家を出た日、吸血鬼になった日。
家族嫌いの天馬は子供の頃からずっと家出をしたいと思っていた。16歳の秋、やっと家出をした天馬だったが、行く宛てがなかった。彷徨う天馬の前に現れたのは小さな吸血鬼・ヨルだった──。
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