婚約破棄されなかった者たち

とある学園にて、高位貴族の令息五人を虜にした一人の男爵令嬢がいた。
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第一王子は許嫁であった公爵令嬢との婚約を破棄し、男爵令嬢と結婚。
公爵令嬢は嫌がらせの罪を追及され修道院送りとなった。


一方、選ばれなかった四人は当然それぞれの婚約者と結婚することとなった。
その中の一人、侯爵令嬢のシェリルは早々に夫であるアーノルドから「愛することは無い」と宣言されてしまい……。


ヒロインがハッピーエンドを迎えたその後の話。
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