもゴングの話が本当なら、お願いだから私の心臓、あと一回だけ持ち堪えてよね?」とカイルと戦っているゴングの隙が出来るのを、鉄の剣を握って待っています。

 カイル『(ಠ_ಠ)オリャー(兵士の剣・横強斬り)』

 ゴング『おっと(^o^)そんな大振りじゃ当たらないぞ(回避)』『(^o^)そりゃ~(大棍棒・弱殴り)』

 カイル『(ಠ_ಠ)ハァッ(回避)』

 ゴング「おお(喜)‼︎(*゚∀゚*)ちょっとは成長したじゃないか!盾で受け止めていたら腕が折れてたぞ!」と本当に感心しているようです。それでも殺すことには変わりないようです。黒髪の女から目を離さずにカイルを追い詰めていきます。

 クロエ「ふぅふぅ(-_-;)💬(流石に警戒されているわね。最速で攻撃すれば行けそうな気もするけど、指輪の副作用の事も知っているようだし、油断しない方がいいのは分かっているけど……。)」とカイルの身の安全が心配です。早く助けないと今度こそ確実に殺そうとするはずです。でも確実に殺れる瞬間がやってきません。

 ラルフ「(ToT)誰でもいいから助けてください(泣)‼︎」

 組員G「(`∇´)待て小僧~!殺させろ(怒)‼︎」と集中したくても周りが邪魔して出来ません。2人の男が命がけの鬼ごっこをして遊んでいます。

 カイル「(-_-;)💬(やるしかない!魔法が使えるのがバレたら終わりだ!ラルフ君もそろそろ逃げるのも限界のはずだ。一か八かの賭けだけど、やるしかない!)」と覚悟を決めて勝負に出ました。

 カイル『(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾うおぉぉぉお~(盾・タックル)』『ガァシィ(直撃)!』

 ゴング『よぉし(°▽°)捕まえたぞ(盾・掴み)!』

 カイル『(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾オリャー(剣・振り下ろし)』『ガァシィ(直撃)!』

 ゴング『良いぞ(*゚▽゚*)悪くはない(右腕・掴み)!』と左手で掴んだ、カイルの右腕に力を入れるとポロっと剣が地面に落ちて行きました。

 カイル『ぐぅあぁ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)あぁぁ~(痛い)‼︎』『ハッハッ(^◇^;)ありがとう。ガァシィ(右手で左腕を掴む)!フリーズ(左腕・凍結)』『パァキィーン・バァキィ(直撃)!』

 ゴング『ぐぅあぁぁ~(´༎ຶོρ༎ຶོ`)俺の腕に何をした(左腕・凍結粉砕)‼︎』とゴングに右腕を強く握られて、剣を落とさせられたように見せかけて、空いた右手でゴングの左腕を掴み返しました。重ね掛けした氷魔法で左腕を氷漬けにすると、左肘から下が砕け散ってしまいました。

 クロエ『ここよ(ಠ_ಠ)セイヤァー(鉄の剣・横強斬り)』

 ゴング『(`∇´)舐めるな!アース(頸部・土魔法)』『バァキィン(剣・粉砕)!』と土魔法で頸部を強化してカードすると、クロエの剣が粉々になってしまいました。

 カイル『ガァシィ(ಠ_ಠ)いい加減にくたばれ(両手で掴む)!フリーズ(頸部・凍結)』『パァキィーン(直撃)!』

 ゴング『うぐっ(゚o゚;;)………(頸部・凍結)!』

 カイル『はぁ~はぁ~(^-^;)僕の勝ちだ(笑)!』と両手でゴングの首を掴んで氷漬けにしました。なんとか勝利したものの、使用回数を超えてしまったようです。笑いながら地面にバァタンと倒れて、気を失ってしまいました。

 
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