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本編

43.小屋の中を調査

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 朽ちた小屋。暗くどんよりした風景も相まって、今にも出そうな雰囲気を醸し出している。平屋建てだが、そこまで広くない代わりに、地下があった。
 そんな小屋の中を、瑞姫、フォリア、第一騎士団副団長オヴェラルト、アランが歩いている。それ以外は、全員外で見張りだ。小屋が狭いのもあるが、呪いを浄化するだけなのでそこまで人数はいらない。何かあっても、直ぐ応援を呼べる。リカルドが来たがったが、シゼルの笑顔の圧力の前に沈黙。レイノートは護衛としてリカルドの側の方がいいとなり、見張り組。しかし、中で起きた出来事は騎士団でも把握したいから、と代わりにオヴェラルトが一緒に来る事になった。エイバンは、リカルドたちに瑞姫がギルドに来た経緯から説明するため外に残っている。

「綺麗、とは言い難いけど、まあまあ?」
「そうですね……。やはり、事前準備はされていたように思います」
「だな。急拵えって感じはあるが、所々改装の跡は見られるし」
「小綺麗な布団もありましたし、大量の食材や酒類もありましたしね」

 小屋の中は、外見と比べて幾分綺麗な感じはした。壁や天井に補強した跡も見られたし、埃が立たないので掃除はしていたらしい。ぐるっと一階を見回ったが、特に可笑しいところはなく。

「じゃあ、地下に行こう」
「……え、地下?」
「地下?あるんですか、ここに?」
「えぇ、物置部屋みたいなところに、入り口がありましたよ」

 地下の入り口に、気づいていなかったアランとオヴェラルトは顔を見合わせ、そんな二人の様子に瑞姫とフォリアが顔を見合わせた。とりあえず、物置部屋みたいな部屋へ行ってみる。ごちゃごちゃと物が乱雑に置かれていて汚く見えるが、そこだけは物が置いてない。

「これこれ」

 これ、と瑞姫が指を差し、フォリアが蓋を外すと、人一人分通れるくらいの地下へと続く階段が現れた。そこでようやく二人にも見えたのか、驚きの声が上がる。

「え!」
「隠蔽されてたのか……!そこだけ物が置いてないから可笑しいとは思ったが……」
「……そういえば、女神様もフォリアも、隠蔽魔法をものともしないと聞きましたが……」
「あ、隠蔽魔法かあ。そっか、それでか」

 やはり、瑞姫とフォリアの持つ真偽鑑定スキルは、隠蔽魔法をものともしないようだ。魔法陣は蓋の裏に刻まれていた。

「すごい、強い気配……。体調が悪くなったら、直ぐ戻ってくださいね」
「は、はい」

 オヴェラルトやアランが頷いた事を確認し、瑞姫は一番に階段を降りていく。フォリア、アラン、最後にオヴェラルトだ。薄暗い階段を一階分降りきると、所々の壁にランプがついていて明るい。しかし、地下も急ピッチで造ったのか、木の板は中途半端につけられ、土壁がむき出しである。

「気をつけてください、腐敗臭がします」
「うん。キョンシーにされた死体か、される前の死体か……」
「音がしないので、ただの死体だと思いますが……」

 確かに腐敗臭はする。だが、呪いの気配が濃すぎて、アンデッドの気配が感じ取れないのだ。
 この地下には、扉が三つある。呪いの気配が一番濃いのは、一番奥にある南京錠がたくさんついた扉だ。瑞姫は人差し指を銃に見立て、南京錠に向ける。人差し指の爪先に、二センチほどの水弾を作り、南京錠を一つずつ破壊していった。合計十個だが、内四つは南京錠だけ綺麗に破壊されたが、残りの六つは扉を抉ったり貫通したりで綺麗に、とはいかなかった。ちなみに、扉は鉄製である。

「うぬぬ……、まだ特訓が必要か……」
「お付き合いしますから、とっとと先に進みましょうね」
「はーい」

 後ろで見ていた二人は思った。これ以上強くなってどうすんだ、と。
 腐敗臭が強烈になってきたので、全員がハンカチで口と鼻を覆う。この扉の向こうにあるものはできるだけ想像したくないが、覚悟を決めてそっ、と開いた。途端、ぶわりと腐敗臭が全員を包む。ハンカチだけでは防御が薄かった。う、と鼻と口を押さえつつ、見えた光景に絶句する。

「……惨い……」

 壁際には仲間と思わしき死体が、いくつも転がっていた。綺麗なものもあれば、腕がちぎれかけのもの、体を何カ所も刺されているものもある。腐敗の始まっている死体もあり、臭いはこれが原因だ。室内は壁も床も天井も土そのまま。中央に土を削って描かれた魔法陣があり、死体から血が流れ込んで赤く染めている。死体を引きずったのか、血が伸びたような跡もいくつかあった。壁にも血が飛び散っている。

(こんな惨い事、なんで出来るの……?人の出来る所業じゃないよ。やっぱり、生け贄みたいなものなんだ)

 ギリッ、と奥歯をかみしめれば、怒りが伝わったのかフォリアが瑞姫の背中に手を当てた。

「落ち着いてください、ミズキ様。お怒りはごもっともですが」
「……うん、そうだね。ありがと」

 そういうフォリアからも、怒りの感情が伝わってくる。落ち着くために深呼吸しようとし、腐敗臭を思い出してそれは諦めた。無言で室内に一歩踏み入れた瑞姫は、そこからとんとん、と水分を蹴って呪いのもとに向かう。呪いは、瑞姫たちが入ってきた反対側の壁に掛けられている、札が何枚も貼られている十字架だ。十字架は木でできているようで、所々腐敗していたり欠けていたりとボロボロである。黒い靄がまとわりついているので、とてもおどろおどろしい。一度それの前で止まり、呪いを探ってみる。

(……かなり昔の物、なのかな。元から曰く付きの物っぽいし。そこに、誰かが神に祈ったんだ……このお札も呪符だ。呪いに呪いを重ねて、かなり強い物になっちゃったのか……。これは、呪詛確定かな。だけど、これと呪術はあまり関係がないか)

 厳密に言えば、呪いと呪詛にそこまで違いはない。
 呪いは、呪術を使用する事によって、相手に災いや不幸が起こる。少し弱め。でも死亡率高め。
 呪詛は、神や仏、霊などに祈る事によって、相手に災いや不幸が起こる。かなり強め。死亡率高い。
 こんなところだろうか。

 瑞姫はそれを睨み付け、拳を構えて上半身をひねり、振りかぶった。

 バキャッドンッ――――

 身体を宝石に見立て、浄化を祈りながらぶん殴る。十字架にあたった瞬間、一瞬の強く輝く煌めき。抵抗するように黒い靄が揺れたが、瑞姫の方が強かった。力任せに拳を押し込んだ結果、十字架は浄化されたと同時にバラバラに崩れ落ち、札も燃えて灰になる。それと、ちょっと勢いがあったため土壁に拳の跡が残った。ふんす、と鼻息荒くしながら、床に足をつける。

「えー……、女神様……」
「意外と力業だよな……」
「手加減されたようですね」
「「手加減」」

 パンパン、と手を払い、魔法陣をよけてフォリアたちのところに戻ってくる。

「呪詛は浄化したから、大丈夫ですよ」
「えっ、今のが呪詛だったのか」

 そういえば、呪いの黒い靄は見える人にしか見えなかった。驚いているアランとオヴェラルトに、こくりと頷いた。

「他の人呼びに行きます?」
「あ、そうですね。早いところここはどうにかしないと問題になりそうですから」

 眉を下げてどこか悲しげに微笑むと、オヴェラルトはきびすを返し、足早に外へ向かった。

「俺たちも一旦出ようぜ。長時間はいたくないからな」
「そうだね。臭いが……」

 三人で部屋を出て、扉を閉め、少し離れれば幾分か呼吸は楽になる。フォリアは人より鼻が利く分、かなりつらかっただろう。証拠に、真っ白い肌が青く見えた。上に戻るかと言っても、頑なに嫌です!と言い張り、アランと顔を見合わせたものである。伝わってきた感情は悲しみや不安みたいなマイナスなものだったので、これ以上はまずそうだと思い、無理しない事、で終わらせたが。あの部屋から少し離れたら、少しは楽になったようだ。注意して見ていようと思う。
 瑞姫は呪詛を浄化しに来ただけだが、他の部屋も気になるので開けてみた。

「え、ここで雑魚寝?」
「いや空気……、あぁ、通気口は作ってあんのか」
「なんというか、男部屋ですね」

 布団が敷いてあるわけではなく、分厚めなカーペットが敷いてあり、ぐちゃっと置いてあるタオルケットが複数ある。脱ぎ散らかした服や下着なんかも、ぐちゃっとまとめられていた。男臭さがある。アランの言うとおり、通気口らしきものは天井の片隅にあった。瑞姫は入りたくなかったので、外から覗くだけにとどめた。だって汚い。この扉は開けっぱなしにしておき、最後の部屋を開けた。

「うわー」
「おいおい、武器は大事なもんだろうに……」

 雑多に置かれた武器や、報酬か何かで手に入れただろう財宝っぽいものもある。

「あ、女神様。部屋を開けられたのですね」
「あぁ、オヴェラルトさん」

 三人で部屋を覗き込んでいれば、団員を連れてオヴェラルトが戻ってきた。

「あ、そうだ。死体ってどうします?」
「本当は証拠として持ち帰りたいところですが、場所が場所なので、上でまとめて処分する予定です」
「あ~、まあ、確かに」

 何度も言うが、ここは北の森の奥深くである。持ち帰れるものには限度があった。

「とりあえず、この部屋にあるものも上に持って行っていいですか?紙とかチラチラ見えてるので、もしかしたら重要なものもあるかもしれませんし、レイノートさんもいるなら確認取れますしね」
「よろしいのですか?」
「手が空いてますし、構いませんよ~」
「……では、その、お願いいたします」

 はーい、と瑞姫はオヴェラルトに軽い返事をすると部屋の中に入る。

「書類が入っていそうなものを、手当たり次第持ってくか。どうせ処分するならその方が早いだろ」
「持てるもの持って上戻って、誰か連れてこようか」
「書類……、では、これを持って行きます」

 フォリア、アランがそれぞれ持てそうな物を持って、部屋を出て行く。瑞姫は一目散に壁により、壁に掛かっているタペストリーを外しながら、壁を叩いて歩き回った。壁を叩いても音は変わらなかったが、一ヵ所タペストリーの下が空洞になっており、金庫が隠されているのを発見。思わずにんまり、な表情になる。持ってみたら結構重く、紙が飛び出ている大きい箱があったので、それに金庫を乗せた。瑞姫の腰あたりの高さになったし重量もすごいだろうが、問題ない。水を足下に集め、水の道を作りつつその上を滑らせればいいのだ。ザアアア、と音を立て、瑞姫と荷物は自動で進んでいく。階段もなんのその。まあ、荷物が傾いて少し重いが、問題ない。すれ違う人に二度見されたが、問題ないのだ。問題は、

(ちょっと恥ずかしいな……、楽ちんだけど)

 瑞姫の羞恥心だけである。そのまま外に出れば、喚き声が飛んできた。

「ンの!離せよォ!」
「わ、私女よ!?きつくしないでよねぇっ!」

 瑞姫がそちらを見れば、どうやら気絶していた者たちが起きたようだった。

~~*~~

何度も言いますが、呪い云々はこの小説仕様で変えてますので!(くどい)
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