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第3話 船旅

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 東海岸の北側にある水路を通る船は、大抵が狭い水路の中を通らないといけないので、船の多くが小型船であった。商船などの中型船を手に入れようと思えば可能だったかもしれないが、この2人は小型船を手に入れたかったようだ。

 バーンズ「狙うのは乗組員1人だけの小型船。その辺の漁船を襲えば商船を襲って指名手配されるよりはマシだ。残りの食糧が少ないから、何処かの島で補給しながら帰らないといけないが、魚とこの女の炎魔法があれば、しばらくは腹を減らす事もないだろう(笑)。」と水路に入る船と、水路から出る船を待っています。しばらくすると水路から出ようと小舟がやって来ました。

 ゴング「(´Д` )あっちゃ~、どうする(来たけど)?小舟だけど3人ぐらいは乗れるぜ!」

 バーンズ「その辺の漁師が街で魚を売った帰りみたいだな。女、採用試験だ!色仕掛けで船をこっちの方に誘導しろ。失敗したらお前の妹を代わりに連れて来て、変態共に徹底的に調教させてやる(笑)!」とニタニタと笑いながら私に漁師の中年男を誘惑するように命令します。こんなクズの言う事を聞くのは嫌だけど、妹を助けるには今は素直に言う事を聞くしかありませんでした。スタスタと漁師の中年男に見えるように移動すると誘惑を開始しました。

 フィオナ「あん♡(*´∇`*)ねぇ、そこのカッコいいお兄さん~?私と良いことしない~♬今なら、お兄さんの自慢の腰の竿で、私を一本釣り出来ちゃうぞぉ♡」と甘い声とホットパンツのボタンを外して、白いパンティーを少しだけ中年男に見せてあげます。

 オーエン「(`∇´)なんて事してんだ、この破廉恥娘が(怒)!そんな事して恥ずかしくないのか?そこを動くなよ!今すぐに拳骨喰らわしてやる‼︎」と家には愛する妻と10歳になる息子がいる漁師のオーエンは、こんなところで船乗りを誘惑する女がいる事が許せません。船を岸辺に近づけると、靴が濡れるのもお構いなしに浅瀬にドォボーンと飛び降りました。

 ゴング「ちょっと予定とは違うが船は来たぞ(笑)!やっぱり、もう少し成長しないと男を落とせないか。まだまだ13歳ぐらいにしか見えない貧相な身体つきだからな。」と棍棒を両手でしっかりと握ると漁師に気付かれないように、ゆっくりと動き始めました。

 オーエン「(`0`)こんな事して親が泣くぞ!まだ子供じゃないか(困った)⁈家はあるのか?金は持っているのか?困ったからといってこんな事をするのは間違って」

 フィオナ「(;´д`)おじさん、ごめんなさい!」

 オーエン「ハッΣ(-᷅_-᷄๑)おじさんも事情も知らずに怒って」

 ゴング『(*゚∀゚*)ハッ(棍棒・横殴り)』『ゴォン(直撃)!』

 オーエン『∑(゚Д゚)はぅっ(頭部・強打)‼︎』『ドォサ(気絶)』

 フィオナ「(ಠ_ಠ)殺したの(なんで)?」

 ゴング「(*゚∀゚*)手加減はした。しなけりゃ首の骨が折れているよ(笑)!今は気持ち良くお寝んねしているよ!」と右手に握った棍棒を、左手の手の平にパァシィン、パァシィンとぶつけて得意げに話します。手足を縛るロープも持っているし、少し脅せば大人しく言う事を聞いてくれるかもしれないのに、やる事が全て乱暴で下品です。しかも、自分がやっている事に罪悪感など、もう感じていないようです。

 バーンズ「女、さっさと船に乗れ。目的地までは3日はかかるからな。ションベンとクソをしたくなったら、船の上じゃなくて、海の中でしろよな!ズボンと下着は脱いでスッポンポンでな(笑)!」とコイツらを楽しませる事は1つもしたくない。服が汚れる方がマシ。せいぜい私の前で油断して寝ない事ね(笑)!焼き殺されたくないなら。私が2人の寝首をかこうと狙っていましたが、コイツら2人は交代で仮眠を取って私を見張り続けました。そして、言った通りに3日後の朝方に大陸が見えて来ました。
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