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少年期 大学生活編
(18)影一つ
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「スクロール魔術においてはインキは水路(サーキット)の役割を担います。任意の箇所から流し込んだ魔力を意図した形、意図した速度で紋様を通過させることで予め設定した魔術を発動します。その際に魔力の通りを良くするにはインキが滲みにくく、裏への浸透性が低い紙であることが有効に作用します。よりよい紙の入手はスクロール魔術の発展に欠かせない事柄と言えるでしょう」
ドロシーの説明を聞いてフィンはうんうんと頷いていた。彼の興味の寄る辺に応えられたと見てドロシーは安堵した。このエルフの少女は一等気を付けていた。この幼い弟子の学びをより良いものにしなくてはならないと考えていた。
彼の求める知識を与えるばかりではなく、求める手段も教えなくてはならない。彼の興味の幅を狭めないようにしなくてはならない。彼が悩めるときは彼が彼自身の力によって乗り越えられるように灯りを点けてやらねばと、ドロシーはフィンに一等の心を砕いていた。
そんな彼がここしばらく行き詰っているように見受けられ、これを解決すべく出かけるのに誘ったのであるが、これが上手く高揚するかは彼女自身にもまだわからなかった。かつて、自分を閉塞から開放しようと心を尽くしてくれた友人はそうしてくれた。ドロシーにはそれを真似することしかできなかった。
今、二人は人込みを避けて歩いている。展望を主としたロンゴミニアドを回る環状道の石畳を歩く。露店や屋台が疎らに並ぶ。旅行者然とした人々もしばしばあった。
時折、遠くを眺めてはぼんやりとする彼を見てドロシーは不安を覚えた。
「フィン、あそこでパイが売っていますね。買っていきましょう」
「先生、先ほどから食べ物をたくさん買っていますが食べきれるのですか」
ドロシーの腕から下げられた籠の中にはパンやら肉やら飲み物やらが積まれていた。フィンの表情は、心なしか呆れているように見えた。下手をしてしまったか、と不安になる。不安になりながらもミートパイを二つ包んでもらいい籠に追加した。
「もう少し歩くと展望テラスに着きますそこで一緒に食べましょう」
テラスには人がそれなりにあったが幸い、足下の眺望には優れない位置だったが二人並んでベンチに腰掛けることが出来た。
先ほど買ったばかりで温かいミートパイをフィンに差し出すとモソモソと口にして「美味しいです」と呟いた。ほんのりと相好を崩したが、すぐにフィンは不思議そうな顔をしてミートパイを見つめ始めた。口元と膝の上にパイ生地をぽろぽろとこぼしたまま。
「……どうしたのですか?」
「あ、いや、すみません。少しボーっとしてしまいました」
ドロシーは弟子が求める知識はなんでも与えようと考えていた。弟子が今何を求めているのかを敏感に察知し、それなりに応えてきた。しかしながら、今のフィンが何を求めているのかドロシーには把握できていなかった。
「どうしたのですか?」
ドロシーは一層穏やかな調子でもう一度問いかけた。
フィンは目を丸くしてドロシーの顔を見て、そうして一息ついてから言葉を拙い様子で選びつ述べつ語り始めた。
「このミートパイ、赤ワインで煮込んで肉を柔らかくしたって言ってたじゃないですか。その分とても高価だなって。いや、先生から貰ってるお小遣いで買える金額ですし、そういう意味でなくて。その、この金額で肉を買うならもっと量を優先するのが村にいたころのことで、その肉はこんなに美味しいなんてことはなくて、少し臭いからって塩を多く使うと母から叱られて……。すみません、関係ない話でした。
なんですかね。僕も何がわからないのかわからないんですが、一言でいうなら、こんなに美味しいミートパイをどうして食べることができるのかが不思議で仕方ないんです」
言い終えるとフィンはミートパイをまた頬張った。パイ生地がまたぽろぽろと落ちる。
「これが貴方の求める答えに同じかどうかは定かではありませんが、」
ドロシーはそう前置きすると果実をマッシュしてハチミツとミルクで解いたジュースを一口二口と含んで喉を潤して、少し逡巡してから言葉を選んだ。
「フィンが偶然にも私と出会うことができたからです」
少女には彼の悩みの出所が理解できないとも、その輪郭に触れられたような気がした。あるいは、今日に至るまでもう少し人付き合いに努めていれば彼の懊悩を理解できたのだろうか、とも過ったが今まさに自分が尽くせる心と言葉で相対するしかないのだと、なるべく誠実に選んだ言葉であった。ドロシーはなるべく平静を装って弟子の様子を観察した。
彼は師の言葉の意味を一度では理解できなかったと見え、「出会うことができたから」と小さく反芻した。視線が何度か他所を向いたり、改めてミートパイを見たりしたところで、「ああ……」と嘆息が零れた。何かしら、彼の内側に触れるものがあったのだろうとわかった。フィンの表情が俄かに明るくなった。
ドロシーは肩の力が抜けていくのが分かった。ひどく緊張していたらしい。
「フィン、貴方の育ってきた環境や現在直面している課題、他者と比較したときの自分の未熟さ、あるいは拙さを思って憂鬱になることもあるでしょう。しかしながら我々は感情や気持ち次第で不思議と物事を解決することがあります。行き詰まりを感じたときはこうして街に出て、世界を眺めて、自分なりの楽しみを探索してみてください。その探索は直接には問題を解決しませんが、楽しみを得た貴方の肉体は新たな感動を持って問題を解決しうることもあります。無論、解決しないことも多々あります」
「先生、もしそれで解決しなくて、でも解決しなくてはならない問題に直面した場合、どうすればいいのでしょうか」
「とても簡単で、しかしながら難しい方法を取るしかありません」
「簡単で難しい、ですか?」
「ええ。待つことです」
先生の意外な回答にフィンは虚を突かれる思いだった。
「解法も見つからず、しかも行き詰ったときに徒に日々の鍛錬を見直したり全く別の手段を検討するとかえって全てを台無しにしてしまうこともあります。そんなときは今までの自分の積み重ねを信じ、時機の来るのを待つしかないのです」
ドロシーが今口にしている言葉は皆、かつてドロシーが受け取ってきた言葉だった。かつて受け取るばかりだった自分が、こうして誰かにこの言葉を説いて聞かせる日が来るなどとは思いもしなかった。
「目標を見失わず、日々の努力を積み続ければ、機会が到来したときに必ずそれを自分のモノにできるでしょう。我々は日一日と煉瓦を無為に見えても積み続けるしかないのです」
人の受け売りを語るのは酷く気恥ずかしく、誤魔化すようにドロシーは乾燥肉を挟んだパンをかじった。香辛料の方向が口の中に広がった。
ロンゴミニアドは一年を通じて気温が低い。そのため贅沢にも香辛料をふんだんに使った料理がこの国の主流となっている。
今、ドロシーが自分の顔が火照っているように感じるのは料理のせいだ、とそう思い込もうとしていた。しかしながら冷静なもう一人の自分がこれを否定していた。
幸いなことに日は傾き霊峰ロンゴミニアドの影に沈もうというところであった。幾分それで顔色がフィンに知られなければいいのだが、とそう考えてしまう。
「先生、ありがとうございます。先生はなんでもお見通しなのですね」
フィンは憑き物が落ちたような顔をしているように見えた。彼はミートパイを一口かじると、「美味しいですね。このミートパイ」と笑って言った。
日が落ちると、まだまだ寒かった。どちらともなく、小さな肩を寄せ合った。二人はちっとも寒くはなかった。
ドロシーの説明を聞いてフィンはうんうんと頷いていた。彼の興味の寄る辺に応えられたと見てドロシーは安堵した。このエルフの少女は一等気を付けていた。この幼い弟子の学びをより良いものにしなくてはならないと考えていた。
彼の求める知識を与えるばかりではなく、求める手段も教えなくてはならない。彼の興味の幅を狭めないようにしなくてはならない。彼が悩めるときは彼が彼自身の力によって乗り越えられるように灯りを点けてやらねばと、ドロシーはフィンに一等の心を砕いていた。
そんな彼がここしばらく行き詰っているように見受けられ、これを解決すべく出かけるのに誘ったのであるが、これが上手く高揚するかは彼女自身にもまだわからなかった。かつて、自分を閉塞から開放しようと心を尽くしてくれた友人はそうしてくれた。ドロシーにはそれを真似することしかできなかった。
今、二人は人込みを避けて歩いている。展望を主としたロンゴミニアドを回る環状道の石畳を歩く。露店や屋台が疎らに並ぶ。旅行者然とした人々もしばしばあった。
時折、遠くを眺めてはぼんやりとする彼を見てドロシーは不安を覚えた。
「フィン、あそこでパイが売っていますね。買っていきましょう」
「先生、先ほどから食べ物をたくさん買っていますが食べきれるのですか」
ドロシーの腕から下げられた籠の中にはパンやら肉やら飲み物やらが積まれていた。フィンの表情は、心なしか呆れているように見えた。下手をしてしまったか、と不安になる。不安になりながらもミートパイを二つ包んでもらいい籠に追加した。
「もう少し歩くと展望テラスに着きますそこで一緒に食べましょう」
テラスには人がそれなりにあったが幸い、足下の眺望には優れない位置だったが二人並んでベンチに腰掛けることが出来た。
先ほど買ったばかりで温かいミートパイをフィンに差し出すとモソモソと口にして「美味しいです」と呟いた。ほんのりと相好を崩したが、すぐにフィンは不思議そうな顔をしてミートパイを見つめ始めた。口元と膝の上にパイ生地をぽろぽろとこぼしたまま。
「……どうしたのですか?」
「あ、いや、すみません。少しボーっとしてしまいました」
ドロシーは弟子が求める知識はなんでも与えようと考えていた。弟子が今何を求めているのかを敏感に察知し、それなりに応えてきた。しかしながら、今のフィンが何を求めているのかドロシーには把握できていなかった。
「どうしたのですか?」
ドロシーは一層穏やかな調子でもう一度問いかけた。
フィンは目を丸くしてドロシーの顔を見て、そうして一息ついてから言葉を拙い様子で選びつ述べつ語り始めた。
「このミートパイ、赤ワインで煮込んで肉を柔らかくしたって言ってたじゃないですか。その分とても高価だなって。いや、先生から貰ってるお小遣いで買える金額ですし、そういう意味でなくて。その、この金額で肉を買うならもっと量を優先するのが村にいたころのことで、その肉はこんなに美味しいなんてことはなくて、少し臭いからって塩を多く使うと母から叱られて……。すみません、関係ない話でした。
なんですかね。僕も何がわからないのかわからないんですが、一言でいうなら、こんなに美味しいミートパイをどうして食べることができるのかが不思議で仕方ないんです」
言い終えるとフィンはミートパイをまた頬張った。パイ生地がまたぽろぽろと落ちる。
「これが貴方の求める答えに同じかどうかは定かではありませんが、」
ドロシーはそう前置きすると果実をマッシュしてハチミツとミルクで解いたジュースを一口二口と含んで喉を潤して、少し逡巡してから言葉を選んだ。
「フィンが偶然にも私と出会うことができたからです」
少女には彼の悩みの出所が理解できないとも、その輪郭に触れられたような気がした。あるいは、今日に至るまでもう少し人付き合いに努めていれば彼の懊悩を理解できたのだろうか、とも過ったが今まさに自分が尽くせる心と言葉で相対するしかないのだと、なるべく誠実に選んだ言葉であった。ドロシーはなるべく平静を装って弟子の様子を観察した。
彼は師の言葉の意味を一度では理解できなかったと見え、「出会うことができたから」と小さく反芻した。視線が何度か他所を向いたり、改めてミートパイを見たりしたところで、「ああ……」と嘆息が零れた。何かしら、彼の内側に触れるものがあったのだろうとわかった。フィンの表情が俄かに明るくなった。
ドロシーは肩の力が抜けていくのが分かった。ひどく緊張していたらしい。
「フィン、貴方の育ってきた環境や現在直面している課題、他者と比較したときの自分の未熟さ、あるいは拙さを思って憂鬱になることもあるでしょう。しかしながら我々は感情や気持ち次第で不思議と物事を解決することがあります。行き詰まりを感じたときはこうして街に出て、世界を眺めて、自分なりの楽しみを探索してみてください。その探索は直接には問題を解決しませんが、楽しみを得た貴方の肉体は新たな感動を持って問題を解決しうることもあります。無論、解決しないことも多々あります」
「先生、もしそれで解決しなくて、でも解決しなくてはならない問題に直面した場合、どうすればいいのでしょうか」
「とても簡単で、しかしながら難しい方法を取るしかありません」
「簡単で難しい、ですか?」
「ええ。待つことです」
先生の意外な回答にフィンは虚を突かれる思いだった。
「解法も見つからず、しかも行き詰ったときに徒に日々の鍛錬を見直したり全く別の手段を検討するとかえって全てを台無しにしてしまうこともあります。そんなときは今までの自分の積み重ねを信じ、時機の来るのを待つしかないのです」
ドロシーが今口にしている言葉は皆、かつてドロシーが受け取ってきた言葉だった。かつて受け取るばかりだった自分が、こうして誰かにこの言葉を説いて聞かせる日が来るなどとは思いもしなかった。
「目標を見失わず、日々の努力を積み続ければ、機会が到来したときに必ずそれを自分のモノにできるでしょう。我々は日一日と煉瓦を無為に見えても積み続けるしかないのです」
人の受け売りを語るのは酷く気恥ずかしく、誤魔化すようにドロシーは乾燥肉を挟んだパンをかじった。香辛料の方向が口の中に広がった。
ロンゴミニアドは一年を通じて気温が低い。そのため贅沢にも香辛料をふんだんに使った料理がこの国の主流となっている。
今、ドロシーが自分の顔が火照っているように感じるのは料理のせいだ、とそう思い込もうとしていた。しかしながら冷静なもう一人の自分がこれを否定していた。
幸いなことに日は傾き霊峰ロンゴミニアドの影に沈もうというところであった。幾分それで顔色がフィンに知られなければいいのだが、とそう考えてしまう。
「先生、ありがとうございます。先生はなんでもお見通しなのですね」
フィンは憑き物が落ちたような顔をしているように見えた。彼はミートパイを一口かじると、「美味しいですね。このミートパイ」と笑って言った。
日が落ちると、まだまだ寒かった。どちらともなく、小さな肩を寄せ合った。二人はちっとも寒くはなかった。
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