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第二十五話 追われて逃げても恥ではない
しおりを挟む「レクス殿、婚姻を前提として、ぜひお付き合いをして貰いたい!!」
初老の試験官がカッと目を見開き、俺に向けて叩きつけるような大声で言い放った言葉。冒険者ギルドにいた者達は一瞬で、誰もが魔法も使っていないのに凍りついた。
そしてその次の瞬間にはざわざわと、一気に俺達の周囲は賑やかになった。俺?俺はといえば、言われた言葉を理解することができず、多分死んだ魚のような虚ろな眼差しをしていたと思う。
ディーレはこてんとそのなかなか端正な顔がついている頭を傾げ、ミゼはぷるぷると湧き上がる笑いをこらえようと震えていた。
「こ、こんなところで告白なんて!?……ってあれってダーリングさんじゃない」
「あの黒髪、結構な美形だもんなぁ、女ならって……あれは騎士団長!?」
「あいつも気の毒に、あーあ、目をつけられたな」
「うっわぁ、告白かと思ったら剣狂いのダーリング団長か。……可哀想に」
「俺もいつか幼なじみに告白するんだ、こんな場所ではしないけど」
俺はようやく体の機能が回復してきた、どうやらこのおっさんはどこかお偉いさんらしい。うん、権力者は嫌いだ。村長といい、前に付きまとわれた貴族の女といい、ろくな思い出がない。だから、俺は素直に速攻で返事をした。
「嫌だ、絶対嫌だ、本当に嫌だ。まず見るのも嫌だし、もう話すのも嫌だ」
「そこをなんとか!!見たところ相当の強者であろう、わしの……」
そこで俺はさっさと誠実に、俺の本心からの返事をして、素早くミゼに目で合図、ディーレ達とギルドを後にすることにした。
「まずはわしの話をきいてくれええぇぇぇぇ!!」
「耳が聞こえなかったのか、頭がぼけてんのか、絶対に嫌だ」
ダーリングだとかいうおっさんは、俺達がギルドから出ていくのを止めようと、俺の肩を掴もうとしたが、それを軽くかわして俺達はギルドを出た。
「いくぞ、ミゼ。ディーレもだ、…………少し走るぞ」
「はいって、うわわわわわ!?」
「おお、お姫様だっことは、腐女子が見ていたら垂涎もの。レクス様も、ディーレさんも、…………それでも絵になるっていうのが、やっぱりイケメンは爆発しろ」
ギルドから出てすぐに俺はディーレを抱き抱えて走った、少々目立った行動だが非常事態だ、仕方がない。そのディーレに抱えられたミゼがいつものようにブツブツ何か言っているが、はっきり言って今は構っては居られない。
「話を、わ、わしのおおおぉぉぉぉ、娘はほっ、本当に可愛くてえぇぇぇぇぇ…………」
おっさん騎士団長の声は徐々に聞こえなくなっていった、人間の全速力くらいで人ごみの間を抜けるように走り、すぐに裏路地に入った。
「…………少し揺れるぞ、舌を噛むなよ」
「はい!?」
「おお、レクス様、お見事でございます」
そこで人目がなくなった瞬間に俺は両足に力をこめて、地面を蹴り壁を走って適当な建物の上へと跳躍する。
一旦、ディーレとミゼを降ろして、気配を消すように合図する。このくらいの簡単な意思疎通は、森で一緒に狩りをしているからもう慣れたものだ。
しばらくするとあのわけのわからない、騎士団長とやらが俺達を探して遠ざかっていった。俺は心からうんざりとため息をはいた、面倒事の気配がしまくりだ。
「レクスさん、神は全ての愛を見守っておられます。あの方もきっとお辛い恋心を抱いているのでしょう、誠意をもって断られたのは良かったと思います」
「ぅおーい、ディーレ。……お前、全く状況が分かってなかったな」
「ぶっほぉ!?さすがです。ディーレさんの天然発言、そこに痺れる、憧れる!!」
話を整理するとあの馬鹿騎士団長とやらは、どうやら俺の力を見て自分の娘の婿にしたいようだ。それをこの天然純粋培養物のディーレは、全くわかっていなかった。
ミゼの方は正しく理解しているようだったが、こいつは主人である俺の危機を面白がっていやがる。隠れていた建物から降りる時にディーレは『浮遊』の魔法で降ろしてやったが、ミゼはそのまま地面に放り投げた。でも、猫にとってはこのくらいの高さは脅威にならない、器用にくるっと空中で受け身をとって地面に降り立った。
あの馬鹿騎士団長とは長い付き合いになるのかとうんざりしたが、その日のうちに俺達が泊まっている宿屋まで追いかけてきて、ある簡単な一言で問題解決した。
「いや、俺は剣というものをほとんど使ったことがない。俺の相棒はメイスだけだ、剣とか研ぎにだすのも面倒だ。それに俺には剣の才能は無いと思う、剣は嫌いだ。やっぱり敵を粉砕できるメイスが俺は好きだ、ただの剣じゃそんなことすらできないだろう。剣には興味が無い、持っていた名剣っぽいのも鍛冶屋で溶かしたことがある。つまりは、俺は剣術などわからんし、わかりたいとも思わない」
「なんだと!?くっそうっ、やはり平民は平民か!!二度とわしに話しかけるな」
ダーリング騎士団長というおっさんは、この街で有名な剣術馬鹿だと話に聞いた。だから、徹底的に俺が剣に興味が無いことを伝えると、あっさりとそのおっさんは別の犠牲者を探して出ていった。
「あー、ダーリング騎士団長か。とにかく剣が好きで、好きで、剣の達人を娘の婿にって空回りしている人だよ。娘さんはダーリングさんに容姿がそっくりで、誰も男爵家とはいえ婿に入りたがらないんだ」
「なんと、あの方は娘さんのことを言っていたのですか!?神よ、僕は間違っておりましたが、なんと美しい家族愛でしょう」
「…………ディーレ、ようやく事態を理解できたのか」
「いいえ、まだ理解されていないと思います。家族愛ではなく、打算という側面が大きいことがわかっていません」
俺達は『貧民街』で世話になっている医者から、ダーリング騎士団長についての噂話を聞いておいたのだ。
男爵といえば最下級の貴族だ、主に騎士や普通の役人がこれにあたる。この国では爵位の継承は認められておらず、有能な跡取りを見つけなければ平民に逆戻りだ。
ダーリングというおっさんはそれが嫌で、子孫が平民になるのが嫌で婿探しをしているわけだ。騎士団長というくらいだから、ある程度の実力があれば、その婿を騎士として推薦することもできるんだろう。
そんなおかしな騒動もあった翌日、俺たちはいつもどおり勤勉に働くべく冒険者ギルドに朝から来ていた。俺は昨日のことはできればさっさと忘れたい、たとえ可愛い娘の為とはいえ初老のおっさんからの全力の求婚などまっぴらだ。
「まぁ、俺達にはもうどうでもいいことだ。次は何の依頼を受けようか?」
「レクスさん!!この依頼なんてどうでしょう、大変です。すぐに受けて困っている人々を救いに行くべきです!!」
「…………討伐依頼でございますか?」
俺達がいつものように、いい仕事を探しているとディーレが一つの討伐依頼を候補にあげた。
『レート村、盗賊討伐と村人救助を依頼、ランク鉄以上』
「うーん、対人戦の経験をつむのも悪くないか。よし、この依頼を受けよう」
「ありがとうございます、今度こそ私は間に合ってみせます。偉大なる神よ、私にそのお力をお貸しください」
「まだ貼られたばかりのようでございます、運が良ければ間に合うでしょう」
俺達はギルドの受け付けにいって、詳しい話を聞いてみることにした。よく考えてみれば今まで俺は人を殺したことがない、草食系ヴァンパイアは不老だ。これからの長い一生を考えて、対人戦を経験しておいたほうがいいかもしれない。
これはディーレにとっても、何らかのいい経験になるだろう。こいつはお人好しが過ぎる、人を殺せとは言わない。だが、時には人を疑うことを学んで欲しい。
「レート村はここから歩いて一日ほどの小さな村です、報酬は銀貨30枚。今なら今日の駅馬車に間に合うと思います、そうすればすぐに着きますよ。詳しい話は村で聞いてみてください」
「はい、わかりました」
ディーレが元気良く返事をして、俺達はすぐに駅馬車の発着場まで走った、ギルドに早朝に行ったので何とか今日の便に間に合った。
駅馬車は商隊とは違い、速度を重視した馬車だ。商人は壊れやすい荷物などの為に馬車の速度を調整することがある、駅馬車は人を運ぶだけなのでその速度は速い。
俺がディーレを抱えて走ればもっと速いが、仲間であってもさすがに草食系ヴァンパイアだとは教えていないのでそれは出来ない。上級魔法の『飛翔』で飛んでもいいが、何があるかわからないので魔力は温存しておきたい。
馬車に揺られて半日も経たずに俺達はレート村に到着した、さっそく依頼主である村長の話を聞く。
「二日前に村が襲撃されたました、娘一人と酒や個人の財産がいくらか消えております。私は襲撃時に火をつけられた畑の消火で手一杯で、直接盗賊の姿をみた男たちは恐ろしく強かったと、あっという間の出来事だったと言っております。攫われた女性と奪われた財産を取り戻し、盗賊を退治してください、また襲われたらと思うと恐ろしくて、恐ろしくて…………」
「なるほど、概要はわかりました」
「なんて恐ろしい、必ずその女性を助け出してみせましょう」
「できるだけ、力を尽くしましょう」
ふむふむ、つまり畑に火をつけられている間に、女性が一人といくらか物資が奪われた。盗賊を倒して女性と財産を取り戻して欲しい、この村長は盗賊の姿を直接は見ていない、それじゃ目撃者の話を聞きにいくか。
「なんだ冒険者ってのは、随分と優男なんだな」
「あっという間のことだったよ、俺達には何もできなかった」
「俺は運が良いことに盗賊を見ていないんだ、見たのはほんの数人さ」
「意外と背の低い子どものようだった、ゴブリンの仕業かもしれない」
「うちの娘を取り戻して、村で一番っていうくらい可愛かった子なのよ」
「とにかく素早くて強かった、あんなに強い男達は見たことがない」
「あの子って優しい子なの、きっと今頃は泣いているわ」
「ああ、どんな姿の盗賊だったって、大きな文様の入った剣を持った大男さ」
「攫われたのは僕の婚約者なんだ、生きていて欲しい」
「目で追うものやっとだった、素早い盗賊だったよ。全身が黒い服で鎧を着てた」
最後に俺達が話を聞いたのは、畑にでていた村長の息子だった。彼は少々興奮気味に目を血走らせてこう言った。
「ありゃ、化け物さ。噂に聞く、ヴァンパイアだったのかもしれない」
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