上 下
221 / 350
Karte.10 天才児の可不可―孤独

天才児の可不可―孤独 12

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

僕の名は。~my name~

バーニー
ライト文芸
「名前にはその人の過去が保存されている」 名前占いで言う、運が良い名前、運が悪い名前があるように、人の名前にはその人がこれまでどんな人生を送ってきたのかが保存される。そして本人は、脳ではなく、その名前に記録された「過去」を読み込むことで自己を認識している。姓名変更師が行うのは、その名前に保存された過去を改変し、その人を幸せにすることだった。 僕も、先日、その姓名変更師の世話になった。確か、「首吊り自殺をしようとした過去」を消去してほしかったんだ。けれど、過去の改変は失敗する。僕は過去の大半を失い、それと同時に、自分の名前を失った。 僕の名前の復元を行うべくやってきたのは、凄腕ながらも、高飛車な態度のため、会社から厄介者扱いをされている皆月舞子という女だった。僕は皆月舞子と共に、自分の名前を取り戻すべく、過去を探る旅を始める。 だけど、復元されるのは、悲惨な過去ばかりで…。

日当たりの良い借家には、花の精が憑いていました⁉︎

山碕田鶴
ライト文芸
大学生になった河西一郎が入居したボロ借家は、日当たり良好、広い庭、縁側が魅力だが、なぜか庭には黒衣のおかっぱ美少女と作業着姿の爽やかお兄さんたちが居ついていた。彼らを花の精だと説明する大家の孫、二宮誠。銀髪長身で綿毛タンポポのような超絶美形の青年は、花の精が現れた経緯を知っているようだが……。 (表紙絵/山碕田鶴)

ツキヒメエホン ~Four deaths, four stories~ 第一部

海獺屋ぼの
ライト文芸
京極月姫(キョウゴクルナ)は高校を卒業してから、地元の町役場に就職して忙しい毎日を送っていた。 彼女の父親は蒸発していたが、ある日無残な姿となって発見される。そしてこれが彼女の人生の分岐点になった……。 泉聖子は女性刑事として千葉県警に勤めていた。ある日、外房で発生した水死体発見事件の捜査を行うことになった。その事件を捜査していくと、聖子が過去に出会った未解決事件との類似点が見つかった……。 長編小説『月の女神と夜の女王』の正式続編。 ※一部のため、こちらでは完結しません。

恋もバイトも24時間営業?

鏡野ゆう
ライト文芸
とある事情で、今までとは違うコンビニでバイトを始めることになった、あや。 そのお店があるのは、ちょっと変わった人達がいる場所でした。 ※小説家になろう、カクヨムでも公開中です※ ※第3回ほっこり・じんわり大賞で奨励賞をいただきました。ありがとうございます。※ ※第6回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。ありがとうございます。※

期待外れの後妻だったはずですが、なぜか溺愛されています

ぽんちゃん
BL
 病弱な義弟がいじめられている現場を目撃したフラヴィオは、カッとなって手を出していた。  謹慎することになったが、なぜかそれから調子が悪くなり、ベッドの住人に……。  五年ほどで体調が回復したものの、その間にとんでもない噂を流されていた。  剣の腕を磨いていた異母弟ミゲルが、学園の剣術大会で優勝。  加えて筋肉隆々のマッチョになっていたことにより、フラヴィオはさらに屈強な大男だと勘違いされていたのだ。  そしてフラヴィオが殴った相手は、ミゲルが一度も勝てたことのない相手。  次期騎士団長として注目を浴びているため、そんな強者を倒したフラヴィオは、手に負えない野蛮な男だと思われていた。  一方、偽りの噂を耳にした強面公爵の母親。  妻に強さを求める息子にぴったりの相手だと、後妻にならないかと持ちかけていた。  我が子に爵位を継いで欲しいフラヴィオの義母は快諾し、冷遇確定の地へと前妻の子を送り出す。  こうして青春を謳歌することもできず、引きこもりになっていたフラヴィオは、国民から恐れられている戦場の鬼神の後妻として嫁ぐことになるのだが――。  同性婚が当たり前の世界。  女性も登場しますが、恋愛には発展しません。

猫神様の言うことにゃ、神頼みなんて役立たず

フドワーリ 野土香
ライト文芸
第7回ほっこり・じんわり大賞【優秀賞】受賞! 野良猫の溜まり場になっているとある神社――通称野良神社には、猫神様がいる。 その猫神様は恋の願いを叶え、失恋の痛みを取り去ってくださるという。 だが実際には、猫神様は自由奔放で「願いは自分で叶えろ」というてきとーな神様だった……。 ちっさくてもふもふの白い猫神様と、願いを叶えたい男女4人の恋物語。 ※2024.6.29 連載開始 ※2024.7.24 完結

ずっと女の子になりたかった 男の娘の私

ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。 ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。 そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。

【7】父の肖像【完結】

ホズミロザスケ
ライト文芸
大学進学のため、この春に一人暮らしを始めた娘が正月に帰って来ない。その上、いつの間にか彼氏まで出来たと知る。 人見知りの娘になにがあったのか、居ても立っても居られなくなった父・仁志(ひとし)は、妻に内緒で娘の元へ行く。 短編(全七話)。 「いずれ、キミに繋がる物語」シリーズ七作目(登場する人物が共通しています)。単品でも問題なく読んでいただけます。 ※当作品は「カクヨム」「小説家になろう」にも同時掲載しております。(過去に「エブリスタ」にも掲載)

処理中です...